「遥かなる航跡」リシャール・コラス

シャネル日本法人の社長さんは日本文化に精通されていて
モダンな自宅には葛飾北斎の浮世絵が飾ってあると以前テレビで見て気になっていました。

その社長のリシャール・コラスさんの自伝的小説が「遥かなる航跡」。

映画を見てるように鮮やかにシーンが目に浮かぶのは
写真を趣味としている作者の情景の描写力のせいかしら？
美しく描かれた物語と哀しいラストのコントラスト。

久しぶりに夢中になって読んだ一冊