PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

2020 富士山南麓・7月Latest

2020年07月29日 22時05分17秒 | 富士山を歩く

 大雨警報、洪水警報が珍しくない昨今、雨雲が切れ間無く西から東へと流れ
…線状降水帯は西日本から東日本へと移る。

【R2年7月29日(水)の記録】 
 午前0時の雨雲レーダーは、富士山を中心に雨雲が留まっている。
時系列で流れを確認すると僅かに西から東への動きがある…

 この後3時間で雨雲は東へ流れ去るのか、後続の雨雲は無い。

…最終判断の午前3時、富士山を覆うように滞留していた雨雲は東の山麓へ。
登山起点へ向けて自宅を出発する、気温は27℃熱帯夜である 🥵🥴

 到着した登山起点、気温は18℃
途中の路面は濡れていたが霧中走行は無し、天候の予測は期待どおり。
上空に青空は見られず、白い雲が一面に広がっている。

 雨雲レーダーでは西から迫る雨雲あり、正午過ぎには雨になりそうな。
今日も行程時間に余裕は無い、タイムロスを少なくしての往路スタート!🥾

 前回の歩きも前日に洪水警報が出ていたが路面の荒れは少なかった。
今回も同様の天候状況下である…が、かなり大量の雨水が流れ下ったようで、
前回には見られなかったトレイル路面の荒れが目立つ
 
 砂礫が削られている

 所々に洗掘された路面を踏み越えながら樹林帯を抜け出る

 霧は無し、ほぼ無風、気温は19℃

 登ってきた方向を見ると雲海が眼下に広がる


 雨に濡れた花

 ヤマホタルブクロの花期は既に始まったようである

 10分程の休憩で歩きを再開する

 富士山頂、宝永山頂のダブルピーク

 曇り空で光量不足感あり

 雲海は水ヶ塚よりも下に広がる

 写真中央・下段に見えるのが水ヶ塚の駐車場

 ほぼ予定の時間で折り返し地点に到着

 宝永山・第三火口縁の気温は20℃、風弱し

 スマホで雨雲レーダーを確認。
…後3時間で雨雲が到達しそうな動き、休憩時間を40分とし
復路の行程時間にロスタイムを含めると復路スタートは
午前8時30分…が限界タイム

 朝食🍙🍙🍙タイムと写真撮影の始まり

 砂礫に点々と広がるヤマホタルブクロ

 なせか背が低い 強風に適応した?

 地面ギリギリに咲く


 色が抜けたか、白い種なのか



 こちらは背が高い

 開花はこれから

 ムラサキモメンヅル

 開花している個体は少ないが、これから蕾を付けそうな若葉は点在している

 これからの時期はヤマホタルブクロ、ムラサキモメンヅルが一気に展開しそうな…森林限界の砂礫

午前8時26分:復路スタート
 往路でチェックしておいた花を記録に残しながらの下り

 今回の気になる花

 もう少しで開花しそうな

 実りを付けた

 コケモモは花から実りへ

 花期が長い 標高を下げた所にも咲いている

 ミヤマオトコヨモギ

 小さな白い花

 イワツメクサ

 前回よりも個体数を減らした

 シモツケソウ、既に花が散ったものが多い…咲き残り

 下り始めて1時間…気温は27℃に上昇…陽射しは無いのだけれど

 気にしていた花は

 葉が黄変し始めている…開花なし 富士山北麓には多く咲く花

 標高を下げた所にも咲いていた

 開花直前?のムラサキモメンヅル

 …想定外のロスタイムで

 天候は霧~霧雨へ 気温は27℃

 下り行程半ば、樹林帯へ再入。
木陰の歩き、気温は低下傾向となる。

 駐車地到着時は完全に霧雨、気温は20℃
富士山スカイラインを下り、市街地手前で霧雨から抜け出る。
いつものコンビニでコーヒー☕を買う、気温は22℃

 自宅到着時の気温は27℃…早朝出発時の気温と同じ 😊

 花の移り変わりが興味深い富士山南麓の山歩き…続くか
青空が待ち遠しい、梅雨明けは近い?

UP:2H25M 
Down:2H55M-57M(Loss)

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2020 7月の富士山南麓・霧ときどき雨

2020年07月15日 22時05分52秒 | 富士山を歩く

 今週の月曜日は登山起点まで来て想定外の霧と雨で直前撤退
早朝ドライブは徒労に終わる。
…ということで今日は月曜日の出直し山行、天気予想は曇り。

【R2年7月15日(水)の記録】 
 今回は雨雲レーダーを前日から継続観測。
起床時に最終確認、月曜日よりは天候条件が良さそうな感触
…晴れてくれ~っ、と祈りを込めて行動開始 😊

 自宅出発時の気温は24℃、毎度の深夜・早朝割引で高速道路に乗る。
高速を降り、一般道を経由して富士宮市内から富士山スカイラインへと進む。
 霧も無く順調に標高を上げるドライブ…が水ヶ塚手前からに突入。
到着した登山起点の駐車地気温は15℃、霧は晴れたが上空に青空無し。

 タイムスケジュールどおりの時間に駐車地から山行を開始する。

 前日は大雨警報、洪水警報が出ていた富士山南麓、
トレイル路面には所々に雨水により洗掘されたと思われる窪み、
浸食が見られる。
 水はけの良い砂礫のトレイルなので泥濘状態は無し。
標高を上げるにつれて路面の荒れは目立たなくなる。

 樹林帯を抜け、宝永山の定点撮影 気温は18℃

 上空に青空無し、早くも東から這うように雲が迫る 😨

 15分程のの休憩の後、歩きを再開する

 気になっていた花は

 開花は…まだ先の感じ

 やがてが迫ってくる

 少々早めの天候悪化

 二つめの涸れ沢を渡る手前から

 富士山頂方向は視界不良

 時々ザックに当たる雨粒の音を感じながら標高を上げる

午前7時49分:御殿庭上 気温は16℃

 白い世界…程なく雨は本降りに😨

 スマホで確認する雨雲レーダーでは、宝永山の東に雨雲が滞留。
実際の雨粒は宝永山に対して南寄りの風で降り注いでいる。
…霧と雨が渦巻いている感じである。

 背の高いカラマツを背にして南からの雨を除ける。
…ザックに当たる雨粒の音が静かになる。

 雨が小降りになるのを見計らってカメラを取り出す。
カメラを手に持った途端にカメラの鏡胴に雨粒…濃い黒点が広がる。

 霧雨に煙る第三火口底…御殿庭の趣は充分

 写真撮影は諦めて朝食タイムとする。
午前8時24分:下山開始 雨は小降りに

 下り行程は花芽の確認をしながの歩き。
前回の歩きで目立っていたフジハタザオは枯れかけた個体を一つのみ確認。
フジハタザオの花期は完全に終わった感がある。

 コケモモ

 まだまだ これから、という感じ

 気になる

 開花時期は…?

 相変わらず勢いのある

 ミヤマオトコヨモギ

 一気に増えた感あり フジハタザオと入れ替わり?

 ヤマホタルブクロの蕾

 森林限界から標高を下げたところに

 イワオウギ…タイツリオウギみたいな花芽もあったけど

 これも花芽

 シモツケソウ…か?

 標高を下げる歩き 雨は小康状態だが霧濃し

 気温は15℃まで下がる

 標高を下げたトレイルの両脇に見られる

 ハコネハナヒリノキ やっと花芽が緑から赤になり始め

 再び樹林帯に突入…下山行程半ば

 駐車地手前…ここでも霧 ときどき雨


 駐車地気温は17℃、避暑歩きとしては合格点の気温展開。
PETボトルの消費は500ml一本、発汗よりも雨による濡れ多し。
雨さえ降らなければ、と思うが山を歩けたのでOKとする 😊

 クルマのリヤゲートを跳ね上げて雨除けにし、着替を完了。

 帰路の富士山スカイラインは登山区間分岐のゲートの辺りから
再び霧中走行となる。フォグランプを点灯して走行。気温は16℃

 スカイラインを下り終えたところのコンビニに立ち寄り
眠気冷ましのコーヒーを一杯 ☕

 富士宮市街地走行時は気温23℃に上昇、高速道路では28℃
…下界は雲無し、霧無しの穏やかな世界。
 遠景に見える富士山は雲に覆われ山体は確認出来ず。

 自宅到着時の気温は28℃
濡れたカメラはレンズキャップを外し、鏡胴を伸ばして乾かす。
登山靴の汚れは少なく、靴底を軽く水洗いして完了。

 局地的に雨の多い印象の富士山南麓、次回は…梅雨明けに期待 🤗

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2020 7月の避暑山行・梅雨の晴れ間

2020年07月02日 22時36分01秒 | 富士山を歩く

 清々とした外歩きの出来ない梅雨空の日々が続く、
…山歩きは一休みと思っていたが、憂さ晴らしの山行 Go!😊

【R2年7月2日(木)】 
 前日の深夜まで注意報やら警報が出る強風と大雨、
なのだが翌日は梅雨の晴れ間という天気予想に期待して
山行準備を始める。 行程は前回と同じ…予定。

 自宅出発時の雨雲レーダーでは、昨夜の雨雲は東へ
流れ去っている。 とりあえず安心して自宅を出発する。
出発時の気温は21℃

 高速道路を経由して国道139号、富士山スカイラインと
富士山麓を目指すが富士山は雲に覆われ山体は確認出来ず。

 富士山スカイラインでは鹿がクルマの直前を走り抜け
…あわや衝突か、クルマの緊急ブレーキが一瞬反応したが
鹿は車体に接触することも無く直前横断を完了。
…煩わしい事故処理、とならずに済んでほっとする 😨

 標高を上げるにつれて霧が濃くなる富士山スカイライン。
ヘッドライトはロービームにし、対向車用にフォグランプ
を点灯し、速度を控えめにして走る。

 霧は標高800mを越えた当たりから薄くなる。
到着した駐車地気温は14℃、上空は薄い白い雲と青空半々。
…だが、頭上の枝葉を吹き渡る風の音が賑やか 😫

 雨後の晴れ、という雲の発生確率の高い山歩き。
雲が湧き上がる前に目的地へ、と早々に山歩きを開始する。

 樹林帯を抜け出たところから仰ぎ見る宝永山

 気温は16℃風強し

 山麓方向を見ると雲の湧上がり…富士山スカイラインを走っていたときの霧は、この雲?

 …ザックを下ろした背中は強風で早乾き ☺
10分程の小休止を終え再び歩き始める。

 前回コースアウトした地点の手前から見る富士山頂と宝永山

 ここを左手に下り、窪地を抜けて樹林帯へ上がる
…白いロープもあるし、間違えそうに無いのだが…ね~ 🙂

 宝永第二火口の突端に位置するピーク 今日の折り返し地点に雲が迫る
 

 第三火口壁を進もうとしたが、
途中で火口縁を吹き抜ける強風に帽子を飛ばされる。
目的の折り返し地点は風除けの無い地形、
この風では休憩など出来そうにない…予定変更。

 火口縁の南端に戻り、
ハイマツ樹形の背を低くしたカラ松を風除けにして
朝食タイムとする。 飛び回る虫は皆無、気温は17℃

 30分程の休憩の後、下山を開始する。
PETボトル一本目の残量には余裕あり、気温低めなのか
消費が少ない。

 下山はユルリと…

 前回から一週間、開花した個体は増えていた
…富士山の固有種とか

 こちらも個体が一気に増えた感あり

 
 成長著しい…が、まだ若芽

 俺はオトコだ? という名前の感じ

 名前はよく知られている…リンゴンベリーとも

 赤い実がなる頃に来てみたい

 花…と虫

 テントウムシが下向きなのが残念

 標高を下げると目立つ白い花…と虫

 ナデシコ科
 
 陽当たり良好、気温は22℃

 雲の変化が激しい

 登り行程では気がつかなかった

 あと一週間ぐらいで開花?

 強風で揺れる花、シャッターチャンスの風が弱まるタイミングを
待つ時間が多い…グダグダ歩きの下り行程となる。

 樹林帯に入ったところで一本目のPETボトルが空になる。
以降、給水無しで下る ☺

 木陰歩きで気温は低下傾向…帰着時の気温は19℃
帰路の車外気温計の気温推移は、表富士周遊道入り口で17℃
その後、標高を下げて富士宮市内に入ると27℃まで上昇…
新東名高速で31℃、東名高速で33℃がMax 😎

 自宅帰着時は31℃、無事に気張らし山行完了。
これからの季節、いろんな花の開花が見られそうな避暑山行
…続くか? 🤗

UP:2H25M   朝食ポイント
Down:2H49M グダグダ歩き

end

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