グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

畑作風景

2014年07月28日 | 室蘭の景色



 ヒマワリが、畑一面に咲き誇っています。このヒマワリは、もう暫らくすると畑にすき込まれ有機肥料とな
ります。併せて、ヒマワリ畑は農業者が景観にも配慮したクリーン農業の一環です。




 有珠山の山麓一帯は、肥沃な土壌の畑作地帯です。黄色く見えるのは、刈取りが行われた秋まき小麦
「きたもえ」の麦畑。一方、これから収穫時期を迎える広大なカボチャ畑が広がっています。
  ※ 畑の後方には標高737mの有珠山。近年では、2000年に噴煙を3000mも吹き上げる噴火を起こ 
  す。現在も少規模ながら、蒸気をたなびかせている活火山です。





 ヒルガオ(昼顔)が道端の藪の中で花を咲かせている。このヒルガオは珍しい淡い桃色のヒルガオです。
庭で栽培と思いますが、地下茎で旺盛に繁殖する事が難点。ヒルガオは、アサガオと同じように朝に開花、
昼間も
花を萎ませずに咲かせ続ける事が草名の由来です。





 道内の中では、温暖な気候に恵まれたこの場所では稲作が盛んです。歴史を遡る明治時代、近くを流
れる大河、長流川(おさるかわ)からの水を引き込む工事が完成、本格的な稲作が始まる。
一方、この一帯は支笏洞爺国立公園に隣接する。後方にそびえる有珠山と昭和新山のすぐ裏側には、満
々と水を湛える洞爺湖の湖面が広がっています。

コメント (4)
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