グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

近くの牧草地で・・・

2014年07月21日 | 室蘭の景色



 居住地に隣接する小高い丘の上の牧草地。ゆるやかに北東の方角から、「やませ」が吹き寄せる。
「やませ」は、はるか彼方のオホーツク海の洋上で発生した高気圧から、本州方面に停滞する低気圧に向
かって吹く、冷たく湿り気のある北東からの風です。
 本来、牧草地の後方には室蘭岳を望む。今日は、「やませ」が運んで来た湿り気を含む大気が、厚い雲を
つくり室蘭岳を包み込みました。




 ノリウツギ(糊空木)が花の季節を迎えています。枝先に咲かせた純白な花と、夏の空とのコントラスト
が清々しく目に映り込みます。




 野山を散策すると、度々名の知らない野花に遭遇する。今日も穂状の青花を見つける。群生はせずに
、藪の中で花を咲かせています。
  ※ 早々、植物図鑑で調べたところ草名はエゾクガイソウ(蝦夷九蓋草)のようです。



 

 牧草地の一角の雑木林の中に、オオウバユリの群生地があります。オオウバユリは草丈が高く被写体
とし少々手こずる。おそらく、当ブログで、この花の画像を投稿するのは初めてと思います。
 一方、秋になり種を弾き飛ばした後の種殻はカメラの絶好の被写体。さらに、種殻を刈り取りドライフラー
ワとして利用しています。花の時期より秋の季節が待ち遠しい植物です。



 今の季節、ニワトコ(庭常)の赤い実が方々で良く目立ちます。この牧草地は標高70mほどの高台。
牧草地を
取り囲む雑木林の切れ間から、室蘭港と絵鞆半島方面の眺望が眼下に広がります。

コメント (2)
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