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FREE HUGS いきさつと出会いいろいろ

2015-10-24 21:39:16 | その他 Others
2013年10月29日から、FREE HUGSを始めました。間もなく2年になります。
始めたきっかけは、・・・詳しくは書きませんが、気持ちが落ち込んでいたからです。

以前名駅でFREE HUGSをやっている若者たちを見まして、その時はFREE HUGSが何かを知りませんでしたが、面白そうなので私もやってみました。すると何とも言えず気持ちが良く、幸せな気持ちになりました。
またどこかでFREE HUGSをやっていたら、ぜひハグをして元気をもらいたい。そう思っていましたが、なかなかそのような光景には出会いません。
それならばと、自分で始めてみることにしたのです。

(FREE HUGSと言うのは、ウィキペディアによりますと、「街頭で見知らぬ人々とハグ (抱擁) をして、素晴らしい何か(愛・平和・温もりetc)を生み出す活動である。」とあります。
そして、「FREE HUGSをした時に感じるものは人それぞれ異なる。それを愛や平和や幸せなど一つの言葉でまとめる・強要するのではなく、ハグする人・した人が自由に感じ、そして想う。それがフリー・ハグズである。」ともあります。)

FREE HUGSは、人の優しさやぬくもりを感じる一方、自分試しでもあると感じます。
街中でFREE HUGSの看板を掲げて立つことは、それ自体恥ずかしいことです。
ほとんどの人が無視するか、好奇な目で見るかで、中には遠くから写真を撮ってツイッターに投稿する人もいます。
「はげ散らかしたおっさんが名駅でFREE HUGSの看板持って立ってる。怖い。」などと書かれたこともあります。
はっきり言って気になりますし、へこみます。
しかしそういうことにめげず街中に立っていますと、中にはハグをしてくれる人もいて、頑張ってくださいとか、イエィとか、ありがとうとか声をかけてくれたりもして、とても嬉しく温かい気持ちになれます。心が和むんですよね。
男女の比率は男性2/3、女性1/3ぐらいで、ほとんどが若い人です。2時間で53人ということもありました。

FREE HUGSは元気をもらうだけでなく、相手に元気を与えるものでもあります。
見知らぬ人とハグするわけですから、心を開いてお互いを認めないとできませんからね。
そして、いつも同じところに立っていましたから、顔見知りができたりもしました。

Union Street Sols#(ストソル)の3人と出会ったのもFREE HUGSでした。
Yurioちゃんが、「一人では勇気が出ないから、友達を連れてきました。」そう言って来たのがメンバーの3人(Yurioちゃん、ゆかりちゃんちなんちゃん)でした。


(このときは、まだ出会ったばかりですから、SNSに上げるのに私の顔が消されています。)

その時は、歌を歌っていることは知らなかったのですが、別の日に名駅を通りかかった時に、「フリーハグのおじさん」と声を掛けられました。私のことを覚えていたようです。
ちょうどライブの準備をしているところでした。
声をかけられたのも嬉しかったですが、ハグをしたときに「(これからライブを始めるのに)力をもらった。」と言ってくれたのも嬉しかったです。
用事を済ませた後、もう一度寄りましたら、ちょうどライブが終わってしまったところでした。でも、ライブ後でしたので少しお話ができましたし、次のライブを聞きに行く約束もできました。


(ちなんちゃんは韓国に行っていました。)

こうして、ストソルと知り合い、後日歌を聞いたらなかなか良かったので応援するようになり、現在に至ります。
(今は、ストソルは活動を休止して個人活動をしていますが、それぞれを応援しています。)

他にも、ハグはしてくれなかったけれど、興味津々に寄って来た女子高生二人組とも知り合いになりました。
音楽科の生徒で、卒業演奏会に行ってきましたし、卒業祝いで食事に出かけたりもしました。



自分の子供より歳が下で、若い人と話すのは楽しいね。
一方、若いとは言っても18歳。進路や将来の悩みもあるのよね。
自分は何もアドバイスしてあげられないけれど、違う世代の人と話ができたのは良かったと思います。
こんなおじさんですが、「変なおじさん。」ではなくて、認められているようでちょっと嬉しかったです。
今は連絡が取れなくなってしまっていますが、夢を与えてくれたと思っています。
落ち込んでいたこともあって、若い人から認められたいという承認欲求がある意味満たされたと言ってもいいでしょう。

さて、このFREE HUGS、今は事情でやっていませんが、いろいろな出会い、思い出があるなと思います。

表題写真は、伊吹山の山頂で。

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