cafe powa

ぽわわーん日記

パリジェンヌの本棚

2007年05月31日 | 
「あー、powaちゃん、図書館行ったとー?
 何読むの?見せて。」

「ヤダ。」

実はpowa読んでる本を聞かれるのダメなのだ。
ついでに映画も。
ブログに書いてるじゃんって思われるかもしれないけど、
そりゃー選別してるからね。
不意に聞かれるととりあえず「ヤダ。」になってしまう。
本棚を人に見せることには抵抗がある。

「それって、powaは自分の思想がバレるのがまずいの?」

と聞かれた。
思想って程の高尚なことじゃないけど、
やっぱり頭の中が見透かされそうで怖いみたい。
とても親しい友人であってもね。

そのくせ、他人の本棚にはとーっても興味あるから始末悪い。


パリジェンヌ・Mariは日本文化に興味があるそうだ。

「ヨコガワが好き。」
「横川??
 powa、知らないなー。本は読むほうなんだけど。」

と首をかしげた。

お部屋に遊びに行って本棚を見せてもらったら、
スゴイ!!日本の小説(もちろん翻訳本)がギッシリ!!

人気の村上春樹、村上龍、山田詠美、宮本輝、小川洋子、
文豪、夏目漱石、谷崎潤一郎、田山花袋、森鴎外、太宰治、芥川龍之介、
そしてアニメ・・・。

日本人なんかよりよっぽど日本文化に精通してそう。

日本人・powaが外国人に是非読んで欲しい日本文学は、
谷崎の「細雪」、漱石は全部(特に好きなのは「それから」「こころ」)、、
宮本輝の「錦秋」だな。
大好きな立原正秋もMariに教えたいけど、翻訳本なんてないだろうなー。


もっともっとMariと本のことおしゃべりしたかった。
でも言葉が出てこない。
あーあ、英語がしゃべれたら、本好き同士盛り上がれたのに・・・。
この日ばかりはなまけものの自分を情けなく思いました。
英語、やっぱ勉強したほうがいいかな・・・、でも勉強は・・・、したくないし・・・。
しゅるるるるる・・・。

そうそう、ヨコガワ=Yoko Ogawa=ヨーコ オガワ=小川洋子でした。
まぎらわしいよね


 写真はpowa自慢のブックエンド。
 powa、こういうキッチュな雑貨に目がないんだー