今年の8月は例年に比べると天候不順の感がある。
山歩きで体力維持をしようと思うが、この天気ではままならず。
昨年の今頃は、夏山シーズン真っ盛りの富士山を歩いていたが、観光登山者の
行列に気分が乗らず・・・
ということで欲求不満解消に、壁飾りと化している自転車を持ち出す・・・
とは言っても、何年も乗っていないのでサイクルコンピュータの電池交換に始まり、
空気の抜けたタイヤの点検、ブレーキ、変速機の動作確認等々。
昨今のトレンド?でペダルはトゥークリップからビンディングに交換。
↑上段は取外したトゥークリップ、下段はこれから取り付けるビンディングとクリート
クリートはシングルかマルチか迷ったが、PD-A600に標準添付のシングルタイプの
クリートを使用・・引き足を使うため。 追加購入のマルチタイプのクリートは手持ち在庫に。
↑装着したビンディングを裏面から撮影
早々に整備の完了した愛車に乗りお出かけ。コースはお手軽な30キロメートルコース
を走る・・・今回の最高速は58.1キロ
路面が荒れていたのと、向かい風にしてはまずまずの記録か
今回走ったコースの高低差は180mほど、上り・下りが適当に楽しめる。
下り急勾配の区間はカーブが多いのと並走する自動車が多いのでブレーキング
しながらの下りとなる。
平均速度40キロぐらい・・それ以上は恐くてカーブに突っ込めない。
久々のバイクライド、山歩きとは使う筋肉が違うのか太ももの筋肉が痛い。
山歩きの季節までは、しばらくは週末バイクライドで体力維持? となるか。
end
昨年の10月4日(金)に富士宮口の新五合目から宝永山頂を経由して、
御殿場ルートを上り富士山頂へ歩いている。
これはプリンスルートと言われるルートであるが、先週の須走に続き
今週はプリンスルートで体力測定をしてみることにした。
昨年の実績は
富士宮五合目~宝永山:1時間24分(休憩含む)
宝永山~御殿場口山頂:3時間47分(休憩含む)
御殿場口山頂~富士宮口五合目:2時間35分(休憩含む)
・・・であるが、今年は如何に?
山岳天気予報では富士登山客が賑わう週末が晴天とのこと。
プリンスルートを登る観光客は少ないだろう…と都合の解釈で行動開始。
【平成26年7月26日(土)】の記録
水ヶ塚の駐車場は午前6時前に到着、駐車代金1,000円也を支払う。
始発のバスは6時発、往復料金は1,500円、バス乗り場にて協力金?
1,000円を支払う。
天気は晴れ、駐車車両多数あり。 気温は26℃
バスにて五合目に到着、富士山頂に雲は無し
午前06時44分:富士宮口五合目から往路スタート
午前07時03分:六合目の山荘を通過、宝永山へ向かう
午前07時16分:宝永第一火口縁の分岐を通過
通過してきた六合目の山荘と、富士宮ルートを上るハイカー多数
これから下る火口底
プリンスルートを歩くハイカーの姿は?
午前07時23分:火口底に到着
火口縁からの下り坂と火口底のベンチ
10分ほどの小休止にて水分と軽食を摂る
午前07時34分:宝永山に向かう
昨シーズンに閉鎖された上りショートカットルートはロープにて規制されたまま
既存の下り?ルートを上る・・・後半の砂礫の上り坂がキツイ
閉鎖された上りショートカットルートの終点側から火口底を見る
ショートカットルートの踏み跡は皆無…このまま廃道か?
火口底は泥の下に残雪が隠れている
午前08時20分:宝永山頂に到着
五合目からの行程時間:1時間36分
昨シーズンは上りショートカットルートを歩いたが、今回は上り下り共通の
砂礫ルートを上ったため昨年比+12分の結果か?
午前08時29分:宝永山から御殿場ルートへ向かう
下り六合付近に復活したプリンスルートの案内看板
登山シーズンオフには撤去されている
下り六合を少し上がったところにある上りルートへの分岐
これを見逃すと下り砂礫ルートを上ることになるので注意!
午前09時06分:御殿場ルートの上り六合地点を通過
先の七合目を案内している
七合目の手前から見える宝永山
午前10時04分:砂走館に到着
小休止8分にて給水、軽食とする。
午前10時12分:砂走館から八合目へ向かう
午前10時51分:赤岩八合館を通過
八合目を少し上がったところにある雪渓の上部
午前12時16分:御殿場口の山頂に到着
宝永山からの行程時間:3時間47分(休憩含む)
昨シーズンと同一タイム???
鳥居を通過したところで休憩するハイカー多数
その向かいにある山頂郵便局(仮設)
浅間大社奥宮は工事中
剣ヶ峰は記念写真撮影の待ち行列
剣ヶ峰から白山岳を見る
記録では富士山頂の午前11時頃の気温は15℃
午前12時過ぎには手持ちの気温計では20℃を超えていた
日影の無い歩き・・熱中症の一歩手前か・・吐き気少々
虎岩の背中には残雪が…
午後01時13分:御殿場口山頂から復路スタート
下りは下山渋滞を避けて八合目までは御殿場ルートを下り、赤岩ルート
を経由して富士宮ルートへ迂回することに。
御殿場ルートから赤岩ルートを見る
富士宮側から赤岩ルートへの分岐と八合目・池田館
赤岩ルートは健在であったが、富士宮の八合目の小屋裏ではロープによる
規制が・・・御殿場側へ流れるハイカーへの嫌がらせとしか思えない。
※浅間大社の土地に「私有地につき立入禁止」…商売の都合を押付けている感が否めない
午後02時32分:富士宮・八合目を通過
順調に下るはずだったが、予想外に下りを歩くハイカーが多い。
さらに午後から上り始めたと思われる団体登山のグループが切れ目なく上がって
くる。
岩場の狭隘ルートは上り下りのすれ違いができず、時間をかけての交互通行と
なるため大幅なペースダウンを強いられる。
岩場を過ぎると先行の下山者の巻き上げる砂ぼこりが容赦なく降りかかる。
・・・これなら御殿場ルートで下った方が良かったかも、と反省。
午後04時09分:富士宮口五合目に到着
御殿場口山頂~富士宮口五合目:2時間56分(休憩含む)
昨年比+21分、待機時間ロスが要因。 週末の富士山は山歩きには不向き。
下山のバスは4時15分発の増発便に乗車したが、五合目からの下り行程は
霧中走行となり・・駐車場へ着いたときは小雨状態。 小走りで車へ戻る。
登山シーズン中の富士山の快適な山歩きを望むなら週末は避けるべし。
静かな富士山歩きを期待するならオフシーズンがベスト。
赤色のルートが今回のトラックデータ、宝永火口の水色のルートは規制されて
いるプリンスルートの上りショートカットルート…昨年のトレースを示す
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
end