FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

新宿「彩蕎庵 吉遊」

2010年08月30日 22時58分46秒 | 蕎麦行脚
本日の蕎麦は、新宿「彩蕎庵 吉遊」です。

新宿で蕎麦を食べたくなると難儀するのは、店選び。
蕎麦の名店が皆無に等しい、蕎麦不毛地帯である。
行きあたり、ばったりで入店すると失敗する確率が非常に高い蕎麦屋であるが、伊勢丹の向かいに”手打ち”の幟が立っていたのは、以前から気になっていた。

たまには、冒険と迷わず入店。
では、おじゃましま~す。

酷暑なので当然、もりそばをチョイスしたかったが、メニューにどこぞのTV番組で紹介された「越前豚と九条葱の蕎麦」が写真付きのお勧めで紹介されており、実に旨そうである。
即、浮気して注文。
蕎麦が冷たいつけそば形式を選びたかったが、あくまでも写真にある熱い蕎麦で注文。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

醤油ツユに煮込まれた豚の油の芳醇な香りに、九条葱の野性的な芳香。
こりゃ、たまらん。
九条葱の青いところを箸に取り、お口へポイッ。
奥歯で噛んでみると、葱の奥深くから、チュルル~~~~とニュルニュルが出てくる。
チュルルのニュルルに醤油の香りが相成り、豊潤さにノックアウトされそうである。
越前豚なるブランド豚のバラ肉を2枚重ねで箸にのせ、お口へポイッ。
これまた、臭みと無縁の上質豚。
脂身から滲み出た旨味成分がツユの表面を脂玉で覆う。
九条葱のチュルルの時に感じたあの豊潤さは、この豚の脂身から出た旨味成分その2と認識する。

熱盛で蕎麦を評価するのは、非常に難しいが、手打ち感漂う風貌とツユの熱さに瞬時にして伸びた蕎麦を次は、もりそばでと再訪を誓う店であった。

銀座2丁目「シンガポール・シーフード・リパブリック」

2010年08月30日 22時27分13秒 | グルメ
本日のランチは、銀座2丁目「シンガポール・シーフード・リパブリック」です。

マロニエ・ゲートの上階レストラン街は、タイ料理、インド料理、シンガポール料理とエスニックが香る。
猛暑の本日、まだまだ汗をかきたく、エスニックに突入。
タイは、トムヤムクン、インドは、カレーと名物があるが、シンガポールは、なんぞや?と思い入店。
1,500円のバイキングと少々お高いが、勉強代である。
清潔感漂うお店に入店すると、8割が女性である。
ランチバイキング、プチ辛が彼女達の魅力を惹きつけるのだろう。
まず、運んできたのが、コチラ。

「シンガポール風焼きそば」
「ナシゴレン(インドネシアのチャーハン)」
「スパーシー・フライド・クラブ」
「柔らか牛肉とインゲンのスパイシー炒め」
と取り敢えず、視覚的に食べたいものと、サラダをチョイス。
炭水化物まんてんの主菜達は、南国独特のスパイシー風味豊かである。
これが、シンガポール政府公認だけあって、日本人の口に合うように調整されたかんじではなく、現地の香りが漂うシンガポリアン風である。
焼きそばもアジアンチックでエスニック。
チャーハンもスパイシーの中に海老の香りが豊かで豊潤さが際立つ。
牛肉なんて、柔らかいのなんのって、どの部位?って感じ。
いきなり、シンガポールの実力を見せつけられ、次の皿に移行。

「ベジタブル・カリー」である。
トマトをベースにした、マイルドな味わい。
特筆すべきは、一世を風靡した”タイ米”のような細い細いお米の甘い味。
辛いカレーに甘いご飯。
口の中で、「甘い?」「辛い?」「甘い?」「辛い?」を繰り返す感覚が初体験である。
食事の〆は、ヌードルである。

「ラクサヌードル」だ。
シンガポールの屋台を代表するスープ麺。ココナッツの香り漂う、これぞエスニック料理。
フォーでできた麺に香辛料の辛味とココナッツの甘み。
毎日たべると確実に飽きる味だが、珠になら癖になる中毒系のお味。
お代わりしたい一品である。
デザートは、当然、「タピオカココナッツミルク」
見たこと無いような巨大タピオカに餡子を入れて、日本風に。

タピオカの優しい歯応えにココナッツの甘い誘惑。
餡子のお誘いもあり、お代わりに手を出しそうになるが、ここは、我慢。
ランチ・ブッフェで大食漢の本領発揮できなくなった、今日この頃であるが、味には満足できた。

埼玉県蕨市「やまとの湯」

2010年08月28日 23時55分48秒 | 温泉
本日の温泉は、埼玉県蕨市「やまとの湯」です。

少年サッカーの試合を終えたのが、15時30分。
本日は、18時30分から大会に参加するコーチ達が集まり、懇親会。
地元に戻ると時間が無いので、会場近くのスーパー銭湯で汗を流す事に。
で、行ったのが埼玉県蕨市「わらびの湯」
750円の入場料を払い、浴場へ直行。
時間的にも空いていてラッキー。
洗い場が広々と取られており、解放感がある。
驚いたのは、露天風呂の色。
天然温泉であるのだが、今までに見た事の無い様な感じ。
エスプレッソ色である。
しかも、ニュルニュル感がたまらない。
こんな近くにこんな最高の温泉があるなんて知らなかった。
家族で通いそうである。

有楽町「まんぷく食堂」

2010年08月26日 22時34分34秒 | グルメ
本日のランチは、有楽町「まんぷく食堂」です。

有楽町のガード下に旨いナポリタンの店があると聞いた。
なんでも店名通り、大盛りで提供されるらしい。

ハウアシライスなど500円の1コインサービスメニューがあり、心惹かれるが、大好物のナポリタンの注文する。
待つ事、10分。出てきたのは、コチラ。

ナポリタンに味噌汁と漬け物とは、なんとも不釣り合いだが、どのメニューにも付くのだろう。
小さな皿で大盛りのするため、山高く盛られる。
神保町のさぼうるで提供されるマウントナポリタンタイプである。

具も、玉葱、ピーマン、マッシュルームと基本に忠実。
ケチャップも多めのべちょべちょでイイ具合。
パスタがジャパリアンにてないところが、基本から逸れる。
でも、旨かった。

御茶ノ水「カレー饂飩 アツマル」

2010年08月23日 20時51分45秒 | グルメ
本日のうどんは、御茶ノ水「カレー饂飩 アツマル」です。

炎暑の本日、敢えてカレーうどん。
発汗作用で元気を出そうと会社から歩いて5分。カレーうどんの旨い「アツマル」に行ってみた。
カレーを売りにしたお店だが、普通のうどんも取りそろえている。
あまりの暑さに一瞬、冷おろしうどんに変更しようと思ったが、初志貫徹でカレーうどんに。
隣の淑女が食べるおろしうどんを見るにつけ、なんとも旨そうで次は、おろしうどんと決めた。
待つこと、5分。夫婦2人で切り盛りする割には、手際良く運ばれてくる。
野菜や肉全て素材が分からなくなるまで煮込み、スープシチュー状態のルーをつるつるのうどんに注ぐ。
辛さもそこそこであまり食べた記憶にないカレー味である。
コシも豊かなうどんに非常にマッチしており、箸が進む。
全て食べ終えると、半ライスをドボリとどんぶりに投入。
これまた、違ったマイルドカレーを堪能できて、最高である。
チェーン店ばかりで個人経営の少ないお茶の水にあっては、重宝する店である。

静岡県沼津市「伊豆・三津シーパラダイス」

2010年08月21日 21時52分19秒 | 旅行
本日、第二弾夏休み1日目、静岡県沼津市「伊豆・三津シーパラダイス」へ行きました。

夏休み第二弾は、いつものように裾野の山荘へ。
山荘でフレンチだけ楽しんでのんびりするだけでも良かったが、キャプテン一家の性分でもなく、取り敢えず観光スポットへ行く事に。
山梨県富士吉田市で”富士吉田うどん”か静岡県富士宮市で”富士宮焼きそば”でも食べようかと思ったが、食べ歩きじゃ醍醐味に欠けると、家族総スカンで却下
ならば、沼津港で魚介類でもと思ったが、「食べてばかりは、イヤ」とこれまた却下
では、富士サファリパークで動物達の生態を研究と提案するも、かみさんから”もしも”を主張され大却下
ならば、富士急ハイランドで絶叫するかと提案しようとしたが、小生がビビって却下・・・。
結局、地味に水族館へ。
沼津には、淡島水族館と伊豆・三津シーパラダイスの2つがある。
島丸ごと遊び場の淡島も魅力があったが、目の前にするとC級の香りがプンプンして退散。
車で走る事5分。
伊豆・三津シーパラダイスに到着。

まずは、アシカの音楽隊を観覧。

オルガンとハーモニカ、ラッパを上手に演奏します。
お次は、トドのワンマンショー。

巨大な体でステージを闊歩し、様々な芸をお披露目する。
最後の演目は、地上3mからのダイブ
衆人が固唾を見守る中、巨体を揺るがし敢行された



普段使わない連射モードでデジカメ撮影したが、宙に舞うトドが写っていない
これは、失態であった・・・。反省・・・。
気を取り直してイルカのショーを。
まずは、挨拶。

そして、歓迎のジャンプ

それから、気泡を作って会場を沸かせる。

この水族館、日本で最初にイルカの調教に成功した所らしいのだが、老舗の名に掛けて失敗が全然ない。よくもまあ、野生のイルカをここまで調教したこと。
最後は、水面6mの目標めがけて渾身のジャンプ。

圧巻、爽快である
オマケは、ちびっこ達の協力で「イルカザブーン」なるパフォーマンス。
灼熱地獄の真夏だからこそ許されるパフォーマンス。
水槽壁にずらりと並んだチビッコ達。

間近でのイルカ達の歓迎パフォーマンスの御満悦。
が、その数秒後。
イルカザブ~ンの餌食である。

壁際を高速スイムで泳ぎ去るイルカが起こした高波が頭からザブ~ン
全身びしょ濡れになるチビッコも。
是非、この暑い夏、イルカザブ~ンに参加したいと思った大人は、小生だけじゃないと思う・・・。
館内は、珊瑚やクラゲやニモやタツノオトシゴなど様々な水槽を楽しむ事ができる。







全体的な印象は、いかにも古い。どうしても、古い。展示スペースに並ぶ画一的な四角い水槽。はやりの頭上180度水槽なんてどこにもない。
展示種の少なさも喜び感少なさが否めない。
水族館員達に努力が全然出ていない典型のような施設であった。
旭川市の動物園が発想の転換で全国区になった例もあるので、今後、頑張りに期待したい。

群馬県渋川市「ニコニコ亭」

2010年08月21日 13時47分21秒 | グルメ
本日のランチは、群馬県渋川市「ニコニコ亭」です。

ここも以前から何度も行ってみたかったお店である。
渋川市街の外れのまた外れ、メイン通りから何本も奥に入り住宅が密集する地域にこの店はある。

モダンな家なんか一軒も無く、長屋のようなバラックのような感じの家が立ち並ぶ一角に群馬県が誇る”ソースカツ丼”の名店が出現する。

住宅兼店舗のようである。
丼ぶりからカツがはみ出すビジュアルで誰もが驚く店のようだ。
でも、味も中々旨いと評判のお店である。
では、おじゃましま~す。

カレーやラーメンのようなメニューもあるところを見ると元々は地元に根差す定食屋のような存在だったのだろう。
でも、いつの日か見た目のインパクトに押され、ソースカツ丼が有名になったのであろう。
取り敢えず、メインのソースカツ丼のメニュー欄を見た。

一枚丼、二枚丼、三枚丼と枚数で選べるようである。
お腹と相談するとモツ煮込みがまだ入っているようで、2枚丼を要求したが、インパクトに欠けるだろうと無理をして3枚丼に手を出してしまう。
周りの人たちに次々と運ばれる丼を覗き見すると、「2枚にするべきだったかな~」と何度も考えてしまう。
そんなこんなしていると3枚丼が運ばれてきた。

蓋は、閉めていると言うより乗せているだけ。
前後左右あらゆる方向からカツがはみ出ている
期待を込めて、御開~帳~~~~~

一方向からだけでは、何枚乗っかってるか分からない。
取り敢えず2枚、蓋を皿代わりにして乗せてみた。

まるで珊瑚のようである。
豚肉を叩いて薄く伸ばしているようであるが、見た目の大きさでなんだかお腹一杯である。
待望の一口目をパクリンコッ。
「かなりジューシーである。そして、甘い。また、油っ濃い
第一印象は、こんな感じだが次々口へ運びたくなる癖のある味である。
ただし、店内に充満する油臭と衣に残る脂っこさが問題である。
ソースの甘さでこの濃さも麻痺しているが、食後2時間が怖い。
胸やけ地獄に陥りそうである。
でも、さすが、群馬県が誇る孤高のカツ丼屋。
値段、インパクト、味、全てに於いて高得点だ
結局、ペロリと平らげ、数時間後の胸やけも一切無かった。
こりゃ、たまに食べたくなる味だ。

群馬県渋川市「永井食堂」

2010年08月20日 21時56分51秒 | グルメ
本日の朝食は、群馬県渋川市「永井食堂」です。

食べログなどのグルメサイトで群馬県の人気店を検索すると必ず登場する店が数軒ある。
その内の一軒が利根川沿いの街道脇にあるモツ煮で有名な「永井食堂」だ。

10年以上前から利根川詣でが始まり、その存在は知っていたがまさかそんな有名店とは思いもしなかった。
トラック運ちゃんに絶大な人気を誇っているようで、超距離ドライブのスタミナ源なのだろうか。
確かに、いつも店の前は、大型トラックで混んでいた。
本日は、開店と同時の9時30分に入店したのでトラックは、疎ら。
でも、1,070円のお持ち帰りできるモツ煮3人前を運ちゃんが買いに来るわ、買いに来るわ。
店内は、運ちゃんが一人「モツ煮定食」を朝飯替わりに食事中であった。

壁に掲げられるメニューを吟味し、モツ煮を単品で注文。

340円とは、安い
定食にしたかったが、昼飯にカツ丼を予定していたので、自粛。
待つ事、20秒。出てきたのは、コチラ。

どんなファーストフードより最短での提供である。
先を急ぐドライバーに支持される所以でもあるのだろう。
それにしても、実に旨そうである。
なんとも言えないトロミ感と熱々の湯気が立ち上る。
表面にモツ数個が、顔を出す。
待望の一口目である。パクリンコッ。
「旨め~~~~~~~~~~柔らかくて、全く臭みが無く驚愕の味だ
都内の居酒屋で食べていたモツ煮込みを全て否定するような味である。
濃厚で芳醇なスープに具は、モツとコンニャクだけ。
生姜とニンニクが微妙に投入されているのか、温かである。
冬に食べるとたまらなく体が温まりそうだ。
10個程モツを箸で拾い上げ堪能した後は、薬味の葱と一味唐辛子を振りかけた。

こんな暑い夏に更にホットにすることもないと思いつつ、手首が唸ってフンフンフンッと得意の絨毯爆撃を敢行してしまった。反省・・・。
それにしても、聞きしに勝る驚愕の店である。
340円でこの量、この味、群馬県万歳~~~~である。
恐らくモツは、30個は投入されていただろう。
大阪では、ホルモンは「放る(すてる)もん」と言うそうだ。
もともと捨てるような素材だからできた驚愕価格。
それにしても、これだけ新鮮なホルモンを手に入れるのも難しいのでは。
回転が速い分、常に新鮮なモツであったとしてもこの味付け、この価格、最高である。
何度でも褒めたいお店であった。
しかし、この店の前を100回以上通過したが、なんで今まで行かなかったのだろうか?
釣り仲間に教えなきゃ。

群馬県利根川「山女・フィッシング」

2010年08月20日 20時49分34秒 | ルアーフィッシング
本日、群馬県利根川までヤマメを釣りに行きました。

夏休み2日目の目的は、釣りと温泉と食べ歩きである。
かみさんと子供達が帰ってきて、賑やかな家を取り戻したが、もう少し一人で遊びたい。
かみさんに「今日も旅に出る」と一言残し、半ば呆れられる様に早朝4時に出発した。
向かう先は、庭のような群馬県赤城地方である。
まず、向かったのは利根川。
最近、めっきり釣れなくなった利根川であるが、一発大物の期待度から言えば、どうしても外すことのできないフィールドである。
川の防災情報によると水位が-0.02mと大減水である。
心配しながら朝一は青い橋の下の大物ポイントへ。

水量は、心配した程ではない。
逆にこの大場所は、減水した方が底を狙いやすく好都合である。
シンキング・ミノーを何度もキャストしたが、全くアタリ無し・・・。
この暑さでヤマメも上流へ既に遡上してしまったか?
その後、上流のヒラキポイントも丹念にトレースしてみたものの、アタリなし・・・。

イイ感じの白泡の下を攻めれば岩魚でも飛び出すかと何度も何度もルアーを投入したが、アタリなし・・・。

結局、このポイントでドラマは起こらず、ポイント変更へ。
平日のため、どこのポイント全て独占状態であるが、本流夏ヤマメの難しさを痛感する。
こんな時は、実績ポイントへ突入だ

冷たい水が豊富に流れる、大場所である。
今年も40cm級の大ヤマメ、50オーバーの虹鱒が飛び出したポイントである。
少し、水量が少ないが左岸側の岸際は、相変わらずイイ流れである。
結局、7時から9時まで2時間散々ルアーをキャストしたが、一匹も釣れず・・・。
アタリすら無かった。
山岳渓流へ逃げて岩魚と戯れようとも考えたが、そもそも予定では釣りは9時過ぎに終えるつもりであった。
まあ、利根川は、一発大物狙いなので釣りに固執するより群馬の味と温泉をゆっくりと楽しむことにした。

青梅市「konohapan(木の葉パン)」

2010年08月19日 23時31分38秒 | パン屋行脚
本日のパンは、青梅市「konohapan(木の葉パン)」です。

夏休み初日の最後を飾るのは、パン屋でお土産買いである。
青梅駅から徒歩30分はあろうかと言う場所に電気やガスを使わずに薪で焼くパン屋があると情報を得た。
しかも、薪窯はオーストリアから14tコンテナで材料を取り寄せ組み上げたらしい。
このパン屋自体林業会社の新規事業で始めたようで、月々ウン十万円かかる光熱費がタダでOKなので必然的にパンも安く提供できるようだ。
確かに、駅から歩いて30分もある辺鄙な森の中にあるので、行列ができるとも思えない。
地元に密着型を謳ったとしても、人より野生動物の方が多い様な場所で一日3食パンを食べて貰えるとも思えない。
街道沿いを車で走りながら大体この辺りかな~と目星を付けていたが、やっぱり通り過ぎた
そろそろカーナビ無しでの行動に限界を感じつつある、今日この頃だ。
駐車場に車を止めると、森の木々の向こうに洒落たウッディなお店が見えた。

では、おじゃましま~す。

薪窯の煙突が可愛く、木の温もりと大きなガラスの解放感。

店内に入ると高い吹き抜けのため圧迫感がなく、ガラス面から緑が降り注ぐ。
カウンターの上に焼きあがったパンが数点並べられていたが、種類は少ない。
時間が悪かったのだろうか?
お客より店員の方が多く、なんとなく写真を撮る雰囲気じゃなかったのでシャッターを押せず・・・。
結局、100円の牛乳パン2個と200円の根っこパンなるものだけ買ってきた。

牛乳パンは、サクッと柔らかい食感にフッと香る牛乳の風味。牛乳好きには、たまらないだろう。小生は、あまり牛乳が得意ではないので子供達に譲る。
そして、カチカチの根っこパンであるが、うって変わってガリッと固い食感に中はモチモチとした珍しい感じである。
晩飯の食卓に全部並べてみたが、あっという間に無くなってしまった。
こんなことならもう少し買っとくべきだった・・・。
いずれにしても、こんな場所で大丈夫かな~と思うようなところにあるが、パン屋が本業でも無いので儲けは度外視となんとかやっていくのだろう。
本業じゃ無い割には、味は保証付きである。

日の出町「生涯青春の湯 つるつる温泉」

2010年08月19日 22時57分31秒 | 温泉
本日の温泉は、日の出町「生涯青春の湯 つるつる温泉」です。

蕎麦屋を2軒行脚した後は、ゆっくりと湯に浸かり日頃の疲れを癒す。
急遽、蕎麦屋と温泉とパン屋だけを目的に奥多摩までドライブしてみたが、余りの奥の深さに単訪で終わるとは思えないような魅力のある”集落”である。
街道沿いにあるいくつかの美術館や記念館。
甘味処があれば、必ず”酒まんじゅう”の幟。
当然、こんな秘境?温泉の看板も一杯あった。
目移りしたが、当初の目的通りつるつるの湯を目指した。
道すがら、うどん店や和菓子店、酒屋など次に足を運ばねばと思える店もチェックした。
そんなこんなしながら、麓の集落を一つ抜け、緩やかな高低差を踏破すると「つるつるの湯」が緑が濃く、灼熱地獄の一角に出現した。

館の全景を写真に収め、振りかえるとお土産屋と緑。

いつも行っている岩魚の秘境のようであるが、ここも東京都。
完全にそれを忘れさせてくれる。
仕事の事を一切忘れ、大自然に身を置くのも今後の活力への有効な手段であるのは間違いない。
入湯料は、800円と少々お高いが、館内は清潔感と解放感で満たされており、ゆっくりとするにはもってこいの場所である。
週替わりか月替わりで男女の湯船は変るようだが、本日は、和風大浴場の「美人の湯」である。

檜の風呂桶に緑豊かな露天風呂。
洗い場もめちゃくちゃ広く、風呂場までゆったりできる。
肝心の泉質であるが、これまた、驚愕の肌触り。
北海道浜頓別の「はまとんべつ温泉ウィング」程のニュルニュル感は無かったと思うが、孤高である事には間違いないのであろう。
無触、無色、無臭の温泉が蔓延るなか、このニュルニュル感は孤高と言えるだろう。
それだけ、肌に粘着するニュルニュルは格別である。
源泉掛け流しの実力を思う存分発揮している温泉施設であった。
恐らく、家族3人が訪れる日も近いだろう。

青梅市「手打ちそば 梅の内」

2010年08月19日 22時38分37秒 | 蕎麦行脚
本日の蕎麦2店目は、青梅市「手打ちそば 梅の内」です。

本日目指す日の出町のつるつる温泉の近くに「雙柿庵(そうしあん)」なるこれまた気になる蕎麦屋がある。
店主一人で切り盛りする店のようで、レトロな店内に興味を惹かれた。
予定では、温泉に入る前に2軒目の蕎麦屋を行脚するつもりであった。
なんとなく、気になり電話すると21日迄休みのようである。
まあ、「丹三郎」では、プチ蕎麦懐石だったので、ボテ腹はそこそこ満足している。
取り敢えず、つるつるの湯まで行こうとBM号のアクセルを踏み込む。
右に左にクネクネ曲がる街道を心地よい速度で駆け抜ける。
深い緑と静謐な川の青。たまに街道沿いに覗く気になるお店。あれや、これや考えながらアクセルを踏み込みV6サウンドを楽しむのも本日の狙い。
これぞ、まさに”駆け抜ける喜び”である。
そんな感じでストレス&プレッシャーから解放され、一人楽しく夏休みを堪能していると、街道沿いに遠慮がちな看板が。

「古民家の蕎麦屋」

通り過ぎることなく左折。
即座に反応するBM号のハンドリングも最高である
左折したのはイイものの、余りに狭い畦道?で四つ角を擦りそうである。
なんとか、古民家に辿り着いた。

茅葺とまではいかないが、敷地の大きさ、周りの緑、充分田舎の家屋である。
砂利の駐車スペースの駐車して、おじゃましま~す。

店内は、囲炉裏があったり無垢の床。

再生古民家にしては、上出来であろう。
「丹三郎」と同じように縁側がある。

奥には、定番の扇風機。
さらに奥の壁には、岩魚46cmの写真。
でも、地元の岩魚ではなかった・・・。
注文は、定番のもりそばにした。
玄関に旭川産の蕎麦粉を9対1でブレンドしたと書かれてあった。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

少し黄緑色がかった蕎麦である。

エッジもしっかりとしており、注目すべきは机に置かれた瞬間に香った蕎麦の香り。
ツユに付けずに蕎麦だけ啜ってみたが、蕎麦の芳醇な香りに圧倒される。
食べてみても、細身なのにコクンコクンと歯応えよろしく、喉に違和感(プチ蕎麦アレルギー)が出るところ、本格的である。
ツユがもう少し出汁が取れてれば、尚、良かった。
蕎麦湯は、どちらかというとドロッとタイプで何度もツユとのコラボを堪能できる。
全て、食べ終わった後は、扇風機の風に夏を感じ、窓から見える緑豊かな色合いと風鈴の音色に心癒された。

奥多摩町「丹三郎」

2010年08月19日 22時26分47秒 | 蕎麦行脚
今日から5日間、夏休み第2段である。

今日までかみさんと子供達2人は、実家に帰省中だ。
朝、目覚めると背中に小さな羽が生えていた。
確か昨年は、近場の蕎麦屋を一人せっせと行脚したと記憶する。
ゆっくり家で昼ビールでもしながら映画でも観ようとも思ったが、性分でもないのでやめた。
ならば、折角の夏休み楽しもうと30分程パソコンの前で思案し、東京の秘境奥多摩方面までプチドライブすることに。
目的は、蕎麦行脚とパン屋行脚と温泉である。
まず向かったのは、蕎麦屋の名店、奥多摩の「丹三郎」
多摩川の源流、御岳渓谷の街道沿いにある築250年の家屋を改築して営業している大人気の茅葺の古民家蕎麦屋である。看板も小さく通り過ぎそうになったが、駐車場に入るなり目に付いたのは、古民家の手前の門である。

門まで茅葺とは恐れ入る。
門をくぐる前にこの屋敷の由来を熟読する。

その後、門に挨拶を済ませ、お邪魔する。

茅葺門をくぐるとなんとも風光明美な茅葺母屋が現れる。

入店前に角度を変えてパシャリッ。

では、おじゃましま~す。

平日なので大丈夫かな~と思ったが、夏休みお盆明けなので念のため予約を入れておいた。
座敷の一人席に案内される。
席から望む店内はこんな感じ。

天井が高く、柱も太く、歴史を感じる。
庭を望む縁側なんてたまらなく風情がある。

当然、冷房なんて文明の利器はないので、扇風機と蚊取り線香が大活躍である。



それにしても、この店、昔の日本の夏を感じる事ができる。
田舎では、普通の光景なのだろうか?

更に涼しくなりたければ、団扇を取りだす。

さっそく、メニューを開いて何を注文するか吟味。



蕎麦が食べ放題の「蕎麦膳」を注文したかったが、2人連れからと制約があり、断念。
ならば、夏季限定メニューの「鮎づくし」をチョイス。

注文するなり、お通しと冷茶が運ばれてきた。

ダシに使った鰹節を酢〆にした爽やかな一品。
一気に食欲が増進される。
ジャスミンティーのような柑橘系のお茶も真夏にはもってこいである。
お通しと同時に持ってきたおしぼりも実にインパクトがある。

キョロキョロと物珍しげに家屋内を見渡し、パシャリパシャリと写真を撮影していると、先付が出てきた。

山芋の梅酢和え、川海老の唐揚げ、卵焼きである。
特筆するのは、川海老である。
揚げたてホヤホヤで熱々で提供される。
先付けでここまで気を使うとは、先が楽しみである。
先付けを食べ終わるとテンポ良く、「そばがき」が運ばれてきた。

生涯初そばがきである。
箸で摘まむとまだまだ器には大量にそばがきが残っている。

そばがきは、ムニュムニュ感とホクホク感が同時に口内を占拠し、最高の味である。
一口一口初そばがきを堪能していると、「鮎雑炊」が運ばれてきた。

鮎の苦みと夏を感じる爽やかな香味。
鮎のイイとこ取りである。
こんなに暑い夏でも、何故だか扇風機の心地よいそよぎと蚊取り線香の懐かしい香りに包まれると汗が頬で止まる。
鮎の塩焼きは少々時間が掛かるとのことで、メインのせいろが先に出てきた。

薬味も葱と生山葵のみと自信の程が伺える。
蕎麦は、色は薄目水水しい。エッジの角と均等に切られた細さが熟年の技を垣間見る事ができる。

蕎麦の香りもそこそこあり、絶妙である。
コシも豊かで、蕎麦も良く冷水でたたかれており実に美味だ。
このグレードで蕎麦膳だと食べ放題とは驚きである
でも、あまりに旨いので”ざる一杯”が基本なのであろう。
これは、食べ過ぎると必ずこの繊細な味にありがたみがなくなり、普通の蕎麦と化してしまうだろう。
ここは、グッと堪えてお代りの出来ないコースを選択するべしである。
蕎麦を一口一口堪能していると、蕎麦湯が運ばれてきた。

蕎麦湯は、サラッとした感じのヤツである。
ツユが濃い目なので蕎麦湯で薄めてちょうどイイ。
何杯か堪能していると、大好物の鮎が出てきた。

スダチ酢と酢橘塩で食べるようだ。
鮎も炭火でじっくり焼かれているのか、表面の水分が飛んでショリショリ状態である。
串の入れ方も絶妙で躍動感ある鮎に仕上げてある。

身がパンパンの旬の鮎がまるで泳いできたかのようだ。
当然、旬の魚香ばしい香りと共に夏を感じ、コースのメインを飾ったのである。
デザートは、そばもち、そば饅頭、そばアイス、そばぜんざいの4種から選べる。
どれもこれも魅惑的だが、珍しいそばアイスをチョイス。

これが、実に旨かった
まったりとした感じで、舌に絡みつき、たまに香る蕎麦の風味。
これでもか、これでもかと驚きと感動が押し寄せ、近年稀に見る大満足の店であった。
このコースが2,300円とは、なんとも良心的な。
都内じゃ、3,500円は、取られるだろう
雰囲気、サービス、味、全てにおいてパーフェクトのお蕎麦屋さんであった。
お勘定を済ませ、蚊取り線香の香る玄関を出た。

庭には、キウイ棚もあり、夏真っ盛りだ。

池袋「つけ麺 椿」

2010年08月18日 21時24分36秒 | ラーメン行脚
本日のラーメンは、池袋「つけ麺 椿」です。

さすがに立ち飲みのビールが食欲に火を付け、かみさんと子供は、実家に帰省しているので夕飯は、無い。
200円のモツ煮込みだけじゃ夕食に足りる訳もなく、歩いて1分のつけ麺の名店「椿」へ。

並ばずに入れた。
当然、つけ麺を注文。
5分で提供された。
出てきたのは、コチラ。

相変わらずの極太麺である。
この店の真骨頂は、麺よりもスープ。
トロミ抜群の濃厚タイプだ。
魚介と豚骨のバランスも抜群で都内でも群を抜いているのでは。
濃厚スープは、極太麺に良く絡み旨味を口に運んでくれる。
スープ割に個性がないのが残念であるが、たまに食べたくなる味である。

池袋「三兵酒店」

2010年08月18日 21時14分06秒 | グルメ
本日のディナーは、池袋「三兵酒店」です。

余りの暑さにまっすぐ家に辿り着けなかった。反省・・・。
またしても、ビールを求め池袋を散策。
別にちょっと喉を潤せればイイので、席料が係るところは、除外。
そうすると必然的に立呑屋を探してしまう。
確か、西口に酒屋が経営する立ち飲み屋があったと記憶する。
記憶を辿り繁華街をうろちょろ。
ありました。

配達用なのだろうか、2台のごつい自転車が目に留まる。
入口がよく分からないが、店の端のほうに引き戸があった。
がらがらっと入店すると、常連と思しき人たちの視線を浴びる。
気にせず、入店。
缶詰だ乾き物だと色々とメニューがあるようだ。

200円のモツ煮込みがお勧めとあるので、取り敢えずビールとモツ煮込みをチョイス。
しめて610円也。

1分で提供された。
モツ煮込みは、冷蔵庫から取り出しレンジでチン。

まあ、いいか・・・。
割箸じゃなくて2本の串で食べるのには、なにか訳があるのだろうか?
味は、いたって普通である。
モツが2切れしか入ったいなかったのは、ご愛敬。
それにしても、立ち飲み屋は、手頃でイイのであるが喫煙者の巣窟であり不快極まりないので、嫌煙家の小生には、向かない・・・。