いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

街だけ散策//扉風オムライス 他 〔鎌倉11〕

2007-09-29 16:10:05 | 鎌倉散策
       ついに 念願の…? 「扉風オムライス」


仕事が 一山越えて、振り返ってみたら、
働き続けて20日間。
(まぁ 1日の労働時間は長くはないんだけどね)

よーく考えてみたら、
スイス旅行以来2ヶ月の間、一度も「遊びに」出かけていないのだった!

(旅行の後には、大抵いつも仕事をする羽目になるのだ。偶然か必然か?)

○○の用事~ とか、
差し迫った○○の買い物~ とか
何時までにどこどこに行かねば~ とか
そんなんではなくて
“ふらっと” 出かけたいという欲求。
こういう欲求を放っておくと、人はいずれ 病気になるんだろうかー
なんて思ったよ。締め切り前には。

そんな状況を打開すべく
少々強引に“ふらっと” 出かけてみた。

もちろん、鎌倉というのはsunny の希望で。
(お天気が今ひとつということもあり、私は 最初は あまり気が進まず)



スポーツクラブへ行った後、
お昼ご飯は 「おざわ」へ。
   参考:
   「玉子焼おざわ ~2度目は★通★で~ [鎌倉8]
   「玉子焼おざわ in 鎌倉 [鎌倉7]」)


でも、行ってみたら もう食事は終わっていた
(一応5時までなんだけど、卵がなくなると終わるらしい)

夢やぶれる sunny   



ということで、
今回の私の希望である豊島屋3F「扉」へ。
   参考:
   「鎌倉駅前・豊島屋3F〔和風茶寮 扉〕 [鎌倉10]



前回、隣に座っている人達が食べていて おいしそうだった
「扉風オムライス」を注文。
これは、できあがりまで時間がかかるので、待たなければいけないんだけど
死にそうに お腹を空かせながら 待った末・・・ (だって もう3時)



来た!! 



おいしそ~だよ 

味は、意外と普通かな。
生地は、この間の玉子焼きと同じで、バター(チーズのような風味)が かなりきいている感じ。
ただ、この間の単品の玉子焼きほど甘さがないような気がする。
(私は、甘い方が好きなんだけど、オムライスにするならば こんなものかな)

かかっているのが オーロラソースなので、これまた意外と甘みが少ない。
本来は、オーロラソース大好き! なんだけどね、
この場合は ケチャップとか(?)もうちょっと甘い方が、私は好きだな。

これ、小さく見えるんだけど
実際に食べてみると、かなりボリュームがある。
私ですら、多いな~ と思ったほど。

卵の部分が非常に厚いのだ。



↑こんな感じ。


          (脇の鶏肉にオーロラソースをつけて食べるとおいしい↑)

サラダ、お吸い物、漬け物まで付いて 1050円だから
このお店、やっぱり安いなと思う。

お店の中は、平日の昼過ぎの割には盛況。
観光客というよりは、地元のご婦人達の社交場の雰囲気。




本日の鎌倉駅。

鎌倉に向かうまでは、空を見て、雨降らないかな? と心配する位だったのだが
電車に乗った頃には晴れてきた。


小町通りを歩く。
今回は、お寺などには行かずに、ただの ぶらっと街散策だ。



おいしそうだったので 
早速 あんパンを衝動買い。


「CHAYA(日影茶屋・和・洋菓子舗」)というお菓子屋さんで。

帰ってきてから気がついたんだけど、
これ、ネーミングがうまい。
“un pain”
フランス語として読むと、「アン・パン

 “un” は、フランス語の冠詞で、英語の“a”に相当。
 ただし、フランス語は男性名詞と女性名詞の区別があり、
 “un” は男性名詞の方に付く冠詞。(女性名詞に付くのは“une(ユンヌ)” )
 “un”には、「1つの」という意味もある(un, deux, trois(=アン、ドゥ、トロワ))

 そして、日本語の「パン」はもともとフランス語(“pain”)


食べてみた感想:
オーガニックものにありがち(?)で
「ふわふわさ」「やわらかさ」「口当たりの良さ」は、人工物たっぷりのパンにはかなわないながら、
しっかりとした食べ応えがある味わい深いパン。

このお店、東戸塚西武にも入っているのだけれど、
鎌倉の「CHAYA」で和菓子を売っているのに対して、
東戸塚西武で売っているのは洋菓子。
東戸塚の方には、ティールームがあって、
ここでは 一度、クロックムッシュか何かを食べたことがある。



和風の雑貨を見るのが大好きという sunny
(小町通りには いくつか和風雑貨屋さんがあり、1人で来たときも1人で見て回るらしい)




「MELTING POT」というお店で
木の「れんげスプーン」を購入。

これからの季節、シチューを 木のスプーンで飲んだら
おいしそうだよねー と。



写真では 重厚に見えてしまうけれど、実際には、とっても軽い。



ウッドカトラリーって、初めて買ってみたのだけれど
これは、
すくう部分が大きいところと、
すくう部分の厚みが小さいところがポイント。
(木のカトラリーって一般に、使いにくいものが多いような気がする)



そして 鶴岡八幡宮。ここには必ず来るのね。


八幡宮境内は、平日ということもあって、人がまばら。



舞殿(左)&本宮(中央奥)


舞殿、 と その奥に・・・


こんなのあったっけー
境内に人が少ないと、なんとなく
いつも目がいかないところに目がいく気がする。


境内ですれ違う人達には、
母&娘の2人連れが とても多い。
(というよりも、それ以外の親子の組み合わせはいない)

母&息子は あまり ないよね~  とか
父&息子は 更にあり得ないかもね~ とか
父&娘は きっと照れくさいよね~ とか・・・
色々と話していた結果
娘を持つ母って幸せなんじゃないだろーか?
なんて思った。(別に深い意味はない)



入口の鳥居(「三の鳥居」←小学校のバス遠足の時に教わった)


八幡宮を後にし、今度は 若宮大路を歩く。


今となっては なんだか気の毒に感じる 街角のポスター。


途中で小町通りに戻り、
いつも必ず立ち寄る「鎌倉山納豆」で買い物をして帰ることに。


本日購入したのは「わかめ納豆」と「納豆ふりかけ みそごまにんにく」

春には、

「桜納豆」

塩漬けの桜の花が入っているのだが、これがなかなか おいしい。オススメ。

他にも、
(私は買ったことがないけれど)値段が高い(1パック5~600円)納豆が
何種類か売られている。(北海道産の~豆だとか、豆が違ったりするらしい)
こういうのは、お土産として良いかもしれない。

実は、この鎌倉山納豆、東戸塚の「THE GARDEN」でも扱われている。
 (納豆危機の時
 =『あるある大事典』(納豆ダイエット)の影響で 東戸塚からも納豆が消えた時
  には、ダイエーでも扱われていた)


ザ・ガーデンで買った鎌倉山納豆↑


さて、納豆も買ったし
まっすぐ帰ろー と歩いていたら

突然、
「すごーーーい!!! おいしーーー!!!」
という大絶叫。
声の主は、女子高校生。
見ると、前から高校生らしき集団が歩いてくる。

その女子高校生が手にしていたのは



鎌倉五郎本店の「麦田餅(むぎたもち)」

またもや衝動買いしてしまったよ。

ふわっとした「きなこ」に、
何か別の香りがして とってもおいしい。
きなこに何が混ぜてあるんだろう、と思ったら
その香ばしい香りの正体は、餅の名前の通り「麦」粉らしい。
“麦こがし”の粉なんだって。
(「きなこ」ではないのね)

草餅(つぶあん)を選んだけれど
このお餅の柔らかさを堪能するのであれば
ひょっとしたら白餅(こしあん)の方が良いかも。



富士山と酒匂川 ~小田原・富水から~ 〈補足〉

2007-09-29 12:31:40 | 富士山6<2007秋冬>
       ◆撮影日時:2006年2月9日 時刻:11:46◆ 鴨宮←→国府津間のショッピングセンター屋上より 


富士山と酒匂川 ~小田原・富水から~ の補足記事〉



探しものをするために 過去の写真をザーッと眺めていたら、偶然 見つけました。
かなり前に、sunny が現地調査に出かけた時に撮影した写真です。

東海道本線の
鴨宮(かものみや)(=小田原の1つ手前の駅)と、国府津(こうづ)(=もう一つ手前の駅)との間の
ショッピングセンターの屋上から撮影したそうです。

この写真を見た時に、
へ~え! こんなにおっきくみえるんだ~! と
驚いた覚えがあります。

この間 書いたように、
(特に左側の)裾野が下まで見えないので
富士山が「寝そべっている」ような感じに見えるのがよくわかると思います。

それから、右手前に見える ぽっこりした山も。








比較のために、同時期の東戸塚からの富士山の写真を・・・




と思ったのですが、10ヶ月ほど間違えてしまいました(素で)。
まぁ、とりあえずはこの写真で。

小田原から見るのとは 逆向きに寝そべっているんですね~
でも、かなり裾野の方まで見える様子が わかると思います。



大きさではかなわないけれど、東戸塚から見える富士山は いいですね~
富士山の角度や、丹沢の山の見え具合のバランスが 最高に良いです。

冬が楽しみです。

朝、ホテルから見える山々 【スイス旅行記】

2007-09-26 16:28:03 | スイス旅行記 2007夏
       朝のアイガー&銀色の三角山シルバーホルン。良いお天気。



〈「夕暮れ時のアイガー北壁」 の つづき 〉




新しい朝。部屋の窓から見える風景。



シュレックホルンとアイガーの壁(の端)の後ろの山が、朝日で光っています。
時刻は6:09。

光る山々を拡大して撮影したものが こちら↓





朝食を終えて戻ってきたら、シュレックホルンの頭に日が当たり始めていました。
時刻は7:19です。

シュレックホルンとヴェッターホルン。



7時半にホテルを出発ということなので、外に出ました。
そして、例の駐車場へ。


アイガー!!


右奥のシルバーホルンも、
今日は 日の光を浴びて、一段と美しいです。


アイガー北壁。

アイガーの標高は、3970m。
そう、実は富士山よりも高いのです。
グリンデルワルトの標高が1000m少々だということを差し引いても
少し意外な感じがしませんか?

近くで見ても、
その独特な風貌に見入ることはあれども
大きさに驚くことはないんです。

富士山 in JAPAN 最強!!
という思いを新たにしました。

いや、
アイガーも、もちろん 素晴らしい山なのだけれども
ついつい他の山のことを語ってしまって
ごめん、アイガー。



アイガー&麓(ふもと)のグリンデルワルト。


すべての建物が「シャレー式」というのも特徴的ですが (こちら「ブリエンツ湖遊覧 ~ブリエンツ発~」にも書きましたが)
いかにも “ツリー” という感じの かわいらしい形の木が良いですね。

こんな風に木が並んでいる様子を見ると、
“何の”ワルト(WALD(ヴァルト))なのか わからないながらも、
地名に「なんとかの森」という名前が付いているのが納得できる気がします。

 (こちら→「ホテル到着後 散歩へ <グリンデルワルト>」 で、
 グリンデルワルトの「WALD」は森の意味だということに気がついたわけでしたが)

ちなみに、「GRINDEL」の意味ですが、
これ、ひょっとすると「人の名前」かもしれませんね。


それはそうと、上の写真、
どうして この部分を撮影したのだろう?と思ったら・・・


よく見ると、電車が走っているんですよ。写真中央付近。

目を凝らして見れば わかるかな? 電車のボディーの黄色&緑色。
私達がこれから乗る電車です。





上を向いて歩く to グリンデルワルト駅」へ つづく


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富士山と酒匂川 ~小田原・富水から~

2007-09-22 13:51:09 | 富士山6<2007秋冬>
          酒匂川と富士山のシルエット


只今 現場研修中のsunny
毎日4時半起き、5時半起きで出かけていくわけですが・・・
(ごめんなさい 私は起きられていません。今日は6時過ぎだったので ちゃんと起きましたが…)

私が、
「富士山見えたら 撮ってきてね」 と
散々うるさく言っていたせいか
昨日 撮ってきてくれました! 

以下、sunny が携帯電話のカメラで撮影した富士山の様子です。




これは朝7:50頃
小田急電鉄小田原線「富水(とみず)駅」から
歩いているところだそうです。



川と橋が見えます。



この川は、「酒匂川(さかわがわ)」というそうです。(この名前、私は何故か聞いたことがありました)

河原の様子が のどかです。

ちなみに、先ほどの橋の名前は「富士道橋」というそうです。
その名も“富士への道の橋”。
やっぱり、富士山がよく見えるから こういう名前が付けられたのでしょうね。

sunny 曰く
「雪が無いと富士山はイマイチ」
まぁ、このブログでも そのようなことは何度も書いてきましたが…。




そして夕方です。
17:50頃。ちょうど 夕日が沈んでしまったところでしょうか。



富士山の後ろ側が輝いています。
この日の横浜の日没時刻は、17:41。
残念ながら、たった今 夕日が沈んでしまったばかりだったようです。

もうすぐ秋分ということを考えると、
富士山が見える方角は、東戸塚で見るのと同様、ほぼ真西のようです。



富士山&酒匂川。






行きと同じ橋の上から見た富士山です。

sunny にしては珍しく(?)
たくさんの写真を撮ってきてくれました。
(普通は20分で歩けるところが、30分かかったそうです)



火星らしきもの(金星ではないのか?)が見えたので、写るかな~?と思って
撮影したそうです。
この写真では、残念ながら確認できませんが。



富水駅ホームより。
ここからも富士山が見えるんですね。

(この写真が一番わかり辛いのですが)富士山の右手前に見えるポコッとした山、
電車の中からも、必ず富士山の前に見えていたという この山は
(((後で確認し直してのせます)))→「矢倉岳(やぐらだけ)」(870m)でした


ところで、
携帯のカメラで撮ったせいか
富士山の大きさは、そこまで大きくは感じられないのですが、
実際には、かなり大きく見えるようですよ。

富水駅の位置を、Googleのmap検索で調べてみました。



緑色の矢印の場所です。
むむっ!
小田原って、思っていたよりもずっと富士山に近いんですねぇ。

参考のために、私達の住む東戸塚の位置はこちら↓



なんと、富士山までの距離は倍ぐらい違いました!

ただ、小田原のこの場所からだと、
どうしても前に山が入ってしまう。
箱根の山の陰に隠れて
富士山が、上の方しか見えない
=裾野が見えない んですよね。
(だから、裾野まで見えたら もっとずっと大きく見えるはず)

距離は遠いながら、
東戸塚から見える富士山の角度の良さを改めて認識しました。


 この記事の補足:富士山と酒匂川 ~小田原・富水から~ 〈補足〉

 この記事の関連:〔富士山〕早起きをした日 -Sunny's Story-


               


さて
そろそろヤマだ。
今日も仕事だ  ぞー
 

続・ 麻婆三昧!! 中華三昧

2007-09-19 18:45:39 | 食 & 食 & 食
       麻婆茄子!!


〈「麻婆三昧!! 中華三昧」 の つづき〉


ところで、先ほどの徳用餃子 (50個入り!!)
食べた時に、皮のつるっとした感じから、
「水餃子にしたらおいしいかも」と。
ただ、水餃子って あまり食べたことがないので、ネットで調べてみた。
ゆでて「たれ」を付けるのではなくて、中華スープ仕立てにして食べる方法を発見。

ちょうど、
前日に豚かたまり肉をゆでた汁 があったので
半ば実験がてら作ってみた。


「餃子 in 中華スープ」

おいしかった!
豚肉のゆで汁に「しょうが」「ねぎ」を入れて
「しょうゆ」「塩」「酢」で味付けしただけなのに
予想を はるかに上回るおいしさ。

“ワンタンスープ” をイメージすると、雰囲気が伝わるかな。

うちは味噌汁派で、味噌汁を作ることが多いせいか
豚をゆでた汁を持て余してしまうことが多かったからなぁ。

これからは、ゆで豚→餃子in中華スープの流れが定番になるかも。



なんだか おいしそうだったので撮影した「にんじん団子」
溶け込んでいる鮮やかなオレンジ色が いいでしょ?
これは 実はまだ 、未完成。
揚げる前の状態だ。

にんじん以外の材料は、
「鶏ひき肉」と「ねぎ」「しょうが(絞り汁)」
そして「わかめ」なので
なかなかヘルシー。
豆板醤入り酢醤油を付けて食べる、sunny 大のお気に入りの一品。
(オリジナルレシピ:「エッセ2001.4」新ニンジンの揚げ団子)



岡山の白桃!
上品な甘さが特徴。
いつ いただいても“もったいない” 上質で高級な味。


「奮発して」生協で注文していた桃も ちょうど届いた。
生協の桃も、とってもおいしい。


両親が持ってきてくれた桃。

昨年 こちら( 岡山のぶどう「ニュー・ピオーネ」)にも書いた通り、
果物をいただくのは 本当にありがたいこと。

冷蔵庫の中が桃でいっぱいの幸せな日々 



〈つづく〉


(関連記事)
りんご 3kg★★
みかん4kg☆☆
初夏の食卓風景 色々

sunnyの転職 ~転職後の近況 編~

2007-09-16 11:37:19 | 気まぐれな普通の日記


sunnyの転職 ~新たな旅立ち 完結編~ の続き >


どうやら
このブログで sunny の近況を見てくれている人も多いようなので
続編を書くことにしました。


sunny が新しい仕事に就いてから 1ヶ月半が経過。
うちの生活時間は、以前とは すっかり変わりました。

夜型生活をやめたい、変えたいと
ずっと思いながらも
何年もの間、変えることができなかったのに
その悪歴史が
たったの1日で変わりましたからね。強制的に。

あ~、
環境の変化の威力って絶大なのだわ。

起きる時間、寝る時間など、
すべてが 2時間ほど前にスライド。
夢に見ていた「普通の生活」です。

ただ、長年の間 ずーっと 夜型生活でしたからね、
‘時差ボケ’を治すのには時間がかかります。
7時間も時差のあるヨーロッパへ行っても
時差ボケなんて感じたことがないのにね。

ちなみに、
例の超・強力 目覚まし時計ですが
予行練習を終えて以来
8月1日の本番以降、
私は その音を聞いたことがありません。
なぜ?

きっと、sunny の気が張っているからでしょう。
携帯のアラームで目を覚まして
目覚まし時計は、鳴る前に止めているらしいです。
(当然(?)、私は、その携帯のアラーム音も聞いたことがないわけですが…)


               


仕事は 「普通」 のようです。

夢に見ていた「普通の」仕事。
sunny が転職をする前までは、
この世の中には「普通の」会社員というものはあり得ないんじゃないだろうか?
などと漠然と思っていたので
「普通」という現実があることに
未だに“狐(きつね)につままれたような”心地です。

ならば、
なんで7年もの間 あんな状況にいなければならなかったのだろうか?
とも思えるのですが
過去は振り返ったところで仕方がないので振り返りません。


               


仕事が普通ならば、当然 報酬も普通なわけです。
今までは、年々減りつつはありましたが(入社年度が一番高かったのです)
若干(ほんとに若干)良い  …とまではいかなくとも
悪くはないかな という感じではあったわけですが。

そんなわけで、今までのスーツは高級過ぎかも、と
この間、少々安いスーツを買ってみました。
でも、1日着ただけで、ズボンが破けてしまい
色々と考えさせられました。


               


東京を捨てたことに関しては、
sunny も私も、まったくこだわりがありません。
(私は むしろ良いかな~ と)

こういうのは、人によってもそうだし、
同じ人でも状況によって価値観が異なってくるので、
本人が良ければ それで良いのだと思います。

sunny は東京の喧噪から離れられて喜んでいるようです。
例えば、(この間来たばかりですが)台風の時など、
田舎は田舎で大変なのですが
都会は都会で(特に東京の中心部)、とても嫌な部分がありますからね。

ひょっとすると
災害のことを考えたら、東京の中心に居ない方が安心?
でも、
数年前の大きな地震の時、地下鉄がすべて止まり
家族の中で 何故か私だけが東京のど真ん中に取り残されてしまったように
(あの日は土曜日だったんですよね)
案外 意外に思った通りにはいかないものかもしれませんが。


               


・働く場所
・勤務形態
・給料
・休日

こういうのは、その人なりの価値観で
自分の一番大事にしたいことを一番にすれば良いのだと思うのですが…

「休日」
9月に入って、難しいな~ と思っているのが「休日の取り方」です。

これは、私にとっても重要な問題なのです。
sunny の休日=私の休日にしているんですよ、一応。
(それでも、翻訳以外の仕事もあったりして、色々難しいことも多いのですが)
私は仕事柄、「休日は人に合わせる」 スタンスですからね。

以前、毎週土曜日に講師の仕事を入れようとしたことがあったのですが
「いいよ」と言っておきながら
実際は、ご飯はどうするetc. 色々大変で
予想以上にお互いにストレスを感じることがわかったし。

で、
そのsunny の休日ですが、
8月はカレンダー通りに土日休みだったのですが
実は、会社の休日の取り方が 「ややローテーション気味」 らしく
9月は、平日休みを中心にしたのです。

平日は、土日に比べると どこに行っても空いているし
平日休みって、休日休みの人に合わせる必要がなければ
メリットが大きいと思うんですが
なんか慣れなくて…。
お互いに、リズムが なかなか掴めないのです。
時差ボケに曜日ボケ… 慣れるまでは 色々大変です。

店舗とは違い、別に土日に休んでいけない わけではないので
今後は、休日の取り方を模索することになりそうです。


(あ、だから、今週と来週の「3連休」とかは ありません)


               


そんなsunny ですが、
今週は、体調が悪くなり、1日お休み。
(まだ有給がなく、休日を返上しなければならないこともあり、1日しか休めず

今現在は、だいぶ良くなりましたが
38℃程度の発熱、体の痛み、(喉や鼻などの風邪の症状は一切無し)
一体なんだったのでしょうね。

前の仕事の時には、
頭が痛いやら何やら 年中ずっと不定愁訴気味だったのだけれど
(常に‘狼少年’状態でした)
こういうことって なかったんですよね。

病気になれる体力が出てきたのかも!?
って 本気でちょっと喜んでいました。


               


何よりも良いのは、お昼ご飯が ちゃんと食べられることだよな~
って、これは私の価値観です。
社食がイマイチおいしくない、などと贅沢を言い出したので
贅沢を言うな、
食べられるだけでありがたいのだから 何でもおいしくいただくのだ、と諭している
今日この頃です。
(なんだか、小学生の子供を叱る おばちゃんみたいだけどねー)




仕事空間 配置替え ~部屋の中心で満足を示される~

2007-09-12 19:34:12 | お仕事日記
       リアルな仕事風景


過去のブログによれば、現在
仕事机が出来てから(「ようやく仕事机が」)1年半。
その後、机を移動してからは(「仕事コーナー再構築中」)1年と3ヶ月 らしい。

今回、再び 机の位置を移動。
でも、今度こそ最終だよ。

sunny には、
「だから、最初からこの位置が良かったって言ってるじゃん」
って言われたんだけど
まぁ その通りなんだけど
一応 いろんな向きを試してみたかったんだよ。


こういうのは、中途半端にしてしまうと
そのままの状態で、1ヶ月とか3ヶ月とか3年とか5年・・・
平気で過ぎてしまう。
だから、一気にやってしまおうと思って、
月曜日の午後に集中して4時間で。
sunny にも手伝ってもらった。

4時間かかったのは
机以外の部分の物も、中身を全部出して移動させたから。




topの写真は、仕事中のもの。
撮影の為に特別に何かをしたわけではない リアルな様子。

そして、この写真は、WindowsからMacに起動し直した後。
(パソコンの画面だけしか変わっていないけど・・)



配置替え[or 換え]をして、
部屋の中が、見違えるほど スッキリ 

元々
机の上自体は 美しいとは言えなくとも
まーまー きれいだったんだけど、

部屋の中の物が雑然としてきたりして
あんまり人に見せられない部屋になっていたからね。

私自身、翌朝起きた時、
そして 忘れた頃に部屋を見る度に、
「うお~ きれいだ~!」って感動しているぐらいだから。
うちに来てくれたことがある人も、見たら おおっ って思うかも。



年がら年中
毎日毎日
口を開けば 二言目には「ホコリホコリ」とうるさい
(しかも、人のことは尚更 気になるらしい)
sunny も、
部屋の中心に立って、ぐるっと回って見渡しては、
満足気 


そりゃーね、
私は “丸い物の上に四角い物を置いて積み重ねていく” タイプらしいけど
   (↑sunny がよく言う。言い得て妙だなと思う)
    (( たぶん、危ういバランスの感じがちょっと好きなんだと思う ))
整頓好きな面もあるんだよ(ね、ね・・・??)


このスッキリ具合を維持するのだ。

   そして 願わくは “美しく素敵な” 部屋。

夕暮れ時のアイガー北壁 【スイス旅行記】

2007-09-11 15:44:25 | スイス旅行記 2007夏
      もうすぐ日没? アイガー北壁


〈「ホテル部屋より <グリンデルワルト>」 の つづき 〉



夕食後にまた、アイガーを見に行きました。

見に行きました と言っても、ホテルの建物のすぐ横です。
宿泊ホテルの駐車場が
絶好のアイガー view pointだったのです。
(車2台が止まれる位の、大きくはない駐車場でしたが)





今思えば
「つまんない冷たい岩の壁」という私のアイガーの印象が
変わってきたのは
この時だったかもしれません。

何故ならば・・

実は この時、
時刻は既に 20:50過ぎ
もう夜の9時近くなのです。

感覚的には、もうこの時間に、山が見えるなんて思わないわけですよ。
それが、外に出てみたら、
夕方に見たよりも より色鮮やかな山の姿が!

山を見るならば朝・夕。
朝日や夕日が山を照らして陰影が現れるのが
美しいわけですが、
ここ数時間足らずで すっかり表情を変えた
このアイガーの壁が、
これから先 どんな表情を見せてくれるのだろう? という
期待感のようなものが生まれたのです。



シルバーホルンと その向こう側。
夜の9時だというのに
まだ日が沈んでいないのですよね。
この日は一体 何時頃が日没だったのでしょう。
(あるいは、(山があるのでわかりづらいのですが)この時が日没直後だったのかもしれません)





おまけ:
この日の夕食です


メニューは ・・・?


“オイルフォンデュ”です。
上についている「ふた」の向きが
他のテーブルに乗っている鍋と違って「逆」だということに
最後の方で気がつきました。


まずは お約束のドリンク。
今回はパイナップルジュース。


サラダ。
角切りにされた マグロのような赤い物体は
「ビーツ」というやつでしょうか?
酸っぱかったです。


オイルフォンデュの具材はこちら。

この具材ですが
ピクルスと、らっきょう(?)と、ヤングコーンと、桃とパイナップルとチェリーは
揚げるものではないとすると
量が少なめなんです。
私は 別にこの量で十分だったのですが
(揚げるという行為自体で 結構楽しめるし)
周囲では、量の少なさが不評でした。
ちなみに 揚げ「ズッキーニ」が結構おいしかったです。
(Kさんも同意見でした)

ところで 「オイルフォンデュ」って、
具材を本当にそのまま油に入れるだけなのですね。
(野菜は‘素揚げ’でもいけると思うのですが
 肉類は、衣を付けるか粉をつけるか した方が、たぶんおいしい)

ソースは3種類
カレー、ガーリック、しょうゆ でした。
しょうゆのコクが今ひとつだな と…
自国のものに関しては厳しいものですね。


ライス も あるにはあったのですが
塩味が かなり効いていて、全く 食べられませんでした。

でも、先ほど名前を挙げた Kさん(sunny の1歳年下=29歳男性) は、
さすがに 食事量が足りなかったらしく
このライス(2~3人分?)を 1人
猛烈な勢いでバクバクと食べていました。


デザートの “vanilla cream with chocolate pieces”
「ムース」でした。
もしも、東京近辺のお店で これが出されたならば、
若者の10人のうち9人は「びみょー」と言うでしょう。
でも、「普通に」おいしかったですよ。
「微妙に」甘さ控えめでした。



朝、ホテルから見える山々」 へ つづく


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〔富士山〕 機上より その10

2007-09-09 18:58:23 | 富士山6<2007秋冬>
     ◆9月7日 12:39頃 photographed by ossii




「機上より」シリーズ 第10弾。
ossii 提供の富士山です。

9月7日(金)
ちょうど、台風が日本列島を縦断していった日ですね。

この時間だと おそらく、
関東地方は暴風域を抜けたところで
まだまだ強風域内だったはず。

台風一過ということで
この日の夕方や 翌日の朝、
東戸塚でも 富士山が見えるかなぁと期待したのですが、
見えなかったんですよね。



前回、7月27日( 機上より その9)には残っていた雪の筋も消えてしまい、
夏の「のっぺり」富士山です。





少々物足りなかったので、
“ボタン一発加工”してみました。

白いところ、青いところ、赤いところが
はっきり現れて
なかなか面白いと思いませんか?



(参考記事)

〔富士山〕 機上より その1(10月27日)

〔富士山〕 機上より その2

〔富士山〕 続・機上より(12月10日)

〔富士山〕 機上より その4(1月26日)

〔富士山〕 機上より その5(2月16日)

〔富士山〕 機上より その5の続き(2月16日)

〔富士山〕 機上より その6(3月2日)

〔富士山〕 機上より その7(4月12日) 

〔富士山〕 機上より その8(5月13日)

〔富士山〕 番外編(7月5日)

〔富士山〕 機上より その9(7月27日)


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ホテル部屋より <グリンデルワルト> 【スイス旅行記】

2007-09-05 13:43:37 | スイス旅行記 2007夏
        部屋の窓より お気に入りの風景


〈「ホテル到着後 散歩へ」 の つづき〉



散歩から戻り、再びホテルの部屋より。
窓からの眺めです。




ヴェッターホルン!

この角度からの眺めが 一番きれいかもしれません。
前景の
もみの木のような、いかにも“ツリー”という感じの木が良いんだな。
現在 曇り気味なので 少々暗い雰囲気ではありますが。



ヴェッターホルン&シュレックホルン


実は、この宿泊ホテル「アイガーブリック」には
アイガーが見える部屋もあるんですよね。
同じツアー仲間の中には、
アイガーが見える部屋の人もいたそうなのですが、
私は、
「こっちの部屋の方がいいや」と本気で思っていました。(←非常に前向き(?))

だって、この眺めがとっても気に入っていたし。
この時にはまだ、アイガーの良さが あまりわからず
それほど好きではなかったので。

どうやら、特に日本人には、
「アイガー北壁」は 特に有名で、人気が高いらしい。
以前に(ずいぶん昔のようですが)
日本人登山家の小説『アイガー北壁』という本が、
ベストセラーになったことがあったそうです。

確かに、撮った写真を帰国後に改めて見ると、他の山よりも絵になることがわかるし、
この後、だんだんに好きになっていくのですけどね。



シュレックホルン

この山、アイガーと同じような壁山で、
4000m以上と 標高も非常に高いのにもかかわらず
何故か あまり日の目を見ない山な気がします。

単独だと この角度では 平坦に見えてしまい、絵にならないから?



シュレックホルンの右側に見えていた この山壁の「端」が
「アイガー」の端だったとは・・
ずーっと気づきませんでした。

実は、私たちの部屋からも、
アイガーの「端っこ」は見えていたんですね。







おまけ1:パソコン充電の図

sunny のiBookを持ってきてもらっていました。
毎日 部屋に戻ると、デジカメ&パソコン&電動歯ブラシの充電
前日のルツェルンのホテルでは、コンセントが変なところにしかなかったので
この日は快適充電です。

おまけ2:バスルーム

普通に小綺麗な感じ。十分満足です。
特徴的なのが、シャワーカーテンの代わりのガラス扉。
シャワー扉? シャワーガラス?
こんなの初めて見ました。面白いですよね。

浴槽の縁にぴったりはめるのに力が必要で
また、力を入れすぎると壊れてしまいそうで、
慣れないので ちょっと難しかったです。



現在、6時半ごろ。
夕食は7時に集合です。





夕暮れ時のアイガー北壁」 へ つづく


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