グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

初冬のマスイチ浜

2013年12月06日 | 室蘭の景色



 マスイチ浜展望台からの眺望です。マスイチはアイヌ語を語源とする地名、国土地理院の地図
での表記は、マスイチセ(ウミネコの
住む家)。展望台に立つと目の前に太平洋の大海原が広がる
さらに、一帯は、海からそそり立つ 高さ100m程の断崖絶壁が連なる。マシチ浜は室蘭八景の一
つ、市内は元より道内を代表する景勝地です。






 道内にはアイヌ文化に由来する景勝地が多く存在する。地名由来板に書かれているピリカノカ
はアイヌ語で「美しい・形」。
 平成
24年、国の文化審議会により史跡名勝天然記念物として、マスイチ浜を含む一帯が「名勝
ピリカノカ」として認定されました。 





 この時期、展望台の周辺の海域はホタテ漁船が頻繁に行き来する。初冬の陽射しを受けて輝
く海面に、ホタテ漁船が しま模様の航跡を描き出しました。







 展望台の周辺はガマズミの自生地。熟れた赤い果実が日差しを受けて目に鮮やかに映る。この
時期になるとガマズミの果実は、渋みや酸味が消え甘味をまします。果実酒愛好者に珍重される木
の実です。




 マスイチ浜展望台の直ぐ西側に、通称ボンズ山が海からそそり立つ。高さ154mのボンズ山の
断崖絶壁は、猛禽類ハヤブサの道内屈指の営巣地です。

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