「6月の富士山北麓歩き・その1、その2」の続き
今回は歩いたトレイルの植生と御中道への状況レポート編。
植生はハクサンシャクナゲ、コケモモが調査対象。
精進口登山道三合目~奥庭の「お中道ハイキングコース」?の
トレイル沿いのハクサンシャクナゲの下限は標高1950mあたり。
この地点からトレイル沿いにハクサンシャクナゲの幼木が見られ、
成木も多数見られるようになる。デッドラインがハッキリしている感じ。
原始林の中の環境のせいか、樹高が2mを超えるハクサンシャクナゲ
も見られる。
コケモモの下限はさらに標高を150mぐらい上げたところ
標高2100mあたりでトレイルの谷側に見られるようになる。
森林限界のコケモモは地に這うように生育しているが、樹林帯の環境では
上へ上へと伸長している。
奥庭に続くトレイル沿いのコケモモの開花状況は千差万別で、
標高による影響よりも日照、風、水等の生育環境に左右されている感あり。
御中道へ移動する
空模様が次第に怪しくなってくる
先を急ぎたいが、大きな敷石を横に二枚ずつ敷いた御中道のトレイルは
靴底に硬さを感じ、歩きにくい・・・山靴向きの路面ではない🥾🥾😖
大沢崩れの分岐ポイント
森林限界を感じる環境
御中道は、至る所にハクサンシャクナゲ、コケモモが確認できる。
富士山南麓の森林限界とは別世界である。
ハクサンシャクナゲ
森林限界の環境では樹高は低く抑えられている
蕾をつけた個体も確認できる
コケモモ
ハクサンシャクナゲ同様に至るところに群生が見られる
同じ標高ではあるが開花状況は、やはり千差万別
森林限界では、地に這うように成長している
時間は10時を少し過ぎたところ、霧が吹き上がり始める。
予定を切り上げて下山準備に入る。
駐車地へ戻り、着替えを完了する。
富士スバルラインの下り始めの気温は19℃だったが、
吹き上がる霧と共に気温は低下。
次第に霧が濃くなる・・・フォグランプを点灯する
富士スバルラインの最西端の駐車場では気温12℃まで下がる
晴れていれば展望台から駿河湾が見える、とのこと。
R139途中のコンビニでコーヒー☕を調達、
車内でオニギリ🍙🍙🍙昼食?
・・・今回は山で朝食を食べる時間が無かった😢
無事にミッションを完了。
富士山南麓と北麓の違いを実感した山歩き。
次回は花咲く?7月・・・マイカー規制前か
2021 6月の富士山北麓歩き これにて完😊
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「参考」
Temp:
駐車地:19℃
大沢駐車場:12℃
スバルラインゲート:18℃
R139:21℃
富士市:31℃
R1:31℃
東名高速:29℃
自宅:28℃
end
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