PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 地蔵峠から登る毛無山(天子山系)・・・続き

2015年09月24日 20時44分43秒 | 富士山を見る

 地蔵峠ルート(復路)周回のトレースは二年前の10月の毛無山歩きで掲載済みであるが、
今回は往路として歩いた視点での記録である。 渡渉点は進行方向に従って
①~⑧で表示。
 今回のトレースは以前のトレース(赤)と重複して見にくいが緑色にて表示

山体から湧き出る水量が多いためか、二年前のトレース記録よりも渡渉点が増えている。

 ※元図は国土地理院の地図データから転載

 標高データは以下のとおり

 起点から地蔵峠までの斜度は緩やかであるが、第二地蔵峠を過ぎたあたりからの傾斜は直登ルートと大差無し。
毛無山歩き、直登ルートで登って地蔵峠ルートで下るのが道筋の多様さを感じられるが、コース不案内の場合は
直登コースの往復が無難なところか。


 end

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富士山が見える山をあるく 地蔵峠から登る毛無山(天子山系)

2015年09月22日 19時45分54秒 | 富士山を見る

 シルバーウィークと好天気予想で野外遊びの賑わいが予想される今週末、先週の富士山あるきから、
今回は富士山が見える山をあるく山行に戻る。
 9月初めに歩いた杓子山から見えていた毛無山から、富士山と杓子山が見えることを期待して歩くことにする。
いつもなら麓原から直登ルートで山頂を目指すのであるが、今まで復路でしか歩いたことのない地蔵峠を往路
してみる。


【平成27年9月20日(日)】の記録
 午前6時前であるが駐車地手前のオートキャンプ場は入場しようとする車両が道路上に連なっている。
長渕剛のコンサートは一ヶ月前に終わっているのであるが、今日は何か他の行事でもあるのか、それとも単に
シルバーウィーク利用のオートキャンパー達か。


 駐車地の気温は15℃、少し秋めいてきた感がある。まむし大量発生の注意喚起の地蔵峠ルートであるが、
夏パンツにショートスパッツという服装で歩くことにする。

午前05時55分:駐車地から出発
午前06時06分:地蔵峠分岐を通過


午前06時10分:
渡渉点1 小さな沢



午前06時17分:
渡渉点2


 大きな沢を右側の対岸へ渡る地点である
以前出会ったハイカーは、この地点を見過ごして左側のガレた登り坂へ取付いたようである。

午前06時21分:比丘尼の滝を通過


午前06時36分:
予定外の沢に突き当たる 通常ルートから外れて歩いていたようである

 本来の道筋が5メートルほど上の山側に確認できるので、立木につかまりながら登る。

 ××ホトトギスとかいう鳥の名前のような花を探しに入山する道筋なので、件のハンター連が沢沿いに
歩き回った踏み跡に誘導された感がある。

 山野草を愛でるのは結構なことであるが、ここにある、あそこにある…などとネット上に公衆送信するのは
控えるべきと思うのであるが、絶滅危惧種とやらを求めて山野を徘徊するシニア連にそんな考えはない様子。


午前06時58分:渡渉点3

 この手前の山道にて蛇が進路の直前を横切る、まだ成長途中の小型の蛇一匹。

午前07時00分:渡渉点4 この先が分かり難い道筋


午前07時07分:
渡渉点5



午前07時08分:渡渉点6 大きな沢・意図不明なテープに誤誘導 ロスタイム

 この沢を渡る手前に逆方向へ誘導するピンクテープがあるので注意!

午前07時14分:渡渉点7

 普段は涸れ沢と思われるが秋の長雨を蓄えきれない山体からの水が流れている

午前07時26分:窯焼き跡を通過


午前07時43分:
沢へ大きく降りるポイント

 渡った先から撮影 ここも渇水期には涸れ沢だったと記憶する

 毛無山頂から復路とした場合は、この急坂を登るのであるが見落としやすいので注意!

 上流の突き当り左側にロープ場あり、取付いて登る。


午前08時05分:地蔵峠を通過
 

午前08時17分:第二地蔵峠に到着
 朝食タイムとする
 
 富士山は雲に覆われて見えず

午前08時30分:第二地蔵峠を出発 
午前08時51分:展望地を通過
 
 相変わらず富士山方向の展望は不良、 山頂に近づくにつれてトリカブトの群落が目立つ

午前09時24分:直登ルートとの出会い点を通過

午前09時32分:毛無山頂に到着 紅葉の気配は僅か
 
駐車地からの行程時間:3時間37分
 直登ルートに比べると約1時間ほど余計にかかる行程である。
沢沿いの勾配は確かに直登ルートに比べれば緩いが、全体を通しての疲労感はどちらも大差なし。
短時間で毛無山頂を目指すのであれば、直登ルートが正解の感あり。


午前09時48分:最高標高点・大見岳

 大見岳の名札は朽ちたまま  下り行程に備えて小休止

午前10時23分:毛無山頂から復路スタート、直登ルートを下る
午前10時35分:富士山展望台を通過

 短時間の雲の切れ間にて富士山頂が見える

午前11時24分:レスキューポイント通過
 ピンクのトレーナに滑り止めのついた軍手をはめたオバちゃんに追い抜かれる
何をそんなに急いでいるのか分からないが、トレランふうな感じで山下りなのか?

午後00時27分:起点に戻る、気温は22℃

 駐車場は満車状態、出入口付近に路上駐車もある

下り行程時間:2時間04分(休憩,写真撮影時間含む)
総行程時間:6時間22分(同上)
 杓子山は見えなかった・・・疲労感が残る
・トレースは後日掲載?


 end

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富士山を早朝ハイク ご来光は拝めるか 【編集後記】

2015年09月15日 20時06分43秒 | 富士山を歩く

【高山病】
 9月14日(月)の報道では、13日(日)午前6時55分ごろに富士宮口9合目付近で
68歳の男性登山者が下山中に救助要請・救助隊による救助を実施した模様。

 …報道の締めくくりは、富士宮口は6合目以上の登山道が冬季閉鎖(通行止め)
されている…である。
 男性は高山病とみられる、と書かれている。 同行の仲間がいたようであるが
置き去りにされたのか?
 弾丸登山で強行ハイクなのか行程の詳細は不明であるが、何ともお粗末感がある。

 高山病、今まで何度も富士山を歩いていて自分自身の体験はなかったが、
今回の早朝ハイクではもしかしたらそうだったのかも、と思い当たるところがある。
山頂気温0℃、予想していた気温であったが身体の震えがとまらない。

 食欲はないが身体を温めるつもりで携行食を口の中へ押し込む感じで入れる。
味覚がイマイチ、続けて保温水筒の紅茶を飲んで
みたが体感は改善されず。
 上着を重ね着してみたが相変わらず寒い…何かがオカシイ。


 前日は車中泊で5時間ぐらいは横になっていたが、駐車場に入ってくるクルマ、
大きな声で会話をする輩、ドアの開け閉めが何度も回りから聞こえる・・・
・・・ということで安眠できず。
 寝つけないので予定の行動時間を30分程度早めて早朝ハイクの支度を始めたが、
ここらあたりで体調不良になっていたのかもしれない。

 午後10時~11時あたりに駐車場へ入ってきた輩は、身体を休めることなく山頂に
向かう弾丸登山と思われるが、どれだけの登山者が無事に山頂へたどり着けたのか。

【御殿場ルート】
 富士登山ルートで一番利用者が少ないルートである。 起点とする登山口の標高が
低いため、他のルートに比べると登頂に時間と体力を必要とする。
 富士宮口から登頂して、下りは御殿場ルートを宝永山まで下る周回ルートもあるが、
富士宮ルートから上がった登山者は同じ道をを往復するのが大半のように思われる。

 勾配の緩い、道幅に余裕のある御殿場ルート、荒涼とした山肌の風景であるが展開
される遠景には奥行がある。
  
 山中湖方向と箱根方向 写真は添付していないが、さらに西を見れば伊豆半島と駿河湾が拡がる。 
雲が拡がっているため山塊と湖は確認できないが、この景色を見ながら下っていくと
富士山を歩いている実感がある…御殿場ルート、もっと利用者が増えてもいいと思う。

【プリンスルート】
 宝永山の火口底から御殿場ルートへ上がっていくルートとして、以前は登りルートあった。
昨年あたりまで火口底からの登り口の取付きのところはロープで規制されていたが、今では
痕跡も残っていない。 


 ここは登りルートと下りルートの合流点だったところ
完全に廃道になってしまったようである…砂地の急勾配を上り・下り共用となり都合のいいのは誰か?
 安全対策というよりも・・・何か違う意図を感じるのであるが

【自然な風景を愉しむ】

 火口底から富士宮口6合目方向に上がったところからは駿河湾が間近に見える

 目の前を湧き上がったばかりの雲が西から東へゆったりと流れていく

 次にここを歩くのはいつ頃か・・・

参考:今回の標高データ


 end

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富士山を早朝ハイク ご来光は拝めるか

2015年09月13日 21時27分44秒 | 富士山を見る

 今年は富士山を歩いていない…例年よりもマイカー規制が早まったことで、富士登山
シーズン初めの山あるきの機会を逸したのが大きな理由である。

 富士登山の混雑も9月10日の閉山で少しは緩和されるか、という期待を込めて
マイカー規制の終わった富士宮口から今年の富士山あるきの山行を計画する。

 今回は久々の富士山早朝ハイク、これも久々の車中泊にて対応することに。 
台風18号、秋雨前線の影響による大雨は東海地方から関東、東北へと移動し水害の
ニュースが連日報道されているが、今週末の山の天気予想は久々の晴れ予想。

【平成27年9月11日(金)~12日(土)】の記録
 9月11日(金)の昼間の気温は30℃、山行の服装は富士山頂の早朝の寒さを考えて
初冬の装備としたが、出発前のこの気温では不向きな感じ…ア・ツ・イ!
 自宅を午後に出発し、高速道路のサービスエリアにて早目の夕食を済ます。
富士山スカイラインの水ヶ塚公園で小休止をするが、そこまでの道程は雨と濃霧。
予想はしていたが、富士山の南麓周辺の局地的な雨雲の頻発地帯を実感する。

午後5時20分:富士宮口五合目の駐車場に到着する。 気温は11℃、予想外に涼しい(寒い)。

 水ヶ塚公園から、ここ五合目までは霧中走行。 混雑を避けて、登山口から離れた場所へ駐車する。
午後10時30分頃から午後11時にかけて多数の車両が上がってくる…短時間に駐車場は満車になる。
 クルマの脇にテントを張っている人間に、駐車場の係員がテント禁止の指導。
この時間に係員がいるとは…オドロキ これまた弾丸登山者が多いのにもオドロキ

23時28分:駐車場を出発
23時52分:新六合目を通過
 後続のハイカー数名
00時35分:新七合目・御来光山荘を通過
 途中でヘタっている先行のハイカーは単独行?のご婦人ハイカーが多い
01時12分:七合目 5分休憩
 気温は7℃、風強し。 軽装備のハイカー数人、小屋影にて座り込む リタイヤか?
01時46分:八合目を通過 予想外に弾丸登山と思われる先行のハイカーが多い。
 混雑を避けて御殿場ルートへ迂回する
  閑散とした渡りルートを歩く
02時05分:御殿場ルートへ入る。 こちらは先行のハイカーのライトは二つ、後続のライトは三つほど。
02時18分:赤岩館を通過
03時41分:御殿場口の山頂へ到着

行程時間:4時間13分
 山頂気温は0度 風が吹き荒れる状態…予想はしていたが…寒い
 9月12日(土)の富士山頂からの日の出観測時間は5時14分。
日の出方向は雲海が拡がっており、予定時間になっても太陽は現れず空がオレンジ色に染まるだけ。

 5時18分、雲の合間から太陽が顔を出す


 5時22分、The 日の出 


 ご来光を見終ったハイカーは移動開始


05時38分:御殿場口の山頂から下山開始
06時54分:富士宮分岐を通過
 御殿場ルートで営業中の山小屋…わらじ館
 
 ガンバッテいます

07時25分:七合目を通過、下山ルートに向かう
 大砂走りの手前の砂走りルートを下る。
団体さんが下り六合から砂走りルートを上ってくる…こちらの砂ぼこりが迷惑にならないように
団体さんの通過を待つ…先頭のリーダーらしき老輩に

「登りルートが東側にありますが」と言うと、「こちらが登りだ、向こうは下りだ」
とのこと、あっそうですか、ゴクロウサマです、で会話はオワリ、余計なお世話だったようである。

07時42分:下り六合を通過(上り(登り)ルートへの渡り分岐点)
07時53分:宝永山頂に到着
行程時間:富士山頂から2時間15分


 南方向に越前岳が見える…向こう側からも富士山が良く見えているはず


07時57分:宝永山頂から下山開始
08時18分:宝永山・火口底に到着
 冬装備を脱ぐ
08時25分:軽装になって火口底から出発

 火口底を登り切ったところから火口底を見る

09時06分:駐車場に戻る 気温は16℃
全行程:9時間38分 宝永山頂から1時間09分
 駐車場は満車状態、駐車スペースに幕営禁止・・・は至極当然のこと

 五合目の駐車場からの下り道、路上駐車の車列は約1キロほど続いていた。
まだまだ富士山登山のシーズンは終わっていないようである。
 富士宮口山頂付近の環境省のトイレは9月15日まで利用できるとか・・・

 下界に戻ったら気温は30℃・・・富士山頂での0度からの気温差は30℃


 end

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富士山が見える山をあるく 高座山・杓子山・鹿留山 山行・復路編

2015年09月05日 20時39分55秒 | 富士山を見る

【往路編からの続き】
午前8時40分:杓子山から鹿留山に向かう
 子の神手前の展望地からの富士山

 左手に山中湖、富士山頂の上空は雲の切れ間が見える

 子の神を通過して鹿留山へ向かう


午前9時12分:鹿留山に到着
 
 展望は無し 紅葉の季節向きの感あり
ここでも雨に降られる、雨雲の通過を待って下山開始

 子の神に戻り、復路を検討する  当初の予定では往路を戻るつもりだったのであるが…
…高座山からの下りは滑ることが確実な路面状況であったので、立ノ塚峠へ下る周回変更する。
ただし、ここから立ノ塚峠へ下る行程も未体験ルート、高座山を下る道筋
よりも滑らない保証は無し。

 下り行程は岩場の段差を降下する感じで、一気に標高を下げる。 所々に滑りやすい土の急坂があるが、
高座山の西斜面を下るよりはラクな路面状況である。 適度にロープも張られている。
 毛無山の直登ルートの岩場に似た感じである。


 立ノ塚峠の手前、標高1320mあたりから比較的なだらかな下りになる。 山道の脇には小さな花が目立つ。
午前10時14分:立ノ塚峠通過

 そのまま直進すれば二十曲峠へ行けるようであるが、今回はここで西に進み内野へ向かう
林の中の林道歩きが続く 道幅は軽自動車が何とか通れるぐらい。
 歩を進めるに従って道幅は広くなっていくが、大型のオフロード四駆では立ノ塚峠へ直行は無理な感あり。

途中、林道の分岐が二箇所ほどあるがハンディGPSの地図を確認して進路を選択する。

 突然のように林が途切れ、目の前に綺麗に舗装された道幅にゆとりのある道路が出現する。
午前10時49分:舗装路出合  立ノ塚峠から35分

 どうやら林道の拡幅、舗装工事が完了したばかりのようである。
綺麗な舗装路を下って行く途中の道端では、整地工事が行われている。 開発工事進行中の感あり。
 下ること30分(ロスタイム10分あり)、鶏舎の横を通って古屋(ふるや)地区の通りに出る
 
 通りからの目印はこの黄色の看板、その向かいの住宅側に小さな案内板…目線の高さは小児向け
 
 古屋(ふるや)地区の案内図

 忍野村の観光案内の中では知名度が???であると感じる

 ひたすら舗装路を鳥居地峠を目指して歩くが、道路の分岐箇所で二回ほど進路に迷う。
大きな看板の左下に小さな進路案内…これも目線の高さが子供向け

 
 大きな看板に気を取られ、下の案内には気がつきにくいし、神社に向かって行くとは思い付かない
…この地点から次第に標高を上げる舗装路歩きとなる。


午前11時55分:鳥居地峠に戻る
全行程:5時間59分(休憩、写真撮影、ロスタイム10分含む)

 服を着替え終わり、今日の行程では行けなかった二十曲峠の下見に向かう

 二十曲峠までもう少しというところまで来たところで道路工事中の看板あり
工事状況が不明なので、さらにクルマを進めると工事中の看板と、その脇に迂回路の案内。
 迂回路方向に走ると舗装が途切れ、草が繁茂して轍(わだち)のところだけ草が倒れている道が
薄暗い林の中へと続く。

 一旦、その道へ進入してみたがあまりにもヤバイ感じがしてきた…道幅が車幅ギリギリなのである。
軽四駆のオフローダならば試す価値はあるかもしれないが、今の自分のクルマでは対処できない
事態に遭遇するかも、と早々にギヤを後退にして撤退。


帰宅してから役場のホームページhttp://www.vill.oshino.lg.jp/docs/2015082700012/を調べると
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林道鹿留線改良舗装工事のお知らせとお願い
期間
 平成27年8月31日月曜日 ~ 平成28年2月17日水曜日
時間
 午前8時30分 ~ 午後5時00分
通行方法
 全面通行止め
 日曜日については、休工となるため通行可能となります。
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 とのご案内、トップページからは探しにくい情報…ガックリ感あり

 気を取り直し、今回の締めは昼飯…吉田のうどん

 肉キンピラを完食 ごちそうさまでした

 end

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