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PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 現地調査

2013年07月14日 13時28分56秒 | 富士山を見る

 前回の山蛭に懲りてこの時期の安倍奥はお休み。
7月の三連休初日、少し目先を変えて富士山の遠景が見える場所の
下調べにお出かけ。


【平成25年7月13日(土)】の記録
 毎年の夏後半には避暑で出かける小淵沢方面、その都度少しずつ
目的地を変えている。 何年か前に走ったルートを行くが記憶がうろ覚え。

 行きつ戻りつで
なんとか昔しの行程を再現

 ↑写真中央の上を向いたディッシュは45m電波望遠鏡

 ↓近くで見ると

 大きい…維持管理が大変そう

 こちらは直径80㎝の電波ヘリオグラフ用のアンテナ群


 ミリ波干渉計用の10mディッシュ


・・・本題の富士山の見える場所の起点から見た富士山

 お天気は曇り所により時々雨、撮影場所は雨は降らなかった
が車での移動中は雨中走行あり

 三連休初日、高速道路のサービスエリアは早朝から満車状態、
一般道も普段なら30分程度で通過できるところが倍の1時間、
と予定時間を超過することも。 帰着予定は午後4時であったが
結果は午後7時・・・連休は外出しないのが吉か。

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富士山が見える山をあるく 予定外の御坂黒岳(新道峠経由)

2013年07月07日 13時34分03秒 | 富士山を見る

 天候不順が続く週末、今日の天気なら富士登山、と東名高速へ
 霧の御殿場インター経由で須走口を目指したが、午前8時で五合目駐車場
は既に満車。


 溢れた車は下りのふじあざみラインへ路上駐車となるが、路駐の先端は
五合目から標高300m下がったところまで伸びて
おりとても所定の時間では
帰れそうもないので富士登山をあきらめる。


 コース変更で手軽に登れる近場のコースは御坂山塊の毛無山、雪頭ヶ岳、
黒岳…と思案するが、新道峠経由の黒岳がお手軽ということで決定。


【平成25年7月6日(土)】の記録

 須走口五合目から進路を反転、河口湖大橋を渡り新道峠を目指す。
この季節、立ち寄る人が皆無のスズラン畑に立ち寄り、小休止をする。

 新道峠の到着は午前10時過ぎ、先行の車が4台ほど駐車している。


 新道峠の標識には「世界文化遺産」の看板が追加されていた。


 第一展望台…これも以前には名称がなかった展望地
 第一展望台からの富士山



 黒岳山頂の直下にある展望地からの富士山

 ↑富士山側の雲の流れと、黒岳山頂側へ流れてくる雲の切れ間が
重なった瞬間のショット


 黒岳山頂から下ったすずらん峠近くの展望地からの富士山

 山頂直下よりも手前の雲が上にあるので富士山が見えやすい

 
下山時の第一展望台からの富士山…雲が巻き始めている



 花にはあまり興味はないのですが、目立っていたので

 …同行者は花に興味があったのですがネ

 河口湖・ハーブフェスティバル会場の大石公園からの富士山


 富士山頂に迫る…富士宮口の登山コースは雲の中?


 新道峠~御坂黒岳、地元の方の散歩コースのようである。
登り、下り合わせて二時間程度で歩ける手軽さと富士山展望の
良さはシニア世代にお勧めコース。

 …健脚にはモノタリナイ…コースですが


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富士山が見える山をあるく・安倍奥 大光山~安倍の大滝・周回ルート

2013年07月04日 21時57分45秒 | 富士山を見る

 大光山の蛭被害の顛末は前回の記事で掲載済み。
今回はコース全般のオハナシとして周回ルートの概略を記す。

【平成25年6月30日(日)】の記録
登山コース:
 黄金の湯P ⇒ 池尻橋を経由して草木地区へ
 ⇒ 東峰分岐 ⇒ 大光山 ⇒ 奥大光山 
 ⇒ 安倍の大滝分岐 ⇒ 安倍の大滝 ⇒ 安倍の大滝分岐
 ⇒ 黄金の湯P


午前7時10分:標高730m?
 黄金の湯・駐車場へ到着。 天候は曇り。

 北側に見える山腹からは雲が湧きたっている。

午前7時20分:駐車場から登山口に向けて出発
 駐車場の自動車入口を右へ出て池尻橋を目指す。舗装道路を南下
し少しずつ標高を下げる歩きとなる。


 黄金の湯から15分かけて池尻橋へ到達。

 池尻橋を渡ると舗装路の登りとなる。
標高750mあたりまで上がったところで草木集落に向けて下りの行程
となる。…民家の番犬?数匹、うるさく吠える。

 
午前7時52分:標高710m?
 草木林道に突き当たる。大光山の指導標あり。

 指導標に従い左へ進む。

午前8時05分:標高770m?
 大光山の登山ポスト設置場所へ到着。
 駐車中の車1台あり。


 この手前にも駐車スペースは二箇所ほどあり。


午前8時14分:標高800m?
 堰堤の横に出るがその先の進行方向が不明。
小休止して進路を検討… ※小型の蛭が胸ポケットの縁に一匹

 直進方向は木の枝が低く垂れさがり、かつ踏み跡不明。
一旦沢を渡ってみるが踏み跡がなく、立木の状態からも通行不可と判断。


 進路をふさぐように見える木の枝の下をくぐって直進する。
その後は沢を右へ左へと渡り直し、渡り終わった標高990m地点あたりで
進路を反転し、下り行程となるので道を間違えたかと感じる。


午前9時13分:標高1190m?

 東峰分岐を通過。

 しばらく平坦な道筋を歩く。

午前9時28分:標高1250m?

 水場の小屋へ到着。

 ここが大量の蛭との遭遇場所
…一面に背丈が3~5㎝ぐらいの草が繁茂している。


午前9時33分:水場の小屋…蛭エリアから脱出

 蛭エリアの滞在時間は5分ほど。

午前10時11分:標高1400m?

 岩陰を利用したトタン屋根の小屋がある。その先には熊の爪とぎ跡?
の木が三本



 山頂の少し手前には笹原の開けた道を通る箇所もある。泥の露出した
山道には所々に鹿?の蹄跡が残っている。


 山頂手前の刈安峠分岐


午前10時34分:標高1661.3m
 大光山の山頂に到着。雲の中に突入しているため視界不良。
…晴れていても回りは木々に囲まれているため展望は??


 黄金の湯から、ここまでの所要時間は3時間14分(休憩時間含む)。
※両足に吸い付いた蛭はここで発見、取り払う

 昼食を摂りながら天候の回復を待つが、蛭が体のどこかに取り付いているようで
落ち着かない。 昼食をそこそこに安倍の大滝方向へ向かう。


午前11時15分:大光山から安倍の大滝方向へ向かう

 ゆるやかな尾根道であるが、霧のため視界30mぐらいの歩きが続く。

午前11時41分:奥大光山を通過

 山頂を北へ少し下ったところが安倍の大滝への分岐点。


 この先は痩せ尾根を通る箇所が多く傾斜がキツイ坂も多い。
岩の上を濡れ落ち葉が覆っている路面が多く、二度ほど滑って転倒。
 1326mのピークを少し下ったところで進路が東から北へと向かう。
国土地理院の山岳地図に記載されている転換点とズレあり。


 雲から抜け出した標高1090m?の展望地から西方向の景色

 今日の天地の境は1100m~1200mあたりか。
…下るにつれて滝音が聞こえてくる。


午後01時20分:安倍の大滝分岐を通過


午後01時26分:安倍の大滝へ到着


午後01時30分:安倍の大滝を出発
 吊り橋をいくつか渡るが、その中でも横揺れする長い吊り橋は少々恐怖である。
他の吊り橋は上下の揺れだけなので怖くないが、横揺れは体のバランスが取りにくい


午後01時51分:舗装路へ出合う
 小雨が降りだしたが雨具を着るほどではないのでそのまま歩く。

午後02時17分:駐車地へ到着
 舗装路歩きは26分、下り勾配であったのが救いであった。

●起点~終点の総行程:6時間57分(休憩時間含む)


 山蛭と湿度の高い環境での山歩き、精神的な疲れが残る

これからの時期、水量が豊富な沢沿いの山歩きは控えたほうが◎
苔むした岩、木の葉から滴り落ちる水滴…なんてところはダメでしょうネ

【今回のルート】

 ※元図は国土地理院ウオッちず転載

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富士山が見える山をあるく・安倍奥 大光山のヒルクライシス

2013年07月02日 00時47分18秒 | 富士山を見る

 安倍奥の山歩き実績を見てみると安部峠から十枚山の間が未踏破
の空白域となっている。
 安倍奥の山歩きを一区切りつけるために、この空白域の山に目標を
設定してみた・・・大光山である。

 コースの下調べもそこそこに現地へ向かう・・・が好きになれない蛭との遭遇
が待っていた。
以下は、その部分に特化した記録である。


 ※気持ち悪い写真が掲載してあるので気の弱い方は見ないほうがヨロシイかと
 コース全般のオハナシは後編へ?


【平成25年6月30日(日)の記録】
 山あるきで何が怖いかというと気持ちの悪さで蛭(ヒル)が個人的には一番である。
これまでも気を付けて山歩きをしていたが、現実になるとは・・・トホホなオハナシ。

 天候は曇り、山頂付近は雲の中である。
最初の蛭との遭遇は草木地区の登山口から最初の堰堤を超えたあたり。
シャツの胸ポケットの縁に何やら蠢くもの。?と思いつまむと小型のヒル

 どこから?と思いながら手袋をはめた指先で潰そうとしたがゴムのようで
容易に潰れない。 地面に落として踏みつけてみたが死なない。

 あまり気にせずにその場を去る。その後は沢を右へ左へと渡りながら進む。

 標高1250mあたりで沢から離れ始めたところに小屋があった。
「水場の小屋」という標識があるので水場なのだろうと思いながら、標識の
写真を撮り、ここで小休止・・・と思いつつ足元を見ると

 靴の甲に何やら無数の蠢く(ウゴメク)ものが・・・蛭(ヒル)の大群である。
大、小取り混ぜ足元の草の間から際限なく現れてくる。 片足を上げて蛭を
取り終え、反対側の足を上げて蛭を取っている間に下ろした足にまたもや
蛭が上ってきている。


 降参、とばかりにその場を離れ、草のない道まで移動し靴に付いた
蛭を取り除くのだが、甲のアッパーの隙間に潜り込み出てこないヤツが
いる。 変幻自在に形が変わるのでつまみ出すのは容易ではない。

 足元に気を付けながら、時々はズボンの裾を上げて脛あたりの蛭の有無
を確認して歩く。 山頂手前の笹原歩きになるところで靴に取り付いている
を発見・・・取り払う。


 大光山の山頂へ到着。


 念には念を、とズボンの裾を上げてみた・・・なんと両足とも出血が!
靴下とフクラハギの境あたりに吸血の跡、しかし蛭の姿は無い。
 もしやと思い太ももまでズボンの裾を上げてみたら
左の太ももに三匹右の太ももに二匹、丸々とした蛭と流れる血、血、血・・・


 手持ちのアルコール除菌パッドで静かにつまむこと数秒、太った蛭はコロリ
と剥がれる。 同じ手順で計5匹を処理。

 代表二匹の姿、除菌パッドの大きさは縦方向が折りたたんだ状態で7.5㎝
なので蛭の大きさは以外に大きい。

 以下の写真は拡大すると気持ち悪いのでお勧めしない。

 こやつ、踏んでも中々潰れず、ゴムを踏んでいる感じ。
蛭は取り払ったが出血は止まらない・・・3時間ぐらいは出血していたか。
ズボンの内側は血だらけ orz


 駐車地へ戻りザックを降ろし、長袖シャツを脱いでみると蛭が一匹
アスファルトの上へ払い落し踏みつけるが、路面の隙間に潜り込み容易に
死なない。


 吸血被害当日の夕方の左足・・・毛深いのはご容赦


 吸血被害翌日の夕方の左足・・・カサブタを取ったあとなので若干の出血


 この山域の岩は大半が苔むしている・・・ということは湿度が高く、日当たりが悪い
ということなのだろう。 蛭にとっては住みやすい環境ということか。


 蛭の被害に遭ったことのない方々への参考になれば幸いです。


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