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いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

激しい雨の様子・部屋の窓より 【スイス旅行記】

2008-05-26 11:35:57 | スイス旅行記 2007夏


〈「再びグリンデルワルトへ 【スイス旅行記】」の追加記事 〉


旅行中、
デジタルカメラで、少しだけ動画を撮ってみたのですが、
その動画の形式は、「MPEG1」。

これを gooブログに載せるためには、
「AMC」、「3GP」、「3GP2」
いずれかの形式に変換しなければならないのです。

“QTConverter”というフリーソフトを見つけ、
ダウンロードして、早速 データ変換してみたのですが(←ここまでは 割とサックリ完了)
出来上がったファイルを再生してみたところ・・・
音声が出ない 

これ以上の時間を割くのは無理です。
変換は諦めました。

このままの形式で載せることができないだろうか?

以前に登録のみ行っていた幻のブログに、試しに
オリジナルデータをアップロードしてみました。(←編集画面の使い勝手がpoorで、案外これに時間がかかりました)

どうしょうもない映像、
しかも
向きが横!! (苦笑) ですが
どうか ご了承下さいませ。
(首を左に傾げてご覧下さい)

貴重な午前中、1時間半にも及ぶ (今日の今後が 激しくやばい (+_+;;) です)
試行錯誤の結果が
このブログに全く現れないのは悔しいので…

載せておきます。

“これぞ土砂降り”といった感じの激しい雨の様子は 伝わるかなぁと思います。



 ↓ クリックすると いきなり開いて音が出るので注意!! 

  ×× http://phrase-fleur.up.seesaa.net/image/MOV09377.mpg

 *尚、私のPCでは(WindowでもMacでも)見ることができましたが、ご覧になれない環境の方には申し訳ありません。



**改めて mooom.jp の方に載せ直しました**
  
  こちら → http://mooom.jp/phrase-fleur/movies/movie/8628kpH72/

ホテルで夕食 【スイス旅行記】

2008-04-19 19:28:17 | スイス旅行記 2007夏
          幸せの紅茶。外は雨。


〈「再びグリンデルワルトへ 」の つづき〉


午後、山の上から地上に下りてきた時には、
強い日差し で、蒸されるほどの暑さだったのに
(いや、むしろ、だった「ので」? )
ホテルに戻ってしばらくすると、外は大雨。
いわば、真夏の「夕立」といったものなのでしょう。

時刻は19時をまわったところ。
お店のあるグリンデルワルトの駅方面へは、歩いて15分以上。
ホテル内のレストランで Dinner をすることに決定。
迷いは ありませんでした。



レストランの窓より。 

雨の中、駅と電車が見えます。
こちら(「ホテル到着後 散歩へ <グリンデルワルト> 」)にも載せましたが、
この駅は、グリンデルワルト駅の隣駅「Grund Bahnhof(グルント駅)」だと思います。

レストランには、既に
同じツアーの Xさん夫妻が いらっしゃいました。
チーズフォンデュを召し上がったということでしたが、
夫人曰く、ワインが きつくて大変だったとか。
そのくせ
「おいしいですか~?」と、
ウエイターさんが いちいち(陽気に)確認しにくるので、
心理的負担が上乗せされたらしい。 (←わかるわかる)

そう、
本場のチーズフォンデュは、
チーズをのばす白ワインの割合が 凄いんですよね。
大抵の日本人の口には、とても合わないらしい。
(夫人が言うには、ワインがきついことを承知で挑戦したけれども、どうにもダメだったらしい)
そんな理由で、
私達のツアーでもそうでしたが(「夕暮れ時のアイガー北壁」:前日の夕食記録あり)
ツアーの食事が、
有名な「チーズフォンデュ」ではなくて「オイルフォンデュ」になっていることが多いそうです。



紅茶です。
温かく、ほんのり甘くした紅茶。幸せでした。



うおおっ! やっぱり現れました。
赤い角切りの物体。(酢漬けビーツ?)
そういえば、レストランは 所詮、前日の夕飯のレストランと同じだったのでした。

「ゆで卵のミックスサラダ」です。8CHF。



私が注文した「オリーブオイル、にんにく、チェリートマトと自家製ハーブのスパゲッティ」 19 CHF。
やられました。リアルに3人前ぐらいの量。
さすがに全部食べきるのは無理でした。(残すの嫌いなのに



そして、こちらはsunny 注文の料理。

これが、とお~ってもっ! おいしかったんです!!

スイスの伝統料理に、
「Geschnetzeltes (ゲシュネツェルテス)」 という
仔牛とマッシュルームをクリームソースで煮込んだものがあるそうです。
(レシュティ(ロスティ)という、ジャガイモの細切りを焼いたものを添えてあることが多い)
ここでは、その仔羊バージョンでした。

あ~~、失敗した。 (¬、¬)
(ことに食べ物に関しては尚更)負けず嫌いの私ですが、
ここは素直に負けを認めようと思います。

34 CHF。
一皿 3600円です。高いんです。
「安く、少なめで」っていう 控えめな気持ちが、
逆に(しかも真逆に)アダになりました。

(この料理は 割と、当たり外れなく、日本人の口に合うのではないでしょうか。
 スイス (やドイツ語圏の国) へ行った時には 是非。)




雲の中から、アイガーが再び姿を現しました。


相変わらず、アイガーは絵になります。

実は、この写真の撮影時刻は、20:45。
曇り空ではありますが、まだ日が沈む時刻ではありません。
日が長いのです。


夕食後、雨が止んだので、例の「お祭り」に出かけることにしました。
お祭りに関しては、不思議とsunny の方が積極的です。
私は・・・
この日は、朝から、高山へ行ってハイキングをして・・・
だいぶ活動していますからね。
もう十分で、別にどうでも良いなーと。
正直 ちょっと面倒だな、という気持ちと、
せっかく来たからには 一応見ておこうか、という気持ちが半々。

     



再びグリンデルワルトへ 【スイス旅行記】

2008-04-02 10:50:55 | スイス旅行記 2007夏
        グリンデルワルトの「準」シンボル “シュレックホルン”


〈「クライネシャイデックにて 」 の つづき〉


朝、グリンデルワルトを出発し、
登山列車に乗って雲の下を進み、
ユングフラウヨッホから個性的な山々を望み、
スイス・アルプス・ハイキングを楽しんだ
本日の旅。

再びグリンデルワルトの駅に戻ってきました。

本日は、ここで解散です。
時刻は、午後3時をまわったところ。
これ以降はフリータイム。夕食も自由です。



こちらは「シュレックホルン」

あれ?
なんだか
今まで見ていたのとは 別の山のよう。
これまでは、何となく
「面白みのない壁山」と思って見ていた節があったのに。

 (参考:
 ・ホテル到着後 散歩へ <グリンデルワルト>
 ・ホテル部屋より <グリンデルワルト>
 ・朝、ホテルから見える山々

日の光を浴びているせいもあるでしょうか。
それに、たぶん、
緑や花の色が鮮やかな
グリンデルワルトの街の背景となっているせい。
山が生き生きして見えるような気がします。

そうそう、実は・・・

「グリンデルワルト」というと、
日本では「アイガー」が有名のようですが、
グリンデルワルトでは、
この「シュレックホルン」の方が、
シンボル的な存在らしいです。

これを知った時には、
「へ~? アイガーじゃないんだ~」
と思ったのですが、
こうやって今 改めて見ると、納得。 

 ↑以上は誤りで、シンボルは「ヴェッターホルン」の方でした。





この辺りのお店で、買い物をしました。

でも、割と “必死”(←いつも?)でした。
まず、トイレに行きたかったのと(この写真の右の方に写っているのがそうですが)
とにかく 暑い!! ことでした。

まさに「蒸されている」という表現がぴったり。
高山からの帰りなので、
ウインドブレーカー、その下にも長袖を着込んで…
という感じで山から下りてきたところなんですよ。

それが、いきなり ここで、外は真夏。
ウインドブレーカーを脱いだ時の
もわっと湿気が解放される感じ、
「うわ~ 蒸されてた~」という感覚は、今でも忘れられません。


買い物後
再びグリンデルワルト駅です。


シュレックホルンを背にした グリンデルワルト駅。

ここから ホテルへ歩いて向かいます。

行きは、15分ほどだった道のりですが
帰りは上り坂。しかも暑い。それに疲れが加わって、
倍ぐらいの時間がかかったように思います。




買ってきたドリンクです。


“Green Tea with Shizandra”(左)
“Green Tea with Cranbery”(右)
って書いてあります。

一見、アジアを意識したデザインのパッケージなのですが
よーく見ると・・・
一体どこの国の言葉なのでしょう?
雰囲気もインド…? タイ…とか?…東南アジア風?

あれ?
「緑茶」の起源って一体どこだったっけ?
なんて考えてしまいました。

味は・・・
おそらく、日本のこういう製品だったら
「お茶」に、繊細に風味が付けられているようなものになるでしょう。
でも、ここは日本ではなかったのでした。
“Green Tea”の定義ってなんだろう?
思わず疑問が湧いてしまうような
甘ーいジュースでした。

ちなみに、調べてみたところ、
「Shizandra(シザンドラ)」は、
その実が健康食品として使われている植物のようです。
日本では、ほとんど知られていない植物ですね。


あとは、鞄(かばん)を買いました。2つも。
別に、特別なブランド物というわけではないのですが。
実は今回、ハイキング用のリュック以外に「小バッグ」を持ってきていなかったのです。
(準備に時間をかけられる時ほど、最後の詰めが甘かったりするもの)
個人旅行だったら、すべてリュックで通していたかもしれませんが、
ツアーだと、周りは日本人の集団なので、何となく恥ずかしいなっていう感じが…。
朝食とか夕食とか、その度にリュックを持って行くのが。

最初のお店で、1つ買った後、
次のお店で「これ!」と思うものがあって。
で、2個になりました。
でも、「これ!」と思った方は、日本へ戻ってからも重宝しているので
買って良かったです。
「必要に迫られてちょっと買う」にしては結構高かったのですが。
(12.90スイスフランだったので、当時のレートで13700円位?)

“これは鎌倉散策用” って
(鎌倉散策にそうそう行きたいわけでもなかったのに)何故か感じた直感通り、
使い勝手がとても良いんです。
デジカメや携帯、カード類が取り出し易かったり。
sunny 曰く、
“アルプスの山で救助犬のセントバーナードが首に提げているような医薬品を入れる鞄”
のようだそうです。
うーん・・・ そうかな?



ところで、
ホテルの部屋に戻ってから1時間ほどで
外はこんな具合に。




屋根や地面に叩きつけられる水しぶきの激しさが
写真でもわかるぐらいの大雨です。




朝、きれいに見えていた山々の姿も まったく見えません。

ちょうどこの日は水曜日。
グリンデルワルトではお祭りが行われる日ということで
再び出かけるつもりだったのですが…。
そして、グリンデルワルトの街で食べるつもりだった 夕飯はどうする…?


クライネシャイデックにて 【スイス旅行記】

2008-02-12 08:40:43 | スイス旅行記 2007夏


さて、1時間程度のスイスアルプス・ハイキングでしたが、
間もなく終点です。

クライネ・シャイデックまで もう少しというところで、


あ! あれは・・・


「ヴェッターホルン」が見えました。

(参考:
 「ホテル到着後 散歩へ <グリンデルワルト>
 「ホテル部屋より <グリンデルワルト> 」 )

この時には まだ
山の名前を サッパリ把握していなかった私でさえ
あ、あの山は!
と認識できるほど、特徴的で、かっこいい山です。


「お花畑」です。
日本の いわゆる「雑草地」と、同じような、違うような…。


クライネ・シャイデックに到着しました。



お昼ご飯!

「ベルナープラッテ(Bernerplatte)」という料理。
その名の通り “ベルン地方”を代表する郷土料理だそうです。

ポトフの中から野菜と肉を取りだしたような感じです。
マスタードをつけて食べます。


あとは、スープとプリン。

そして、

ドリンクは紅茶にしました。
人生初の「水が合わない」疑惑が生じていたので
温かい飲み物の方が良いかなあ、と。

ちなみに
ここのレストランは、団体客で一杯で
座席がぎゅうぎゅう。
身動きがとれないぐらいでした。
でも、歩いた後の食事。
とにかく必死で食べていたような覚えがあります。


昼食後は、少しの間 自由時間です。



ヴェッターホルンと、その下に広がるグリンデルワルトの村が見えました。



「クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)」駅は、こんな感じです。


こちらでは もう おなじみとなった カナリア色の列車。


列車に乗ったところです。



列車の中より。
写っている山は「シュレックホルン」なのですが、
どうしてこんな写真を撮ったのだろう? と思ったら


パラグライダーでした。

鮮やかなオレンジ色です。
そういえば、
インターラーケンで見たパラグライダーも こんなオレンジ色をしていました。 (参考:「インターラーケンにて」)

どこから降りてくるのでしょうね。
高ーい山の上から降りてくるのでしょうか。
怖い?  でも 気持ちよさそ~
いつか、死ぬ気で飛んでみたい。



行きには、どんより曇り空の下、
一抹の不安を抱えながら上っていった線路。

今度は、満足感と若干の疲労を抱いて
グリンデルワルトへと下ります。

     ----     




スイスアルプス・ハイキング(2) 【スイス旅行記】

2008-01-14 19:42:54 | スイス旅行記 2007夏
       ハイキング風景。皆 思い思いに楽しむ。


〈「スイスアルプス・ハイキング(1) 」の つづき 〉


私達は 25人のツアー集団でしたが、
ハイキングのペースは、比較的ゆったりしていたように思います。
山岳ガイドの方の先導ということで、
前の方で、その説明を聞く方もいれば、
三脚をセットして高山植物の写真を撮っている方もいらっしゃいました。

山岳ガイドの方の説明が、とても後ろまでは伝わらないので、
花の名前などを後ろに伝えていったりして
さしずめ「伝言ゲーム」状態でした。

“コケマンテマ” という名前の植物があったのですが、
「こけまんてん?」
「こけまん?」
「こけまんじゅう?」((←んなわけない))
かなーり いい加減に伝わっていくのでした。
(語尾が伝わり辛いんですね)

ツアーガイドさんの話では、
前回のツアーでは、
最後尾にいるガイドさんに伝わってきた言葉が
「こけばん!!」
だったそうで・・。

まぁ、仮に名前が正確に伝わったところで
どの植物が「コケマンテマ」なのかは
さっぱりわからなかったりするわけですが。

ちなみに、
前回ツアーガイドさんが担当した同名のツアー(2週間前)では、
雨の中、傘をさしながらハイキングをしたそうです。
ツアーだと日程の融通が利かないですし、仕方ないのでしょうかねぇ。
前回のツアーの話を聞くにつけ、
「お天気に恵まれて良かったな~」と
幸運に感謝するのでした。



タンポポ「みたい」。
全世界に 似たような花があるもんなのかなぁ、なんて思っていました。

旅行ガイドブックに載っていました。

「セイヨウタンポポ」 キク科

なんだ、タンポポじゃん。
しかも日本では、今では「セイヨウタンポポ」が優勢のはず。
いつも見ているタンポポと同じ・・はず・・ 
でも、紫外線のせいでしょうか、違って見えるような気もします。



再び「ユングフラウ」&「シルバーホルン」です。

この写真を撮っていた時は、山の名前なんて 1つも知りませんでした。
でも、心惹かれる山は普遍的なんだろうなー と思います。
きっと、名前を知っていても知らなくても、いつ来たとしても、
この山を撮影していたことでしょう。



また少し下ったところから。


「ユングフラウ」の稜線、
目を ずーっと左にやっていきます。


ユングフラウの「肩」
この写真では真ん中、ちょっと突き出た岩の上に白く光るもの。 (このサイズだと ギリギリ確認できるかどうかだと思いますが)


先ほどまで 私達がいて、「アレッチホルン」や「メンヒ」や「ユングフラウ」を眺めていた
「スフィンクス展望台」です。

 (参考:
 「ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台より
 「スフィンクス展望台より -メンヒ-
 「スフィンクス展望台より -ユングフラウ-
 「天上の雪原(ユングフラウヨッホ・プラトーテラス)」)





駅が近付き、列車を目にすることが多くなってきました。


Kleine Scheidegg(クライネシャイデック)までは もう少しです。





スイスアルプス・ハイキング(1) 【スイス旅行記】

2008-01-13 19:33:46 | スイス旅行記 2007夏


〈「アイガーグレッチャーにて 」の つづき 〉



出発するかしないかのうちに、早速 見つけた こんな花。
ピンク色、風車のような花びら。
高山植物は そんなに好きではない私ですが、
面白い花だなーと 興味を引かれました。

丸い袋状の不思議な雰囲気のつぼみ(かな?) が印象的です。
何かに似ているなと思っていたのですが
「紙風船」?(そういえば、紙風船って、最近見なくなりましたね)
「ほおずき」とも雰囲気が似ているかもしれません。

旅行のガイドブックに載っていました。
この丸い袋は、「つぼみ」ではなくて 「がく」だそうです。
花の名前(学名)は「シレネ・ブルガリス(Silene vulgaris)」
ナデシコ科。
「アルプスではポピュラーな花」だそうです。


こんな感じで出発です。
とりあえず、真ん中よりもちょっと後ろの位置にいます。


ご覧のように、結構 見通しが良い場所を歩いていきます。
自分達がこれから行く先の道も見えますね。
この写真でも、遠くの道に 人の姿が確認できると思います。

日本で「ハイキング」というと、
森林の中を歩いていくことが多いように感じます。
「これってハイキング? 山登りじゃん」と思うことが多いような・・
それに対して、ここでは ある意味
私達が「ハイキング」と聞いてイメージする通りの「ハイキング」かもしれません。


振り返れば 先ほどの「メンヒ」&「アイガー氷河」


雲が一刻一刻とその形を変えるので、
山の表情も、見るたびに違うのです。


そして こちらも再び
「ユングフラウ」&「シルバーホルン」


しばらく歩くと、
目的地である「Kleine Scheidegg(クライネシャイデック)」が見えてきました。
見えていても、着くまでには時間がかかるんですけれどね。



出発地「Eigergletscher(アイガーグレッチャー)」からも見えましたが、
はるか向こう、断崖の上に「ミューレン」という村が見えます。

(わかりにくいので拡大してみました↓)

この「ミューレン」には、何故か sunny が興味を示していました。
「是非 行ってみたい」そうです。
帰国後の今でも言っています。 ・・何故?
そういえば sunny は、割と “谷間地形”だとか“崖っぷち”だとかが好きなのでした。
人の好みって不思議なもの。 私は 特別に好きではないなあ。



ナイスショット かな って思います。
山と人との対比、空と草原の対比をお楽しみ下さい。




この山は、こちらでは もう おなじみの「メンヒ」ですね。


この写真一枚をとってみても、
何故か“のどか” な雰囲気なのです。
後ろに見えるのは 荒々しい4000m級の山のはずなのに、不思議ですね。



スイスアルプス・ハイキング(2)」へ つづく


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アイガーグレッチャーにて 【スイス旅行記】

2008-01-11 21:22:37 | スイス旅行記 2007夏
        アイガーグレッチャーから見た「ユングフラウ」


〈「天上の雪原(ユングフラウヨッホ・プラトーテラス)」の つづき 〉



売店で、リンツのミルクチョコレートを買いました。
でも実はこれ、日本でも良く見るものですね。
(東戸塚のTHE GARDEN でも 315円で売っていたりします)


ユングフラウヨッホ駅を後にし、
これから列車で岩壁の中のトンネルを下ります。
そう、行きに、「アイガー」や「メンヒ」の中を通って来たコース。

 参考記事:
 「登山列車に乗る ~雲行き怪し~
 「登山列車に乗る ~雲上世界へ~



列車の中では、
例の パンパンになったコアラパンの袋を
針で突いてみようと 大盛り上がり?

結果は、意外と地味でした。(動画まで撮っていたのに‥)
風船のように パンッ! って割れるわけではないですからね。



到着しました。アイガーグレッチャー(Eigergletscher)駅。


行きには、かなり雲が多かった この場所ですが・・・   



山が 良く見えました!


上の写真左側、この山は、実は「ユングフラウ」です。

「ユングフラウヨッホ」から見えた「ユングフラウ」とは
全然違うので、あれー? と思いますよね。(参考:「スフィンクス展望台より -ユングフラウ-」)
実は、先ほどの展望台から見えた「ユングフラウ」を
“裏側”から見ていることになるのです。

ちなみに、行きに雲の中から頭が見えたのは、この山だったのですね。
(「登山列車に乗る ~雲行き怪し~」参照)


そして、上の写真右側の、この白い三角の山は…


もしや!?
あの グリンデルワルトでアイガーの右に見えた
シルバーホルン! (「朝、ホテルから見える山々」)


「メンヒ」です。
こちらは、何となく
「ユングフラウヨッホ」で見たのと同じ面影を感じます。
山肌が曲線で、柔らかい感じがするんですよね。(「スフィンクス展望台より -メンヒ-」)

手前に見える雪渓は、アイガー氷河(Eigergletscher)です。
その名も、ここの駅名と同じ「Eigergletscher」(アイガーグレッチャー)
“gletscher”(グレッチャー)って、ドイツ語で「氷河」の意味なんですよね。
(英語では“glacier”)


雲が晴れてきました。
ここでは、あまりにも山が素晴らしかったので
ガイドさんの説明 そっちのけで写真を撮っていました。ごめんなさい。


はるか向こうには、断崖の上にある村「ミューレン」が見えます。



時刻は ちょうどお昼。
ここから、Kleine Scheidegg(クライネシャイデック)まで、
一駅分、標高約250mを下るハイキングです。



スイスアルプス・ハイキング(1)」へ つづく


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天上の雪原(ユングフラウヨッホ・プラトーテラス)【スイス旅行記】

2007-12-12 20:00:41 | スイス旅行記 2007夏
     てっぺんに見えるのは、先ほど私達がいた「スフィンクス展望台」/奥に見える山は「ユングフラウ」



〈「スフィンクス展望台より -ユングフラウ-」の つづき 〉


さて、やってきました。


コアラパンの向こうには、広がる雪原。
そして、その向こうには、ギザギザの山が見えます。
このとても特徴的な山の名前は
「Trugberg(トルックベルク)」というそうです。


バナナバウムです。
こちらは、ここで sunny によって食されたような記憶があります。


後ろを振り返ったところです。
右下に見える出口から、私達が出てきた この場所は

「プラトーテラス (Plateau Terrace)」

ここでは、雪の上を歩くことができます。

               

登山列車に乗ってこちらに上って来た時の
怪しかった雲行きはどこへやら。
ここに来てからは
とっても良いお天気!

紺碧の空の下、白い雪の上を歩くのは、
とても気持ちが良い!  
まさに、天空の雪原を歩く感じ。

「もうこの後 何も見えなかったとしても…
 ここで日本へ帰ったとしても悔いはないね」

大満足でした。
約1時間という短い自由時間
他の場所には行かず、ここに来て良かった!

アイスパレス(氷の洞窟)とか、人工の物はいつでも見られるので。
お天気が良ければ是非。ここに来るのがお勧めです。

sunny も 大満足の様子。



雪玉を投げるsunny



光る雪玉





雪原、青い空と山、そして、小屋に立つ赤地に白のスイスの国旗。
良い感じ。お気に入りの写真です。
このギザギザの山=Trugberg(トルックベルク)をはじめ、
メンヒや、アレッチホルン~それに続くアレッチ氷河なども、とてもきれいに見えました。
(ただ、ここでは 私達が写っている写真ばかりで、あまり紹介できないのが残念ですが)




てっぺんに見えるのは、先ほど私達がいた「スフィンクス展望台」



そして、ここでも見えました。大好きなアレッチホルン! (「ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台より」)
雲が ちょうど
アレッチホルンが ハァッと白い息を吐いているように見えました。

(スフィンクス展望台から見た時にも そう思ったのですが)(こちらの写真↓)



実は、このスイス旅行記の “INDEXページ” のtop画像に使っている
アイガーの写真(=この翌日朝に撮影することになる写真)もそうなのですが(「スイス旅行記 2007夏 INDEX」)
高い山にこんな感じの雲が見えることがあるんですよね。
まるで火山の煙のように。ちょっと不思議で面白いですね。




アイガーグレッチャーにて」へ つづく


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スフィンクス展望台より -ユングフラウ- 【スイス旅行記】

2007-12-05 15:16:27 | スイス旅行記 2007夏
ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台より望む「ユングフラウ」/紺碧の空


〈「スフィンクス展望台より -メンヒ- 」の つづき 〉


私達が いるのは、
「ユングフラウヨッホ」 のスフィンクス展望台。


そして、電線に止まっているこの鳥サンの奥にある山は


「ユングフラウ」

・・・ん?

そう、調べてみたところ
「ヨッホ(joch)」というドイツ語は、
「肩」「山の尾根/鞍部」という意味
(つまり「ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)」は、「乙女の肩」の意) だそう。


なるほどねー
私達は、ユングフラウの「肩」から、ユングフラウの「頭」を見ているわけね。



そんなわけで、
近過ぎて、
「え? これが?」という感じで、
この時には、この山を見ても、正直 あまり何とも思わなかったのです。


でも今こうやって改めて写真を見てみると、なかなか良いですね。
青空が凄い。
「青色」ではなくて もはや「紺色」という感じ。

そういえば「紺碧の空」っていう表現があったっけ。
♪こ~んぺきのぉ~ そら~
って。(調べたら「早稲田大学の第一応援歌」だそう)


この尾根の感じ。
スイスの「ユングフラウ」としての映像や画像が流れる時、
この角度からの映像がよく出てくるようです。(帰国後しばらくして気づいたことですが)
もっとずっと離れたところから撮影する映像ですが。
今は近過ぎるところにいるので。


山の向こうには雲海が広がっています。




今 自分が立っているところ。
足下はこんな感じです。
私は、高いところは あまり怖くないんだな と思いました。


雲と絶壁の はるか下に見える街。
こんな光景を見ても、それほど怖いとは感じなかったかな。



さて、
このユングフラウヨッホには、スフィンクス展望台の他にも
色々と楽しめるスポットがあります。
中も、結構広いのです。


*この画像は、クリックすると拡大します

『るるぶ情報板'08 スイス』にも

こんな風に、色々な楽しみ方が載っているのですが



この中で、私達が選んで向かった先

ジャーン!



コアラパンと共に来た この場所は・・・



天上の雪原(ユングフラウヨッホ・プラトーテラス)」へ つづく


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スフィンクス展望台より -メンヒ- 【スイス旅行記】

2007-11-10 20:17:08 | スイス旅行記 2007夏
       ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台より -メンヒ(Mönch)-


〈「ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台より」の つづき 〉


前回の記事を読み終わったsunny が、
「アレッチホルン だけじゃん」とツッコミ。

そう言うのも当然かもしれません。
一般に 鑑賞するべき(?) とされている(=有名な)山は
別にあるのでした。

その1つが 「メンヒ(Mönch)」(4099m or 4107m)です。
実は、先ほど(前回記事)の“鳥サン”のバックにあったのは
この山です。

とても近くにあるので、これ以上「ひいた」画は撮れませんでしたが、
その分、迫力が伝わるかもしれません。
(こういう時に、広角レンズが付くような良いカメラがあれば良いのですが
 ごくごく普通のデジカメしかないので…)

また、こちら(「登山列車に乗る ~雲上世界へ~」)で追記としても書いた通り
位置的には、アイガーの隣にあり
登山列車の「アイスメーア」駅が(山の中に)あります。


ちなみに、例の案内板では、

左端にありました。

まぁ、この山は 案内板で確認するまでもないのですが、一応。





太陽の光でできた 陰-日向と
濃-淡 =積雪の白-山肌部分の黒 が あいまって
とても印象的でした。

この山、「アルプスの修道士」と言われているそうです。
そんな風に見えるかな?
もっとも、山は、
見る角度によって まったく異なる。
特に、スイスのこの辺りの山は そうなんですよね。
例えば、アイガーは、
北側から見ると1枚の壁のようですが
実際には そうでもないのですよね。

これは、スイスの山に来て
(正確には、帰国後に sunny の見ていたGoogle Earth で
 スイスの山々を 色々な角度から見て)
初めて気がついたことでした。

それに対して、日本の山…
例えば、噴火口が真上にある富士山のような山は
どの方角から見ても形は三角形△ですからねぇ。




この写真では下の真ん中、
一つ前の写真では右下に、人の姿が見えます。


(3倍ズームで撮影してみました)

「うわ~! 人だ~!!」 って 結構 感動して見ていたのですが
今になって、よーく見てみると
皆、案外軽装で、余裕綽々と歩いている雰囲気も。
ひょっとすると、どこかに 簡単に雪原へ出られるところがあって
そこから歩いて来ているだけかも?




スフィンクス展望台より -ユングフラウ-」へ つづく


スイス旅行記 2007夏 INDEX へ戻る