今年は富士山を歩いていない…例年よりもマイカー規制が早まったことで、富士登山
シーズン初めの山あるきの機会を逸したのが大きな理由である。
富士登山の混雑も9月10日の閉山で少しは緩和されるか、という期待を込めて
マイカー規制の終わった富士宮口から今年の富士山あるきの山行を計画する。
今回は久々の富士山早朝ハイク、これも久々の車中泊にて対応することに。
台風18号、秋雨前線の影響による大雨は東海地方から関東、東北へと移動し水害の
ニュースが連日報道されているが、今週末の山の天気予想は久々の晴れ予想。
【平成27年9月11日(金)~12日(土)】の記録
9月11日(金)の昼間の気温は30℃、山行の服装は富士山頂の早朝の寒さを考えて
初冬の装備としたが、出発前のこの気温では不向きな感じ…ア・ツ・イ!
自宅を午後に出発し、高速道路のサービスエリアにて早目の夕食を済ます。
富士山スカイラインの水ヶ塚公園で小休止をするが、そこまでの道程は雨と濃霧。
予想はしていたが、富士山の南麓周辺の局地的な雨雲の頻発地帯を実感する。
午後5時20分:富士宮口五合目の駐車場に到着する。 気温は11℃、予想外に涼しい(寒い)。
水ヶ塚公園から、ここ五合目までは霧中走行。 混雑を避けて、登山口から離れた場所へ駐車する。
午後10時30分頃から午後11時にかけて多数の車両が上がってくる…短時間に駐車場は満車になる。
クルマの脇にテントを張っている人間に、駐車場の係員がテント禁止の指導。
この時間に係員がいるとは…オドロキ これまた弾丸登山者が多いのにもオドロキ
23時28分:駐車場を出発
23時52分:新六合目を通過
後続のハイカー数名
00時35分:新七合目・御来光山荘を通過
途中でヘタっている先行のハイカーは単独行?のご婦人ハイカーが多い
01時12分:七合目 5分休憩
気温は7℃、風強し。 軽装備のハイカー数人、小屋影にて座り込む リタイヤか?
01時46分:八合目を通過 予想外に弾丸登山と思われる先行のハイカーが多い。
混雑を避けて御殿場ルートへ迂回する 閑散とした渡りルートを歩く
02時05分:御殿場ルートへ入る。 こちらは先行のハイカーのライトは二つ、後続のライトは三つほど。
02時18分:赤岩館を通過
03時41分:御殿場口の山頂へ到着
行程時間:4時間13分
山頂気温は0度 風が吹き荒れる状態…予想はしていたが…寒い
9月12日(土)の富士山頂からの日の出観測時間は5時14分。
日の出方向は雲海が拡がっており、予定時間になっても太陽は現れず空がオレンジ色に染まるだけ。
5時18分、雲の合間から太陽が顔を出す
5時22分、The 日の出
ご来光を見終ったハイカーは移動開始
05時38分:御殿場口の山頂から下山開始
06時54分:富士宮分岐を通過
御殿場ルートで営業中の山小屋…わらじ館
ガンバッテいます
07時25分:七合目を通過、下山ルートに向かう
大砂走りの手前の砂走りルートを下る。
団体さんが下り六合から砂走りルートを上ってくる…こちらの砂ぼこりが迷惑にならないように
団体さんの通過を待つ…先頭のリーダーらしき老輩に
「登りルートが東側にありますが」と言うと、「こちらが登りだ、向こうは下りだ」
とのこと、あっそうですか、ゴクロウサマです、で会話はオワリ、余計なお世話だったようである。
07時42分:下り六合を通過(上り(登り)ルートへの渡り分岐点)
07時53分:宝永山頂に到着
行程時間:富士山頂から2時間15分
南方向に越前岳が見える…向こう側からも富士山が良く見えているはず
07時57分:宝永山頂から下山開始
08時18分:宝永山・火口底に到着
冬装備を脱ぐ
08時25分:軽装になって火口底から出発
火口底を登り切ったところから火口底を見る
09時06分:駐車場に戻る 気温は16℃。
全行程:9時間38分 宝永山頂から1時間09分
駐車場は満車状態、駐車スペースに幕営禁止・・・は至極当然のこと
五合目の駐車場からの下り道、路上駐車の車列は約1キロほど続いていた。
まだまだ富士山登山のシーズンは終わっていないようである。
富士宮口山頂付近の環境省のトイレは9月15日まで利用できるとか・・・
下界に戻ったら気温は30℃・・・富士山頂での0度からの気温差は30℃
end