数日振りに冬型の気圧配置が緩む。昨日まで、北西の風が吹き荒れ大波が打ち寄せていた浜
は静まり返る。今の時期にしては珍しく、穏やかな空と海が広がるイタンキ浜の光景です。
浜の後方の海岸段丘はハマナスの群生地。ドライフルーツのように熟したハマナスの果実です。
イタンキ漁港は、イタンキ浜の東端に位置する太平洋に面した風光明媚な漁港です。季節を通
して、毛ガニ・スケトウダラ・宗八カレイ・ボタンエビ・ミズダコ・エゾバフンウニなどの水揚げ魚種は
豊富。
漁港から市の中心街までは僅かな距離。イタンキ漁港は、市内は元より近隣の市町村への新鮮
な海産物の供給基地です。 水揚げされたスケトウダラの出荷風景です。今日は豊漁です。おびただし数のスケトウダラが、
大型の木箱に ぎっしりと詰め込まれ所狭しと並んでいます。
※下の画像はスケトウダラの寒干し。冷たい西風に晒され凍り付く。更に、日中の陽射しに解け
水分を蒸発させると旨みが濃縮する。出来上がった棒鱈は酒の肴にピッタリな珍味です。