PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

御坂の山と吉田のうどん

2017年02月26日 20時11分30秒 | 富士山を見る

 今日は毛無山塊からのダイヤモンド富士が見られる機会の残り少ない日である。
…が、一週間も間を空けずに早朝ハイク山行は少々つらいものがある。
 と言う訳で、お手軽に富士山が見られる山へと出かけることにする。
昨年、同時期には膝まで埋まる積雪に予想外の下山行程で懲りたルートを歩いてみる。

 自宅出発時の気温は5℃。足元の装備はチェーンアイゼンと万が一に備えての
少し短めのスノーシューを携行する。
 未明の国道139号線の気温表示は-3℃~-4℃で推移、最低気温は-7℃
駐車地の気温は-2℃、途中の国道沿いの残雪状況は皆無に近い感じである。
チェーンアイゼンはザックの中へ入れ、スノーシューをザックに括り付けて登山口へ向かう。

 最初の渡渉点は残雪、凍結なし。落ち葉を踏みしめて歩を進める。
標高1200mあたりの日影部分から凍結路が出現する。 凍結の無い箇所を選んで、
つづら折れの登り道の手前に到着。

 風除けのジャケットを脱ぎ、軽食を摂りながら20分ほどの小休止とする。
ここからチェーンアイゼンを装着して歩き始める。

 つづら折れの山道の踏み跡は鹿の足跡のみ

 つづら折れを登り切って広瀬尾根に乗る

 広瀬から登ったハイカーの踏み跡が一人分?確認できる

 朝陽が富士山頂の東側に当たる

 時間が早ければ紅富士が見られたか

 松の枝と富士山の構図

 右端に毛無山塊が見える

 …毛無山、今日はダイヤモンドビューが見られたはず…残念

 朝食予定地に到着、気温は-2℃。北東の風にさらされて体感温度はさらに低い
  

 時間の経過と共に太陽高度は上昇し、暖められた地表から雲が湧き立つ。

 山頂は残雪で覆われている

 御坂峠へ下るルートは予想した程の雪は無いが、雪の下にはきつい凍結路面がある

 岩場の凍結箇所を過ぎると落ち葉を踏む無雪路、残雪路が交互に展開する

 御坂峠で残雪は一区切り
 
 ここでチェーンアイゼンを外す

 御坂道を軽快に下る

 晴天に恵まれた日曜日、老若男女のハイカーが山頂を目指して登っていく

 今回の山行のもう一つの目的は吉田のうどん…である。
いつもなら「開花」で昼食なのであるが、今回は違う店のうどんを食べてみることに

 店はココ

 選んだメニューは明太湯盛うどんさんしょう御飯の二品。
注文伝票の品名の数量欄に数を記入して受付へ持参する。430円+230円也。
 ほどなく注文した料理が運ばれてくる。
・・・太くて固めの麺、食感はグルテン多目の水飩(すいとん)を食べている感じ。
麺の味は???である。自分の手打ちうどん、手打ちラーメンの経験から使われている
小麦粉は低ランクの小麦粉? だよな、コレ と思いながら麺を口の中へ運ぶ。

 太くて、固い、は「吉田のうどん」の特徴なのは承知しているが、口の中で
粘りつくような食感と旨みを感じさせない物体を噛むのは罰ゲームのような。
 なんとも後味の悪い昼飯・・・次の店は何処にしようか思案所

 end

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毛無山 早朝ハイク 2017.2月

2017年02月22日 20時14分39秒 | 富士山を見る

 下痢・嘔吐状態から一週間、病み上がりの身体ではあるが、ダイヤモンドビューの盛期の
この時期に山を歩かないのはなんとも心残り。
 体力に一抹の不安を感じながらも残り少ない機会に懸けてみる。
山杖はスノーバスケットから無雪期仕様に変更、足元の滑り止めはチェーンアイゼンを携行。
天気予想
では午前6時の山頂は-3℃予想。 服装は少し軽めとする。

 前日には関東地方に続いて春一番が吹き荒れた山塊、残雪は無い想定である。
今日の風向予想は朝霧高原に雲が湧き立つ風向き。 吉と出るか凶と出るか??

 未明の国道139号路肩の気温表示は-1℃、駐車地での車載の外気温計は-5℃を表示。
以外に低い気温展開に少々戸惑う。 山頂付近もこの程度には気温低下が予想される。

 登山口から四合目あたりまでの気温は-2~-3℃、五合目~七合目近辺で-5℃に低下。

 今日もダイヤモンドビュー予定地に1時間前に到着してしまった。 気温は-7℃
 
ダイヤモンドの輝きが期待できそうな空

 
 ・・・が、予定時間にはダイヤモンドは輝かず

 
 雲の変化が激しく、雲の切れ間から陽の当たったときに気温は-6℃
 

 毛無山の残雪状況は

 ここから山頂へ続く山道は残雪、凍結多し

 雪が残る所は凍らず

 踏み固められた雪が融けかけて凍った道

 山頂の三角点回りは凍結状態で滑る
 

 ダイヤモンドビュータイムを過ぎてから東方の雲は消え

 午前8時を過ぎたあたりから朝霧高原上空に雲が流れる始める

 間もなく富士山は雲海に沈み込む

 下り行程では病み上がりで意識が飛んでいたのか、五合目を通過した記憶がない。
太腿、ひざ下の疲労感は残るが、無事に駐車地へ戻ることが出来て一安心。 

 復路から見る毛無山頂は雲に覆われている。


 ダイヤモンドビューは不発、体力維持の山行と思えば・・・と自分を納得させる

 end

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少し早目?の富士山の日 ホントは223だけど 今日は2月19日(日曜日)

2017年02月19日 16時12分16秒 | ひまつぶし

 今週末の土・日は毛無山塊からのダイヤモンドビューの最適日なのであるが、
2月17日(金)に関東地方に春一番を吹かせた低気圧の通過で18日の土曜日はNG。
翌19日の日曜日もダメだろうと思っていたら・・・これが快晴。

 快晴とはいっても何となく空気中の水蒸気が多い感じで太陽光が拡散されて
いるように見える。 今日はダイヤモンドビューが見られたのか、否か。

 14日のバレンタインデーに体調を崩し下痢・嘔吐で三日ほど食事ができない状態
となり、体力的には週末の山行は無理な状態だったので諦め半分なのであるが。

 ・・・というわけで暇つぶしに何かないか、とインターネット検索をしていると
「富士山の日イベント」2月18~19日(日)開催in富士山静岡空港というのがある。

 19日(日)の朝に気がついたので早々に出かける支度をする。天気は快晴。

 午前10時前に空港駐車場へ到着

 空港から見える富士山

 今日は一般向けに開放される空港管理道
 

 「空の道」と名付けられているようである
 
 この場所は「富士見の丘」と表示されている

 ローカル空港なので便数は少ない・・・待つこと30分余

 出発体勢に入るFDA機が移動中

 富士山を背景に離陸体勢に入る

 ””の文字の山へ向けて一気に上昇
 
この後、機体は南へ旋回して駿河湾上空を一回り。 乗客に富士山の雄姿を見せ、目的地へと・・・

 大きな望遠レンズを構えた写真家のお目当てはコレ
 
ANAのフラワージェットとやら言うらしいが、門外漢の自分には??

 屋外の展望デッキと富士山ビュー
 

 今日の一番の収穫はコレ 駿河ブルーライン商品!!
 
 ↑↑ 駿河湾水産振興協議会なるものが商品化を進めている内の一部商品。

  この他にも桜海老とシラスのキッシュかつおコロッケミナミマグロのチーズフリット駿河湾シラスのオイル煮
等々、昼飯時間帯の試食提供に満足・満腹。
 屋外でも豚汁の無料提供、休憩施設でのコーヒーも無料提供、と散財しない富士山の日を過ごす。

 旨い話の一日、これで次の山行に備えての体力復活成るか。

 H28.2.20 誤字修正

 end

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H29年 毛無山の歩き始め

2017年02月11日 18時43分20秒 | 富士山を見る

 H29年2月10日(金)の午後2時30分、ふもと原のキャンプ場の状況を伝えるカメラ画像は
雪原の拡がりを見せる。 この30分前の画像では残雪が所々に見られる状態であった
のであるが、天候急変である。  午後3時の本栖みちカメラは‐1.6℃を記録している。

 翌日に毛無山塊からのダイヤモンド富士ビューを計画していたが、この状況では積雪で撮影地
に到達するのは困難?・・・ということで、ダイヤモンド富士ビューを断念⇒日中の雪山歩きへ。

【H29年2月11日(土)祝】の記録
 駐車地を目指す未明の国道139号の気温表示は-10℃、厳しい冷え込みが予想されるが
路肩の積雪は少ない。
 到着した駐車地での車載の外気温計は-9℃を表示。心配した積雪量は5㎝未満。
クルマを前後、左右にこまめに動かしてで駐車地の積雪を圧雪してから車外に出る。

 薄暗い駐車場を足元を照らしながら歩き始める。
三合目付近にて気温は-5℃、東の空が明るくなるとともに気温は上昇傾向な感じ。
行動に伴う発汗で寒さよりも熱さが勝る状態となる・・・防風ジャケットを脱ぐ。

 当初予定どおりであればダイヤモンドビューが見られた時間である。
 
 富士山頂の東側に雲が湧きあがっている  この状況ではダイヤモンドは輝かない

 さらに進んでレスキューポイントに到着するが、あまりの熱さに
アームウォーマ,フリースのベスト,ネックゲータ と保温装備を脱ぐ 予想外の展開となる。

 五合目通過は午前7時50分

 雪は少ない

 往路の富士山展望台ビュー

 富士山、ふもとの朝霧高原、ともに積雪は少な目

 毛無山頂到着は午前9時15分
 

 富士山頂には柔らかい感じの雲が湧き上がっている

 樹氷復活

 毛無山頂から最高標高点へ向かうルートは踏み跡なし
無雪期のルートを思い出しながら大見岳へ向かう 積雪期の直行ルートを踏むのは敬遠しておく

 こちらも積雪は少な目
・・・が途中の木々の枝は雪をまとって垂れ下がり、背中のスノーシューに雪をためこむ

 遅めの朝飯を食べながらの富士山ビュー

 笠雲になりかかり?の雲が富士山頂にかかる
天気予想では風速10m前後の北西の風であったが・・・無風 木の枝に掛けた空のレジ袋は動かず

 気温は山頂の日なた部分では0℃~5℃、稜線の木陰で-8℃ぐらいの展開
朝飯後に滑り止めのアイゼンを外す  途端に今まで何の苦も無く歩いた稜線の斜面を滑りまくる
・・・アイゼンの効用を再確認

 今日の大見岳への踏み跡は後続のハイカーと合わせて二人分のみ

 この時間帯の稜線歩きは久々、太陽光を反射する雪原からの光がまぶしい

 毛無山頂から午前10時42分に復路行程の開始
下り行程の気温は0℃~5℃で推移。
 陽当たり良好の下山行程、朝方にあった積雪は消え、落ち葉を踏む歩きが多くなる。
午後0時55分 駐車地へ帰着、気温は2℃

 スノーシューを携行しての山行であったが、無用なものを背負っての山行鍛錬の感あり。
少々お疲れ感の山歩き 

 いつものこの時期、はさみ石の上部区間は凍結していることが多いのであるが、今回は
凍結なし。 富士山頂の冠雪も少な目。 今年は春が早いのか・・・?

 end

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