cafe powa

ぽわわーん日記

「静子の日常」

2009年11月10日 | 読んだ本
井上荒野さんの「静子の日常」、
なんてことないおばあちゃんの日常ですが
愛らしくて、ユーモラスで、あたたかくって、ちょっと切ない、
好きなお話です。

今年一番ハマッたのは「1Q84」だと思っていたけど
「静子の日常」のほうが好きだな。

お手本が見つからない

2009年11月04日 | ひとりごと
ここ1年雑誌を買ってないなーとふと思い立ち本屋さんへ。

女性向けのファッション誌の棚を前に
うぐぐぐぐ・・・・
とうなってしまった。

CANCANやJJは女子大生~20代前半向け、
MOREとかWHTHは20代向け、
OggiやDOMANIは30代のキャリアウーマン向け、
LEEやVERYやSTORYは30代~40代前半オシャレなママ向け。

powaみたいな30代のキャリアウーマンでない女はどの雑誌を読めばいいのでしょうか?
なんだか、どこにも属せない自分がかわいそうになってしまい
とぼとぼお家に帰りました。

ファッションはその人の生き方を象徴するというけど、
生き方の定まらないこと思い知らされちゃったよー。

それなら、細木数子の来年の運勢本でも読んだら?といわれたけど
そろそろ大殺界に入りそうで恐ろしくて読めません

素敵な手仕事

2009年11月03日 | ひとりごと
美容室に行く時ってヘンな格好では行けません。
美容師さん達って男女共にすごーくオシャレだし、
お客さんのファッションも結構チェックしてるんだよねー。

そういうわけで、アシスタントの女の子はpowaの好みを知っています。
powaはオトナっぽいモノよりもカラフルでかわいいものが大好きだってことも。

前回髪を切ったときにアシスタントの子が髪につけていたシュシュ。
「コレ、かわいいでしょ?powaさんこういうの好きでしょ?」
と見破られました。
「うん。色もモコモコ感もいいね~。」
「これ、友達の手作りなんです。毛糸屋さんで働いてる子なんですけど趣味で毛糸を使って。
お店とかには出してないけど、地元では個展とかも開いてる子なんですよ。」

早速、powaもひとつオーダーしてみました。
といっても、powaの髪は短いのでバッグに付けるようなコサージュ。
色は紅葉をイメージしてという漠然としたオーダー。

出来上がってきたのがコレ(写真)。
レースに一つ一つ編んだ花が縫い付けてある秋の花束みたいなコサージュ。
powaにはハードな光沢あるカーキのジャケットに合わせたら
やさしい雰囲気で着易くなりました。

以前は手作り小物なんてださくて使えないやろーと思っていたけど
素敵なモノを作られる方っていらっしゃるのね。
尊敬しちゃう。
まだデザイン学校を卒業したてのすごく若い女の子らしい。
これからプロの作家さんになるんだろうな。
髪が結べる長さになったらシュシュもお願いしちゃおっと。
ふふふ。

もう1品素敵な手仕事作品を近いうちします。
こちらはアンティークレースを使ったお洋服を製作してる作家さんにリメイクをオーダーしたもの。
お楽しみに

マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」

2009年11月01日 | 映画
「powaさん、ナポレオンジャケットってどう思います?」
「ん??ナポレオンジャケットって??」
「今年の流行のナポレオンが着てた、っていうかマイケル・ジャクソンが着てた
 肩に飾りがついてたり・・・そんなの。」

美容室で若いアシスタントさんから聞かれました。
あぁ、今年はジャイケル・ジャクソンとシャネル風の服が流行ると夏の終わりに
お洋服屋さんが言ってたな。
シャネル風はpowaはツイードのコートを8月のうちに購入済だし、
働き出して最初の海外旅行先の香港でママにプレゼントしたイヤリングをタンスの奥から引っ張り済。
しかし、マイケル風ファッション・・・って?
肩をいからせたり、鋲が付いた皮のジャケットとかハードなの趣味じゃないし。
それより、マイケルって整形しすぎて化け物みたいで好きじゃなかったし。

「ファッションはともかく、マイケルの映画、すっごくよかったんです。
 ファンとかじゃなかったけど、見たら価値観変わるんです。是非見てくださいよー。」

と熱くオススメされたので、美容室帰りに「THIS IS IT」見てきました。

始まってしばらく胸がいっぱいで涙が溢れます。
マイケル・ジャクソンという人は本物のプロのエンターテイナーだったんですね。
最高のステージを作り上げるために少しも妥協せず、自分ですべてを把握しスタッフに指示を出す。
世界中から集まったスタッフ、コーラス、ダンサーはマイケルと仕事できることに
誇りを持ち、マイケルの想いをマイケルの一部となり表現する。
50歳のマイケルのダンスのキレ、伸びやかな声には驚き。
マイケルが動き出すと、あの不気味に感じていた白い顔も美しく思える。
素晴らしい!

帰り道に見た空に浮かぶ白くまあるく光る月はマイケルを思いおこさせます。
あんなに熱い輝くステージの映像をみた後なのに
なぜだかやさしくささやくように話す姿のほうが印象に残っていて月のように感じるのです。