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夕暮れ時のアイガー北壁 【スイス旅行記】

2007-09-11 15:44:25 | スイス旅行記 2007夏
      もうすぐ日没? アイガー北壁


〈「ホテル部屋より <グリンデルワルト>」 の つづき 〉



夕食後にまた、アイガーを見に行きました。

見に行きました と言っても、ホテルの建物のすぐ横です。
宿泊ホテルの駐車場が
絶好のアイガー view pointだったのです。
(車2台が止まれる位の、大きくはない駐車場でしたが)





今思えば
「つまんない冷たい岩の壁」という私のアイガーの印象が
変わってきたのは
この時だったかもしれません。

何故ならば・・

実は この時、
時刻は既に 20:50過ぎ
もう夜の9時近くなのです。

感覚的には、もうこの時間に、山が見えるなんて思わないわけですよ。
それが、外に出てみたら、
夕方に見たよりも より色鮮やかな山の姿が!

山を見るならば朝・夕。
朝日や夕日が山を照らして陰影が現れるのが
美しいわけですが、
ここ数時間足らずで すっかり表情を変えた
このアイガーの壁が、
これから先 どんな表情を見せてくれるのだろう? という
期待感のようなものが生まれたのです。



シルバーホルンと その向こう側。
夜の9時だというのに
まだ日が沈んでいないのですよね。
この日は一体 何時頃が日没だったのでしょう。
(あるいは、(山があるのでわかりづらいのですが)この時が日没直後だったのかもしれません)





おまけ:
この日の夕食です


メニューは ・・・?


“オイルフォンデュ”です。
上についている「ふた」の向きが
他のテーブルに乗っている鍋と違って「逆」だということに
最後の方で気がつきました。


まずは お約束のドリンク。
今回はパイナップルジュース。


サラダ。
角切りにされた マグロのような赤い物体は
「ビーツ」というやつでしょうか?
酸っぱかったです。


オイルフォンデュの具材はこちら。

この具材ですが
ピクルスと、らっきょう(?)と、ヤングコーンと、桃とパイナップルとチェリーは
揚げるものではないとすると
量が少なめなんです。
私は 別にこの量で十分だったのですが
(揚げるという行為自体で 結構楽しめるし)
周囲では、量の少なさが不評でした。
ちなみに 揚げ「ズッキーニ」が結構おいしかったです。
(Kさんも同意見でした)

ところで 「オイルフォンデュ」って、
具材を本当にそのまま油に入れるだけなのですね。
(野菜は‘素揚げ’でもいけると思うのですが
 肉類は、衣を付けるか粉をつけるか した方が、たぶんおいしい)

ソースは3種類
カレー、ガーリック、しょうゆ でした。
しょうゆのコクが今ひとつだな と…
自国のものに関しては厳しいものですね。


ライス も あるにはあったのですが
塩味が かなり効いていて、全く 食べられませんでした。

でも、先ほど名前を挙げた Kさん(sunny の1歳年下=29歳男性) は、
さすがに 食事量が足りなかったらしく
このライス(2~3人分?)を 1人
猛烈な勢いでバクバクと食べていました。


デザートの “vanilla cream with chocolate pieces”
「ムース」でした。
もしも、東京近辺のお店で これが出されたならば、
若者の10人のうち9人は「びみょー」と言うでしょう。
でも、「普通に」おいしかったですよ。
「微妙に」甘さ控えめでした。



朝、ホテルから見える山々」 へ つづく


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