いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

ハッシュドポーク/カリカリ豚肉のおろしご飯/ゴマドレッシング温野菜サラダ

2007-06-30 20:00:52 | 食 & 食 & 食


先週末は、用事や付き合いではなくて
久々に 本気で 心から 遊びに行きたかったのにー!!

土日フルに仕事で

  泣 

そういえば、去年のちょうど同じ週の土日も
sunny が一人で鎌倉へ行ったりしていたみたい。
毎年 同じようなことやっているんだな…。

そんな具合で
食べることしか楽しみのない週末の日々。


「ハッシュドポーク」 (オリジナルレシピ:パルシステムのチラシ)



生協(パルシステム)の「とまとまと」を使用。
(使ってしまったので空ビンなんだけど…↓)

これ1ビンで2回分(=4人分)。

フライパンに油を熱し、たまねぎとにんにくを炒め、
バターを加えて、小麦粉をまぶした豚ローススライス(200g)を入れて炒め、
「とまとまと」(大さじ5~6)と コンソメと 水1カップを加え、
中濃ソース(ウスターソース)で味を調える。

しょうゆとカレー粉(ほんの少し)を加えるとgood。

sunny が たまねぎを じっくりと炒めてくれた。
(私は結構せっかちだしね、こういうのはsunny の方が向いているかも)

今回は、「しめじ」を入れてみた。
食感がアップして とてもgoodだったよ。






「カリカリ豚肉のおろしご飯」 (オリジナルレシピ:『いそがしい人の簡単おかず』)



たっぷりの大根おろしがポイント。

豚バラ薄切り肉(200~250g)を、カリッとするまで焼いて、余分な油を拭き取り、
酒、みりん、しょうゆ(各大さじ2)を入れて煮詰め、
あらかじめレンジで加熱しておいた アスパラガスとしめじを入れる。
皿に盛ったご飯に乗せ、
大根おろしを乗せて食べる。

上の写真は、私のミニミニ版で、
こちらが sunny の大盛り版↓ (写真だとイマイチ大きさがわからないね)

(大根おろしを乗せる前)



上のハッシュドポーク同様
こちらも豚肉を使った一品料理。
うちは豚肉至上主義かも!?

豚肉っておいしいよね。
今非常に問題になっている 例の冷凍牛肉コロッケなんかも、
ひょっとしたら豚肉が混じっていた方がおいしいかったりするのでは?
なんて思ったりした。
まぁ、冷凍コロッケって買ったことないから、よくわからないけれど。
(問題なのは あくまでも「偽装」なんだけどね)



おまけ:
最近のマイ・ブーム
「さつまいも」と「かぼちゃ」の適当サラダ。

ゴマドレッシングで食べるのがポイント。




今回はブロッコリーを添えて。

適当に切って、電子レンジで加熱するだけなので、
一人のお昼の時によく食べている。


最近、生協の「深煎りごまドレッシング」(下写真左)が
なかなかおいしいことを発見。

好みでマヨネーズを加えると「酸味」が増してgood。
そして、しょうゆ系ドレッシングを少し混ぜると、「しょうゆ感」が増して さらにgood。

しょうゆドレッシングは「野菜たっぷり和風ドレッシング」(上写真右)
これは、かなりおいしい。
「深煎りごまドレッシング」と同様、化学調味料を使っていないのもポイント。


そうそう、
自分が 化学調味料を避けるのは なんでかなー?と考えてみた。

人工物(薬なども)を好まない、極力避けるという母の影響もあるかもしれないけれど
(私自身も、人間として大事なことだと思っている。一動物として正常な感覚なのでは?)

特に 化学調味料に関しては、
「なんだか騙される感じ」が嫌いかもしれない。
ホントのうまみではないものに騙されるのって、何となく悔しいじゃん?


驚!! 住民税→国民健康保険料

2007-06-30 17:09:13 | お仕事日記


現在 話題沸騰中(話題になっているのは私の周りだけ? (じゃないよね?))
住民税値上げの件。


自営業(自由業)者の場合は、
6月に、1年を一括した分のお知らせが来るのだけれど
今月届いた
住民税(=市民税+県民税)のお知らせを見たとき
「え!?」
年間支払額、何十何万何千円・・・
ご多分にもれず 私も、何かの間違いかと思った。

だって、昨年の4倍 に なっているんだよ!?

 (*確かに 所得自体が 一昨年よりも上がっていることは上がっているんだけど)

totalの金額は変わらないので、4期に分けて払うことにしたけれど、
分けても高い。  泣 
ホントに高過ぎ。 

[人生へのやる気を削ぎ落とすのには十分だったのでした 《←英語直訳風》]


でも、甘かった。
それだけでは終わらなかった。
「国民健康保険料額決定通知書」が届いたとき
もっと驚いた。

なんと、去年の倍!
元々高いと思っていたのに、もう、あり得ないんだけど・・・。

国民健康保険料って、
住民税をベースに定められているのね。
保険料が あまりに高いので、確認のために、
sunny がネットで色々調べたりして…
実際に計算してみて 初めて知った。

昔、会社員を辞めた翌年に、
1期(=1年が10期に分けられている)1万7~8千円の保険料を
高すぎるよなぁ と思って払っていたけど
(しかも、私は病院に まったくお世話にならない人だし)
今思えば、あれは まだまだずっと安い方だったのだ。
(国民健康保険は、自治体ごとに設定されているシステムで、
 市によって 相当の差があるので、市が違うと単純比較はできないんだけど)

一応「保険」と名がついているわけだし
もしも 普通の保険だったら
こんなに払ったら、どんなにか手厚い保証が・・・って考えられるだろうけど
そんなわけないし。 
今まで同様、おそらく お世話になることは ほとんどないだろうし なぁ。  泣 

しかも、同封のチラシに
「限度額を引き上げることにより、中間所得者層の負担が緩和されます
なんだ? この ムカつくカラクリ。大ウソじゃん。 
私って、中間所得者じゃないのか? 
私の周りには“中間所得者”はいないのか?
(ひょっとして皆「低所得者」ってことなの!?) さっぱりわからん。
・・・ハァ(ため息)

住民税
国民健康保険料
さらに、国民年金。
足すと、1ヶ月の支払額が、ものすごいんだけど。

今までは、皆が払うものだからと、それほど疑問を持ったことはなかったけれど
さすがに今回は
“こんなに支払う筋合いはないだろ?” と思えてならない。
どうなの?


政治・経済オンチの私でさえ、
今回さすがに数字で実感したよ。悪政。

あじのみそたたき

2007-06-27 09:53:10 | 食 & 食 & 食


昨日の記事と和食つながりで、
うちの定番料理を紹介。

あじの刺身だとか たたき だとか言うと
三枚におろしたり皮を取ったり
魚の扱いが大変な感じがするけれど、
これ↓


生協(パルシステム)の
「対馬五島産刺身用真あじ 100g」(399円)

これのおかげで楽々。こんなんで良いのかな~ と思うぐらい。

しかも、とってもおいしいので(冷凍で新鮮さが保たれるからかな)
かなり頻繁に購入している。


これを、適当に切ってから(半解凍の状態で切るとgood)


しょうが(みじん切り)、ねぎ(みじん切り)、青じそ(荒みじん切り)を乗せ、
さらに みそ(大さじ2)、みりん(大さじ1)、レモン汁(すだち汁)を加えて、

包丁で たたく。 ざっくり “切り混ぜる”感じ?



これを、もっと細かくなって粘りが出るようになるまで たたくと
いわゆる「なめろう」(=房総半島の郷土料理。これを焼いたものが「さんが焼き」
になるのだけど、
私は あんまり粘りが出ない方が好きなので、
敢えて混ぜすぎないように気をつかう。
(個人的には粗めの方がジューシーでおいしいと思うのだけれど、これは好みによるだろう)



盛り付け完了。


簡単なのに料亭風。
ご飯に とても良く合うので
どんぶりにしても良いし、
飲む人はツマミにするのも良いみたいだ。







うちでは
味噌はもちろん「やまこみそ」 (以前のブログの記事は こちら

ただ、あろうことか
この1ヶ月間、この味噌を切らしてしまっていて…
(生協での扱いが月1回なんだけど、前回注文しそびれてしまった)
うちは、味噌の消費量 多いのに…

どの味噌を買ってきても、好みの味(=甘め)にならない。

今週ようやく届くんだー 



鎌倉駅前・豊島屋3F〔和風茶寮 扉〕 [鎌倉10]

2007-06-26 14:19:05 | 鎌倉散策
     ↑鳩サブレーを売っているだけのお店と思いきや・・・?


〈「東慶寺の もみじ」 の つづき〉


本当は、北鎌倉でビーフシチューを食べる予定だったのだけど
まだ時間が早かったので、鎌倉へ移動することにした。

鎌倉駅に到着し、
「何を食べようかな~」と、小町通りを歩く。

小町通りは、今まで来た中では一番混んでいて
人がいっぱいだった!

ちょうど前日に、たまたまテレビをつけたら、
小町通りの“試食単価ランキング”をやっていて、
はしのえみ さんが、いろんな試食品を食べてまわっていた。
ひょっとしたらその影響もあるのかな?

(ちなみに、その番組では、試食以外にも
 「キャラウェイ」(過去のブログ記事はこちら) や、
 「おざわ」 (こちら) を紹介していた。
 私がブログで紹介したお店と同じだったので、ちょっと驚いたけど、
 そもそも、小町通りのお店ってそんなに数があるわけじゃないしね)

そんなわけで、私も
「納豆の甘納豆」やら、
「くずもち」やら、
「口の中でホロッと溶けるクッキー」やら… 一通り試食してみた。

そんな中、sunny は、ガンとして 全く食べない の。
(ちぇっ、私が卑しい[いやしい]人みたいじゃんか)


そんな感じで、小町通りの食べるお店を一通り見て、
ぐるーっと回って
鎌倉駅前に戻ってきた。

そう、一番最初に見た このお店↓に。



鎌倉駅前の豊島屋の3F、「和風茶寮 扉(とびら)」
扇(おうぎ)ではなくて、扉(とびら)なのね。

北鎌倉駅前でも豊島屋に入ったし(こちら
くしくも この日は豊島屋onlyの日になったな。

それにしても、
シチューでもなく、ステーキでもなく、イタリアンでもなく、お好み焼きでもなく
結局 和食を選ぶ私達って、やっぱり和食好き。



外のメニュー↑を見て、気になったのが「玉子焼扉風」(735円)

だから、1つ頼んでみた。

ふわふわ
ただし、バターが入っているので、ちょっとお菓子のようで
好みは 分かれるところかも。

メニュー(上の写真参照)で玉子焼の下にあった
「扉風オムライス」(1050円)も気になっていたのだけど、
これは、ちょうど、
隣に座っていた、私の両親と同じか、ちょっと若いぐらい?の夫婦が食べていた。
おいしそうだったので、次回は是非。


私は、「みぞれ豆腐」(1050円)


sunny は、「とり雑炊」(1155円)




素朴でおいしい。
価格も良心的で、“古き良きお店”という感じがした。
こういう食事が一番だよねー、と かなり満足。

他にも、ミニミニの3段重セット(「一口重ね三段重」?)があったり、
「カレーそうめん」や「湯葉そうめん」など、
なかなか興味ひかれるメニューが多く、
ちょっと安心できる素朴な 和食&和製洋食が食べたければ、お勧めのお店。

カピバラさん

2007-06-22 18:39:05 | 気まぐれな普通の日記


「カピバラさん」

先日実家にて遭遇。

現在大人気の癒し系キャラクターらしい。

このぬいぐるみ
母も、my sistersも、sunny も皆
口をそろえて
「かわいい」と言うのだけれど

祖母だけは、
「今の世の中は こんなものが良いのか」
という感じで
若干 懐疑的。

祖母は、イノシシ年の84歳。

“パワフル”?
いや、そんな言葉以上に凄い人。
何が凄いのかって
これもまた一言で表せないぐらい凄いのだけれど
強いて言うのならば「貫禄」かな?
柔らかい物腰の裏に非常な強さをもった人。
才能にあふれ、女性ならではの優しさと強さを兼ね備えた人だ。
(ちなみに私は あまり似ていない)


「今はね、キモカワ系って言って、
 気持ち悪いものをかわいいと言ったりするから」
と、フォロー的説明をしてみた。

私自身、自分で説明をしながら、
イマイチ、的を射た説明ではないなー と思ったけれど。

カピバラさんは、キモカワ系には当てはまらないし。
「果たしてカピバラさんのかわいさが正統派ではないのかどうか」
これが難しい問題なのよね。


でも、祖母の感覚は、なんだかとても貴重だなと思った。

ひょっとしたら、
「かわいさ」の基準は、
時代によって変化するのかもしれないけれど。

そして もちろん、個人個人によって
好みが異なるのも事実なのだけれど。


ちなみに、
私も 実は、
この「かわいさ」が
どこか自身の心の琴線には触れていないような気がしていて・・・

もしかすると
私の感覚、大正生まれに近いかも!?


でも、「理解」はできるのよ、たぶん。
カピバラさんの「かわいさ」を。

だからこそ撮ったのかな? 数々の表情の「カピバラさん」↓
(かわいさを探そうとしてたのかも)


前から見た カピバラさん(最初 室内履きに見えた)



横から見た カピバラさん



斜め前から見た カピバラさん全身像



後ろから光を浴びる カピバラさん



上目遣いの カピバラさん



(追記)
カピバラさんの ホームページを発見 (こちら
特大サイズのやつ(“もふっとカピバラさんぬいぐるみ~抱きしめサイズ~”)の方が かわいいかも。
(表面の感じとか 目のつぶらさ具合とか)

ひとりごと

2007-06-22 17:24:09 | お仕事日記
       ↑里子に出した「アイビー」。実家で元気に育っていた。
        親株は7年前のもの。これは2年ものかな?



そもそも、このブログの おそらく90%以上は
元々「ひとりごと」なんだけどね。 >ブログのタイトル

ようやく今週の土日を超せば 楽になるー 
と思っていたのに、
来週が締め切りの小さい仕事を入れちゃって
うわー バカかな 私。

でも どうかな。
夏には “清水の舞台から飛び降りるつもりの旅行”を予定。
「節約する」なんて言ってても、なかなか乗り気にならないしな、節約。(こちらを参照)
たとえ小金でも稼いでおいた方が良いかな? どうだろ?


ちなみに、今回の一連の締め切り群は、
わりかし無理せずに乗り切ることができそうだ。
ブログを5日間もお休みしたお陰か?
(そうだとしたら皮肉だな。ブロク読者にとっても自分にとっても)


「人生の90%はメンテナンスである」 by 私のバイブル

(要するに、
“日々の生活が普通に送れれば自分を褒めてあげよう” ということなのだが)

その通りだよなー

ここのところ毎日のように これを実感。

日常生活(*仕事含む) 「プラスα」っていうのは 相当難しい。
それがブログであっても何であっても。


[富士山]秋の気候!?

2007-06-16 12:21:40 | 富士山5<2007春夏>


昨日に続いて、今日も 見えました! 
    (昨日の富士山は こちら:「[富士山]梅雨入りの翌日なのに!?」)

この写真は午前9時過ぎに撮影したものですが、
お昼前でも まだ、
だいぶ霞んできているものの、その姿を見ることができました。


今日は、雲がなく、全体がきれいに見えます。
でも、一目見た時、内心 少し笑ってしまいました。



少し間抜けな感じに見えたのです。
富士山が 右に寝そべっているような感じ。

裾野のラインは、左側の方が長いのに
冠雪のラインは、右側の方が長いせいでしょうか。

昨日の富士山は
なんだか とても立派に見えたのに、ちょっと不思議ですね。

いつも書いていますが、
富士山を引き立たせるためには、
「雪」の他に
「雲」も重要なファクターなのかもしれません。



爽やかな青空です。

今日も 良いお天気で、気温も30℃近くになり、真夏日となるようですが、
外を歩いていると、確かに日差しはキツいものの
日陰にいると、案外 爽やかなのですよね。
現在、室内の湿度も 40%。

6月って、こんなに爽やかでしたっけ?
なんだか、秋になってしまったようです。*
富士山が見えるのは嬉しいけれど、やっぱり気候が変なのかもなぁと
少し憂う気持ちも抱かれる今日この頃なのでした。



*天気図を見ると、日本列島の北西(日本海側)に高気圧が停滞し、
 梅雨前線が太平洋岸から離れているので
 やはり、夏晴れよりは “秋晴れ”に近いのかもしれません。
 (まぁ所詮 素人の考えですが・・・)

[富士山]梅雨入りの翌日なのに!?

2007-06-15 12:49:43 | 富士山5<2007春夏>


今朝、窓から外を見て、
左の方の空に目をやったとき
不意に「あ、富士山 見えそう」と。

最近ではもう、季節柄、見えないものと思い込んでいるのに
どうして「見えそう」なんて思ったのか
自分でも不思議なのですが…。

“雲の雰囲気と、垣間見えた空の青さ” でしょうか。
何となく、梅雨時の湿気が地上に降りて 大気が落ち着いていて、
上空の空気が澄んでいるように感じられたのです。

でも、
「今日はくもりでしょ? 《見えるわけないよ》」
と言われ、
自分でも「そうだよね。そんな(見える)わけないよね」と。

でも、出勤したsunny から早速 Tel
「富士山 見えるよ。全体は見えないけど。神々しい(こうごうしい)ね。」

えー!?
やっぱ、見えるんだ!
急いで 見に行きました。


見えました!!



辛うじて 頭だけ。 (よく見ると、左側の裾野のラインも きれいに見えているのですよね)
でも、すごく嬉しいですね。

頭の雪の剥げ具合が 素敵すぎです。
とても良い感じです。

それにしても、自分の勘の良さ(?)に ちょっとびっくり。



空が晴れていても、富士山方面が (↑今日のようなこんな感じの)雲で隠れていて
富士山の姿が見えないということが多いのですが、
今日は、雲の層が下に沈んでいるという好条件だったようです。



今日は、雲が きれいでした。
富士山が見える日に 見えることが多いタイプの雲です。
そうそう、まるで“秋の雲”のよう。
以下、空と雲に注目です ↓










関東平野に延びる山の裾野(の限界点)まで 見ることができます。


北側:東京方面

こちらは曇っていますが、品川や新宿方面の高層ビル群が、シルエット気味ながら きれいに見えました。



展望ルームに来てから、10分余が経過。
雲が もくもくと上ってきています。
最初には見えていた 裾野も、もう見えなくなってしまいました。

東慶寺の もみじ〔鎌倉10〕

2007-06-14 18:48:38 | 鎌倉散策


〈「東慶寺のイワタバコ」の つづき〉


春に源氏山公園にお花見に行った時も
桜よりも、偶然見つけた「もみじ」の美しさに心を動かされて
記事にしたけれど (こちら:「源氏山公園・ベストショットは「もみじ」!?」)
私の ひそかな“my favorite” は「もみじ」*

  *本当は「もみじ(紅葉)」ではなくて「かえで(楓)」とするべきかもしれない。



もちろん、秋に紅葉している赤いもみじの葉もきれいだけれど、
この間の源氏山公園でもみじを見た時に、グリーンの もみじ が好きになった。



葉っぱが重なり合って、重なり合った部分が濃くなる。
それによって、光を浴びた時にできる濃淡が たまらない。

葉の形が 幾何学的で きれいだから、
作り出される濃淡の形も 何とも言えずに きれいで
自然によって自然に作り出されるものの 不思議な美しさに
見るたびに プチ・感動。




緑って いいよね。
なんか、本能的に癒されるのだろうか。



大きな葉。生き生きしている。
そうだ、緑色は、生命の活力の色なんだ。
空や海のも “自然の色”だけれど、ちょっと遠いところのもの。
は それよりも もう少し身近な 自然の色 という感じがする。




ちなみに
この「もみじ」がある場所は、東慶寺の奥の方で、
実は、この木々の下は、“お墓” である・・。



そのせいか、ちょっと陰気な場所なんだけどね。
でも、秋になったら、紅葉して きれいかもしれないね。



おまけ:


こちらは 入り口付近にあった、「さざれ石」
“さざれー いしのー いーわーおーと なーりてー” 国歌に詠まれている石か。
(↑「さざれ石が巌となって《→小石が岩となる程に長い時間》」の意)




「さざれ石」っていうのは、石の種類であり、固有名詞ではないんだけどね。

   小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ、
   1つの大きな石の塊に変化したもの。
   「石灰質角れき岩」とよばれる。 (Wikipediaより(こちら))

なんでその「さざれ石」が、こんなところに こんな大事に飾られているのだろう? と思ったら
この立て看板の解説によると、
国歌発祥の地の石 云々~ らしい(肝心な部分が 草で隠れてしまっている気がする)。



〈「鎌倉駅前・豊島屋3F〔和風茶寮 扉〕」に つづく〉

東慶寺のイワタバコ〔鎌倉10〕

2007-06-13 12:27:09 | 鎌倉散策


〈「東慶寺のあじさい 」の つづき〉


あじさいを見ながら東慶寺を歩いていくと、
不意に「崖」が。
そして、その崖面には、たくさんの紫色の花が咲いていた。


イワタバコ(岩煙草/いわたばこ)







実は、私
この花のことを記事にするかどうか ちょっと迷った程、
この花を「気持ち悪い」と感じている。
なんだろ? 
例えば、
もしも プレゼントされたら、呪われそうな花 とか
そんな感じ?

(この植物には大変申し訳ないです

この「いわたばこ」
崖や岩などの厳しい環境の下で咲くところや、
小さいけれども特徴的な、主張する花の姿などを見て
どことなく高山植物を彷彿させるなと思った。

そういえば、
私は元々「高山植物」も それほど好きではないのだった。
「どうして」なのか、理由はわからないのだけれども
生理的に好みではないということなのだろうか。

ちなみに、
「イワナ(岩菜)」と呼ばれる山菜らしい。(初めて知った!)
へぇ~ 食べられるのかぁ。 
う~ん…  (これを食べることを想像すると)やっぱり気持ち悪い。

白花のものもあるらしい。
ネットで画像を見たのだけれど、
白花の方は クセがなくて、普通に きれいかな。


崖の様子はこんな感じ↓




(この写真↑は、sunny 撮影)

そうそう、
下の2枚↓も、sunny が撮影したものなのだけど




私の写真のような ‘おどろおどろしさ’ のようなものが ない!

sunny が撮影した写真を見て、
ひょっとしたら、
“私がこの花のことを気持ち悪いと思っているから この花が 気持ち悪く撮れてしまうのかもしれないな”
と思った。

写真って、面白いもの。
同じものを撮影しても、人によって全然違う写真になる。
不思議と、撮影した人が感じたものが出てきてしまう ということか。

写真って、ものすごく客観的に事実を表すものだと思いがち。
でも実は、意外と主観的なものかもなぁ と改めて感じた。

たぶん、
「おいしそう」だと思えばおいしそうに撮れるし
「かわいいな」と思って撮れば、かわいく写るんだ。きっと。


〈「東慶寺の もみじ」に つづく〉