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いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

宝厳院の紅葉ライトアップ ~行列&粘り勝ち~

2007-06-07 20:00:28 | 京都旅行記 2006秋


〈 「京都といえば湯豆腐? -湯豆腐 嵯峨野-」の 続き 〉


湯豆腐のお店を出た後、
お店のすぐそばにある「宝厳院」で、ライトアップされた紅葉を見る予定だったのだが
行ってみて びっくり。
入り口の前から、ずーっと続く行列。
行列の最後尾に向かって 歩いていったのだが、最後尾は なんと…
川(桂川)まで達していた。

sunny は、列の最後尾を探しながら、みるみるうちに不機嫌になっていき 
「もういい」と。
「えええええー!?」と抵抗する私を、ずんずんと引っ張り、
その場を離れて帰ろうと、足早に去っていく。
(その場にいるのが悔しかったらしい)

正直、私は、sunny ほど、紅葉のライトアップに執着はなかったのだけれど、
こういう状況になると、結構「内心粘る」の。私は。



↑途中で遭遇した オモムキあるうどん屋さんの屋台。


で、一旦、駅まで戻ったんだけど…。


↑嵐山駅。
 良く言えば“絢爛(けんらん)な”、悪く言えば“けばけばしい”デザインかな?
 でも、私は 結構良いと思った。変な けばけばしさ ではないと思う。
 (そういえばこの間、この駅をデザインした人をテレビで見た。最近、大地真央と結婚した人だっけ?)


そこで、この券を購入。

「夜の特別拝観セット券」
宝厳院のライトアップ拝観に、
京福電車の乗車券と、
駅の足湯の割引券 が付いて700円。 かなりお得。


実は、あの行列は、「券を買うための列」 らしいのね。
あの大勢の人達は、入るためではなくて、券を買うために並んでいるとか。


ほんとかなー?と思ったけれど
駅で券を売っていた女性も
「たぶんそうだと思いますよー」と話していたので、
半信半疑ながら
この券を買って、宝厳院に戻ってみる。


そうしたら…
ほんとに すんなりと入れた。
びっくり! 
だって、まるでVIP待遇みたいだったもん。
横の大行列を尻目にね。


(駅で券を販売していた女性には、帰りにお礼を言っておいた。
 ほんとに入れましたよーって。ちょっとびっくりしてたけど。)



宝厳院庭園に入ったところ↓




庭園内も 人が多くて、列を進みながら見るという感じ。
皆、携帯のカメラで紅葉を撮っていた。
そういえば、今回の旅行で感じたのは、
携帯電話のカメラで撮影している人が多いなー、ということ。
携帯のカメラか、立派なカメラか、という感じで
私みたいな、薄型の小さなデジカメで撮っている人が、実は一番少ないかも。





ちなみに、ライトアップされた紅葉の写真は、
‘フラッシュをoff’にして、
ライトアップの光源をうまく利用した方が、
きれいに撮ることができるみたいだ。

下は、(sunny が撮影したものだけれど)
左がフラッシュあり、右がフラッシュなし。
 

以下、sunny 撮影。
(私は、もうカメラのメモリがなく、
 昼間撮影した写真を消しては1枚撮り、…という感じで
 あまり撮影できなかったので)

↑ピントは合っていないけれど、雰囲気がきれい。






続きは こちら → <背に腹は代えられない in 京都 *この日の夜にリアルタイムで書いた記事> 

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京都といえば湯豆腐? -湯豆腐 嵯峨野-

2007-06-06 15:24:10 | 京都旅行記 2006秋


  *昨日の記事は フライングでした
   (昨日の続きは来週書きます)


〈 「常寂光寺にて “そうだ 京都、行こう。” 風 」の 続き 〉


「京都っぽいものが食べたい」というのが
今回の旅行にて、私の唯一のリクエスト。

常寂光寺を後にし、
まだ5時前だったけれど、この日の夕飯を食べる場所へ向かう。

天龍寺や宝厳院の敷地に隣接する辺り、もの淋しい雰囲気の場所。
道が ちょっとだけ入り組んでいて、
私達以外にも(おそらく私達と同じ目的地に向かって)ぐるぐると歩いている人達がいた。





「湯豆腐 嵯峨野」




座敷席に案内され、しばらくすると

 とたたたたーっ!!

と女将さん(かな?)が現れ、

 すちゃ! すちゃ! すちゃ! すちゃ!・・・

と料理がのった小皿を机に置いていく。

「丁寧」とは ほど遠い所作で
 ドン!ドン!ドン!
と机の上にお皿が置かれていくのを 眺めながら
これが このお店の美意識なのだろうか…?
などと考えた。 

関西地方、いや
京都のおもてなしって、これがスタンダードなんだろうか?
(いや、そんなわけない 《と思う》)

でも
ひょっとしたら“早い”ことを「美徳」としているのかもしれない。
 …のだけど、どうなんだろ?

まぁ こんな具合で
お店の雰囲気は、私の偏見込みの感覚で言うならば
“関西の商人が経営する宿” 風。
独特。

あ、そうそう
何年か前に連れて行ってもらった上野のウナギ屋さんを思い出した。
まるで宴会のように長机が並べられた広いお座敷で食べるんだけど
やっぱり従業員が チャキチャキと せわしなかったように思う。








写真に写っているもの以外には、
天ぷら や ご飯 や漬物(ぶぶ漬け)など
湯豆腐定食としては一通り揃っていて、普通においしかった。

ただ、豆腐が いつまでも ぐらぐらと煮立っているのが気になった。
(湯豆腐は、本当は煮立てない方が おいしい)
一人3800円という値段は… 観光地価格と考えれば妥当かな。


↑湯葉のデザート。ブルーベリーソースがけ。






お店の庭から見た、店内の様子。
こうやって見ると、なかなか雰囲気が良い。(写真は曲がってしまったけど)
雰囲気の良さを引き立たせているのは「竹林」。竹林が良いのよね。




続きは こちら → <宝厳院の紅葉ライトアップ ~行列&粘り勝ち~>

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常寂光寺にて “そうだ 京都、行こう。” 風

2007-02-07 12:00:01 | 京都旅行記 2006秋


〈「嵯峨野の竹林 // トリはホンモノ!?」の続き〉



常寂光寺に到着。




お天気が悪いので、素人が、きれいな紅葉の写真を撮るのは難しい。
ということで、こんなアングルで狙ってみた↓



撮りながら、
この感じ、
「そうだ 京都、行こう。」のナレーションで有名な、JR東海のCM風だなぁ なんて思い
頭の中では ちゃーらっちゃ♪ ちゃーらっちゃ♪ ちゃーらっちゃ~ らっちゃっ♪
(曲名 何だっけ? サウンド・オブ・ミュージックの中で歌われている曲だよね)


先ほど「天龍寺」でも、“望京の丘” に上ったけれど、
このお寺も「小倉山」中腹にあるということで、
少し上ったところから、街(嵯峨野の街だそう)を一望できる。





真っ赤な紅葉(もみじ)の細かい葉っぱが きれい。絵になるねぇ。



ちなみに、ここまで載せてきた写真は、
すべて同じ塔を撮ったもの(今 初めて気がついた)。
重要文化財の「多宝塔(たほうとう)」だそう。


以下↓→ sunny 撮影。
 
“鐘”だね。



常寂光寺を後にし、
これから夕飯 を食べに出発。(まだ4時半だけどね。)




(追記)
「そうだ 京都、行こう。」のCMの動画を集めてあるブログをみつけました。(こちら
今回私が「JR東海のCM風だなぁ」と思った「元のシーン」が、本当に存在しました。
2002年 秋(真如堂 右京区)の 一瞬のひとコマのようです。(こちら
こういうCMって、ボーッと見ているだけなのに、
そのイメージはしっかりと認識されているものなんだなぁ…。洗脳力 大かも。
音楽のタイトルは、“My Favorite Things” ですね。
CMでは、毎回異なるアレンジが加えられているようです。




続きは こちら → <京都といえば湯豆腐? -湯豆腐 嵯峨野->

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嵯峨野の竹林 // トリはホンモノ!?

2007-02-06 16:37:38 | 京都旅行記 2006秋


〈「天龍寺にて ~曇天模様~」 の続き〉


天龍寺を後にし、竹林の中を通って 常寂光寺に向かう。

  

スーッと、天へ向かってどこまでも高く伸びていくような竹の中を歩くのは、
とても気持ちが良いもの。
できれば毎日散歩したいぐらい。

この時、時間は まだ3時半過ぎだったのだけれど、曇りということもあってか、
竹林を出る頃には、道の脇のライトが点灯。


“小倉池”かな?
この池の真ん中にいる鳥が気になって、写真を撮ってみる。



でも、しばらく じーっと見ていても、まったく動かないのよ、この鳥。
そして、後ろの方から、
「あれ、偽物じゃないのー?」という声。

置き物説 浮上!! 
思わず 恥ずかしくなって、鳥のことなんて撮ってないよ、と“知らんふり”してみたりして…。

前の方を歩いていた sunny に駆け寄り、
「あれ、ニセモノだって噂だよ?」と言うと、
sunny は、「動いてたよ」と言う。

sunny 撮影↓

 ニセモノっぽい …?
 でも、ニセモノの鳥を置いておく意味も無いよね …?

果たして 真相は いかに…?


ちなみに、この日 通った竹林が「有名」だって、
家に帰って ずいぶん日にちが経ってから、
旅行パンフレットの表紙になっているのに気がついて↓

初めて知ったよ。
ダメだね。相変わらず予習しないワタシ。



続きは こちら → <常寂光寺にて “そうだ 京都、行こう。” 風>

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天龍寺にて ~曇天模様~

2007-02-01 11:48:58 | 京都旅行記 2006秋


〈「嵐山にて 花より団子、じゃなくて桜餅」の続き〉


その後、歩いてすぐの場所にある「大本山 天龍寺」へ。

紅葉は、赤く色づいていた。


ところが、お天気が悪いため、何を撮っても “どんより”


コイ… かな?
池に居るものはコイだろう なんて勝手に思っているけれど、
実は コイなのかフナなのかナマズなのか… 区別つけられなかったりして。



「大方丈」の庭園。紅葉はきれいだけれど、やはり やや暗い雰囲気。



拝観コースとなっている“望京の丘”へ上ってみる。





なかなか良い眺め。でも どんより。






その中で、唯一「これだ!」というイチオシ風景を発見。
隣の竹林を背景にした 紅葉。(この写真は、当日夜に書いたブログ(こちら)にも載せていたもの)
“竹から紅葉の葉が出ているように見えて” なかなか乙な眺めだと思わない?





それから、法堂の「雲龍図」を見る。
これは面白いね~
「八方睨み」と言って、どこから見ても、見る人の方を睨んでいるということ。
“龍の顔を見ながら、堂内を円に沿って歩いて回ると、ずっと龍に睨まれているように見える” らしい。

実際に上を見ながら堂内を歩いて回ってみたら、
意外にも、睨みのアマい(=あんまり睨まれていないように感じる)方角があってね…。 
真上から見た時だったかな?  いや違う、小さい方の目の側から見た時だ。
何回か、ぐるぐる回っていたら 目が回る・・


続きは こちら → <嵯峨野の竹林 // トリはホンモノ!?>

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嵐山にて 花より団子、じゃなくて桜餅

2007-01-12 12:32:15 | 京都旅行記 2006秋


〈「京都へ ~背に腹は代えられない出発~」の続き〉



四条大宮駅に到着。ちょうど14:00。


京福嵐山本線で、四条大宮→ →嵐山へ。
レトロな電車。電車の中もレトロな雰囲気なのよ。

(↑例えば、ドアの“とって”。photographed by sunny


嵐山の風景。紅葉は まずまずと言ったところなのだけど、いかんせん天気が悪い。
でも、いつ雨が降るのかと心配しつつも、結局降らず。
天気予報では完全に雨の予想だったから、そういう意味では恵まれていたのかもしれない。


人で あふれかえっていた「渡月橋」
案の定、同行者の機嫌悪し。
(ガイドブックなどに載っている渡月橋は、人が誰もいなくて、とっても良い雰囲気だしね。)
結局 渡らず。というか、橋に一歩も踏み入れず。


目的の地、「琴きき茶屋」。
今回の旅行は、同行者sunny がすべて、きっちり計画を立ててくれていて、
食べるところも あらかじめ しっかり決めてあった。

併設の茶房(椅子だけではなくて、ちゃんとお店になっている方。店の名前もちょっと違う)に入る。


私が注文したアイス。「さくら」セット。
でも、さくらのアイスではなくて、右が「しそ」、左が「よもぎ」。
正直、イマイチかな。
というのも、一口もらったsunny の 桜餅↓が美味しすぎたから。

嵐山の形をしたあん入り桜餅、あんなしの道明寺桜餅、おうす(抹茶)のセット。

うおぉぉぉ。
最近では唯一と言っていいぐらいの 究極のセレクト・ミス だった!!

「えーっ? 桜餅がオススメなら、一言 そう言ってよ~」 と 私。
あったかいお茶も 羨ましく。
そりゃ、予定表(by sunny )に、こう書いてあった↓のは見てたけどさぁ。

そして、事前調査を全くしていない私自身に責任があるんだけどさぁ。


というわけで、
これを読んでいる方へ…
  京都嵐山・琴きき茶屋の オススメは、「桜餅」です!!



続きは こちら → <天龍寺にて ~曇天模様~>

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京都へ ~背に腹は代えられない出発~

2007-01-11 19:57:01 | 京都旅行記 2006秋


朝の品川駅 新幹線ホーム。それほど早い時刻ではないけれど、人の姿は まばら。


新幹線のダイヤって、山手線並み!?


とても「モバイル」とは言い難いサイズのノートパソコン。
でも、背に腹は代えられないので 起動。


前日に十分に充電したのにもかかわらず、
なんと、起動させて10分!!で、バッテリー不足で勝手に終了。

きっぱり諦めて

ごっはん  (まだ11時前)

品川駅のecute(エキュート)内で購入した
穴子のカップ寿司(by“沼津魚がし鮨”)と、カニの玉子焼(by“おにぎり処 こんがりや”)。 美味しかったよ。


富士山 富士山! (この日にアップした記事は こちら(「〔富士山〕東海道新幹線・車窓より」)








京都駅に着いたら、タクシー乗り場には、ものすごい行列。
(今回の宿泊プランに タクシー券が付いていたので、使おうと思っていた。)
その行列に並んで待つ気分にはなれず、歩いてホテルへ向かうことにした。
でも、これが、歩くのが苦にならない私でも さすがに内心後悔するほどの距離だった。
パソコンを持っていたし、駅の反対側からスタートしたしね、
地図で見たら2kmはありそう。
いつもいつも、よく歩くよね、私達。


宿泊したのは、「京都東急ホテル」。
希望のホテルではなかったのだけれど、
何と言っても、紅葉シーズン。
旅行を予約した1ヶ月前には、もうどこも一杯だった。

ちょうど「西本願寺」の裏で、部屋からは、西本願寺の駐車場が …



休む間もなく、荷物を置いて、すぐに出発 
今度は、ここから1km位 北、京福電鉄 四条大宮駅へ。


続きは こちら → <嵐山にて 花より団子、じゃなくて桜餅>

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