cafe powa

ぽわわーん日記

別れと旅立ち

2006年06月12日 | ひとりごと
diptyque
のアロマキャンドルはとってもやさしい香りです。

私が選んだ香りは Pois de senteur 。
英語ではスイトピー(sweet pea)、
和名では麝香連理草(じゃこうれんりそう)というそうです。

夏らしくスッキリした柑橘系を選ぶつもりだったのだけど
生き生きした香りと花言葉が気に入ってスイトピーを選びました。

スイトピーはとっても繊細に見えるけれど実はとっても生命力が強い花なので
「生命力」をイメージしてこのキャンドルは作られたそうです。
目をつぶるとキャンドルとは思えない程、新鮮な香りがします。

花言葉は「別れ」「旅立ち」「門出」。
「別れ」というと寂しいけど、
「旅立ち」は祝福すべきことですよね。
180度印象が違う言葉だけど、実は同じこと。
「終わり」と「始まり」も同じ。
きっと受け取り方次第で人生はプラスにもマイナスにもなるんでしょうね。


スイトピーと聞いて思い出すのはやっぱり松田聖子さんの「赤いスイトピー」。
”I will follow you
 あなたについて行きたい
 ちょっぴり気の弱いけど 素敵な人だから”
この歌の女の子も繊細そうに見えて、実は強い女の子。
恋の始まりは、ちょっぴり気が弱いとこは気になる・・・けど好きなんだもんっ!
と突進するタイプで気になるトコは見ないフリ。
だけどやっぱりこの2人別れちゃうんだよ。
あまり知られてないけど「続・赤いスイトピー」という歌があって
”やさしいあなたにはやさしい人が似合う”とか
”もしも強引にこの腕をつかんで生きてくれたら続いてたの?”
とあの駅のベンチに一人すわり彼を思い出すの。
なんだかリアルでpowaは続編のほうが好き。
「強引にこの腕をつかんでて!」
なんて言ったって無理な話だし、彼の気の弱さは一生直らなそうだし、
そもそも合わないもんは合わない、仕方ないさ、あきらめて次!と
赤いスイトピーは背中を押してくれるんじゃないかな。
色が”赤”というのも彼女の生命力の強さを象徴してるんじゃないでしょうか?


キャンドルのあたたかな光と香りに癒され今夜も深く眠れそうです。
明日のpowaは生命力溢れ、新緑のように輝いてることでしょう・・・。
きっと。