ラーメン激戦区の小山に、心のこもった味造り&おもてなしで、心豊かになれる店がある
【麺屋 こころ】
~ こころ.Story。~
大学を卒業後は、各職業を経験しましたが、最終的には興味があった外食産業へ転職。「この仕事は良いも悪いも単純で分かりやすいし、目に見えてはっきりと結果が表れます。その結果を実感できることが、この仕事の一番のやりがいです。大変だとは分かっていましたが、もっと自分色にお店を作りたくて、思い切ってラーメン店をオープンさせました。」と語ります。立地の条件により、急ぎ足でのオープンとなり、メインメニューとして掲げたかった「比内地鶏のラーメン」の開発が間に合わずに、当初より思い描いていた店作りができず、悩んだ日々もあったそうです。しかし今年の5月、比内地鶏の本場秋田で材料の調達に成功。メニュー構成を一新し、”真”の「こころ」を目指し、再びスタートラインへと立ちました。
店の雰囲気
懸垂幕には誇らしげに「比内地鶏」の文字。比内地鶏とは?と思う方はお店のポスターをどうぞ。気合の表れは随所に見られる「こころグッズ」からも伝わります
2重式のオープンキッチンは滅多に見ない斬新なスタイル
もちろん斬新なスタイルは客席にも応用されています。中央には円を描くようにカウンター席が設けられ、窓際にはテーブル席、そして段差を抑えたお座敷を用意。女性客・家族連れなどと、どの世代からも違和感を感じさせない空間作りが成されています
一問一答
Q.店名の由来は?
A.すべてにおいて、「こころ」のこもったおもてなしをしていこうと思ったので。
Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.食べて美味しいのは当たり前。見た目の美しさにもこだわっています。
Q.店主にとってラーメンとは?
A.創作です真似をするのではなく、真似されるようなラーメンを作るのが夢ですね。
Q.将来の展望は?
A.ラーメンとは「こんなものだ!」という概念にとらわれずに、自分の好きな材料だけを使って、ラーメンを作っていこうと思っています。この冬を楽しみにしていてください。
Q.好きなラーメン店は?
A.『穂華さん』です。味ばかりでなく、人としても成長できる数少ないお店だと思います。見習いたいですね。
Q.店主がオススメするメニューは?
A.もちろんこだわり続けた「比内地鶏らーめん」です
ではその自慢の比内地鶏らーめんを作っていただきましょう
調理の様子
鶏特有の黄金色がきれいに出たスープは、注文が入ると小鍋で温められます。そしてお隣は比内地鶏の鶏油黄金色のスープに合わせるように、黄みがかった麺を茹で始めます
カットした比内地鶏のチャーシューに、ファイアーこの瞬間はいつ見てもテンションが上がります塩ダレと鶏油が入った器にスープを注ぎ、麺、トッピングを添え
比内地鶏らーめん〔880円〕
麺の特徴
リニューアルしたスープに合わせ、”国内産小麦100%”&”モンゴルかん水”を用いて開発したという特注麺は、適度な歯応えを持つ中細タイプのストレート。行儀よく、しなやかな流れを感じさせ、上質な高級感を導く。
スープの特徴
金色色に輝くスープは、香味野菜を一切使わず、比内地鶏の小骨、モモ肉、胸肉と、採算度外視の豪勢な材料のみで炊き出す比内地鶏100%の本物志向。見入ってしまうほどの極上の仕上がりで、高貴な味と香りが楽しめる。ポイントは深みにつながる鶏油のコク。
トッピングの特徴
比内地鶏の旨みを堪能してほしいと、雑味を抑えるため白髪葱、水菜等は別皿で提供。比内地鶏のチャーシューは大きさや厚みが増し、中心に比内の挽肉を巻き込むことにより、ジューシーな仕上りに。黒コショウによるスパイシーさが、爽やかな余韻として楽しめます。
焼きわんたん〔400円〕
特徴
ワンタンを焼いたらどうなるのだろう?という発想から生まれたオリジナルメニュー。餃子の皮とは違い極薄のため、パリッと音を立てた瞬間に「とろり」ととろける食感へと変化する。一口サイズのため、女性や子供にも食べやすい一品
使用している比内地鶏は、
お客様へのメッセージ
値段が高いのでは?と思う方がいると思いますが、これが精一杯の「こころ」です。希少価値の高い本物の比内地鶏のラーメンをぜひ味わってみてください。
店舗Data
住:小山市犬塚4-1-11
休:第2・第3木曜日
営:11:00-15:00/17:00-22:00
土・日・祝は通し営業
他:
修:独学 開:2007年11月
他メニュー
節だし正油らーめん 坦々麺 旨辛キムチらーめん
焼干しつけめん 肉ぎょうざ など
※こころさん取材協力ありがとうございました。
'09/05 夏季限定「涼夏麺」の紹介は{こちら}
'09/11 毎月28日は「比内地鶏の日」。詳細は{こちら}
'10/4 ラーメンマップ栃木2・新メニュー「日乃国まぜ~めん」の紹介は{こちら}
'10/7 要予約メニュー「日乃国鍋ラーメン」の紹介は{こちら}