らぷんつぇる**

日々のささいな出来事をつづったり
本や映画や食べ物の感想を載せてみたり
ひとりごとを言ってみたり。など。

『この道は母へとつづく』

2008年03月09日 16時30分11秒 | Movies
今日の映画、1本目。
ロシア映画ってはじめてかも…。

*あらすじ*
孤児院で暮らす6歳のワーニャは、幸運にも裕福なイタリア人夫婦との養子縁組が決まった。
しかし、先に養子にいった親友・ムーヒンの実母が孤児院を訪ねてきたことから、ワーニャの気持ちは揺れ動く。
-本当のママに会いたい…。
ワーニャは実母に会いたい一心で文字を覚えて出生記録を盗み読み、わずかな手がかりだけをあてにして孤児院を抜け出すのだった…。


ワーニャかわいい。。。
実話がもとになっているらしく、リアル「母を求めて三千里」ですね。

やっぱり引き取られる先がどんなに裕福でも、「ほんとうのおかあさん」って存在にはかなわないんだなぁ。
虐待を受けていたりしても、やっぱりお母さんは好き、嫌われたくない、ってことはよくあるらしいけど、子供にとって「おかあさん」は何者にも代え難い存在なんですねえ。
ワーニャの場合はムーヒンママを見て「自分のお母さんも養子に行った後に迎えにくるかも…」って思ってしまったんだと思うけど。

遠く離れた街までお母さん探しに行く間にいろんな人とめぐり会って、嫌な目にあったり、助けてもらったり、どきどきして見てました。
ほんとに、人生は糾える縄のよう。


ネタバレだけど言わせてもらえるなら…

このラストでよかった☆


にしてもなんでワーニャ母はワーニャを孤児院に預けたんでしょうね??
結構そのへんは謎でした。

あと、原題!
なぜにITALIANETZ(イタリア人)??
たしかに、イタリア人夫婦に引き取られることが決まってから、年上のお兄さん達に「イタリア人」って呼ばれていたけど…。。
そもそも、わざわざロシアまでイタリア人夫婦が養子を探しに来るってのもよくわからない。
登場人物の一人が養子縁組を「商売だ」を言うように、ロシアの厳しい現実を取り上げているんでしょうか。

何はともあれ、見て損はない映画。

*データ*
監督:アンドレイ・クラフチューク
出演:コーリャ・スピリドノフ、マリヤ・クズネツォーワ、ダーリヤ・レスニコーワ、ユーリイ・イツコーフ
初公開年月:2007年10月
上映時間:99分
制作国:ロシア
公式HP:映画「この道は母へとつづく/ ITALIANETZ」公式サイト

最新の画像もっと見る

コメントを投稿