cafe powa

ぽわわーん日記

やさしい目線

2006年09月10日 | ひとりごと
お家に帰って金子みすずの詩を朗読しています。

*   *   *   *   *   *   *   

      つ ゆ

  だれにもいわずにおきましょう。

  朝のお庭のすみっこで、
  花がほろりとないたこと。

  もしもうわさがひろがって
  はちのお耳に入ったら、

  わるいことでもしたように、
  みつをかえしにゆくでしょう。

*   *   *   *   *   *   *   

なんてやさしい目線でしょう。

噂話といえば
「○○ちゃんは○○くんを好きらしい。」
ってのは定番です。
だけど、気づいた人が周りに言いふらすことで
ギクシャクしてうまくいくものもうまくいかなくなったり。
相手も照れて微妙に避けちゃったり。
「誰にも言わずにおきましょう。」
他人の気持ちを慮り、そっと自然に見守ってあげること、それがやさしさ。


みすずさんの詩の芯にあるのは
「みんなちがって、みんないい。」
一人一人が愛すべき存在で、個性としてぜーんぶ認めること。
やさしい目線ですね。

私は自分とタイプが違う人苦手と敬遠しちゃう。
その人を理解しようとするまえに「あなたと私とは毛色が違うわ。」と線引きしちゃう。
自分との違いをマイナスポイントとしてカウントしちゃうの。
そして、他人と同じように自分に対しても
「私は出来ないわ。」「あなたのようにはなれないわ。」「私は役立たずだから。」
とマイナスポイントばかり探してしまいます。

「みんなちがって、みんないい。」
という言葉に励まされます。
あなたも私もこれでいいんだよね。


わたしと小鳥とすずと

2006年09月10日 | ひとりごと
   わたしが両手をひろげても、
   お空はちっともとべないが、
   とべる小鳥はわたしのように、
   地面ははやく走れない。

   わたしがからだを揺すっても、
   きれいな音はでないけど、
   あの鳴るすずはわたしのように
   たくさんうたは知らないよ。

   すずと、小鳥と、それからわたし、
   みんなちがって、みんないい。

              金子みすず

"みんなちがって、みんないい"
みずずさんのあたたかな眼差しが好きです。

仙崎の金子みすず記念館へ行きました。
仙崎は漁業の町、かまぼこが有名です。
かまぼこにメッセージを書くみすずプロジェクトにも参加しました。



動物といこい広場

2006年09月10日 | ひとりごと
秋吉台のサファリパークへ。
虎に餌をあげました。
虎は鳥皮が好物らしく飛び上がってきた!
柵があっても恐い!

動物と遊べるいこい広場。
飼い馴らされた動物をなでなでしたり抱っこしたり出来ます。

「あなたちにとってキャバクラがいこい広場でしょ?」

と酔っ払ってうるさい同僚に言ってやりました。
アハハハハ