PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山を歩く 雨ヶ岳⇒タカデッキから富士山を見る

2015年08月23日 19時56分08秒 | 富士山を見る

 二週連続で標高差1000mの行程をこなし、弛緩していた身体が少しは締まり始めた感がある。
今回も標高差1000mを目指したいのであるが、適当な山の候補を思いつかない。
そこで考えたのが雨ヶ岳⇒タカデッキと歩けば所望の標高差になる…ということで雨ヶ岳山行決定。

【平成27年8月22日(土)】の記録

 自宅を出発する前に確認した目的地周辺の雨雲レーダ状況は、突発的に局地的な雨雲表れては消える
という夏の午後を思わせるもの。 
一抹の不安を覚えながらもクルマを走らせる。

 駐車地へ向かう途中で道の駅へ立ち寄り小休止、そこから見える今日の目的の峰は雲に覆われ姿を確認できず。

 事前に確認していた山の天気予想では西の風が強いという予想、西風に期待して駐車地へ向かう。

 駐車地の気温は21℃、繁茂している草の葉は雨露が残る状態。歩きまわると靴がびしょ濡れ状態。
スパッツは付けずに歩き始めたが登山口手前で靴の甲、ズボンの裾は雨中歩行のような…少し後悔したが
その後の晴れを期待して、スパッツなし歩きを続行。


 歩き始めて34分、東海自然歩道の分岐点を通過


 分岐点から37分で端足峠に到着


 標高1575mあたりでに巻かれ始める…今日の富士山展望は無理か、と少々脱力。

 山頂手前の林を抜けた最初の展望地、見えました富士山


 明るい西方向を見ると山裾から勢いよく湧き立つ雲、急いで雨ヶ岳の山頂を目指す。


 雨ヶ岳の山頂に到着、富士山方向の展望は無し 気温は19℃
 
間もなく山頂は霧に包まれ始める。この時点で今日のタカデッキ行は断念する。
…西風が邪魔な雲を吹き飛ばすことに期待しながら少し遅めの朝食を摂る。
 
 待つこと20分余、東の空が明るくなり始め…雄姿が見えてきた

 これならタカデッキからも富士山が見えるかも、と一旦あきらめたタカデッキ行を実行することに。

 今まで毛無山⇒雨ヶ岳の周回を経験しているが雨ヶ岳からタカデッキ方向に向かうのは初めての行程。
予想通り?に尾根筋から山腹を巻いて尾根筋へ登りなおす地点で道筋をロストする。

 尾根筋へ登りなおす地点は木の根で覆われた状態なので踏み跡がつかない場所。
ロストした地点の踏み跡を見ると、他のハイカーも同様にその地点を通り過ぎていることが見受けられる。

 タカデッキの標高地点からは疎林に展望は阻まれ富士山はこんな感じ…写真の中央、木々の間に山頂が

 雨ヶ岳からの行程時間:37分

 場所を移動して富士山の雄姿を見る 立秋から二週経過、空は秋の気配?
 
 雲海に浮かぶ富士山、雲上界から見る姿は絵になる

 西の毛無山方向を見ると標高2000mを包み込む勢いで雲が迫ってくる気配あり

 タカデッキから雨ヶ岳に向かって復路を急ぐ

 タカデッキからの行程時間:39分にて雨ヶ岳に戻る
 
 運よく山頂からの富士山を堪能 雲海の飛沫(しぶき)が迫ってくるような感覚

駐車地~雨ヶ岳の行程時間:2時間36分(休憩時間含む)
雨ヶ岳~駐車地の行程時間:1時間50分(休憩時間含む)

 帰路の道の駅から見上げる毛無山~雨ヶ岳山塊の稜線は雲に覆われていた。
今日の「富士山が見える山を歩く」はツキが良く、標高差1000m・良好な富士展望と完全燃焼、
体調も復活の兆しあり。

参考:今回の山行の標高データは以下のとおり


 end

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毛無山(天子山塊)は黄色い花がいっぱい

2015年08月18日 15時50分38秒 | 富士山を見る

 先週の山伏(やんぶし)歩きで体力低下を感じ、出来る限り山歩きの空白期間のないように
次の山行を考えるが、未踏の山は下調べに手間がかかるので体験済みの山が候補となる。

 例年だと8月は富士山を歩いていたのだが、今年は観光登山の人混みを避けたい…ということで、
この時期には歩いたことのない毛無山(天子山塊)山行に決定。


 ふもと原に向かうR139号からは山頂に朝陽の当たっている富士山がハッキリと見える。
毛無山の方向を見るとタカデッキから雨ヶ岳にかけて雲に覆われているが、西側の毛無山には雲は無し。

 今日の富士山展望に期待をかける…

【平成27年8月16日(日)】の記録
 ふもと原Pの駐車地気温は20℃、先週の西日影沢Pと同じ気温。
料金箱に駐車料金を入れようとしたら注意書きが二点…
まむしに注意」と「毛無山駐車場一時閉鎖のご案内
 
 今日の復路は地蔵峠経由と考えていたが、持参しているスパッツは夏用のショートスパッツ、
夏パンツにショートスパッツでは攻撃性のある毒蛇の密集地は歩けない。
 復路は直登の往路を下る行程に予定変更とする。

 駐車地から約30分で不動の滝・見晴台へ到着、10分程の小休止にて行動食(朝食)を摂る。
不動の滝・見晴台から約40分、五合目を通過。 気温は19℃


…七合目あたりで西方向から霧が流れてくる。 山頂は雲に突入?を暗示するような…
 五合目から約1時間で富士山展望台に到着する。 富士山の展望は雲に遮られ皆無
山頂での富士山展望を期待して歩を進める。

 
 山頂気温は18℃
駐車地からの行程時間:2時間39分(休憩含む)

 富士山の展望は…残念でしたが

 マルバダケブキの花を山頂で見るのは初めて。
今までは8月を過ぎた9月ごろに毛無山を歩いていたので、花が散ったあとの大きな葉だけを見ていた。

 時間が経てば雲が晴れることを期待して大見岳(標高最高点)に向かう


 残念ながら「大見岳」の表示は柱の先から脱落していた。
縦に真っ二つ、不自然に割れた状態で柱の根元に…立てかけておく。

 この時期は野草の開花時期なのか 山野草には全く興味がないのであるが…

 シモツケソウ


 アキノキリンソウ


 アザミは開花しているものより蕾みが多い 見頃はこれから?

 雲が晴れるのを待っていたが、逆に雲に巻かれる展開に

 鹿が喰わないマルバダケブキ、陽当たりの良い場所の花は散り始め。8月初旬が見頃か
毒があるからこのような花の群落が増えて云々とおっしゃる輩がいるが、植物が身を守るためのDNA、
いろどりの無い山よりも花の咲いている方がよろしいのではないかと。


 毛無山頂へ戻り、地蔵峠ルートを少し下ったところののトリカブトを見る。

 トリカブトもこれからが開花の旬の感じ

 地蔵峠分岐へ戻り、復路スタート
復路での不動の滝は陽当たり良好
   
 一段目の滝つぼからの流れが涼しそうである

 頭から汗を垂らしながら駐車地へ到着。
下り行程時間:2時間05分(休憩含む)

 帰路にて毛無山を望む

 毛無山頂から最高標高点・タカデッキまで雲に覆われている。
振り返って富士山方向を見ると、こちらは全体を雲に覆われ山容を確認できず。

 週末は長渕剛のコンサートでふもと原は大賑わい? お天気が少々気にかかるが。
毛無山あるき、先週の山伏よりもハイカーの数が多い。 老若男女入り乱れ、人気の山の感あり。

 end

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体力測定 2015・山伏(やんぶし)のヤナギラン

2015年08月12日 14時10分24秒 | 富士山を見る

 4月初旬の山行から4ヶ月程の山歩き空白期間が続く。
山の積雪が消えると同時に山歩きの意欲も消えたような感がある。
 梅雨も明け、連日30℃を超える日々が続く昨今、そろそろどこかの山へお出かけをしないと
足腰の耐力(体力)低下が気になってくる。

 この時期、狂乱、喧騒状態の富士登山は避け、標高差1,000mぐらいの山歩きが希望
なのであるが…と思いを巡らせ、夏の開花時期であろう山伏を久々に歩くことにする。

 山伏あるきの行程は百畳峠を起点とするお手軽コースがあるが、体力測定には物足りない
ので、西日影沢起点の行程で歩くことにした。(H25年の8月が直近の記録)

 この時期、山間部は午後になると局地的な雷雨に見舞われることが多い。自ずと行動計画は
従来どおり「午前中には下山を完了」する時間配分とする。


【平成27年8月9日(日)】の記録
 西日陰沢の駐車地は沢側の浸食が進み駐車スペースが以前よりも狭くなった感がある。

 駐車地の気温は20℃

 さぁ行くぞ、とハンディGPSの時刻表示を見たら電池の残量表示バーが一本減少しているのに気づく。
昨日の事前確認のときには三本表示の満充電状態だったのに…前回(4ヶ月前)の山行後には
電池は入替えておいたのだが、4ヶ月の間に少しずつ放電が進んでいたようである。

 早々に予備電池に取り替えたが程なくこれも残量表示バーは三本から二本に。
予備電池は半年前に充電完了したもの、エネループであるが自己放電に要注意の教訓

 おなじみの登山口


 一つ目の木橋を程なく通過

 少し間をあけて二つ目、三つ目の木橋を通過して蓬峠へ向かう。

 蓬峠(よもぎとうげ)は気温19℃、吹き抜ける風が強く、汗をかいた身体には最初は心地良く、
しばらくすると寒く感じるほど

 駐車地から蓬峠への行程時間は約90分

 蓬峠から歩くこと約60分、百畳峠の分岐を通過する

 百畳峠からのファミリー登山と思われるハイカーと出会う

 山伏の山頂に到着、気温は17℃
 
 山頂名に「岳」が新たに追加されていた…そのせいか、以前あった山梨側?の白い山頂名標識
が撤去されている。 岳を付ける付けないの争いは終息したのか。

 富士山方向、アルプス方向いずれも雲に遮られ展望はNG 流れる雲間からときおり展望が開けるが
わずかな時間である。


 お目当てのヤナギランは所々に群生する状態。花の色は鮮やかで、開花前の花芽もたくさん付いている。
見頃は、あと一週間ぐらいか。
 
 山頂にて早目の昼食?を済ませ、早々に下山開始

 真夏の山歩き、炎天下の歩きを予想したが行程の大半は木々の葉が直射日光を遮り日影の歩きとなる。
下り行程の気温は21℃~22℃で推移。
 沢沿いの下り行程は、流れる沢の音で清涼感が倍加し疲労感が抑えられる


 一番上流側の木橋上流の沢

 下山時の駐車地手前の気温は23℃、下界では30℃を超えていると思われるが、別世界のような気温である。
ただし、山歩きで体力を消耗するので暑いのに変わりはない。登りで500mlのPETボトル一本、下りで同じく500mlの
PETボトル一本を飲み干す。 久々の大量発汗である。


 登山道は以前と比べると崩落個所が二箇所ほどあったが、いずれも代替路が設けられているので通行に問題なし。

今回の体力測定の結果
・登り:2時間47分(休憩時間含む) 前回比-13分
・下り:2時間24分(休憩時間含む) 前回比+15分
 総合的な時間は同じ? 4ヶ月の空白期間があった割にはまぁまぁの体力か。

参考:
 車両で西日影沢の駐車地へ向かう場合、以前は新田のバス停から西進して集落の中を抜けていったが、
今回は案内看板に誘われて工事用道路を通ってみた。

 新田集落の細い道を通らずに済むので、地元の方々には迷惑がかからないかも、である。
 
 県道側から見て左側に工事用道路の大看板、工事用道路入口の向かい側に大谷崩への案内看板。
この右側の案内看板が以前は無かったと思うのだが…

 end

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おじいさんのランプ 

2015年08月02日 09時26分27秒 | ひまつぶし

 1940年代の新美南吉氏の短編作品である。(興味のある方は青空文庫へ)
内容は現代に十分通用する時代の流れと人間の関わりを表現したものである。

 今更、読書感想を記すつもりはないが、俺は時代を先取りしてるぜ…と言いつつ、
実は付け焼刃の知識じゃないの?と思われるブログがあったりもする。
 
 インターネットの世界、注目度を上げるためにブログ上で色々と演出をするのは
個人の自由であるが、当のブログの主宰がこき下ろしているノスタルジックな老輩と、
そのブログの主宰は第三者的に見れば同じ穴のムジナだと思うのであるが…

 ブログの親衛隊に囲まれ、裸の王様状態でブログのアクセス数を自慢。
また関係者に検索サイトに細工をされるのも面倒なので、これ以上は書かないが、
消費期限を過ぎたネタの使い回しに終始しているのはご当人がよく分かっているはず。

memo:DJ6EV Many thanks
Version history for the latest Dishal program revisions
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In version 2.0.3: (keine Bugfixes)
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 end

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