今日は毛無山塊からのダイヤモンド富士が見られる機会の残り少ない日である。
…が、一週間も間を空けずに早朝ハイク山行は少々つらいものがある。
と言う訳で、お手軽に富士山が見られる山へと出かけることにする。
昨年、同時期には膝まで埋まる積雪に予想外の下山行程で懲りたルートを歩いてみる。
自宅出発時の気温は5℃。足元の装備はチェーンアイゼンと万が一に備えての
少し短めのスノーシューを携行する。
未明の国道139号線の気温表示は-3℃~-4℃で推移、最低気温は-7℃。
駐車地の気温は-2℃、途中の国道沿いの残雪状況は皆無に近い感じである。
チェーンアイゼンはザックの中へ入れ、スノーシューをザックに括り付けて登山口へ向かう。
最初の渡渉点は残雪、凍結なし。落ち葉を踏みしめて歩を進める。
標高1200mあたりの日影部分から凍結路が出現する。 凍結の無い箇所を選んで、
つづら折れの登り道の手前に到着。
風除けのジャケットを脱ぎ、軽食を摂りながら20分ほどの小休止とする。
ここからチェーンアイゼンを装着して歩き始める。
つづら折れの山道の踏み跡は鹿の足跡のみ
つづら折れを登り切って広瀬尾根に乗る
広瀬から登ったハイカーの踏み跡が一人分?確認できる
朝陽が富士山頂の東側に当たる
時間が早ければ紅富士が見られたか
松の枝と富士山の構図
右端に毛無山塊が見える
…毛無山、今日はダイヤモンドビューが見られたはず…残念
朝食予定地に到着、気温は-2℃。北東の風にさらされて体感温度はさらに低い
時間の経過と共に太陽高度は上昇し、暖められた地表から雲が湧き立つ。
山頂は残雪で覆われている
御坂峠へ下るルートは予想した程の雪は無いが、雪の下にはきつい凍結路面がある
岩場の凍結箇所を過ぎると落ち葉を踏む無雪路、残雪路が交互に展開する
御坂峠で残雪は一区切り
ここでチェーンアイゼンを外す
御坂道を軽快に下る
晴天に恵まれた日曜日、老若男女のハイカーが山頂を目指して登っていく
今回の山行のもう一つの目的は吉田のうどん…である。
いつもなら「開花」で昼食なのであるが、今回は違う店のうどんを食べてみることに。
店はココ
選んだメニューは明太湯盛うどん、さんしょう御飯の二品。
注文伝票の品名の数量欄に数を記入して受付へ持参する。430円+230円也。
ほどなく注文した料理が運ばれてくる。
・・・太くて固めの麺、食感はグルテン多目の水飩(すいとん)を食べている感じ。
麺の味は???である。自分の手打ちうどん、手打ちラーメンの経験から使われている
小麦粉は低ランクの小麦粉? だよな、コレ と思いながら麺を口の中へ運ぶ。
太くて、固い、は「吉田のうどん」の特徴なのは承知しているが、口の中で
粘りつくような食感と旨みを感じさせない物体を噛むのは罰ゲームのような。
なんとも後味の悪い昼飯・・・次の店は何処にしようか思案所。
end