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ぽわわーん日記

「恋する日本語」

2006年07月23日 | 読んだ本
「恋する日本語」  著:小山薫堂 を読んでます。

powaは日本語が好き。
もちろん、他の言語を知らないからというのもあるけれど。
ちょっとだけ学校で学んだ英語の表現はスパっと直接的すぎる。
多分、アメリカ人には「察して欲しい・・・」という声出来ない気持ち
というのはなかなかないのじゃないかな?
もちろん、アメリカ人もそのほかの外国人とお話したことないのだけど。
やっぱりpowaは日本語が好き。
心で受け止めて、ふんわりと包まれた言葉の本質を感じることが出来るから。

あえか、気宇(きう)、偶さか(たまさか)、時雨心地(しぐれごこち)、恋水、
揺蕩う(たゆたう)・・・、
普段使わないから、ちゃんとは意味は分からないけれど言葉から想像できますよね。

小山薫堂さん(放送作家)が物語性を秘めた35の言葉からイメージをふくらまし
物語をつけたのが「恋する日本語」。
どれも心に染み入る物語です。

雨の季節なので、雨にちなんだ言葉をひとつ紹介しましょうね。

  【時雨心地】時雨の降ろうとする空模様。 
         転じて、涙が出そうになる気持ち。


人前で涙を流せないpowaは、心はどしゃぶりでも顔には青空をペイント。
ひとりになって電車やバスや船や飛行機の中で涙がポロポロ落ちることがあります。
乗り物という密閉された箱に入れられて、
ここじゃない、今じゃない、異次元へ連れて行かれる気分になる。
だからかな?不思議と心が無防備になってしまうのです。

明日はつばめに乗って鹿児島へ。

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