幌別川は、標高750mのカムイヌプリの後方に広がる山塊を水源とする。葦が茂る川岸は、野鳥たちの
絶好の生息地。幌別川の流域は、四季を通して野鳥が飛び交うサンクチュアリです。
今日の朝は、厳しく冷え込み川面に薄氷が張る。いつともは勝手が違う白鳥たちの着水。翼を大きく広
げ、急ブレーキーを掛けながら川面に降り立つ。
川面に張った氷の上を歩くマガモは、なかなか見ることができないショットです。足を滑らせながら歩く
姿は、千鳥足ならないヨチヨチ~歩きのマガモです。
雄鳥の羽の色も見事ですが、普段なかなか見ることのできない足。意外なほど鮮やかな赤オレンジ色を
しています。
白鳥のファミリーです。昨年の11月に飛来した時には、グレーの羽根をまとっていた幼鳥は、純白な羽
の成鳥に。あと半月ほど経ち 3月の中旬頃になると、遙か3000km離れたシベリアの繁殖地に向かって、
北への旅立ちが始まります。