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グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

キアシシギが降り立つ磯

2022年09月12日 | 室蘭・野鳥&水鳥


 
          市の郊外、臨海道路が弧を描くように海岸線を縁取る。
           前面には、対岸の渡島半島の山々が噴火湾の洋上に連なる。
           この海岸は 一年を通して、水辺を好む数種類の野鳥が目に
           止まる。

           先日までは アオバト、立ち替わりキアシシギが磯の岩場を
           飛び交う。                       





    岩の上に止まる二羽のキアシシギ、わかるでしょうか? 
      キアシシギは体長25㎝ほどと小ぶり。さらに、体全体が灰褐色、岩の色などに
      同化して見つけることが やや困難な鳥です。
    





    この海岸線一帯は昆布や海藻類が豊富。干潮の時間帯、昆布が海中から・・・・。  





       キアシシギは、褐色を帯びた灰色で、足は鳥名の由来となった黄色。
          目の周りは白い縁取りがアクセント、控えめな羽の色をした鳥です。



             キアシシギは雑食性、磯に自生する海藻類も好物の一つ。



     キアシシギは旅鳥、遥か離れた越冬地へ向かう途中降り立つ。
       早くも冬羽仕立て、あと一ヶ月ほどすると当地を離れ列島を南下し始めます。

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アオバトが飛来する海岸

2022年08月22日 | 室蘭・野鳥&水鳥


 
       市の郊外、海岸線をなぞるように臨海道路が走る。        
         当地では、毎年7月中旬ごろから秋の初めにかけてアオバトを目に
         する事ができます。
         この海岸の岩場は、市内で唯一アオバトが海水を飲みに降り立ちま
         す。

      




      海岸線から臨海道路を隔てる丘陵の上、カシワの森はアオバトの営巣地です。







       毎朝、定刻7:30ごろ。アオバトの群れは、海岸の水飲み場の上を
       弧を描き高速で旋回。ハヤブサなどの猛禽類を警戒しながら、岩場に
       降り立ちます。 
           





      アオバトが海岸の岩場に飛来するのは・・・。
        一説には、海水に含まれるミネラルを摂取するためと言われています。



        水鳥は別にして 、アオバトは 身体を海水に浸す 珍しい習性をもっています。



    

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イワツバメが飛び交う浜辺

2022年06月13日 | 室蘭・野鳥&水鳥



       チマイベツ川は、室蘭岳の中腹を水源とする噴火湾に注ぐ清流。
        河口付近の汽水域では、一年を通して水鳥や野鳥が飛び交う。
        今の時期は、列島の南から繁殖のために飛来したイワツバメ
       の季節です。


   

      河口の小さな干潟に、イワツバメが頻繁に降り立つ。
        くちばしに泥か餌を咥え飛び立つ。巣作り、子育ての最中のようです?   
   






     
    長い間イワツバメをアマツバメと混同、知人からの情報でイワツバメである事を知る。
    当地では絵鞆半島を営巣地とするアマツバメは頻繁に目にしますが、イワツバメは稀。
    ・・・ツバメと呼ばれる中では コロンとした体形。さらに腹部、足や指には白い羽毛
    が生える、
イワツバメの大きな特徴です。









    イワツバメが飛び交う河口にほど近い砂浜。
        干潮の時間帯、潮が引いた海中から波に揺らぎながらコンブが現れる。





        初夏の海浜植物の主役、ハマヒルガオの花が咲き始めました。







     ハマナスが自生しているこの浜は、市街地から離れる隣の伊達市と接する郊外。
     一帯には、規模は大きくありませんが ハマナスの自生地が点在しています。

    ハマナスの開花期間は2週間ほど、おそらく今週中に花を散らします。
        変わって
、これから季節が進むに連れ艶やかな赤い実をたわわに実らせます。

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お見事 一発必中

2022年04月20日 | 室蘭・野鳥&水鳥



         絵鞆半島の最先端、周辺一帯の海域は遠浅で海藻や魚介類が豊富。
   
    

      干潮の始まり時刻に合わせるように、この磯を餌場とするアオサギが舞い降りる。






             
              見事に一発必中30cm超えのアイナメを捕獲



                        
                大物のアイナメ 、くちばしに挟んで岩場に運ぶ。
      獲物は適当な大きさのほうが> 呑み込める>搭載オーバーで飛び立てれるの?
      アオサギにしては、いらない心配かも・・・。



      アイナメを呑み込んだアオサギ。
       巣に戻るのでしょうか、無事離陸いずこかへと飛び立って行きました。

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ウミアイサ

2022年04月13日 | 室蘭・野鳥&水鳥


     
     ウミアイサは、独特な体形をした水鳥です。
      雄の頭部には緑色の光沢がある、後頭部には長くてボサボサの細い羽が特徴的。
      さらに、
くちばしは主食の小魚を捕獲するのに適した細く長い形をしています。



                 ウミアイサの♂と♀です。





                 ウミアイサはカモの仲間。マガモと行動を伴に・・・・・





    

    
テイクオフ 
       ほかの水鳥に比べ、派手に水しぶきを舞い上げ海面から
飛び立ちます。







   恋の季節です。
    メスの傍で泳ぎながらくちばしを突き上げたり、脚で水をかいては後方に飛ばすなど、
    独特な求愛行動を繰り返し行います。





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霧の中で・・・

2022年04月10日 | 室蘭・野鳥&水鳥



    今日は、暖気が流れ込み市内のほぼ全域で霧が発生。チマイベツ川の河口付近にも
    薄らと霧が漂う。当地では、これから初夏にかけて霧が頻繁に発生する季節が訪れ
    ます。





                     霧が漂う川面を泳ぐ水鳥の判別は困難、ズームを利かせての撮影です。
                     川面で泳ぐのはコガモのつがい、名の通り、普通のカモに比べ小型の
        カモです。




    列島の温暖な越冬地を後に、北の繁殖地に向かう途中での羽休めでの立ち寄り。
    コガモは初めて目にする。渡りの時期でも、
当地では目にすることが出来ない
    水鳥です。



           雄の羽の色はカラフルですが、雌は地味そのものです。

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オシドリが一羽で・・・

2022年04月05日 | 室蘭・野鳥&水鳥


  
   市の郊外を流れるチマイベツ川の河口付近、今の時期は北の繁殖地を目指す水鳥の中継地。
   連日、水鳥が南の越冬地から飛来、長旅の途中 羽を休めては飛び立っています。




 
       なかなか、当地では見る事が出来ない オシドリと遭遇‼ 。
   毎年、一羽の雄がカルガモに寄り添うように川面を泳ぐ。今年は、どうした事か一羽
   で飛来し単独行動。
   チマイベツ川の河口付近に オシドリが姿を見せるのは、春と秋の渡りの時期限定です。
          ※2020/3/8の投稿記事「カルガモとオシドリ」、お時間がありましたらご覧いただけたらと思います。
 
             


      今まで見たのは川で泳いでいるところ。今回は、泳ぐのをやめて砂浜に・・・。
      幸運にも、初めてオシドリの全身を
目にすることが出来ました。

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シノリガモ、長旅の途中 羽を休める・・・

2022年03月17日 | 室蘭・野鳥&水鳥



        市の郊外、室蘭岳の山腹を水源地とするチマイベツ川が噴火湾に流れ込む。
      河口付近の海域は水鳥の餌となる海藻類が豊富。はるか、北の繁殖地に向
      かう水鳥のエネルギー補給の中継地です。
        


        

        この時期になると、ほとんどの水鳥は 北の地域へと 飛び立って行きました。
        シノリガモ。この場所が気に入ったのか、20羽ほどの群れがのんびりと羽を
     休めています。本来、
シノリガモの繁殖地は、はるか遠く離れるシベリア方面。
      一方、道内に順応したシノリガモも・・・。隣、登別市の幌別川では 繁殖が
     確認されています。





               

          シノリガモの習性でしょうか、水浴びと異なって見える。
            雄雌が激しく羽ばたき水を掛け合います。








   オスの羽色は水鳥の中では飛び切り派手‼、
      比べてメスの羽色は地味ですが、
共に泳ぐ姿は玩具のように愛らしい水鳥です。
  

      

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すずめ

2022年03月15日 | 室蘭・野鳥&水鳥



     道内の上空を低気圧が通過、猛烈な風と湿り気をたっぷり含む雪を降らせる。
     こんな日は家の中で待機状態。少々 時間を持てあまし気味。庭のオンコの木
     を止まり木にするスズメを窓越しに、カメラに撮り込んでみました。             

        


    当ブログ、スズメをテーマにした記事の投稿は初めて。
     すずめは、あまりにも身近すぎて見過ごしぎみ。今日は窓越しでじっくり観察。
    
 頭部は赤茶の雀色で、肩から尾にかけては茶褐色で、黒斑が全体を際立たせる。
     あわせて、首脇や腹部の白色の配色は絶妙。他の野鳥と比べても、遜色がない
     羽の色をした愛らしい小鳥です。








       今朝も庭木のてっぺんで、仲間を呼び寄せているのでしょうか。
             家の周りにすずめのさえずりが響く。

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越冬ヒヨドリ・・・

2022年03月03日 | 室蘭・野鳥&水鳥



        ヒヨドリ、当地の厳しい寒さの中で元気に冬を越して来ました。  
        道内で生息するヒヨドリは、前年の秋に大きな群れをつくり一斉に列島を
南下
             温暖な地域に飛び発ちました。
     一方、数は決して多くありませんが 当地に留まり冬を
越すヒヨドリも・・・。
       毎年この時期、山野に餌が乏しくなると、住宅地の庭に餌を求め飛んで来ます。   


                            越冬ヒヨドリ」公的な野鳥の呼び名では有りません。あくまでも 当ブログのタイトル名です。                                      

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