スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【ラーメン たぐち】

2008年09月02日 | 鹿沼市
※2009年2月 移転しました。情報は{こちら



鶏白湯がブームになる以前からメニューに取り入れていた「パンダマーク」でお馴染みの店

その名は
ラーメン たぐち】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ たぐち.Story。~
この土地に店を構えておよそ30年。親子代々に渡り、地域密着型のお店で奮闘するのは2代目店主となる田口氏。小学校の頃から父が店を経営していたため、必然的に店を継ぐものだという考えを持っていたそうです。甘えが生じないよう親元を離れ、あえて厳しい環境で修業することを決意。7年もの修業を積んだあと、25歳でお店を継ぎます。父の味と比べられることが辛かったと、2代目ならではの悩みを抱えつつも、自らの信念を曲げることなくラーメンを作り続けています。

店の雰囲気
こじんまりとした店構えだが、玄関をはじめ店内には出窓、カウンターなど至る所に観葉植物アットホーム感を打ち出した店造りです


客席はカウンター、テーブル席、畳を用いたお座敷が用意されています。オープン式のキッチンのため、カウンター席に座ると人柄のよい店主と楽しい会話ができますよ


一問一答
Q.店名の由来は?
A.そのままです(笑)

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.手造りをモットーに、極力添加物は控えて安心で安全なものを提供できるように心掛けています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.人生の修業です
昨日より今日、今日より明日の方が美味しくないとお客さんが納得しないですから。

Q.将来の展望は?
A.年内を目処に同じ鹿沼市内になりますが、移転をしようと思っています。店の形態は現状とは異なって、コンセプトは女性が一人でも来店できるような店造りを考えています。長年通ってくださった常連のお客様には申し訳ないのですが、今後ともよろしくお願いいたします。

Q.好きなラーメン店は?
A.同じ鹿沼にある「八珍」のチャーシューメンです。チャーシューにこだわりを感じます。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.一番手間暇がかかっている鶏骨ラーメンです。後は手造りの皮を使った餃子です。皮にこだわっていて、現在も新しい皮を試作中なんですよ

では今回はその自慢の餃子を作っていただきましょう

調理の様子
冷凍物は風味が落ちるので使わないというこだわり。なんと包むところからスタートです手慣れた手つきであっという間に5個完成


フライパンに餃子を並べ、お湯を張って蒸しますぷくっとひと回り大きくなった餃子の上から、油を流し込みきつね色の焼き目をつけて完成
(同時進行でお勧めの鶏骨ラーメンも作って頂きました)


完成したスゴ腕店主の一杯

鶏骨ラーメン〔600円〕

麺の特徴
時間が経っても強固に伸びない麺は、中細縮れの自家製麺。鶏の重厚なスープとの組み合わせも絶妙で、深い満足感をもたらす。



スープの特徴
豚は使わずに鶏をメインに長時間炊き出すスープは、こってり感やまろやかさ、マイルド感などはあるが、獣臭さは感じない。まったりとした口当たりで、濃密ながら重たさはなく、鶏白湯ならではの魅力がよく表現されています。

トッピングの特徴
肩ロースを使ったチャーシューは創業時から継ぎ足してきた秘伝の醤油ダレの中で3時間煮込んだ、店主自慢の逸品。




餃子〔350円〕

特徴
小麦粉と片栗粉をブレンドした自家製の皮に包まれた餃子を口に運ぶと、噛みしめるほどに旨みがにじみ出す。具にはなんとおからの存在。他の具材から出る旨みを逃さず吸い込み、影の隠れた主役となっている


お客様へのメッセージ
一口目は何もいれずそのままの状態でラーメンを食べてもらえたら嬉しいです。

店舗Data
住:鹿沼市奈佐原町564-1
休:木曜日
営:11:30-14:00/17:00-22:00
他:
修:龍華園
開:1978年

他メニュー
ラーメン 黒ごまタンタンメン スタミナラーメン
やみつきラーメン 白 餃子 など


これがスゴ腕


※なんか変なポーズでしょう?ユーモアたっぷりの田口さんが変わったポーズを取ってくれました。店内は大爆笑でしたよ。
たぐちさん取材協力ありがとうございました。