FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

赤塚「蕎麦 ひびき庵」

2012年04月01日 17時56分28秒 | 蕎麦行脚
本日の蕎麦は、赤塚「蕎麦 ひびき庵」です。

午前中は、会社に出勤して一働き。
午後、自宅に戻ると家はもぬけの殻。
息子の小学生サッカーが2月に終りを告げ、1ヶ月間暇に過ごしている。
とは言うものの、H23年度は、あらぬことが次から次へと勃発してバタバタと過ごした。
気が付いてみるとブログを書くのを止めてから10ヶ月以上経過していた・・・。
春の訪れとともに細々とブログを再開しようかと、晴天の下、ネタ探しなのか花見なのか、桜の名所へ行ってみた。

板橋区立美術館脇の公園である。
一分咲きである。
都内で桜開花宣言があったとニュースで言っていたが、まだまだかな。
実を言うと桜にかこつけて以前から訪れてみたい蕎麦屋が近くにあったのである。
「池田園」という造園屋のご主人が趣味で始めた蕎麦屋だ。

外観も洒落た桃色で塗られ桜カラーなのである。

では、おじゃましま~す。

このお店は、当然手打ちであり、北海道産の蕎麦粉を二八で打つらしい。
迷うことなく、「せいろ」をチョイス。
待つこと、10分。出てきたのは、コチラ。

微妙に黄色みがかった蕎麦は、北海道特有なのだろうか?

山葵が天然なのも嬉しい。

待望の一口目であるが、蕎麦だけ数本摘まんで一気に啜る。
コクンコクンの歯応えと共に鼻腔に蕎麦特有の甘味が走る。
「こりゃ、イイぞ」
一見少なそうに見える蕎麦もそこそこ量があり、堪能できる。
蕎麦の味も本格的ならば、そばツユも中々イケるのである。
かえしとダシの絶妙な配合を感じずにはいられない味なのだ。
ふっと香る酒の味。
そのなかにはっと気づく鰹だし。
このハーモニーがなかなかどうして難しい。
蕎麦は、そこそこ。ダシ・・・。
こんな店が多い中、この店は、手を掛けている。
散々、蕎麦とだしツユを楽しんだ後は、蕎麦湯である。

やはり、濃厚な白濁湯だ。

トロントロンの湯が五臓六腑に滲みわたる。
できる店は、最後までできるな。