10月4日(金)です。この日の18時半から徳島市の両国橋近くのひょうたん島クルーズの発着桟橋で、NPO法人「新町川を守る会」の「藍love新町川」の催しものがあり、そのオープニングで学生が書道パフォーマンスを披露しました。この会の活動については以下のサイトをご覧ください。新町川の清掃活動や「ひょうたん島クルーズ」での船の運航などが主活動です。
担当メンバーは書道文化学科1年生の、嘉勢山なちか、野村実礼、真鍋優妃乃、撫中椋の4名です。しばらく前から放課後や休日にも準備・練習をしていました。書道文化館1Fに、パネルが準備されていたのがこの写真です。
17時には物品を会場に運び、学生も到着して準備を始めました。18時にはすっかり日も落ちて暗くなっていました。会場には、この日の「新町川を守る会」の参加者だけでなく、学生のご家族や書道文化学科の友人学生たち、地域連携課の相田さんも見学・撮影に来られました。地元のケーブルTVの撮影クルーも参加して撮影していました。
18時半に田村さんの司会で、松重和美学長の挨拶があり、四国大学の藍と書道の活動が紹介されました。学長も会のメンバーの一人です。
その直後に、音楽が流れてパフォーマンスが始まりました。
大学の地域連携課の徳山さんが事前に藍墨の墨汁を用意してくださって、それを使って書いています。タデ藍から抽出した液に液体プラスチックを混ぜたもので、とても貴重な溶液です。練習の際はもったいないので、普通の墨汁を使っています。
出来上がった作品を見ながら、中村英雄会長による挨拶があり、作品をほめていただきました。
この後、藍染の専門家お二人の御挨拶があってから会の宴席が始まり、学生は撮影をしたり片付けをし、その後に私は道具を運んで一足先に大学に戻りました。学生たちは会で用意してくださった食事をし、会の人々とも交流してから戻りました。地域の大勢の皆さんと様々なお話もできて、学生にとって有意義な体験となりました。このような体験が学生の就業力を高め、将来の活躍につながります。