FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

山梨県富士吉田市「大西肉店 本店」

2010年12月31日 23時44分20秒 | 秀逸なる一品
本日のディナーは、山梨県富士吉田市「大西肉店 本店」です。

せっかく、山梨県に来たので名物「馬刺し」を購入する事に。
以前、見つけた肉の名店「大西肉店 本店」へ。

創業昭和十年の看板を見て、おじゃましま~す。

年末だと言うのに店内は、ごった返しています。
年末のパーティー、元旦の新年会の晩餐の肉を買い付けにきているようだ。
店内のショーケースを覗くとステーキ肉や

煮込みに使用するホルモンなど

多種多様の品が取り揃えられている。
でも、目指すは、馬刺しである。

やはり、霜降りより赤身のほうが旨いので、400g購入。

特製の辛味噌ダレと醤油を合わせて食べると留まる事をしらない。

ムニュムニュの食感とサッパリとした肉の旨味。
でも、滋養強壮には最高の一品である。

クリスマスケーキ 2010

2010年12月30日 18時11分19秒 | ケーキ屋行脚
今年のクリスマスケーキは、ヒルトンホテルの物でした。

毎年恒例、クリスマスケーキ。
銀座松屋で購入します。
前回、早々に売り切れたヒルトンホテルのケーキがまだあった。
即、注文し、銀座から遥々埼玉まで自らデリバリー。
聳え立つバベルの塔のようないでたち。
食べるのがもったいない風貌であるが、家族四人でガブガブと食べ切った。
さすが、15cmで5,000円。
美味しゅうございました。

実家料理

2010年12月30日 16時08分13秒 | 料理
昨日のディナーは、実家での料理でした。

柏でのゴルフを終え、たまには実家を訪問する事に。
11月に激闘を繰り広げた聖地”日立台”を横目に車で10分。
突然訪れた実家であったが、30分もすると夕食が提供された。
相変わらず手際のイイこと。
まずは、「山芋の柚子味噌合え」と「栗玄米御飯」と「青菜の柚子醤油漬け」

大量に柚子を手に入れ、柚子づくしである。
山芋のホッコリ感と玄米御飯のゴワゴワ感がたまらなく旨い。
お次は、一品料理各種。
「白菜と挽肉の餡かけ」

見た目は悪いが、餃子の具のような濃厚な挽肉に柔らかい餡かけ。
これも旨い。
「鮭の粕漬けとパプリカと玉葱の酢漬け」

粕漬けにしただけで鮭の風味が増すのが不思議。
「キンピラゴボウ」

ザクザク感がイイね~。
最後は、味噌汁でおしまい。

豆腐と油揚げとホウレン草。定番だな。
美味しゅうございました。

千葉県「千葉カントリークラブ 川間コース」

2010年12月30日 05時28分10秒 | ゴルフ
本日、千葉県「千葉カントリークラブ 川間コース」でゴルフでした。

年末恒例「下剋上負ければ1年間弟子&新年会自腹セッティング」対決が行われるゴルフ大会である。
大会に集まった選手の実力は?
平均スコア90前半、年間ラウンド数20回以上、ゴルフの誘いがあれば絶対に断らない猛者達ばかり。
そんな猛者が集まる大会に平均スコア92、年間ラウンド6回、ゴルフのお誘いを避けて久しい小生もこの日ばかりは、緊張感あるゴルフで1年を締めくくる。
2年前にワーストスコア111を叩き出し、1年間3人の師匠達へ奉公申し上げた。
会えばゴルフ指導、飲めばゴルフ指導、仕事のメールを送る時でも始まりは、

「師匠殿」

耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ1年間である。
昨年は、スコア87でトップにてフィニッシュ
師匠1号へ滑り込み。
で、弟子になったのは、黒ずくめのダンディゴルファーU課長。
先輩1人と後輩2人からの完膚なきまでに浴びせられた罵詈雑言の数々に1年間耐え忍び、今年も参戦である。
スタートホールでのあのえも言えぬ緊張感がたまらなく怖かった。
そんな緊張の第一打は、全員ナイスショット
いきなりレベルの高い争いで幕を開けた。
4ホール目まで全員のスコアが2打差で進み、誰が脱落するかと緊張の糸が切れない。
そんな中、魔の5ホール目がやってきた。
一番スコアの悪かった一人がパーでフィニッシュ。
残された3人は、トリ、トリ、ダブルスコアと最悪である。
ここで、最大4打まで開いた。
致命的だ。
結局、この悪い流れを断ち切れず、上がってみると1位:40、2位(キャプテン):48、3位:50、4位:52と1位以外体たらく振りを如何無く発揮した・・・。
完璧に1位に独走され、3人での闘いに。
スコアより弟子にならない事だけを考え昼食。
このゴルフ場のレストランは、神戸の洋食屋が経営しているらしく、何を食べても旨いのである。
本日は、体を温めるために「カレーうどん」を選択。

辛みと甘みが入り混じり、和と洋の感じも残された一品にご満悦。
でも、ここで満足を得ると気が緩むので気持ちを切り替え後半へ突入。
小生は、安定したドラーバーと1m以内のミスパットが皆無で安定してスコアを縮めた。
後半途中でついに先輩2人が脱落し、余裕でラウンドできた。
それにしても、精神的に疲れた。
結局、ゴールを迎えると1位:90、2位(キャプテン):92、3位:99、4位:100というスコアでした。
1打の重みを思い知る結果に。
で、誰が弟子になったかと言うと。

黒ずくめのダンディゴルファーU課長

2年連続の弟子決定である。
10月から80台を連発する程調子を上げてきたU課長。
「ピークを持ってくるところを間違えた・・・」と寂しい一言。
そんなことより、来年、もっと寂しいよ。

「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んでね。もし、ゴルフで分からないところがあったら、なんでも聞いて。手とり足とり教えてあげるから。それから、新年会は、個室がイイな~」

それから、新ルールが発足。
どうしても耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍べなくなった場合は、ハンディ3枚全員に支払い特別大会を開催できる権利を与えるというもの。
さあ、屈辱にまみれたU課長が行動にでるか?

「弟子へ

 もし、ウェアを白づくめでコーディネートするならハンディ2枚でイイよ

                          師匠2号より  」

秋葉原「焼き肉丼 たどん」

2010年12月17日 23時26分29秒 | グルメ
本日のランチは、秋葉原「焼肉丼 たどん」です。

秋葉原に旨い丼ぶりを食べさせる店があると聞いた。
丼ぶりと言えば御茶ノ水駅前の豚丼専門店「豚野郎」の右に出る店はないと信じている。
でも、孤高の一杯を求め行ってみた。

メニューは、「カルビ丼」「ハラミ丼」「豚ロース丼」に加え「ビビンバ」まで取り揃える。
焼き肉店から派生したのだろうか?
「豚野郎」と比較したかったので「豚ロース丼」を注文したかったが、店の定番メニューである「カルビ丼」をチョイス。
待っている間、食べ放題のキムチに手を伸ばす。

甘辛で中々旨い。
臭いを気にしながらパクパク食べていると、出てきました。

巨大なサニーレタスが添えられているのは、嬉しい。
しかし、肉の量が乏しく隙間から白米が覗くのは、残念だ・・・。
待望の一口目をパクリンコッ。
「甘い。タレの甘みがちいとキツイような」
タレの味で肉本来の旨味が隠れるほどである。
少々、残念ではあるが、種類も豊富なので他のメニューを食べてみたいと思えるお店でした。
やはり、「豚野郎」を超える店は、ないのか?

国分寺「麻辣チャオ」

2010年12月16日 23時13分48秒 | グルメ
本日のランチは、国分寺「麻辣チャオ」です。

国分寺の有名ラーメン店「紅葉」へ行く途中に気になる看板がある。

「麻辣麻婆豆腐飯 汁無坦々麺 専門店 ¥500~」
気になりながら素通りし、紅葉へ行くと「本日は、取材のため18:00~です」と貼り紙が。
ならば、麻辣麻婆豆腐飯 汁無坦々麺 専門店へ戻ってみることに。
急な階段を下り、店内へ。
カウンターとテーブル席。
小洒落ている。
メニューは、色々あったが、500円の「麻婆豆腐飯」をチョイス。
待つ事、1分。出てきたのは、コチラ。

ちっちゃな土鍋にグツグツと煮えたぎる麻婆。

レンゲで掬ってみると御飯がお焦げのようにカリカリ。
待望の一口目。パクリンコッ。
「カラシビーーーーー」である。
本格的な麻味だ。この山椒の痺れは、相当、麻味を研究しているとみた。
でも、美味しいかどうかとうと疑問・・・。
日本人の口に合う山椒は、所謂、うなぎ屋で提供されるアレ。
中国本土の本物の山椒は、強烈な刺激と香り。
慣れなければ、料理の邪魔のなにものでもない。
本日、追加でテーブルの山椒を振りかけアウト~~~~。
やり過ぎは、いかん・・・。

池袋「あんぷく」

2010年12月09日 22時55分46秒 | グルメ
本日のうどんは、池袋「あんぷく」です。

お客様との打ち合わせが19時過ぎ迄。
乗り換え駅の池袋に着くと小腹がグーッと鳴った。
一人寂しく晩飯でも食べるかと思い、グルメ脳をフル回転。
創作うどんのあんぷくがヒット。
初めて、夜、入店してみた。

カップルが多い。
オジサンは、遠慮してカウンター席の一番端に陣取る。
隣のカップルがうどん一つ選ぶのに
「トリュフよくな~い」
「カルボナーラが名物みたいだな~」
「黒カレーうどんもおいしそ~」
「シンプルにキツネうどんでいくか」
「え~、せっかくなのに~」
と注文一つにイチャイチャイチャイチャ。
「喝~~~~~~つ」
である。
ここは、うどん屋だ。
あー、まどろっこしい。
カルボでもカレーでもキツネでもさっさと選べ。
と、オジサンが怒っていると注文の品が出てきました。

野菜豊富。

黒オリーブの香りが食欲を刺激する。
〆サバが、真空パックものには辟易としたが、料理はコストパフォーマンスとキメ細かい配慮で満足。
冷製だったが、パスタ風情で温かくても芳醇度が増し、旨いかも。
相変わらず、コクン、コクンと歯応え抜群で、最高のコシである。
結局、460gをペロリと平らげ、満足いくディナーとなった。

柳広司「キング&クイーン」

2010年12月08日 22時16分23秒 | 小説
本日、柳広司「キング&クイーン」を読み終わりました。

「ある事件をきっかけに警察官を辞めた元SPの冬木安奈。六本木のバー『ダズン』で働いていた彼女に、行方をくらましていた元チェス世界王者の“天才”アンディ・ウォーカーの警護依頼が舞い込む。依頼者の宋蓮花は、『アメリカ合衆国大統領に狙われている』というが…。”ジョーカー・ゲーム”シリーズでブレイクの柳広司が満を持して放つ、絶品書き下ろし」

ここまで期待の外れた小説も珍しい。
あの”ジョーカー・ゲーム”シリーズで散々楽しませて貰ったので、期待せずにはいられませんでした。
でも、期待裏切り度120%であった。
なんせ、分かりにくくて内容が希薄・・・。
恐らく自分の興味ある”チェス”を題材に描いたようであるが、なんせ、日本でのチェスの知名度の低さから、感情移入できず・・・。
元女SPが主役であるが、現実味から甚だ逸脱しており、「いないな・・・」と純粋に思わせる人物設定に疑問が・・・。
あれだけ、スパイの世界を興味深く描いた作家が、現代を描くとここまで飛躍し、妄想癖甚だしく描き切るとは意外であった。
正直、駄作であった・・・。

※確か、こんな話が現実にあったような・・・。
で、ウィキペディアで調べてみた。
ボビー・フィッシャーなる人物が題材になっているのは、明確である。

「6歳のときにチェスを覚える。1957年インターナショナルマスターとなり、翌年グランドマスターとなる。1962年国際舞台から引退(但しアメリカ合衆国内の大会には出場した)し、1966年復帰。1968年再度引退し、1970年のソ連対世界戦で再びチェス界に復帰した。
その間1956年の対ドナルド・バーン戦でクイーンをわざと捨てることで勝ち、1963年の対ロバート・バーン戦でもナイトを捨てて勝つ。
1971年の挑戦者決定戦ではソビエト連邦のマルク・タイマノフに6対0で完勝し、さらにデンマークのベント・ラーセンにも6対0で完勝する。前世界チャンピオンのチグラン・ペトロシアンに5勝1敗3引き分けで勝ち、当時の世界チャンピオンボリス・スパスキーへの挑戦者となった。1972年、レイキャヴィークで行なわれた世界選手権でスパスキーを破り世界チャンピオンとなる。
1975年、防衛戦の運営をめぐり国際チェス連盟と対立し、不戦敗とされタイトルを剥奪される。1992年に復帰しユーゴスラビアでスパスキーと再現試合を行ない、勝利した。これにより300万ドル以上の賞金を得たが、アメリカのユーゴスラビアに対する経済制裁措置違反として起訴され、再び消息不明になる。この起訴をフィッシャーは、反ユダヤ的発言と反米発言に対する政治的迫害であるとする。ただし、フィッシャーはポーランドのユダヤ系である。
2004年7月14日、成田空港からフィリピンへ出国しようとしたところを入国管理法違反の疑いで東京入国管理局成田空港支局に収容された。同年8月、かねてより親交のあった日本チェス協会事務局長の渡井美代子と結婚を宣言するが、入籍はしなかった。
その後、アメリカ政府は身柄引き渡しを要求したが、フィッシャーは拒否していた。羽生善治、民主党の榛葉賀津也や社民党の福島瑞穂の運動が功を奏し、2004年12月、アイスランド政府がフィッシャーに対して市民権を与える措置をとり、拘束から約8ヵ月後の2005年3月24日、日本政府はフィッシャーのアイスランドへの出国を認め釈放した。以後はアイスランドに滞在していたが、2008年1月17日に64歳で死去した」

表参道「中華風 家庭料理 ふーみん」

2010年12月08日 21時37分22秒 | グルメ
本日のランチは、表参道「中国風家庭料理 ふーみん」です。

青山の骨董通り沿いに家庭風の中華料理を食べさせる店がある。
素朴ながら各種メディアにも何度も登場する名店だ。

奇を衒わない純朴な味が売りである。
では、おじゃましま~す。

上海や北京など大都会では、決して味わう事ができなそうな味だ。
鉄道も通っていない中国の山奥で脈々と伝わる伝統の家庭料理風情である。
メニューを覗いてみると殆どが1,000円越えである。

納豆チャーハンなんて堪らないレパートリーも取り揃える。
そこそこ値が張る単品を避け、ランチセットから選ぶ事に。

2種類に苦手な梅が使われていたので、必然的に好物の麻婆豆腐をチョイス。
待つ事、3分。出てきたのは、コチラ。

牛肉麻婆豆腐と謳うだけあって、ゴロンゴロンと肉片が投入されている。

実に旨そうだ。
待望の一口目をパクリンコッ。
「素朴~。ラー油の味も麻の味もない。薄味だな。所謂、五臓六腑に染み渡るあの刺激がない」
テーブルにラー油が無かったので、取り寄せた。
これでもか、これでもかと回しかけたが、刺激が少ない。これ以上かけると違う食べ物になりそうなので、自粛。
量も満足するし、一味違った中華を食べたければ、寄るべし。
それにしても渡蟹の味噌汁の美味しかった事。

曙橋「さぬきうどんや」

2010年12月07日 22時33分14秒 | うどん行脚
本日のうどんは、曙橋「さぬきうどんや」です。

最近、曙橋に新しい顧客ができた。このお客様に顔出した時、必ず寄るのがこのお店。

中々、本格的な讃岐うどんを食べさせてくれる。
では、おじゃましま~す。

各種てんぷら類は、全て手作りだ。

実に旨そうである。
殆どの客がかけうどんに思い思いのてんぷらを2、3品チョイスしている。
目の前に大好物の春菊天があったが、油を考えて自粛。
今日は、バラ肉うどんを選んでみた。
待つ事、1分。出てきたのは、コチラ。

ちょっとイメージと違う・・・。
もう少し小間切れのバラ肉がちりばめられていると思った。

でも、旨そうである。
では、一口。
「ズズズズズズズ~~~~~~~~~ッ」
強烈なコシは感じないが、讃岐特有のツルッは、ある。
ツユもダシが良く効いている。バラ肉の煮汁も投入されており、玉葱の甘味も混ざり合い、実に豊かな味わいである。
バラ肉もスッと歯が通る程柔らかく、美味なり。
ワンコインの至福を味わった。

神田「石川亭」

2010年12月06日 23時01分20秒 | グルメ
本日のランチは、神田「石川亭」です。

久々の石川亭。

今日は、どんなメニューが用意されているのだろうか?

お気に入りのバミセリがないのは、残念であった。
でも、前菜は、パスタがあったのでそれを選択。
「魚介とドライトマトの冷製ショートパスタ」
ドライトマトとは、旨そうである。
恐らく魚介の芳醇な風味に濃厚な酸味が混ざり合い、素材の味を生かした一品に仕上がっているだろう。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

大振りのイカやタコ、アサリがトマト風味のマリネ風に仕上げられている。
しっかりと、冷えており冷たさがキューンと口内に広がり、魚介風味が豊かである。
ホント、ココは、素材を生かす力に長けている。
あっという間に、前菜を平らげ、メインに頼んだ「イナダのグリエ バジルソース」を待つ。
前菜が、魚だったので肉といきたいところだったが、限定5食の「乳飲み孔牛ロースソテー シャンピニオンクリームソース」は売り切れで、300円プラスの「牛イチボのグリエ 粒マスタードソース」は、少々、お高い。定番の「豚ロースのグリエ バルサミコクリームソース」は、ボリュームがあり過ぎるので却下。
まあ、たまには、魚・魚の組み合わせでも良しとしよう。
パンを齧りながら小説を読んでいると、出てきました、メインディッシュ。

焼き加減の香ばしい香りとバジルの風味がたまりません。

マッシュポテトとバジルソースが合うんだ、また。
この味、このボリューム。
1,100円の至福である。
これに、デザートの自家製アップルパイとコーヒーまで付くので驚きである。

いつものように大満足で店を後にした。

乾ルカ「蜜姫村」

2010年12月04日 13時24分37秒 | 小説
本日、乾ルカの「蜜姫村」を読み終わりました。

「変種のアリを追って、東北の山村に迷い込んだ、東京の大学の講師で昆虫学者の山上一郎は、瀧埜上村の仮巣地区の人々に助けられ、命をとりとめた。翌年、山上は医師でもある妻の和子を説得し、一年間のフィールドワークのために、再び仮巣地区を訪れた。この村には医師がいなかったため、和子にとってもそれはやりがいのある仕事に思えたのだった。優しくて、親切な村の人々。だが、何日かその村で生活していくうちに、和子は違和感を覚える。―みんな健康的過ぎる・・・。医師もいないのに・・・」

初めて手に取った作家。
本屋の話題本コーナーで見つけ、帯に書かれた内容説明だけに興味を覚え、図書館予約。
男なのか女なのかも分からない。でも、名前からすると女流作家なのだろう。
舞台は、昭和三十七年、東北の山奥。
この時代に無医村があり、そこで暮らす村人達は、異常に若々しいらしい。そんな疑問からストーリー展開され、前半は、ホラーのようなファンタジーのような雰囲気で物語が進む。
最後は、純愛で締めくくる。
この狭い日本にこんな村が存在するとは思えないが、世界のどこかにあるのでは?なんて考えるだけで、100倍面白かったと思える作品である。
不思議な物語であった。

本郷三丁目「味噌煮込罠」

2010年12月03日 23時33分12秒 | うどん行脚
本日のうどんは、本郷三丁目「味噌煮込罠」です。

屋号は「ミソニコミワナ」ではなくて「ミソニコミン」らしい。

名古屋名物八丁味噌と自家製手打麺を使用した味噌煮込みうどん1本で勝負する店だ。
メニューは、「味噌煮込みうどん」「キムチ味噌煮込みうどん」「イタリアン味噌煮込みうどん」の3種のみ。
男らしいみゃ~。
駅前3分の場所だが、微妙に路地裏なので、初めての訪問は、迷う。
カウンター5席、2人掛けテーブル6席の狭い店内は、小綺麗にしており、BGMは、ジャズだ。
店内に仄かに香る八丁味噌の香ばしい香りがたまらなく食欲を増進させる。
ランチ時は満員で外に行列まで出来る。
カウンター席に座ると目の前でマスターが手際良く、忙しく働いている。
「コヤツ、できる」って感じ。
待つ事、10分。出てきたのは、コチラ。

味噌と葱の芳醇な香りにノックアウト寸前だ。
鍋の淵がグツグツと別府温泉の地獄谷のようである。舌先の火傷に注意だ。

飛び散り防止の紙エプロンを装着し、待望の一口目だ。ズズズズズーーーーーー。
「見た目と香り程、味は濃くない。意外とサラッとしている。でも、味噌独特の後味感は、シッカリ」
薬味の新鮮葱のアクセントがシャキシャキと旨い。
具は、大山字地鶏のカシワ肉と油揚。それに蒲鉾。シンプルだが、十分である。
うどんは、コシがある上ツユを良く持ち上げて美味なり。玉子だけを残し、完食。レンゲで何度かツユを啜ると我慢できずに、やってしまいました。
ねこまんま。

隣に座るOL2組の冷たい視線が矢のように突き刺さったが、これでもかとスナップを効かせレンゲを高速回転。

「(あっ、お嬢さん達、失礼。ちょっと、飛び散った。これが、ネコまんまだ。旨そうだろう)」
なんて、矢のような軽蔑の視線に打ち勝ち、最高の一杯に有り付くのであった。

池袋「あんぷく」

2010年12月01日 20時04分47秒 | うどん行脚
本日のうどんは、池袋「あんぷく」です。

ここの創作うどんは、最高である。

種類も豊富、見た目よし。味も良いとあらば、通いたくなる。
しかし、池袋は、通過駅なので普段は夜にやきとんコースが関の山。
こんなお店が会社の近くにあれば、日参するのに。
”鯖のサラダバルサミコソースかけうどん”や”トリュフうどん”など気になるメニューが目白押しであったが、まずは、一番人気「カレーうどん」をチョイス。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

真っ黒のルーに白いクリームで彩りを添える。

このクリームがコクのあるカレールーをマイルドにする。また、驚きは、真っ黒に煮詰められた玉葱。これは、初体験。そして、旨いと唸らせる具は、吉野家の牛丼のようなお肉。実に風味豊かで上質である。
肝心のうどんもそこそこコシもあり、旨い。

もう少し固ければ、なお良しであろう。
総合評価は、今まで食べたカレーうどん最強の味であった。