わたしの大きな荷物をバイクの荷台に乗せ、
バイクで走ってゆくおじちゃん。
!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!?
(まずは前回までの記事をご覧ください。
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韓国旅行の思い出1。
韓国旅行の思い出2。)
走って追いかけるわたし。
いったいどこに行くというのか!?
もしかして行き先がわかったのか!?
そして着いたのは、わたしの行きたかった宿であった。
おじちゃ~ん!おじちゃん、ありがとうっ!ありがとうっ!
「カムサハムニダ~、カムサハムニダ~!
」
何度もお礼を言うわたしに、満面の笑顔で手を振り、
バイクで戻っていくおじちゃん。
あのおじちゃんの笑顔、わたし、忘れないッ!
次回ソウルに来るときには必ずおじちゃんにお礼を言いにいくぞ!
と思い、韓国語を勉強しようと決意する。
(韓国語のテキストは買い一時期はまったが、それ以来勉強してない・・・。)
宿に着き、ほっと一息。疲れを休めた。
同室だった韓国人の女性が英語でわたしに話しかけてきた。
「あなた日本人ですか?
わたしアメリカに留学してた時、日本人の友達がいたの。
ジュンコっていうんだけど、知らない?わたしの名前はウンニョ。」
ジュンコ・・・。
日本には何万人とジュンコさんがいるよーーッ!
と、つっこみたくなりつつも、ウンニョというその女性と友達になった。
(数年後、韓国人の友達にその話をすると、
ウンニョという名前も日本のジュンコさんと同じくらい韓国では多い名前らしい。)
翌日、ソウル市内をひとりでふらふらと観光。
「地球の歩き方」にも書いてあった通り、
韓国の信号は変わるのが早くてこわい。
デパートにも入ってみる。
ひとつ驚いたことがあった。
それは・・・。
消しゴムがひとつ200ウォン(日本円にすると20円)。
安ッ!
おなかがすいたのでランチ、ランチ!
見つけたのはマック。
韓国にきてまでなぜにマック?という感じなのだが・・・。
せっかく韓国に来たのだから、韓国料理を食べればよいのはわかっている。
しかし、韓国語が読めない、話せない。
小心者のわたしは、無難なファーストフードに入ってしまった。
だってファーストフードなら「オレンジジュース」はやっぱり「オレンジジュース」。
ちゃんと注文したものが出てくるんだもの。
もし友達と来ていたら、韓国語がわからなくとも
おいしい韓国料理のお店に入ったと思う。
けれど勇気がいるのが一人旅。
食事の時って心細いのよね。
平気な人は全然平気なのだろうけど。
そういうわけで、夕食もとりあえず、KFC(ケンタッキー)へ。
やっぱりファーストフードは落ち着くわー。
ちなみに物価の安い韓国だが、マックやファーストフードは
日本とほぼ同じ値段だった。
そうして日は暮れ、翌朝は6時前に宿を出る。
朝9時の飛行機に乗るのだ。
7時ごろ金浦空港に着き、旅行会社の人に言われていたとおり、
チケットカウンターへ帰りの便のチケットをもらいに行く。
が!
「あなたの名前は予約されていません。」
クールビューティなお姉さんが言う。
なぬ!?( ̄□ ̄;)!!
別のカウンターに行ってみる。
しかし、わたしの名前はブックされてないと言われる。
う・・・うそ~~~ん!?┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!!
そんな・・・日本に帰れないジャン!?
どうしよう?どうしよう?
出発2時間前にしてパニックに陥るわたしなのだった
つづく・・・。