いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

仕事が来た

2010-06-11 22:09:41 | お仕事日記


仕事が来た。

仕事をするのは、2カ月ぶりである。

良かった、というべきであろうし、実際、本当に良かったのだが、

「良かったね」と、父から言われて、

「あーあ、せっかくお休みだったのに」と私。

案外これは、本当の本音かもしれない。

「楽」というのは、人にとって 想像以上に魅力的な状態に違いない。


□参考記事:「廃業かもしれない」□



補足:
以前のブログに書いた“今後につなげるための活動”について。
結果的には、それに充てる時間は 多くはなかったが、
(“活動”はしなくとも)自分自身で“考える”ことができた。
何しろ、私の翻訳人生完結、のつもりだったから、
現状と今後について、真剣に考えることができた。
もちろん、こんな風に“考える”ことをしたのは、
この仕事を始めて以来、初めてのこと。
良い機会が与えられたことに感謝。



廃業かもしれない

2010-05-23 23:28:05 | お仕事日記


先日、私が講師をつとめている(=2ヶ月ほど前に復帰)翻訳講座にて。
翌週までの課題を伝える際のこと。
「皆さんは今、お仕事忙しいですか?」

「すっごく暇です」と答えた受講生が一人。
「そうなんですかー」
その場では、なんとなく聞き流したが、
家に帰って、不意に(なぜか冷蔵庫を開けている時に)気が付いた。

“そういえば、彼女が勤めているのは、特許事務所だったはず!”

ひょっとして…?
心当たりがあった。
翌週、尋ねてみた。

案の定、私が肌で感じていた通りの現実があった。

今年度に入って、仕事が激減したとのこと。
リーマンショックの直後は、別に大丈夫じゃん?、と思っていたが、
じわじわと影響が現れ、ここに来て打撃的なものに。
事務所始まって以来の非常事態だそうである。

確かに、リーマンショックの頃からか、
各社から、軒並み、翻訳単価引き下げのお願いが来ていたものの、
仕事の打診は、とぎれることはなかった。

でも、ここ1ヶ月、仕事が来ない。どこからも来ない。

仕事を始めてから、初めてのことである。

私が感じていたことと全く同じことを、彼女は話していた。


               


実は私、この1ヶ月の間、
“質の悪い訳文を出してしまったから、干されているんだ…”
そうも思っていた。勝手に。

確固たる根拠も無いのに、密かに自信を無くし、
・特許の専門家でもなく
・技術者でもなく
・英語が堪能なわけでもない 自分には、
これ以上の伸びしろはない。
半年間の学習ぐらいで、8年間も稼がせてもらったのだから、
もうやめてもいいや。(←あっさりやめてしまおうとする私らしい思考)
そう思った。

この仕事をやめたなら、どうしよう。(←すぐに次のことを考え始める私)
他の働き方…例えば、何かのアルバイト?
ただ、そうやって考えてみると、
私には、取り立てて他にできることは無い。
ある意味、とても効率良く、
特許明細書の翻訳に特化してやって来られた類の人間だ。

考え直してみると、
“やめる”のは得策ではないよなあ。
他の道を考えなければいけない可能性はあるにしろ、
待つ価値はある。(←やっぱり粘る私)
廃業を宣言する必要だってないのだし。(結果的に廃業に至ったとしても)

仕事がゼロになることは無いと考えれば、
今はふんばり時に違いない、とも思う。


               


ただ、先日の受講生の話により、
分野によっては仕事が激減しているらしい、という
事実が裏付けられたわけで・・・。

このことによって、私の小さなプライドが保たれた一方で、
ひょっとすると、少なくとも今年度いっぱい(まだ約1年あるんだけど…)
このまま、仕事が来ないかもしれない、という
致命的な事実に直面したのである。

あぁ、今振り返れば、
仕事に追われていた時代や(←ほんの数ヶ月前のことなんだけど…)
数年前までの、
仕事を断るのに苦労する程だった時代は、
なんて良い時だったのだろう!!!
あぁ、失ってみて初めて実感できるありがたさ。


               


このような事態に備えておく必要性は感じていたけれど、
まさか、こんなに早く、その時が来ようとは。

それに、よりによって、このタイミング。〈with 1才になったばかりのはるたん

受講生の一人は、仕事自体が無くなるわけではないから、
今がそういう状態なら、今のうちに実力をつけておくんだ、と
前向きに言っていた。

私のこの1ヶ月は、
仕事が無いという空虚さが漂いつつ、
でも、その分の時間がプラスになるわけではないという、
はるたんとの毎日だった。

今の状況で、現状維持をする以上に
何かをすることはできるだろうか。
きっと、方向性を定めることが必要で、
決めてしまえば動けるかもしれない、とは思う。
でも、イマイチ先が見えない。

さあ、どうしよう。



★追記★

上の文を書いたのは1週間ほど前のこと。
その後、
1日1時間~1時間半位のまとまった時間を
母にもらって(=はるたんをお願いして)、
“今後につなげるための活動”を始めた。

とりあえず、営業活動と情報収集。
それに続いて、仕事が来た場合にスムーズに仕事ができるような準備、
それを終えたら、
フリーではない働き方の可能性や、
特許明細書の和訳以外の翻訳の可能性を
探ろうと思う。
フリーではない働き方の可能性に関して。
もしも、これから先も、特許明細書関連の翻訳を続けていくのならば、
私に一番必要なもの(今現在足りないもの)は、特許の現場での実地経験なのだ。
(ただ、これは、状況的に当分の間は難しい。痛い。)
同時に、翻訳業以外の可能性も探る。考えが進むにつれ、良い選択肢とは言えないことが分かってきたけど。

私自身が今後、どのように働いていくのか、
長期的視野で考え直す、良い機会でもあると思った。

今までは、常に潤沢に仕事が来るという状況に甘んじて
ブラッシュアップを怠ってきたことだし。

一度、廃業かな、と
あきらめたのが幸いしてか(?)
今回、すっかり、
ゼロからやり直し!という心境に。
気分すっきり。



★補足★

「○○さんは、丁寧に仕事をするし、質の高い翻訳文を納品してくれる。
それはどこでもわかっているから、これからも仕事は来るはずですよ。
今後ボリュームがあるものを進んで引き受けるようになれば、
さらに仕事はくるのだろうけど~」

“情報収集”中に、思いがけず、
このような とてもありがたい言葉をいただいた!!
お世話になっている方からの、
特許事務所の所長さんの言葉の伝聞なのだけれど。

特許明細書の翻訳という仕事に、自信を失いかけている私。
この言葉を励みに、努力しなければ、と思った。
次回、仕事を受けることがあるならば、期待に応えることができるように。

そうそう、そういえば…
この仕事は、完璧に仕上げることが当然、とされる仕事なので、
間違い箇所などがフィードバックされることはあっても、
できて褒められるということは全くないのだ。
…ということに初めて気が付いた。





□この記事の続きはこちら→「仕事が来た」□

鏡のはるたんと、仕事のお母さん

2010-03-06 23:54:43 | お仕事日記


「じゃあ、この後、下行くからね」
小声で母に伝え、
気づかれないよう、悟られないよう、そーっと部屋を出る。

はるたんを母に託し、階段を下っていくたび、
自分は母親としての責任を放棄しているのではないかという気持ちになる。

そんな罪悪感
それと引き替えに、楽しみが待っていれば…まだ良いのだろうか。
パソコンの前に座る。
難解な文章と向き合う。ゴールは遠い。
あぁ、1ページを進めることの辛さよ。
でも、1歩1歩、1文1文 進んでいくしかない。
まるでマラソンのような、自分との孤独な闘い。

「私は、好きで仕事をしているわけじゃない」
と、何度も思った。

 いや、これには語弊がある。
 私は、好きで この仕事をしているのだ。
 この仕事ができることに、120% 満足しているのだ。(けれど…。)

仕事というものはそれで良いのだとも思う。仕事は仕事なのだ。
ただ、するからには前向きな気持ちで、
決して“苦痛だ”なんて思って仕事はしない!((のが理想。))


私の公式スタンス

☆私にとって=早期に仕事復帰できた。将来を見据えた時にbetterな選択?
☆私の両親にとって=可愛い初孫との幸せな毎日。
☆はるたんにとって=よりたくさんの人からかわいがってもらって幸せ。
(まぁ、一番はっきりしているのは、はるたんと私の父が相思相愛で、お互いに幸せだということだ)

あぁ、なんてHappyで前向きじゃん?

よく考えてみれば、私の今の状況、どの道を選んでもいばらの道なのだ。
たぶん、こうやって今、実家の家族の協力を受けながら
仕事をするという選択肢は、最善。
このまま行こう。何よりも、はるたんの毎日の最高の笑顔のために。


〈解説〉
並行してやっていた2社からの仕事
(しかもその1本は、分量が多い上にタイトなスケジュール)
が終了した。(参考:「スタートダッシュで最後まで」)

締め切り数日前の晩、
目が覚めてしまった後、眠りきれずに激しく泣くはるたん。
私に抱っこされつつも、体を反らせたりして大泣きするはるたんを
暗い部屋の中、どうしよう、と、ボーッと思いながら、
私の気持ちを映す鏡のようだとハッとする。
はるたん、私の代わりに泣いているみたいだ。一瞬そんな錯覚に陥る。
(この時 はるたんが眠れなかったのは、
 私の自分では気づいていなかった焦りが原因だったと思う)
知らず知らずのうちに、卑屈な思いが頭に宿っていなかっただろうか…。
日々の気持ちの持ち方も反省したのだった。




スタートダッシュで最後まで

2010-02-22 00:44:54 | お仕事日記


いつもは、大きめの仕事を1本ずつ受け、
1ヶ月位かけて納品していくことが多い。
今回は珍しく、2社からの仕事を同時並行。
しかも、そのうちの1本は、
いつもなら絶対受けないだろうなーというような
分量はそこそこ多く、納期は短めのもの。

よし、10日間集中して頑張るぞ! 
私、短期集中型の仕事に向いてるかも! などと
勢いよくスタートしてみたものの、3日目には少々疲れ気味…。
でも、スタートダッシュのまま最後まで駆け抜けねばならない。

今現在、家族の最大限の協力をうけて、
仕事の時間を作り出している状況で、
ブログなど、しばらくの間 自粛である。
(というより、そもそも そんな時間などないのだけれど)

ただ、もう少しで完成する 書きかけの記事が2~3本。
自分の頭の中に出来上がっている記事も、いくつかある。
風化しないうちにアップできますように。

3つ目終了

2010-01-18 22:53:56 | お仕事日記


ということで、
先週、復帰後3本目の仕事を終えた。

今後は「復帰後」という言葉は必要ないな。
通常営業。
これからも、はるたんとの生活を大事にしながら、
“普通に長く”続けていくしかない。

復帰後の2本の仕事を無事に終えた安心感からか、
今回は、油断→気のゆるみ があったと思う。
出だしからモチベーションが上がらず。

それに、今回は、最初、
はるたんのいるスペースで 仕事をしてみたものの、
毎日、まったく進まないまま。
(母だと円満に一人で遊べるのに、私だと甘えてしまってダメなのだ)
少ない時では1日30分ぐらいしか進められないまま、最初の15日間が過ぎた。
日々、微妙な ストレスがたまっていく。

病は気から という通り、
“気のよどみ”のせいか?
年末年始は風邪気味に。
ますます進められない悪循環。

皆のいる“年末年始”も楽しめず。
あー、年をはさんだ仕事なんてうけるんじゃなかった。
(って毎年言っているかも)

1月2日からエンジンをかけた。
それでも、不思議と無事に終えることができたのは、日数的に余裕があったから。
元々、年内に終えることも可能かも、と思っていた仕事だったので。
(まぁ、そもそも それが気のゆるみの元になったわけだし、良かったかどうかはわからないけど)

今回は、納品後も、スカッとした気分にならず。
1つ、どうしてもスッキリしない部分があったからかもしれない。
(大抵、最後の最後まで悩まされるのは、原文がイマイチの部分)
結局、今朝、
「この訳語を当てましたが…」という旨をWORDファイルに書いて、送信。
あとは、請求書を送ったら、おしまい。

今回は、帰りたい 帰りたい 帰りたい
という思いにもとりつかれてしまった。
帰ったからといって、何ということもないのに、
なかなか帰れない、と思うと、帰りたくなるのが人の心というもの。

はるたん共々、毎日楽しく幸せに生活させてもらっているのに、贅沢なのだけど。
そうそう、
私自身の実家に来ているせいか、
私の「帰りたい」思いは あまり人から理解されないみたい。
でも、自分の家に帰りたいというのは、きわめて自然な思いよね?

次の仕事に入るまで、
少し(おそらく つかのまの“休暇” )ゆっくりしよう。


関連記事:
・「仕事再開!!!」(2009年10月24日)
・「1つ終了」(2009年11月12日)
・「もうひとつ終了」(2009年12月7日)

もうひとつ終了

2009-12-07 12:00:00 | お仕事日記


というわけで、
1週間ほど前、復帰後2つ目の仕事が、無事に終了!

今回は、Total 18日間。
前回の仕事の19日(締切日を入れると20日)と日数は変わらないものの、
分量は半分程度。
本来ならば、楽勝のはずだが…。
行く手には 数々の困難が待ち受けており、
最初から、ブルーな気持ちが少しあった。

日中、はるたん以外に家にいるのは、私と母のみ。
母にも家事があるわけだから、
はるたんのことで 負担をかけ過ぎるわけにはいかない。

ポイントは、この仕事が「集中」しなければできないということ。
毎日「30分×4回」をもらい、
2階のリビングではるたんを見てもらっている間に、
1階で集中して仕事をすることにした。

そして、これは前回もそうだったけれど、
納品日の1週間前からは、夜に1時間ほど仕事をした。
10時半位から11時半位まで。
一般的に考えたら、「ユルい」かもしれないが、
夜遅くまで仕事をするのが美徳(?)だとか
言っていられないのでね。とにかく無理をしないことが一番なので。
(ちなみに、すっかり“はるたん時間”が身についていて、この時間は とても眠かった…)

大変だったのは、
運転免許の更新のために、東戸塚へ帰らなければならず、
3日間仕事がまったくできなかったこと。むこうにパソコンが無いので。
(しかも、せっかく戻ったのに スケジュールに全く余裕がなく、買い物もやっとの状況だった。
 こんな(インフルエンザ大流行)時期に はるたんを連れて1日3回も4回も外出できないし…。)
そして、3連休があったこと。
家族が 家からいなくなってしまった…。
残念ながら、今の私は、
人に頼らなければ、仕事をすることができないのだ。

それでも、
一応、計画(のギリギリライン)通りに進めることができ、
最終見直しを残すだけで、納品日を迎えることができた。


               


納品日、母は朝から用事で外出。
それでも、集中すれば2時間ぐらいで終わらせることができるから、と
余裕だった。
でも、結局、
散歩だ 食事だ 授乳だ オムツ替え(←最難関)だ、
一人遊びに飽きると「抱っこしろ」、
怒濤のような仕事の中断で、
納品できたのは、夕方の4時前だった。

結果的には、余裕を持って納品できたものの、
1人だと、集中した2~3時間を捻出することすら難しく
普段の私(&はるたん(&sunny ))が とても恵まれた立場にあることが 身にしみてわかった。


               


仕事を頑張っていた 1ヶ月あまりの間。
緑色だったイチョウは黄葉を迎え、黄金色の絨毯へ。
はるたんは、ハイハイが上達し、確実に前進できるように。
もう12月。季節が過ぎゆくのは早い。




おまけ:
納品後、2階のパソコンで、図の作業をしていた時、
膝の上に上げた はるたんにやられた↓ 油断していた。
図2
①対数[イz4yryb、んm、 lっこ意88いいjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjっ人ghgvvvvvvv

(しかも、この内容が自動保存された)


関連記事:
・「都落ち? <仕事復帰のために実家へ>」(2009.9.17)
・「てんてこまい」(2009.10.6)
・「1つ終了」(2009.11.12)

1つ終了

2009-11-12 12:00:00 | お仕事日記


・・・というわけで

“育児休暇”明け、最初の仕事
19日間にわたる闘いが終了したのだった。

仕事を引き受けた時には、
膨大なページ数に、どうなることかと思っていたが、
実際に ふたをあけてみると、
分量の割には楽で、“お得”な仕事だった。(時給換算5600円!)

それでも、ちゃんと終わらせることができたのは、
家族の皆の協力があったから。
そして、何よりも、
自分自身が 前向きに頑張ることができたからだと思う。


               


「締め切りに追われない生活って、いいものだなあ」
「このまましばらく、はるたんとの時間を楽しむのもいいかもなあ」

こんな風に思い始めた数ヶ月前、
現在のような境遇で仕事を再開するとは思わなかったけれど。

そして、
「これを受けたら そのあと1か月、遊んで暮らすから!!」
この希望は、(案の定)かなえられなかったけれど。(←既に新しい仕事が控えているのだ)

こういうご時世、
コンスタントに仕事をもらえることに
感謝しなければならないのは事実。
それほど長いブランクをあけずに復帰したことが良かったのだとも思う。

そんなわけで、これからも、
できるだけ心に余裕を持ち(時には自分をだましつつ)、
普通の生活”(with はるたん)を送りながら仕事ができるように 心がけ、
「細く長く 」ならぬ「普通に長く」続けていくしか ないかな。


               


仕事を納品した後、世界が違って見えた。
(時間がゆっくり流れる感じ? 私は何を焦っていたのだろう? と)
top写真は、納品日、納品終了後に、いつものお散歩コースにて。


関連記事:「仕事再開!!!」」(2009.10.24)

仕事再開!!!

2009-10-24 12:00:00 | お仕事日記


・・・ということで、
水曜日から、仕事を再開した。

非常にボリュームのある仕事である。
しかも、納期は短め。
9か月のブランクがあるにもかかわらず、
いきなりフルマラソンに挑戦するような無謀さである。

でも、
“久しぶりなので、ユルい仕事ください”
なーんて言えるほど、
仕事は甘くないのだ。

健康的な生活with はるたん を送ることは絶対条件だし(*)
仕事は午後6時までetc.という絶対的な時間制限もあるけれど、
実際に仕事を始めてみると、
その「制限」が、かえって良いみたい。
時間の使い方に対する必死感が違うので、
オンとオフの気持ちの切り替えが、自ずとできてくる。

私がこうして、仕事をしていることは、
《不本意ながら》引っ越しを決めた自分自身だけでなく、
協力してくれる 母をはじめとする実家の家族のため、
私達みんなのために良いこと。

私の心に生まれたのは、大きな“安心感”だった。
仕事の大変さというストレスではなく。

それに、これで 年末、
うちにも サンタさんが来そうだよ。 (どちらかと言うと仏教徒だけどね)


「これを受けたら そのあと1か月、遊んで暮らすから!!」

この仕事を受けるにあたって、
一方的にsunny に、こう宣言したのだ。
sunny は なんだかんだ言っていたけれど) 実行してやるぞ! 



(*)一見優雅そうに見える翻訳という仕事だが、
  実は、翻訳者には、身体を壊して廃業する人が少なくない。
  長く続けるポイントは、
  “無理をし過ぎず”
  かつ
  “クライアントのコンスタントな関係を損ねない”
  この2つのバランスを取りつつやっていくことではないかと思っている。
  自分のことは自分で守るしかない。
 (フリーランスという立場だと、これは、少なからず当てはまるかも。)


関連記事:
・「都落ち? <仕事復帰のために実家へ>」(2009.9.17)
・「てんてこまい」(2009.10.6)

長い道程 to 確定申告

2009-03-16 18:36:32 | お仕事日記


先週、ようやく確定申告完了!
‘目の上のたんこぶ’的な存在がなくなり、
これからは
ブログを書ける、・・・かもしれない。

といっても別に、
確定申告に 2週間も3週間も かかったわけではない。
費やした時間は、4日間、
実質5時間ほど。

色々 見たり聞いたりして、知識やイメージは持っていたけれど、
「新生児を育てる」という状況、渦中に、
実際に自分自身が とびこんで、わかったこと
「授乳etc.に費やすtotal時間は、締め切り前の仕事時間並みである!!」

1日のうち、文字通り“腰を据えて”何かができるのは、
せいぜい1時間ぐらい。

・今日は、だっこ紐を選ぶ
・今日は、内祝いを選ぶ
・今日は、はるたん の洋服を通販で買う
・今日は、机まわりを片付ける
・今日は、おひな様を飾る
・今日は、メールの返事を書く
・今日は、おひな様を片付ける
・今日は、検診の準備をする
・今日は、はるたん の1か月検診
・今日は、掃除をする
・今日は、来客あり

 ・・・こんな具合に、1日 1 To Do

要は、
“確定申告に至るまで”に時間がかかったのだ。


1日 1 To Do と書いたけれど、
何もできない日もある。

「何かしよう」なんて思っちゃいけないなー
プラスマイナスゼロでも1日が無事に過ごせれば、それで十分なのかな
と思うこともある。

ついつい何かに夢中になって時間を忘れる、という
私の行動のクセが災いすると、
・夕飯を食べ損なうかもしれない
・1日の睡眠時間が3時間になるかもしれない
・朝食が永遠に惣菜パンかもしれない
やらなくてもいいことは、やらない。引き算を心がける。
相変わらず、必死の毎日である。

ちなみに、今回の確定申告、
あれこれ丁寧に見ながら準備をする、なんていうことは到底無理で、
自分自身が去年ブログに まとめた「確定申告特集」が
ものすごーく役に立った。
おぉ~! よく書けているよ~ とか自画自賛しながら…(←オメデタイ人間である)

所詮、1年に1度しか行わないことだから、すっかり忘れてしまうんだよね。
自分の記事に、こんなに助けられるとは…。
何でも、きっちり終わらせておくものだよなぁ、と、
“未完”の多い このブログを振り返って、
改めて痛感。


関連記事(2008年 確定申告記)
確定申告(1)必要書類の準備
確定申告(2)経費の計算
確定申告(3)減価償却費の計算
確定申告(4)収支内訳書の完成
確定申告(5)確定申告書 ~所得の記入~
確定申告(6)確定申告書 ~保険料控除の入力~
確定申告(7)確定申告書 ~住宅借入金等特別控除~
確定申告(8)申告書類の印刷と提出



そうそう、昨年度の収入は、その前年よりも少しだけ多かった。
(今振り返ると‥ 頑張り過ぎたよね

結果的に「出産」直前の1月初旬まで続けていた仕事も、
さすがに今は休業中。
一応、半年を目安に復帰しようと考えているけれど、
上手くいくかなぁ…?



仕事再開

2008-12-01 17:57:41 | お仕事日記


〈関連記事:「ワタシのリフレッシュ休暇」(2008年10月19日)〉


本日12月1日。
きりよく、今日から仕事再開。


今回の「お休み」は、
私にとっては“いいお休み”だった。
特別に どこかへ出かけたわけではないけれど。
毎日、散歩したり、近所のお店をふらふら覗いたり…。
学生の頃を思い出したなー。

ただ、その「ツケ」で(?)
あちこちで買い物をして、散財しまくり… 

自分の“おこづかい”で買ったものも多かったんだけどね。
“家計”で買って「もらった」のは、
「時計」が大きかったな…。
でも、遠慮はしなかったんだ。
久々の「誕生日プレゼント」。

「時計なんて今更?」
って、きっと思われると思う。
でも、ずーっと、ずーっと欲しかったんだもん。

10年前に、「Baby-G(Gショックの女性版)」を買って以来、
どこかへ時計をはめていくとすれば、これしかなかったのだけど、
さすがにねぇ…。
ボディの水色も黄ばんできたしさぁ。
携帯電話で時間を見るのは あまり好きじゃないし。

“10年後でも恥ずかしくない”という基準で選んだよ。(シチズンのxC(クロスシー)エコ・ドライブ電波時計
今、名前を入れてもらっているので、まだ手元にはないけれど、
大事にしたいと思う。


・・・そんな具合で、
これは、そろそろ働いておかねば、と…。

大体、私の人生、
お金がある時には時間がなく、
時間がある時にはお金がないの。
(みんな そう?)


いくつか仕事があるので、
とりあえず、年末まで頑張る。     ((その後また休暇予定))


               


ところで、
皆から聞かれること=「模様替えは終わった?」
について。

 (私は、誰かとマメに連絡を取り合うということを あまりしない人らしく、
  皆、ブログから、数少ない近況を読み取ってくれているのだなぁと思う)

大物の移動は終わった!

“ほぼ引っ越しレベル”の大移動を行ったので、
(「使わないものは要らない」ぐらいのスタンスで、物も随分減らしたし)
大変だった~ぁ。

ここに引っ越して来た時、
以前の家にあったものを ほとんどそのまま持って来たので、
今の家は、一見 片付いているように見えて、
自分では、どこか しっくりこない部分が大きかった。
今回の模様替えで、その辺りが 随分解消されたように思う。

ただ、現在は、
“引っ越し後”のような殺風景の部分あり、
片付いていない部分あり、
ここでやめてしまうと、人を呼べない家のまま‥ 

年末年始には 再び 続きをやらねば。あとは小物ね。