先にUPした記事は地図の作成が間に合わなかったのと、
同じような地図はインターネット上に多数あるので掲載を省略
としたが、自分の歩いた記録としてトラックデータを掲載する
こととした。
【今回のルート】
登りは新六合、本六合、七合と上りルートを通過。
山頂からの下りは九合目と本八合目の中間にある八合五勺
の御来光館あたりで一旦下山道ルートを通過。
本八合目で再び上りルートに合流し、七合目までを下る。
七合目からは下から上がってくる団体登山グループとの混雑を
避けるため、再び下山道ルートへ迂回する。
・・・下山ルートの砂走りは結構疲れる、あまり歩きたくない。
※元図は国土地理院ウオッちず転載
カテゴリー変更:富士山を歩く 21th.Jul.2014
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本題は富士山が見える山をあるく…で続いているのであるが、
今回は富士山そのものを歩いてみた。
富士山そのものはマイカー規制というものが話題にならない頃は
毎年のように夜間登山をしていたのだが、マイカー規制が始まった
ころから富士山登山には行かなくなった。
夜間登山は総じて弾丸登山として括られているが、夕方に五合目
へ到着、車の中で仮眠をとって午前0時前に登頂開始。 星空を見
ながら、夜景を見ながらの歩きは昼間の炎天下での歩きに比べると
安全な山歩きだと思うのだが…もちろん体調を無視した一部にみら
れる強硬な夜間登山は控えるべき。
マイカー規制のおかげで富士山の山歩きからは遠ざかっていたが、
訳あって富士山登山の下見と所要時間を検証することに。
今回の登頂ルートは須走口、このルートは夜間登山では一度だけ
歩いたことがある。 但し、15年以上も昔の話なので、所要時間
の記録は覚えがない。
【平成25年7月25日(木)】の記録
午前7時15分に須走口五合目の駐車場へ到着するが、既に満車
ということで路上駐車を指示される。
午前7時25分:五合目から登山口に向けて出発
五合目の土産物屋(山小屋)の前を通過する。 この通りにある
トイレは有料となっている。
この日から試験的な徴収開始となっている入山料の徴収は、この
時間では徴収の設営ができておらず無事?通過。
午前8時33分:新六合目(2420m)へ到着
トイレは有料であるが、お金はトイレ入口の木箱へ投入する方式。
これはトイレ利用者のマナーに頼る方式である。
他の山小屋は徴収人か、自動ゲート式の方式を採っていたので、
これらの方法に比べれば集金管理の手間はかからない。
午前8時43分:新六合目から本六合目へ向かう
途中の山道はこんな感じ(標高2510m)
午前9時11分:本六合目(2620m)へ到着
山小屋の看板には海抜2700mと書かれているが、国土地理院地図、
ハンディGPSでも2620mが正解。
ここで小休止、トイレの利用は料金徴収人に200円を支払う。
洋式トイレの水洗の方式はジェットノズルというか水鉄砲タイプで
手動方式。 照明が欲しい暗さ。
午前9時27分:本六合目から七合目へ向かう
午前10時12分:七合目(2930m)へ到着
山小屋は大陽館。ここで昼食とする…朝飯は午前4時だったので
遅めの昼食?
午前10時30分:七合目から本七合目を経由して八合目へ向かう
本七合目(3140m)は電通の人間が占拠していたため通過
※この日は運悪く電通の富士登山の日であった
午前11時29分:八合目(3270m)へ到着
所要時間は300m/60分の経験則どおりである。
下江戸屋のトイレは料金箱へ200円を投入するとゲートのロックが
外れる方式。 洋式トイレは循環式の水洗なので茶色い水が流れる。
少々気持ち悪い。
午前11時47分:八合目から本八合目へ向かう
午前12時06分:本八合目(3370m?)へ到着
上江戸屋のトイレも下江戸屋と同様にトイレはゲートロック方式。
トイレは下江戸屋と比べるとキレイであるが、循環式の水洗は同じ。
吉田口ルートとの合流、分岐点のためか山小屋が他に二つ。
富士山ホテル、トモエ館がある。
午前12時17分:本八合目から八合五勺を経由して山頂へ向かう
八合五勺(3457m?)には御来光館がある。
午後1時13分:須走口の山頂に到着
山小屋が三軒並んでいる前を通過し、須走口の下山道へ移動。
火口には残雪、というよりも氷か。 写真中央の頂きは剣ヶ峰。
某会社の登山記念碑、奉納となっているが世界文化遺産には
そぐわない。 平成九年七月吉日 第七十回登山記念・・・とか。
午後1時37分:山頂から下山開始
山頂からの須走口下山道が工事中とやらで通行止め、解除には時間
がかかるとのことと、砂走りは好みではないので往路を戻ることにする。
下山途中で何組かの電通富士登山の御一行さまの集団とすれ違う。
わずらわしいので仕方なく七合目から砂走りルートへ迂回する。
午後4時07分:駐車場所へ到着
検証時間
登り:5時間48分(休憩含む)
下り:2時間30分(休憩含む)…砂走り区間は文字通り走って下った
●富士登山の所要時間を掲載した資料のデータ比較
※インターネット掲載のもの
・資料1
登り:6時間50分(休憩?)
下り:3時間20分(休憩?)
・資料2
登り:5時間10分(休憩?)
下り:2時間40分(休憩?)
資料1のデータは万人向けの時間設定のようである。
資料2のデータはどちらかというと健脚向け、ネット掲載には難あり。
須走口の登山起点は標高1970m、須走口側の山頂標高は3710m近辺、
標高差は1740mぐらい。日帰り登山としては少々キツイ行程に思える。
さらに、剣ヶ峰までの往路、復路を考えると健脚でないと日帰りは難あり。
トイレの有料化は結構なことである。 が、昔のトイレ垂れ流しを棚に
上げている姿勢は疑問符がつく(山小屋)。
以前、毎年のように富士登山をしていた頃は山頂の山小屋のゴミ焼(野焼き)
の臭いが凄かった。 富士宮口の五合目~六合目あたりは風の吹き溜まりに
レジ袋が無数あるのを見ているし、団体登山の無秩序さも目にしている。
諸々の事例が重なり、今では富士山は登る山ではなく、遠くから見る山と
した経緯がある。 トイレ問題は改善している方向と思いたいが、そろそろ
観光地化の流れには歯止めをしないと文化遺産指定取り消しなんてことに。
今回のルート図は掲載略
カテゴリー変更:富士山を歩く 21th.Jul.2014
end
についての考察。
ショーツについては蛭対策がきっかけとなったが、Tシャツは着心地
を観点にして調べてみた。
試用したのは以下の4製品
上から
1.メリノスピンライト Tシャツ(XL) (ファイントラック)
2.フラッドラッシュ スキンメッシュ Tシャツ(XL) (ファイントラック)
3.フラッドラッシュ スキンメッシュ Tシャツ(L) (ファイントラック)
4.ドライアクセルアンダーウエア Tシャツ(L) (ミズノ)
の4種類。 カッコ内はメーカ名
1はショーツ同様に夏シーズンには向かない。 寒冷期向け。
XLサイズであるが、腕回り、胴回りともに体に密着する感じ。
2と3はサイズ違いの同一製品。 最下レイヤ用のウェアであるが、
ショーツ同様に単独で使用しても快適である。(夏) …ただし、着用初回
は肌に若干のチクチク感がある。 一度洗濯j後にはチクチク感は解消。
素肌にYシャツを着るよりも、これを下着にしてYシャツを着るほうが
肌がベタベタせずに快適である。(夏)
XLのサイズは腕回りが密着しない、Lは腕回りが密着するので
組み合わせるなら、ドライレイヤはL、ベースレイヤはXLの組合せが適切か。
4はファイトラック製品の上記2、3のソックリさん。 Lサイズであるが
3のLサイズよりも体全体への密着度がある。 短期レポートなので長期での
生地の伸びとかは不明。
生地の組成はファイントラック社製品と違うが見た目のデザイン、色は
同じ。着心地も通常使用では差異はない。 発汗する場面では比較して
いないが多分に差はないかと。
ファイントラックの製品は調べた範囲の通販店では全て定価売り。
強気の姿勢が感じられる
ミズノ製品はファイントラックの廉価版の感あり。
・・・ショーツ、Tシャツともに試用した製品は日本製。
C国製、K国製は好みではないので・・・
Jul.21th.2013 誤記修正
end
・・・というのは山蛭(ヒル)が足元から侵入した場合、どこまで
這い上がってくるか、ということである。
今回の場合、両足とも最初は靴下と脛(すね)の境目のところに
吸い付き、その後に膝上の太もも部分へ移動して吸血を完了している。
想像するに吸い付いても血の出が悪いところは早目に見切りをつけて、
さらに吸い付きやすいところを探して移動するのだろう。
左の太ももに三匹、右の太ももに二匹、いずれも太ももの外側の
同じ部位に吸い付いていたということは、虫の持つ本能なのか。
もしもそれ以上の部位・・・股間近くへ這い上がられたらと思うと、
あまり好ましくない状況が想像される
タイツをはけば足元対策はラクなのだろうが、長ズボン派の自分
としては選択肢外なのでショーツについて検討してみた。
試用してみたのは以下の4製品
上から
1.メリノスピンライト ボクサーショーツ (ファイントラック)
2.ラミースピンクール ボクサーショーツ (ファイントラック)
3.フラッドラッシュ スキンメッシュ ボクサーショーツ (ファイントラック)
4.CW-X ボクサーショーツ (ワコール)
の4種類。 カッコ内はメーカ名
装着した場合の体との隙間、長時間着用したときの着心地について
■隙間について
1~3のデザインはいわゆるトランクス、太ももへの密着度は適度な
感じでで隙間は少ない・・・蛭がどの程度の隙間を抜け出るかはわから
ないが常用しているトランクスよりは安心感がある。
製品に表示されているサイズ表で大きさを決めたが問題なし。
4のデザインはBOXERと表示されているが、太もも部分が切りつめら
れた形で、なおかつ臀部を覆う丈が短いので腰パン状態になる。
※ワコール社の分類ではフィットパンツのデザイン、トランクスではない
太もも部分との隙間は少ないが、ももを覆う部分が少ないので蛭の
活動域は股間部分へ迫る。
製品に表示されているサイズ表のウェストサイズに従って購入サイズ
を決めたが、この腰パンデザインでは”ウェスト”というのが腰骨部位なのか、
通常のウェスト部位なのか、疑問符がつく。
■着心地について
1.メリノスピンライト ボクサーショーツ (ファイントラック)
オールシーズンと表示されているが”適度な保温性”の表示のとおりで
夏シーズンには向かない。 夏を除く春、秋、冬がよろしいかと。
2.ラミースピンクール ボクサーショーツ (ファイントラック)
”クーリング”表示があるとおり、夏シーズン向け。 可も無し不可も無し。
3.フラッドラッシュ スキンメッシュ ボクサーショーツ (ファイントラック)
ファイントラックが提唱する5レイヤの最下層、ドライレイヤ用である。
5レイヤの決まりごとでは、この上にベースレイヤを重ね着するのが定番
らしいが、このままトランクスとして着用しても非常に快適である。(夏)
4.CW-X ボクサーショーツ (ワコール)
前開きタイプを購入したが、前開きの方向が横なのでパンツ(ズボン)の前開き
の縦方向と合わないので非常に使いづらい。 さらに股間に圧迫感あり。
前述のとおり腰パンスタイルのデザインなので日常使用には違和感がある。
どちらかというとライディングパンツ着用時のアンダーウェア向き。
下半身に続き上半身部分のアンダーウェア考については別途・・・
end