FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

山崎豊子「不毛地帯 3」

2010年01月29日 23時57分21秒 | 小説
本日、山崎豊子「不毛地帯 3」を読み終わりました。

「虎視眈々と日本を窺う米巨大自動車企業。提携相手はどちらの社か――容赦なき国際経済戦争の現実。 次期戦闘機商戦に勝利し、中東戦争をめぐる商機を掴んで利益を挙げた壹岐は、社の経営方針転換を提唱。経営不振の千代田自動車への関与を深めようとした矢先、米巨大自動車企業フォークの社長が突如来日する。虎視眈々と日本市場を窺うフォーク社に対し、壹岐はアメリカ近畿商事の社長となって千代田自動車との提携交渉を進めるが・・・。国際経済戦争の過酷な現実に壹岐は苦悩する」

日本の戦後、高度経済成長の波が描かれる。
この巻の主題は、日米の自動車会社合併問題。
日米の商習慣の違いに翻弄されながら、壱岐常務は経済人としての実力を付けていく。
顧客やライバル会社との戦い以外に社内での足の引っ張り合い。
会社人って辛い・・・。
そんな中、ライバル会社の鮫島がウロチョロし、結局、ビッグプロジェクトを掻っ攫われる。
最終章では、車から石油へ話の中心がシフトしていく。
さらに大きな利権への挑戦。
商社マンの飽くなき闘い。
さあ、最終巻へ。

それにしても、営業マンって契約なき場合は、ただ「頑張ったな。でも、残念・・・」
契約できた場合は、皆から「よく、頑張った。会社への貢献度も大きい
などとお褒めの言葉を浴び、誇りと自信が身に付く。
会社内は、プロジェクトの大小関係なく、新規案件や困難な仕事を成功すると評価も上がり、いずれ地位も上がる。
サラリーマンは、立ち止まったら終わり。
常に成果を求められ、邁進することを求められ続ける。
辛い、家業じゃの~。
一般のサラリーマン生活は、大体40年。
この間中、仕事に誇りを持ち続け、喜びを見つけ、新しいものに挑戦し続けなきゃいけないなんて、よう考えると大変。
イヤだ、イヤだと思うとど壺に嵌まる。
どんな仕事にも楽しみを見つけ、理解者と協力者を見つければイヤと言う気持ちはなくなるのが最近分かった・・・。

一番町「手打ちそば 吉田」

2010年01月28日 22時37分48秒 | 蕎麦行脚
本日の蕎麦は、一番町「手打ちそば 吉田」です。

珍しく麹町界隈でのランチ。
意外とここ近辺は、不毛地帯だ。
隠れ家的なフレンチやイタリアンなど目白押しの地のような。
しかし、昨日、プチ飲み過ぎ、食べ過ぎで胃がもたれている。
こんな時は、蕎麦か饂飩である。
探せど、探せど手打ちのお店が中々見つからない。
途中、とんかつの美味しそうなB級の香りのするお店や二流鮨屋などに出会いましたが、到底もたれ胃に入る訳もなく、麹町界隈を歩きました。
で、やっと見つけたのが、コチラ。

門構えは非常に清楚で高級感漂う雰囲気。
これは、期待できるぞ。
一応、メニューは見るも「せいろ」に決めているので参考程度。

待つこと、5分。出てきたのは、コチラ。

「少なっ」と思いきや、食べてみると意外と多い。しっかりと、笊の上に満遍なく延ばされている。
待望の一口目。
ズズズズゥーーーーーーーー。
まず、数秒茹で過ぎで微妙にコシが熱湯に奪われている。
蕎麦の風味も少ないような・・・。
ツユもダシがしっかりと取れていない。
名店のようだが、蕎麦素人の小生には、いまいち旨さの醍醐味が伺えなかった・・・。
でも、蕎麦を食べた時に微妙に気道が塞がれるアレルギー反応。
こりゃ、蕎麦粉本物。
まあ、二日酔いのボテ腹には、優しく美味しかった。

神田「ビストロ 石川亭」

2010年01月27日 23時58分04秒 | グルメ
本日のランチは、神田「ビストロ 石川亭」です。

今回は、本店。
近くに2号店ができたというのに相変わらず行列だ。

滑り込みセーフで席を確保できた。
本日のメニューは、コチラ。

いつものように、迷いに迷う。
でも、限定5食には棒線が引かれているのに、限定3食には棒線が引かれていない。
すぐ、頼まなきゃ。
てなことで、主菜は「骨付き仔羊のロース肉のロースト」にする。
主菜が肉ならば前菜は、魚介。
「タラのブランダード」が気になったが、「魚介の冷製パスタ サラダ仕立て」にしてみる。
待つこと、5分。まず、前菜です。

いつものように新鮮野菜のサラダにカップに入ったリングイネ。

これが、旨い。
こんな素朴な雰囲気のパスタが魚介のエキスたっぷりの一品に仕上げられている。
イカやアサリなど高級といえない素材だが、鮮度がよければこんなにエキスが出るのって味。
ソースもまったりと絡みつき、具を噛みこんだ時ピュッとエキスが飛び出る
こりゃ、旨め~~~~。
いつものように前菜で満足したが、主菜も旨かったぞー。
出てきたのは、コチラ。

なんだか、骨付きって食欲が倍増する。
肉食系男子、いや、肉食系オヤジだ。
肉がゴロンとした部分と、スライスしレアに仕上げられた品。

肉が焼かれた香ばしい香りに羊肉の独特な臭み。
臭みと言っても、独特の香り。
食欲が倍の倍になる。
ナイフ、フォークを使い骨から肉片を切り落とすと、柔らかさに驚かされる。
肉も鮮度がイイとストンとナイフが入る。
それを、口に入れるとムニュムニュと柔らかで、ジュジュジューッと肉汁が滴り出てくる。
1枚2枚、1個2個と肉片をポンポンと口に運ぶ。
幸せだ。
ホントに旨い。
いつも、いつも。お世話になります。
いつものように、デザートとコーヒーでフィニッシュ。

帰りにこんな店に出会いました。

「浜よし」と言う、何でもない定食屋。
こんな大都会で緑が豊かでちょっと異様。
ある意味、無精なのか。
でも、緑の奥には、こんなものがぶら下がっていた。

野鴨。
なんじゃ、こりゃ~~~~~~~。
どうも、調べてみると、野鴨料理専門店。
ランチは、しょうが焼きや刺身など普通の定食屋。

メニューの後ろにも野鴨。
この店は、要チェックだ。

新橋「鮨処 辻」

2010年01月26日 21時18分37秒 | グルメ
本日のランチは、新橋「鮨処 辻」です。

本日は、13:30に新橋でアポイント。
新橋は、B級サラリーマンの巣窟でもあり、B級グルメを探せば五万と出てきそう。
でも、本日、昨日の安紹興酒が祟ってプチムカムカ。
ガッツリ系や洋食は到底無理です。
うどんか蕎麦を開拓したかったが、うる覚えでは場所もままならず・・・。
うどんと言えば、確か駅前ビルに”讃岐”か”稲庭”の人気店があったはず
でも、見つけられなかった。
今、ネットで調べてみると、2階に鎮座する稲庭うどんのお店「七蔵」のよう。
以前は、B1Fにあったようだ。
どうりで、B1Fを徘徊しても分からなかったわけだ。
てな訳で、サラリーマンの巣窟「新橋駅前1号館ビル」を後にして、周辺を散策。
加齢臭漂うランチ難民のオヤジ達を尻目に旨そうでサッパリした店を探す。
駅前から離れること5分。
路地裏に佇む隠れ家のような鮨屋。

看板に書かれた屋号が読めないのは、ご愛敬。

言われてみると分かる「辻」
門前のメニューを見てもそんなに高くない。

天然ブリ丼が800円なのは嬉しい。
さあ、入店です。
迷わず「天然ブリ丼」を注文した。
大理石のカウンターが珍しく、数名いるお客も全て女性陣。
確かに良く見ると厨房内で孤軍奮闘する大将を見るとアラフォー職人。
決して、イケメンではないが、放っておけない可愛らしいタイプ。
そんな小熊が一生懸命出刃や刺身包丁を片手に仕事をすれば、乙女心を擽るのか。
観察宜しく、キョロキョロしていると出てきました、ブリ丼。コチラです。

注文を受けてから身を切るなんて高級。
プリップリのコクンコクンの身が8枚も付いている。

特製醤油と風味豊かな胡麻。
山葵が市販品なのが頂けないが、鮮度の良さと奇を衒わない雰囲気に高感度大。
こんな、隠れ家みたいなところOLって好きなのかな~。

志木「らぁ麺処 さくら」

2010年01月25日 01時22分00秒 | ラーメン行脚
本日のラーメンは、志木「らぁ麺処 さくら」です。

はつかり温泉でひとしきり温まると腹が減ってきた。
焼肉を食べるのは重たすぎるし、蕎麦では軽すぎる。
かと言って温泉に隣接する鰻屋「車屋」では、値が張り過ぎる。
そんな時重宝するのが、どんな街にも必ず1軒はある名の知れたラーメン屋。
川越市なのか富士見市なのかよう分からん場所だが、恐らく最寄り駅は川越市や鶴瀬であろう。
川越と言えば、言わずと知れたつけめんの名店「頑者」や「笑堂」がある。
この時間から更に北上する元気もなく、帰り道で名店を思い出してみる。
鶴瀬には、和風らーめんで有名な「凪」や比内地鶏に拘る「一本木」がある。
志木には、濃厚だし”ハード”で一躍有名になった「麺屋 うえだ」がある。
朝霞台は、つけめんの旨い「山猫軒」だ。
朝霞には、魚介系らーめんの「はつがい」がある。
思い出しただけでも5軒も出てきた。
初挑戦の鶴瀬地区を攻めたかったが、17:30開店のようで時間的に早い。
「麺屋 うえだ」は、以前家族で訪問した際に蠅が多い不潔な店内に妻とノンノンが拒否反応を示した。
「はつがい」は、店前の道が狭すぎて駐車スペースが無い。
こうなると、必然的に「山猫軒」になる。
3人は初めての訪問だし、店内の清潔感も問題ない。
で、向ってみた。
やってなかった・・・。
やはり、ここも17:30からか・・・。
どうしようと思いながら、通り道の志木に気になる佇まいのラーメン屋をしっかりチェック。
駐車場が無いが、1,000円以上食べれば向いのパーキングの1時間分100円はお店が負担してくれる。
行ってみた。
店内は、非常に清潔で裸電球など仄々と落ち着く雰囲気だ。
入店するなりさっと香る節ととんこつのイイ香り。
期待出来そうだ。
小生は「和風らぁめん」
ワーボは「和風つけめん(大盛り)」
妻とノンノンは「こってり和風つけめん(大盛り)」をシェア。
大盛りが無料なのは、嬉しい。
まず、出てきたのは、「和風らぁめん」

旨そうである。実にイイ香りがする。
麺も太めでコシがしっかりとあり、良い。
その太麺に絡みつく濃厚魚介だしスープ。
ザラつく程の魚粉。これまた、実に濃厚である。
トンコツからコラーゲンが染み出ているのだろうか、仄かにクリーミーである。
卵が半分入っているのも嬉しい。
驚きは、チャーシューの分厚いこと。自家製で脂身と赤身のバランスがすこぶるイイ一品。
これも、旨い。
何を食べても旨いが、名店への仲間入りをするには、トンコツをもう少し勉強するべきであろう。
なにかインパクトに欠けるのは、トンコツの風味の少なさ。
これさえクリアすれば、パンチが効いて更に上を目指せる一品に間違いなくなるであろう。
次に「和風つけめん」

850円と少々値段が高めだが、半熟卵1個と前記の極厚チャーシューが乗っている。
味は、和風らぁめんがつけめんになっただけの一品だ。
麺は良く冷やされているが、スープがちと温い。
これでは、3、4回麺をつけるとスープが冷え冷えになる。
これも同じくトンコツの風味がもう少し必要なように感じた。
最後に「こってり和風つけめん」

こってりの基は、少々の背油と少々のマー油に少々のニンニク。
結構ニンニクの臭みが強く、せっかくの節の香りが台無しだ。
つけめんの最後の楽しみスープ割り。
湯筒にて提供されるが、これが実にイイ。
熱々で節のダシがしっかりと取れたスープ。
レンゲにスープを取り、ちびりちびりと黄金色のスープを注ぎながら一口。
中々である。
ホッとする味である。
全体的にこの店、サービス・味共に上質ではあるが、やはりトンコツの使いに一考を案じたい。
最近では、ラーメン本にちょこちょこ登場しているようだが、爆発的人気を得るには、やはり風味豊かなトンコツを如何にして得るかということである。

大泉学園「たつみ本店」

2010年01月23日 21時02分25秒 | ラーメン行脚
昨日のラーメンは、大泉学園「たつみ本店」でした。

寿司の後にラーメン腹を残していたので、つけめんの旨い「とらのこ」へ向かおうとしたが、ホロ酔いのため場所が分からず・・・。
途中、以前から気になっていた新店「?」に行ってみたが、行列。
北口で右にも左にも行けなくなったので、南口へ。
駅前にロータリーがあり、個人経営っぽい「たつみ本店」へ。
隣の老舗居酒屋も気になったが、お酒を一滴も飲めない後輩を連れ込む勇気もなく、中華料理屋へ。
ネットでみると、大泉学園では、老舗の部類にはいる駅前の顔のようなお店だ。
女性が絶対に入店しないような店内だ。
確かに、席を陣取るお客は男ばかり。
しかも、一人。
さっと食べて、さっと帰る店なのだろう。
様々な中華メニューがあるが、ラーメン腹なので「ジャージャー麺」をチョイス。
後輩は、「カレーラーメン」
寿司の後にカレーとは、新人類のとる行動は今もって分からない。
まあ、寿司の後にジャージャー麺を食べる、事なかれ主義世代の行動も不可解である。
で、出たきたのは、コチラ。
カレーラーメン。

それにしても、よう寿司の後にカレーが食えるわ。
お味のほうは、わかりません。
小生が頼んだ、ジャージャー麺は、コチラ。

見るからにマズそうです。
ボテボテに茹で上がった麺にジャージャーをボテッとかけた一品。
評価に値しない味。
とにかく、ブジュブジュで旨味と深みが皆無で驚愕の味。
大泉学園の玄関口で番を張るなら、もう少し勉強が必要ですな。
地方都市によくある古い故になんとなく生き残ったお店であることに間違いはない。
本日21時からの「アド街っく天国」の特集は、大泉学園。
この店が出たら、小生の舌に問題があると思う・・・。

大泉学園「すし処 まる辰」

2010年01月23日 18時11分06秒 | グルメ
昨日のディナーは、大泉学園「すし処 まる辰」でした。

後輩がさしで昇格祝いを開催してくれるとのことで、喜び勇んで大泉学園へ。
確か、彼が昇格した時には、練馬「あわび亭」へ行き、あわび尽くしという驚愕コースで祝宴をあげた。
なかなか、楽しい会だったことを憶えている。
その宴のお返しを受ける。
あまり高額なお祝いを開催して貰うのも気が引けるので、大泉学園で激安価格で新鮮なネタが楽しめる鮨屋「まる辰」があるので少々遠いが敢えて2人で訪問。

2人でも個室を用意してくれるので嬉しい。
壁には、独特の文字でメニューが並ぶ。

手元メニューも当日のお勧め含め豊富な種類が並ぶ。
つまみ類は、コチラ。

握り類は、コチラ。

とにかく、安い
まずは、つまみ類から「たまご」

「しまった~。ここのたまごは、インスタント級」
鮨屋で自家製じゃないのは、残念・・・。
でも、他がイイので問題ない。
お次は、1個100円の「生牡蠣」
一人3個いってみる。

オイスターバーで食べたら幾らするのだろうと思いながら頬張る。
実に旨い
激旨とは言い難いが、値段を考えると十分高級食材と言える。
レモンとポン酢の酸味に磯の香り。
たまりません。
最後のつまみは、「サザエの壺焼」

熱々だがブツ切りに調理されているのはいかん。
グルンッと取り出して、1口でモグモグするのが俺流。
値段も600円と珍しく残念な一品であった。
さあ、握りだ。
まず、中トロ、赤身、さより、寒ブリ、ホタテ、青柳、ミンククジラ。

「あれれ、いつもよりシャリが小さいぞ」
大トロも売り切れで、残念だ。
しかも、赤身がいつものような真紅のテリが足りない。
その他は、100円~200円の値段を考えるともう回る所にはいけない。
次は、鯛、ヤリイカ、海老、アワビ、芽ネギだ。

大衆鮓屋では中々出会うことのできない芽ネギが100円なのも嬉しい。
アワビは、ちょっと残念な味だった。
ボイル海老が酢締めなのも残念の極み。
最後に、金目鯛、穴子、ウニ、イクラ。

金目鯛の甘みとウニの豊潤で濃厚な旨味、アナゴのホクホク感。
この注文はハズレ無しでした。
さあ、お次はと考えたが、最初の牡蠣の旨さが2人共蘇り、またまた2つづつ追加注文。

何個食べても飽きません。
これ以上食べると単なる和風オイスターバーになってしまうので自粛。
結局、更に更に注文しようと思ったが、ラーメン腹を残し、退散。
本日のまる辰、つもよりネタの鮮度が低く残念が多かったが、後輩からのお祝いとあり、しこたま飲んで非常に気持の良いお酒だった。
本当に期待されているのだろうか?
もういっちょ、頑張ってみるか。

日本橋「お多幸 本店」

2010年01月23日 10時18分44秒 | グルメ
本日のランチは、日本橋「お多幸 本店」です。

”とう飯”なる孤高の一杯が頂けるおでん屋の老舗。

前回訪問した時にももちろん、とう飯定食をチョイスした。
今回も孤高の一杯”とう飯”を目指し、入店だ。
おじゃましま~す。

店内は3階まであるようだが、1階のカウンターに案内される。
メニューを見ると”とう飯定食”や”おでん定食”以外にも鶏肉を中心にしたメニューも揃っている。



おでん定食は、3品を選ぶようだがどうもご飯と一緒におでんは・・・。
しかし、とう飯の場合は汁がご飯にたっぷりかけられ、豆腐と一緒でもどんどんお米が入る。
そして、前回訪問時に目撃した「とう飯大盛り」を注文。
待つこと、5分。出てきたのは、コチラ。

「スッゲーーーーーーーー
驚きの声しか出ません。
回りの客から注目され、ジロジロ見られるのが難点だが、孤高の一杯にありつくにはしょうがない。
それにしても、このそびえ方。なんぞや。

イギリスにこんな遺跡があったような?
いやー、今見てもスゲーーーー。
さあ、食べ始めるぞ。
はたと思ったが、どうやった食べ始めればイイんだ。
隣の隣にいる殿方も大盛りを注文していたなと思い、チラ見。
お味噌汁の蓋に上手にご飯と豆腐を乗せ食べ進んでいた。
真似してみる。

グングン食べ進むと、なんとも不安定な形になってしまう。

崩れそうである。
バランス良く食べるのには、技術がいるな。
食べても食べても無くならないお米と格闘していると厨房内からこんな声が、
「2番さん、とう飯、ツユだく
ツユだくがあるなんて知らなかった。
ツユだくだくはできるのだろうか?
またしても再訪問を誓うのであった。
それにしても、夏のかき氷、冬のとう飯。
なんて思わせるB級グルメ。
大好きです。

成増「らーめん 玉屋」

2010年01月23日 09時09分45秒 | ラーメン行脚
木曜日のディナーは、成増「らーめん 玉屋」でした。

新年会やら昇格お祝いやらで中々家でディナーを食べる機会がない。
夜の予定を言い忘れ、
「飯ありますか」
といつものように定型文でメール。
「餃子があります。でも、子供たちの食べる勢いが凄いので、多分なくなります」
と嬉しいような悲しいようなコメントが返ってくる。
子供がいっぱい食べて成長することはイイことなので、
「なんか食って帰るか」
と思い成増到着。
ここで、いつも苦労するのがお店探し。
チェーン店に犯された街で旨いもの探しをするのは、非常に苦労する。
ついに、「不二越」へ突入かと思ったが、やはりタバコプカプカに耐えられそうもないので、断念。
成増が誇るラーメンの名店「道頓堀」の通りに新しいラーメン屋が開店していたのを思い出し、行ってみることに。
新しくできたビルへの出店なので、店は全てが清潔。
でも、醤油・味噌・塩・つけめんと全ての種類を取り揃える一番嫌いなパターンのらーめん屋である。一瞬躊躇するも、ものは試しなので行ってみることに。
もちろん、つけめんを注文。
5分ほど待つと出てきました。
中太麺だが、恐らく自家製の手打ちではないだろう。
製麺所作成の品と思われる。
風味、コシとも標準的で評価の対象外。
スープも温めで化学調味料てんこもり。
スープ割もただ熱くなるだけの残念な品。
「道頓堀」から20mの位置で繁栄するには、非常に苦労するであろう。

表参道「Brassrie TOURS」

2010年01月23日 09時02分35秒 | グルメ
木曜日のランチは、表参道表参道「Brassrie TOURS」です。

久々に大好きな表参道でランチ。
この街は銀座の次に大好きで、数年前はこの街の発展に多少貢献した。
良く通ったが、意外と美味しいお店を知らない。
青山通りに美味しそうな中華料理屋があったな~と思い行ってみたが、ほとんどの品が1,200円以上という青山価格のため断念。
来た道をトボトボ戻り、1本道を逸れる。
すると突然、フランスの田舎にあるレストランのような佇まいのお店が出現。

ブラッセリーとあるのでプチ・フレンチが頂けるのではと思い、店前のメニュー看板を見てみる。

カレーに親子丼にハンバーグにパスタ
どう見てもフレンチじゃない。
でも、何故だかドライカレーが食べたくなって、入店。
階段を上がり2階に行くとそこは厨房。
更に狭い階段を上がり3階へ。ここが、ダイニングスペース。

なんとなくフランスの田舎小屋のような雰囲気を出している。
テーブルが細かいタイル張りで下をよく見るとミシンのペダルが付いている。
アンティークミシンをテーブルに変えたようだ。
キョロキョロと店内を見渡すが、不思議と客は殿方ばかり。不思議である。
そんなこんなしていると注文のドライカレーの登場です。

サラダとスープが付いているのは嬉しい。

オムレツの上にカレールーがかかっているのも更に嬉しい。
半分ぐらい食べてから忘れていたピクルス類を持ってこられても困ると思いながら、ゆで卵を全部ドライカレーに振りかける。

で、お味の評価は、普通である。
いたって、普通。
家で食べるドライカレーと全く変わらない。
ひょっとすると、小生が作ったほうが旨いかも。
と思うくらい普通だ。
この味じゃ、青山OLを引き付ける魅力には程遠い・・・。
最後に自家製ケーキが登場するのも嬉しいが、これもまた普通。

食べログやブログでの評価を見ると非常に評価が低い。
恐らく、かつてはしっかりしたブラッセリーだったのだろうが、基本コンセプトを失いコックも失い、店主のオバちゃんが家庭料理を青山で提供しているだけなのだろう。
表参道の交差点が窓から望めるシチュエーションといい、最高の立地であるがそれを上手く生かしきれていないもったいないお店であった。

池袋「蒙古タンメン 中本」

2010年01月22日 23時31分10秒 | ラーメン行脚
水曜日のラーメンは、池袋「蒙古タンメン 中本」でした。

2軒はしごの後は、ラーメンってことで、東口・西口と3軒訪問するも23時30分も過ぎると閉店の店ばかりだ。
迷った挙句、深夜まで開店している「蒙古タンメン 中本」に行くことに。
以前訪問した時には、麻婆に入っている野菜がブジュブジュで印象最悪。
でも、若手のみんなが「行こう行こう」と盛り上げれば、行かざるを得ない。
で、行ってみるものの定番の「蒙古タンメン」を頼む気にもなれず、結局、炎マーク最大限の「味噌つけめん」をチョイス。
連れの後輩が言うには、「ヤバイ・・・です
出てきたときに、・・・。
あまりの赤さに、・・・。
勇気を持って一口目。
ズズズ~~~~~。
「ゲホッ!ゲホッ!!」
ちょっと啜りが喉に効きます。
尋常な辛さではありません
こりゃ、イカン
味を評価なんてとてもできるような代物じゃありませんでした。
当然、次の日は、ピーピーでヒリヒリでした。

南池袋「たちのみや 喜平」

2010年01月21日 21時45分22秒 | グルメ
昨日のランチは、南池袋「たちのみや 喜平」でした。

残業もそこそこに、早期退社だ。
一人でまっすぐ帰ることができれば、家族にもサイフにも優しいのだが、ついつい後輩を毒牙にかけてしまう。
草薙クン似のアラサーを誘い、池袋へ。
お金もないので先日見つけた激安立ち飲み酒場へ直行。
ガウディ建築のようなグネグネした外観のビルの1階。
赤提灯が怪しく煌めいている。

店内の壁には、昭和初期のレトロポスターと各種酒ボトル。

ボトルをよく見ると、小さなシールに数字が。
恐らく、ショットの値段。
取り敢えず、350円の生ビールと200円のつまみ一人2品。
750円を支払い、黒ひげ危機一髪の樽の上にセッティング。

さあ、小宴の始まりである。あんよの疲れるまで飲み続ける。
小生が選んだのは、鰯丸干しとらっきょ。
剛が選んだのは、唐揚げとポテトサラダ。
この4品で、生ビール3杯と出羽桜(350円)に八海山(250円)だ。
占めて2,050円
やはり、立ち飲み屋は安い。
あんよも疲れてきたので、帰ろうと思った矢先に携帯がブルブルと震える。
こんな時間になんぞやと思いディスプレーを確認すると
「アグレッシブ君」
「キャプテン、今、池袋にいるって情報仕入れまして」
「場末の立ち飲み屋にいます」
「合流してもイイですか?」
「どうぞ」
ってなことで、9時に帰ろうと思いましたが、やきとん屋「とんちゃらり」で23時30分まで。
その後、ラーメン屋を徘徊し、東口から西口へ。
疲れました・・・。

御茶ノ水「とんかつ キッチン なか野」

2010年01月20日 23時53分24秒 | グルメ
本日のランチは、御茶ノ水「とんかつ キッチン なか野」です。

先日訪問した際、帰り際に謎のヤクルトを渡され、不思議な思いをしたレストラン。

しょうが焼き定食もそこそこ美味しかったので、2枚看板の1枚「とんかつ定食」を頂くべく再訪問。
相変わらず、混んでいる。
カウンターで待つこと、15分。出てきたのは、コチラ。

いつもの如く、店員達の手際の悪さが爆発しており、すべて揃って食べ始めることができるまで、ここから5分掛かる。
今回も、トン汁とお深香は、5分間お預け。

それにしても、何でこんなに手際悪いの?
「2階にとんかつ4とお椀2
「とんかつは、3だろお椀は、1階が先
と丁々発止を通り越した掛け合いに、根本的な問題を探してあげたくなる。
よーく、観察すると原因がわかりました。
本日は、厨房に主人のコック。
片割れは、主人の女房「二日酔いの岸朝子」
ホールには、その娘?とパートのおばちゃん一人。
まず、主人の問題。
基本的には、頑固オヤジで自分のペースが全て。自分の思い通りの工程になっていないと全てがダメ。仮に自分の間違いに気づいてもおそらくとんかつを揚げて誤魔化しそう。
次に、女房。
厨房を半分預かるが、完全に許容量をオーバーしている。
こちらもまた、昔取った杵柄にすがり付いているのか、工程の見直しをする気すらない。
お互いが譲らないために2人の鬩ぎあいに時間を割き、挙句の果てにはイライラが募り、お手手が思うように動いていない印象。
そして、娘。
甲斐甲斐しく働くも、頑固夫婦をどちらかと言うと冷めた目で見ているが、2人の鬩ぎあいの煽りを受け、こちらも多少イライラ。
最後に、パートおばさん。
これまた、元来からの手際の悪さがたたっているのと、混んでくると2階も開放するため急な階段の上り下りでハアハア。
これじゃあ、思うようなパフォーマンスが発揮できていない。
そして、最大の問題点は、注文した品を4人全てが暗記で対処しようとしているところ。
どこのだれが、何を注文し、どんな順番だったかがそれぞれの頭の中で整理されている。
こりゃ、揉めるわ。
下町にゃ、これくらいの活気もイイような気もするが、朝子が頑固オヤジに叱責されると何故だか助けたくなる小生であった。
ヤクルトの力は、絶大なり。
ちなみに、今回はヤクルトは無しでした・・・。
で、お味のほうは。
2枚看板を比べると絶対にしょうが焼きに軍配。
とんかつは、凄い厚切りだが肉質が低い。
輸入冷凍肉のように水っぽいし、肉の風味が皆無。
でも、この店何故だか好きです。

銀座2丁目「ニューキャッスル」

2010年01月19日 23時19分35秒 | グルメ
本日のランチは、銀座2丁目「ニューキャッスル」です。

言わずと知れたカレーの名店。

カレーを「辛来飯」と書き、量の大・中・小を「蒲田・大森・大井・品川」と京浜東北線の駅名で示すオヤジギャグ的な発想も爆笑問題を筆頭に笑飯やトータルテンボスなど高次元のお笑いが蔓延る現代では受け入れがたい駄洒落だ。
やはり駄洒落は、小生は、デーブ師匠しか認めません

店内は、ま~狭くて汚いが清潔を求めるようなお店でもないので、全く気にならない。

注文の段になると、店主が「普通盛りが大森」と訳が分からないことを言う。
時代とともに地価も高騰し、量の調整で値段をキープしてきたのであろう。
取り敢えず、目玉焼きののらない大井を注文。
待つこと、2分。出てきたのは、コチラ。

「少な~~~~いこりゃ、子供用か

確かに1等地と言えどもこの量は・・・。
努力不足。
でも、味は、水を少なめにカレールーを溶き、激辛成分も注入して久々に辛いカレーである。
品川の量はどれ位だろうと疑問を持ちつつ食べ進んだが、まあ少なかった。
男が食べるなら蒲田だな。

神田「ビストロ 石川亭」

2010年01月18日 23時59分35秒 | グルメ
本日のランチは、神田「ビストロ 石川亭」です。

久々の石川亭。

期待します。
門前のメニューを立ち見し、前菜にパミセリがないかな~と思い9種類の涎物を見ましたが、本日もありませんでした・・・。
しかし、実に魅力的な品々が並んでいます。

「広島産カキフライ タルタルソース」が気になりましたが、大粒牡蠣が恐らく3個位サラダのお共に提供されるのだろう。
それならば、赤坂の「オストレア」で小粒牡蠣を食べ放題で食いまくったほうが得策と自粛。
で、チョイスしたのが、
「豆イカのエスカベッシュ」

これまた、知らない単語が。
「エスカベッシュ」
ウィキペディアで調べてみた。
要は、マリネです。日本の南蛮漬けがそれのよう。
確かに、玉葱と葱、人参とピーマンが織り交ぜられている。

お味のほうは、酢漬けや南蛮漬けのように酢の香りが濃厚ではない。
どちらかと言うと、冷めた野菜炒め。
それに、小イカが少々。
特に、驚く味ではない。
そして、本日選んだメインは、
「鶏モモ肉のトマトクリーム煮込みタイム風味バターライス添え」だ。

ゴロッと入った鶏モモ肉に注目。

食べても食べても無くならないモモ肉。
これが、ホロホロに煮込まれており食べやすい。
たまに、エリンギかシメジのツルンッとした茸類が舌を楽しませてくれる。
トマトクリームも素朴な味で安心させてくれる。
そのクリームが、パラパラのバターライスによく合う。
一品一品手を抜かずに作ると、石川亭に珍しくこんな見た目の悪い一品でも美味しいのだ。