PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

春山あるき 大札山・蕎麦粒山 開花は例年より二週遅れ?

2017年04月28日 22時06分27秒 | 富士山を見る

 桜の開花は例年よりも約二週間遅れの今春、四月初めまであった低山の雪はそろそろ
見られなくなったこの頃。
 春を感じる山歩きをしたい、ということでこの時期に咲く花「アカヤシオ」を見る山行を計画する。
場所は二年前に花見山行をした大札山、蕎麦粒山である。

【H29.4.28(金)の記録】】
 連休は大勢の人出が予想されるので、山行は平日の最終日を選定。幸い風向は北西予想、
雲がよければ富士山ビューも期待できそうな感じである。

 駐車地到着は午前5時08分、気温は4℃
 
午前5時30分:大札山の北尾根コースを目指して歩き始める 緑の葉は少なく、春山の感無し

午前5時56分:北尾根コース分岐を通過 

 ここから北尾根登山口に向かって標高を下げていく・・・アカヤシオの気配無し

 標高を100mほど下がったところでピンク色の花

 途中にも開花地点はあったが見応えなし

午前6時53分:北尾根を下り終える

 ここから蕎麦粒山の南尾根登山口を目指して林道歩き

午前7時07分:南尾根登山口を通過
  
 標準コースタイムは90分?

 南尾根のアカヤシオポイントに到着

  

 
 この開花場所はアカヤシオの盛期には早々に散り始める地点である。

今年の開花は桜同様に二週遅れの感有り ゴールデンウィーク後半あたりが開花盛期か。

午前8時38分:蕎麦粒山頂に到着
   
 登山口からの行程時間は91分 ほぼ標準コースタイム

 蕎麦粒山頂から富士山ビュー
 
 やっと見ることができた富士山  ここで朝食タイム

午前9時15分:復路スタート
  
 先着のハイカーに話しかけられ、休憩時間を少々オーバーした感あり

午前10時29分:南尾根登山口を通過
 山頂からの下り行程時間は74分 花見ロスタイム多し
尾根下りから見える向かい側の山腹にはピンク色が数多く見られる。

駐車地到着:午前10時56分
総行程時間:5H26M

 今日から大札山~山犬段の通行規制は解除になったとのこと

 ただし未舗装区間の路面状況は荒れているのでオフロード四駆のようなブロックパターンの
タイヤで乗り入れるほうが無難と思われる。

 山行の締めはココ
 Cafe ひぐらし
 
                                      駅舎の一部を利用したCafeである。


 炭焼き?コーヒー350円、ピザパイ650円、併せて1,000円也の散財。

コーヒー、ピザ共に
 炭焼き焙煎についての評価には諸説がある。 自分でも自家焙煎してコーヒーを飲んで
いるのであえてコメントはしないが、評価には気分的なものが影響大というところかと。

 ホーム側から見た駅舎

 SLが通過するときの地響きを間近に感じられる空間

 充実の春山山行の一日、明日からの連休は遠出せず静かにコーヒーブレイク・・・の予定

 end

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安倍峠~奥大光山 無雪期のコース確認

2017年04月22日 19時36分51秒 | 富士山を見る

 残雪期の雪山歩きとなっていた安倍峠山行であるが無雪期に歩いたことがない。
本来であれば、無雪期に山道の事前確認 ⇒ 積雪期の歩き、というのが常道と思うが、
今季の歩きはその手順を無視した山行であった。
当然のように、予定とは大幅に異なる結果・・・途中撤退となったのは計画の甘さを露呈
したようなものである。

 春の大雨?通過後の安倍峠、春山に完全移行している前提で三度目の挑戦をする。

【H29.4.22(土)の記録】
 林道豊岡梅ヶ島線の通行規制は4月15日(土)で解除。
今回は山行の起点を林道沿いにある安倍峠近くの駐車地とし、無雪期のコース確認を行う。

 駐車地への到着は午前5時20分、気温は5℃。GPSが表示する標高は1445m

 駐車地から林道を上り始めて数分、山梨側への通行を規制するゲートがある。

 ゲートの脇を通り抜けて先へ進む

 駐車地から約10分ほどで安倍峠へ
 

 今日の行程は奥大光山が折返し点・・・の予定
  
                                      
 雪がなければ稜線へ向かう道筋は明瞭である

 バラの段手前の痩せ尾根の急登

 雪がなければラクな登り、積雪期のあの苦労はなんだったのか

 バラの段 駐車地から39分で到着

 安倍峠からの標高差220m、雪の有無で行程の時間差は大の感あり

 雪が積もっているときには分からなかった三角点

 富士山は曇り空の下に  手前には雲が発達中

 次第に富士山手前の雲は急速に発達し、見えていた毛無山頂は程なく雲に没する。
ここで少々パワーの入った歩きで消耗した体力の回復…休憩18分、富士山を見ながら一息。
 
 バラの段から先の行程は未体験、今回予定している奥大光山へは時間内に到達できるか?
歩きを再開、いきなり標高を下げる行程に少々戸惑う。 復路はこの激下りを登り返すのである。

 標高1640m→1530mあたりまで標高差100mを下り、次は標高1600mまで登り返す。
痩せ尾根の北側は切れ落ちたような崩落個所が数か所ある。 尾根の南側は比較的緩やかな
斜面なのと対照的な地形である。崖っぷちの尾根に富士山ビューが期待できそうな展望箇所有り。

 緩やかな上り、下りを繰返しながら「ワサビ沢の頭」を通過する。
 

 痩せ尾根歩きから解放され、広々とした感じの尾根歩きになる

 小ピークを二つほど乗り越えて上り勾配の先に見える雲に覆われた山頂を目指す。
大笹の頭:午前8時12分に到着である。
 
 今日の最高標高点1672m この手前に小ピークがあったが視界不良 富士山ビューは不明。
今日の折返し地点到達の制限時刻は午前9時、奥大光山までの行程時間は不明であるが
取りあえず歩を進めることにする。

 再び一気に標高を下げる行程の始まりである。標高1672m→1540m手前まで降下する。
下り終えた地点から今日の折返し地点、奥大光山を目指す…遠い…やがて勾配が緩くなる。

奥大光山:午前8時35分着 気温は6℃
 
 見覚えのある風景
霧の中、陽射しは無いが安堵感と共に今日の朝食タイムとする。 オニギリ三個完食+生姜紅茶
休憩中にトレイルランナー一人通過。

 午前8時55分に復路スタート 復路ではさらに二人のトレイルランナーと出会う、歩きのハイカーはゼロ!
往路での激下りを登り返す歩き、天候は回復基調ではなく、富士山ビューはさらにNG、疲労感大!

安倍峠:午前11時09分に通過


 ここまで来れば駐車地は近い、俄然 歩きに元気が出る。

 春山歩きの季節到来の感あり。林道沿いの駐車地二箇所ともにクルマの駐車複数台あり。
大方は八紘嶺を目指すハイカーと思われる。 山菜採りか渓流釣りか、路上駐車も散見される。

 山行の締めは「天もり蕎麦」・・・うつろぎ
 
 屋外に設置されたテーブルで、清流を見ながら清涼感のある食事もできる。

今回の行程まとめ

行程時間は

・駐車地 ---------
 ↓10分 ↑11分
・安倍峠 ---------
 ↓29分 ↑31分
・バラの段(往路休憩18分)
 ↓42分 ↑33分
・ワサビ沢の頭 ----
 ↓40分 ↑39分
・大笹の頭 -------
 ↓23分 ↑31分
・奥大光山(休憩20分)

往路の実行程時間は2H24M

復路の実行程時間は2H25M
 単独の峰を目指す山あるきであれば 登り行程時間>下り行程時間 となるが、
今回のようなアップ・ダウンを繰返す稜線歩きの往復行程では 往路行程復路行程
となったようである。

 安倍峠~奥大光山、無雪期のトレース完了。林道が閉鎖された冬季では無理感あり。
次回は晴天時の富士山ビューに期待・・いつになるか? 林道の落石も少々気になる。

 end

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春山トレーニング in 毛無山

2017年04月13日 22時09分28秒 | 富士山を見る

 途中撤退が二週連続の春山歩き、なんとも歩き切った感に欠ける。
先週に比べて今週の気温は上昇傾向、富士山周辺の山々は完全に春山状態に移行した?
山の状況確認と緩んだ身体のトレーニングを兼ねての山行を計画する。
 今回の活動域はは安倍川流域を離れて朝霧高原へと場所を移す。

【H29.4.13(木)の記録】
 午前5時少し前、駐車地の気温は3℃
この時間には、駐車地へ至る道路を横断する鹿やカモシカが歩き回る光景を見られる。

 明るくなり始めた東の空には、日の出の陽光が伸びてきている。
晴天を期待して歩き始める。 気温は太陽高度の上昇と共に上がり始め、五合目では6℃

・・・が、五合目を過ぎて標高を上げるにつれて陽射しが弱くなる・・・霧が出始め

 上昇傾向の気温が8合目近辺では3℃に下がる。山全体が雲に覆われ始めた感じ。
富士山展望台で富士山方向を見るが、当然のように展望は無く、再び山頂を目指して歩く。

 地蔵峠の分岐点を過ぎ、アルプス展望台の先に残雪が見られる。

 3月下旬、4月上旬の積雪の名残りか。

 さほど雪は無かろうとアイゼンをつけずに進む

 が、上り勾配で凍結路面が出現 ザックの底に入れておいたチェーンスパイクの出番となる

 毛無山頂には若干の残雪 気温は0℃

 駐車地からの行程時間は3時間丁度 テキトーな時間である。

 山頂から東へ移動し霧が晴れるのを待つ。 朝食タイムとする。

 山裾から吹き上げる風は水分を含み、風にさらされたままの体の上着は濡れてくる。

 陽射しは遮られ気温は低下 風は次第に強くなる。 気温は-2℃まで低下。
   
 春山気分でシャツの袖をまくって登ってきたが、陽射しの弱い強風下・・寒い。

まくっていたシャツの袖を伸ばし、襟を立てる。 外していた手袋をはめる。

 小一時間、天候の回復を待ったが期待薄、午前9時に毛無山頂へ戻り復路スタート。

 不動の滝展望台まで下って山頂方向を見る

 七合目あたりから上は雲の中

 下り行程は2時間半ぐらいのペースで歩き終わる。
富士山ビューはNGであったが、春山トレーニングは無事完了である。 毛無山⇒けわし山の感あり。

 帰路から見る富士山は雲に覆われて見えず
  
                                                          ・・・毛無山頂は雲の中

 ということで本日の山行の締めは「富士宮焼きそば

 毛無山行の帰路は東名高速へ直行が常であるが、今回は富士宮のB級グルメを体験してみる。
富士宮の焼そば店は、富士吉田のウドン店なみに数が多い。とりあえず的を絞った店がココ。

 入店待ちの行列で30分、店に入ってからも10分ほどの待ち時間。
お勧めの「うるおい焼きそば」なるものを注文する。
 案内されたテーブルの鉄板で焼きそばの調理が始まる。 厨房で焼きそばを作るのではなく、
お客の目の前で作って提供するスタイルである・・・店側とすれば単身客も団体客も手間は同じ、
ということで単身客は効率の悪い客のようである。

 散財890円也のメニューである。他店の富士宮焼きそばを食べたことがないので評価不可。
まぁ「焼きそば」としてはフツー、個々の好みもあるのでそれ以上は何とも言えないところ。
お好み焼屋が提供するソース焼きそばと思えば可。
 もう少し食体験を増やしてお気に入り探しの
B級グルメ探訪、時間と散財する覚悟が必要。

 end

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初春の山あるき 安倍峠 2nd Try 4月の雪

2017年04月03日 18時30分53秒 | 富士山を見る

 H29.4.1(土):昨夕からの低気圧通過で富士山周辺の山々には降雪があったようである。
例年よりも雪が少ないと思っていた今冬であるが、3月下旬~4月上旬に冬型の天気が復活
した感じ。 積雪による道路の規制情報が夕方のニュースで流れている。

 H29.4.2(日):天候は不安定、雲の流れは速く夜半には突発的な大雨が降る。

【H29.4.3(月)】の記録
 先週の安倍奥歩きでは想定外の雪山歩きとなり、バラの段で撤退という結果で終わった。
今回は雪山を想定した装備を携行し再度の安倍峠経由の山あるきを計画する。

 梅ヶ島温泉の駐車地到着は午前5時15分、気温は1℃
服装は前回同様に軽装、ザックにスノーシューを括りつけ、ストックの先はスノーバスケットを取付た雪装備。

 午前5時49分:登山口に向けて歩き始める。
標高1100mあたりまでは雪は無く、春山歩きの感じで歩を進める。

 標高1300mで全面雪の道程となる。

 凍結した路面ではないのでアイゼンは着用せず

 午前7時07分:林道出合 気温は0℃

 林道は先週の状況に比べると積雪量は多目
 
 ここからスノーシューを履く

 午前7時44分:旧歩道への分岐点 

 先週比10分程度のペースダウン 雪の影響が出始める

 沢沿いの山道に先週の踏み跡は見られず

 雪は柔らかく、思ったほどスノーシューの効果は?

 沢から山側へ上がろうと急斜面を登ろうとするが、雪はサラサラと崩れて登れず。
・・・この状況から尾根沿いの登り行程を断念する・・・安倍峠を折返し点に計画変更。

 進路に転がる雪の塊り

 進路を沢側へ変える

 水源地の看板

 前回のトラックデータをハンディGPSで確認しながらの歩き。

先週とは景色が変わっているのと、足元の雪の深さ、柔らかい雪質に戸惑うこと多々。

 午前9時01分:安倍峠到着
 
 今日の折返し点 先週比30分の時間超過である。

 奥大光山への指導標は雪に埋もれ・・・雪を取り除いて存在を確認する
  
                                        案内図の下部は雪に埋もれ

 ここから15分

 とあるが、この状況では??

 直上に見えている林道側へ場所を移動

 ここで小休止 富士山方向の空には流れの速い雲が拡がり、不安定な雲行きである。
エネルギーチャージの後、展望地を探して林道を山梨側へ下ってみるが雪が深いので撤退。

 午前9時40分:復路スタート

 復路は景色を見る余裕がでる。

 往路の踏み跡を辿る

 今回は林道歩きはせずに、沢沿いの往路を戻る

 分岐点にて沢沿いの山道から林道に戻る
 
 当初の予定であった目的の峰

 午前11時56分:駐車地に到着 復路の行程時間は2H16M

 安倍奥で4月の雪上歩行、雪が柔らかくて思うように歩けなかった。よい体験である。
今回の山域は無雪期でのトレース経験が無かったことが反省点である。
 次回?は林道の冬季閉鎖が解除され、蛭の活動が始まる前に再挑戦してみたい。

 山行の締めは「真富士の里」で昼飯

 平野そば・わさび付き

 650円也の天ぷらそばである 残ったわさびは持帰りとのこと。

蕎麦は「うつろぎ」の蕎麦が上と思われるが、汁は真富士の里のほうが落ち着く感じの味。

 すり下ろしたワサビは汁に混ぜると辛味が消えてしまう、直接に口へ入れて辛味を味わう
ほうが愉しめる感あり。

 お汁を飲み干して完食、御馳走様

 end

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