いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

なると屋“9月のご飯” 〔鎌倉23〕

2008-09-24 11:37:32 | 鎌倉散策
      “寒天といちじくのデザート”


さて、ある日の sunny の休日。
鎌倉ランチ。

一見 優雅に聞こえるけれど、
お互いに遠出をする時間が無いだけである  ><


sunny が前日に、インターネットで調べて見つけたお店。
ガイドブックには載っていないけれど、
“知る人ぞ知る”お店らしい。


「なると屋+典座(NARUTO-YA + TENZO)」(典座は「てんぞ」って読むのね)

場所は、小町通り。
比較的 駅から近いところ。

階段を上がって、2階にある。
今まで、何度もこの前を通ってきたのに、
こんなお店があるの、まったく知らなかったなぁ。
知らないと なかなか入れないお店だと思う。

2階の踊り場で、しばらく待つ。(暑かった
人気のお店は、平日でも大抵 待つ(並ぶ)ものなんだな~ と。
ちなみに、
階段の上には、このお店の他に、イタリア料理のお店など2店舗がある。


店内は、ほとんどが女性。
女性一人の方の姿もちらほら。
常連のお客さんが多いのではないかな。
でも、お店の雰囲気が良いからか、
初めてだから入りにくい という空気はまったくない。

秋ということで、
「栗」とか「さつまいも」とか「きのこ」を使った料理があるかな~?
と予想していたのだが、
やはり「秋」を意識した素材を使った献立だった。




“9月のご飯”

先・胡麻豆腐
飯・茗荷、とんぶり、しそ、山芋
汁・菊花
鉢・秋茄子、サツマイモ、しめじ、なめこ、三つ葉、大根おろし
香・自家製漬物

実際には もう一品、
オクラなどが入った「冷たい煮物」があった(写真右奥)。
味は、“冷やしおでん”のような感じ。
冷たい煮物は、塩分がきつめに感じられることがあるのだけれど、
ちょうど良い塩加減で おいしかった。

菊花(&海藻?)の汁物もおいしかった。

特に、一番おいしかったのは、写真奥の
さつまいもの天ぷら・なめこおろしかけ。


さて、
こちらのお店、
「薄味」ということが、良く知られている特徴らしい。
(料理人の方が、元々 京都で日本料理の修業をされていたということにも
 関係があるかもしれない)

そのヘルシーな味付けや、
旬の鎌倉野菜を使った料理であることなどから、
女性や、健康志向の方々から、根強い人気があるらしい。
ただ、その反面で、
薄味ということと、肉や魚が無いことから、
人によっては物足りないという感じる人もいるとか。
(特に、男女で来た場合に、男性の方が)

ただ、
sunny は、
食べ終わって、
「満足~」と言っていたし、
私も、
結構 お腹いっぱいになった。
(さつまいもの天ぷら2枚のおかげではないかと思うけれど)

「薄味」については、
ご飯の上の「とんぶり」に、
「しょうゆを一滴かけたい‥‥
という衝動にかられて仕方がなかった以外は、
ちょうど良かったと思う。
(この食事で味が薄すぎると感じる場合、普段の味付けが濃すぎるかも)


ちなみに、一人一人、器が異なる。
器については、店主のイチカワ ヨウスケさんという方が
『やさしい野菜 やさしい器』 という本を出している位で
とても こだわりがあるよう。

メニューは3種類。
“9月のご飯”(1545円)の他には、
“葛とじうどん”(840円)と、
“葛とじうどん+惣菜三品”(1545円)。
「なると屋」という名前からして、元々は麺屋さんだったのかも。


サイドメニューはこちら。
そういえば、
お店の入口に、自家製の梅酒etc.が漬けてあって
おいしそうだったな。


こちらは、「寒天といちじくのデザート」

最初は、どんなものかな? と思っていたけれど
お店の人(笑顔が素敵な優しそうな女性)に、
「おいしいですよ」と言われて、
迷わず決定。

いちじくのジャムがかかっている。
ライムを搾りかけると、清涼感が加わって とてもgood。

つるっとした喉越しの良さと、ほのかな甘みと、爽やかさ。
「寒天」と「いちじく」と「ライム」
絶妙な組み合わせ。 よく考えたよな~ と。
まだまだ暑~い この季節には嬉しいデザートだった。
sunny は、(あっさりし過ぎで)そこまで好みではなかったみたいだけど、
私は、ばくばくと …。 (いちじく大好き だし)
とてもおいしくいただいた。

黒米パン

2008-09-19 10:18:57 | 食 & 食 & 食


うちの朝ご飯は、
ご飯-週4、うどん類-週1、その他-週1、
そして、
週に1回ぐらいが「パン」かなあ。


ということで、時々、
「なんか いいパンないかな~?」 と 
スーパーのパンコーナーをぐるぐると廻っている。
 

もちろん、生協(パルシステム)のパンも時々買う。









パンを食べる日というのは、時間のない朝であることが多いので、
すぐに食べられる菓子パンが多い。



どのパンも、結構おいしい。


こういう長持ちするパン(賞味期限がかなり長い)も、
買っておくと、非常時(?)に役立つ。

さて、
ザ・ガーデンやダイエーのパンコーナーでパンを探す時、
最近のセレクト・ポイントは、

「米」系。

そして、今現在、
身近で手に入るパンの中で、私の一番のお気入りは、
これ。

「黒米パン」

東戸塚ダイエーのパンコーナーの一角にある、
神戸屋の「むぎの詩」シリーズの中の一つである。

「黒米」と言えば、うちにもある。

カレーの時にご飯に混ぜて炊くための「もち黒米」。


ちなみに、大抵
「おいしいな~!」
と思うパンは、このパンのように、
パッケージを見直してみると「イーストフード無添加」であることが多い。
パルシステムのパンも そうなんだけどね。
“添加物が含まれていないから”おいしいのか、
添加物によって容易に(安易に)おいしさが出せない分、
“おいしさを引き出すように材料が丁寧に配合されているから”おいしいのか、
理由はわからないけれども。


ちょっと固そうでしょ?

もともと、私は、固いパンが好き。 (スイス旅行記でも書いたけれど→ブリエンツ湖遊覧 ~インターラーケン着~
噛みしめていくうちに素材の味が感じられるのが、パンのおいしさのポイントだと思う。
ふわっとした柔らか~いパンも おいしいけどね。

黒米パンの良いところは、
フランスパン風の“噛み応え”
そして、おそらく米原料もの特有の “もっちり具合”。

トーストして、バターを塗って、
「つぶあん」を乗せて食べるのが私のお気に入り。
(さらにその上にアイスクリームを乗せてみたこともある。ここだけの話だけど。)


[補足]

この神戸屋の「むぎの詩」シリーズについては、
他のパンも色々と買っているが、どれもおいしかった。
デニッシュ(りんご)とか (この時の朝のパン→〔富士山〕早起きをした日
やはり他の「米系」パンである
・国産小麦とお米パン
・発芽玄米パン  とか。

ただ、これらの「米系」パンは、
トーストすると、「さっくり」、「あっさり」。
軽い食感に作られているので、同じ「米系」パンといっても
「黒米パン」とは、かなり違う。

でも、この軽さも良いのかな~、と思ったのは、昨日のおやつ。
スライスした「発芽玄米パン」に(何も塗らずに)
「バナナのスライス」を乗せて、オーブントースターで焼き、
「シナモンシュガー」を振りかけ、
「メープルシロップ」を少々かけて食べてみたら、
かなりおいしかった

軽い感じで。(計算したら、意外にも低カロリーだったし)
この食べ方、はまるかも。





りんご「つがる」

2008-09-17 09:51:53 | 食 & 食 & 食


今年の「つがる」は、とってもおいしい!

りんごが大好きな私達。
春になるまで、貯蔵ものの「ふじ」を買っていたぐらい。
でも、夏の間はお休み。

そして、秋になって、
一番に登場するのが、この「つがる」



パルシステムにて。
「エコ・りんご(つがる)3~4玉」438円。(実際には4玉だったが、1玉は既に食べてしまったため、写真に写っているのは3玉

いつも、“はしり”の時期のりんごは、
「やっぱり今ひとつかな~?」
「結局 「ふじ 」が一番かな~?」 などと思うことが多かったので
それほど期待をしていなかったのだけれど、

先々週(9月1回)、食べてみたところ、
「甘い!」 
その おいしさに驚いて、先週(9月2回)も購入。



これを見て納得。

“今年の春は、りんごの花が今までに見たことのない程に咲き乱れました”
ということで、今年のりんごは格別においしいかもしれない。

ここに書いてあるように、“酸味が少ない”ので、案外「ふじ」よりも好みかもしれない。
それと、“果肉が柔らかい”せいか、
(いつもは皮付きで食べるのだけれど)
皮をむいた方が、おいしさが際だつような気がする。

今週(9月3回)もまた 届くので 楽しみ。

〔富士山〕 2008 番外編 その3

2008-09-14 08:52:03 | 富士山7<2008>
     ◆9月11日 9:04 御殿場市内より photographed by ossii


ossii 提供、
「機上より」シリーズの番外編。

9月11日朝の富士山です。





ossii から富士山の写真が送られてくると、
あまりの素晴らしさに驚嘆することがありますが、
今回も「おおっ!」っと声をあげてしまいました。

なんと言っても、きれいなグリーン
最初に目に飛び込んできたのは、「緑」でした。
実りの秋の黄緑色。

そして、夏の富士山の青色。空も ブルー。

ブルーとグリーンの色の対比が とてもきれい。
“人間として癒される風景”である気がします。

良く見ると、境目の濃いグリーンがまた
良いアクセントになっているのですね。

いつもより柔らかな表情に見える富士山です。




「 機上より <2008年 INDEX> 」へ


 

〔富士山〕 機上より 2008 その9

2008-09-09 19:38:30 | 富士山7<2008>
     ◆7月2日 11:53 photographed by ossii


2008年の「機上より」シリーズ 第9弾。

7月2日(水)
ossii 撮影の富士山です。



◆7月2日 11:52 photographed by ossii

冠雪が少なくなり、少し赤みがかった青色の山肌が現れて、
すっかり「夏の富士山」といった趣です。



「 機上より <2008年 INDEX> 」へ


岡山より 大地の香り

2008-09-02 10:08:56 | 食 & 食 & 食


この夏、sunny の実家&田舎から、色々なものをいただきました。


岡山の桃!

白桃です。

「今年の白桃は、たくさんの日差しを浴びて、とっても甘いんですよ」 《→おお! おいしそうだな~ (←私)》
そんなニュースを見た矢先、突然届いたので びっくり。

食べるたび、
“ほっぺたが落ちる”という言葉が頭に浮かびます。


そして こちらは、このブログでは毎年おなじみ「ピオーネ」です。


大粒の種無しぶどう。とっても甘いんですよ。


そして、こちらは、
ある日、田舎のおじいさんのところから届いた重い段ボール箱。
何だろう? と思って、あけてみると・・・


「とうもろこし」が15本! と、


たくさんの「たまねぎ」


皮をむいたら、ピカピカ


そして、大きくて立派な「かぼちゃ」 (奥には「じゃがいも」も)

普段買うものは、1/2や1/4にカットされているので、
丸いかぼちゃは久しぶりです。


ちょうど、生協のかぼちゃも届いたので、比べてみました。
直径は それほど変わらないのですが、ボリュームが違います。
(何よりも異なるのは、「茎の太さ」です)

切って、しばらくしたら・・・

蜜のようなものが出てきました!

「とうもろこし」は、毎晩、
食事の最初に、一人一本ずついただきました。

「味来」(「みらい」と読むのでしょう)という種類だそうです。
さっぱり爽やかな甘さが、体に優しく染みていく感じが
心地よかったです。

「かぼちゃ」は、まず、スープにしました。
(これは過去画像ですが)
かぼちゃのスープ、子供の頃から大好きです。
普段は、玉ねぎとベーコンで作りますが、
以前、鮭とクリームチーズを加えて作ったシチューも おいしかったです。
(これも過去画像ですが)

今晩は、かぼちゃのコロッケを作る予定。
かぼちゃは、何を作っても絶品なので、
生協でも、「ねぎ」や「トマト」と同様、毎週注文しているぐらいなのです。

「じゃがいも」は・・・

まずは、皮付きのじゃがいもで、
豚ロースといんげんとの「照り焼き」です。

豚ロース約200g、じゃがいも約350gに対して
砂糖と酒としょうゆ(各大さじ2)で味付けをするだけなのですが、
いつも sunny と、「おいしいね~!」と 一口食べるたびに 感動するほど絶品です。
やっぱり、素材の味を引き立てるには、シンプルな味付けが一番です。

岡山の大地の香りがしました 


そして、こちらは
「じゃがいものドライカレー」です。
私は普段、じゃがいもを それほど買わないのですが、
sunny は、じゃがいもが大好き。こういうのは、とても喜びます。

残りは冷蔵庫に入れておきました。
今週末には sunny の大好物の「キムチ肉じゃが」を作る予定です。
あとは、うちでは あまり作らないのですが、
(過去画像「スモークサーモンのポテトサラダ」です)
ポテトサラダも作ってみようかな。

元々、冷蔵庫の中に、
前の週あたりに買ったじゃがいも&たまねぎがあったので、
まだまだ、色々なものが作れそうです。


参考記事:
・2006年の ぶどうや桃(「岡山のぶどう「ニュー・ピオーネ」
・2007年の ぶどう(「おいしい記憶 in 夏→秋」
・2007年の 桃(「続・ 麻婆三昧!! 中華三昧」


じゃがいも料理のレシピをアップしました:
韓国風キムチ肉じゃが
じゃがいものドライカレー
鮭とじゃがいものシチュー
じゃがいもとソーセージのポン酢炒め