グリンデルワルトの「準」シンボル “シュレックホルン”
〈「
クライネシャイデックにて 」 の つづき〉
朝、グリンデルワルトを出発し、
登山列車に乗って雲の下を進み、
ユングフラウヨッホから個性的な山々を望み、
スイス・アルプス・ハイキングを楽しんだ
本日の旅。
再びグリンデルワルトの駅に戻ってきました。
本日は、ここで解散です。
時刻は、午後3時をまわったところ。
これ以降はフリータイム。夕食も自由です。
こちらは「シュレックホルン」
あれ?
なんだか
今まで見ていたのとは 別の山のよう。
これまでは、何となく
「面白みのない壁山」と思って見ていた節があったのに。
(参考:
・
ホテル到着後 散歩へ <グリンデルワルト>
・
ホテル部屋より <グリンデルワルト>
・
朝、ホテルから見える山々 )
日の光を浴びているせいもあるでしょうか。
それに、たぶん、
緑や花の色が鮮やかな
グリンデルワルトの街の背景となっているせい。
山が生き生きして見えるような気がします。
そうそう、実は・・・
「グリンデルワルト」というと、
日本では「アイガー」が有名のようですが、
グリンデルワルトでは、
この「シュレックホルン」の方が、
シンボル的な存在らしいです。
これを知った時には、
「へ~? アイガーじゃないんだ~」
と思ったのですが、
こうやって今 改めて見ると、納得。
↑以上は誤りで、シンボルは「ヴェッターホルン」の方でした。
この辺りのお店で、買い物をしました。
でも、割と “必死”(←いつも?)でした。
まず、トイレに行きたかったのと(この写真の右の方に写っているのがそうですが)
とにかく 暑い!! ことでした。
まさに
「蒸されている」という表現がぴったり。
高山からの帰りなので、
ウインドブレーカー、その下にも長袖を着込んで…
という感じで山から下りてきたところなんですよ。
それが、いきなり ここで、外は真夏。
ウインドブレーカーを脱いだ時の
もわっと湿気が解放される感じ、
「うわ~ 蒸されてた~」という感覚は、今でも忘れられません。

買い物後
再びグリンデルワルト駅です。

シュレックホルンを背にした グリンデルワルト駅。
ここから ホテルへ歩いて向かいます。
行きは、15分ほどだった道のりですが
帰りは上り坂。しかも暑い。それに疲れが加わって、
倍ぐらいの時間がかかったように思います。

買ってきたドリンクです。

“Green Tea with Shizandra”(左)
“Green Tea with Cranbery”(右)
って書いてあります。
一見、アジアを意識したデザインのパッケージなのですが
よーく見ると・・・
一体どこの国の言葉なのでしょう?
雰囲気もインド…? タイ…とか?…東南アジア風?
あれ?
「緑茶」の起源って一体どこだったっけ?
なんて考えてしまいました。
味は・・・
おそらく、日本のこういう製品だったら
「お茶」に、繊細に風味が付けられているようなものになるでしょう。
でも、ここは日本ではなかったのでした。
“Green Tea”の定義ってなんだろう?
思わず疑問が湧いてしまうような
甘ーいジュースでした。
ちなみに、調べてみたところ、
「Shizandra(シザンドラ)」は、
その実が健康食品として使われている植物のようです。
日本では、ほとんど知られていない植物ですね。
あとは、鞄(かばん)を買いました。2つも。
別に、特別なブランド物というわけではないのですが。
実は今回、ハイキング用のリュック以外に「小バッグ」を持ってきていなかったのです。
(準備に時間をかけられる時ほど、最後の詰めが甘かったりするもの)
個人旅行だったら、すべてリュックで通していたかもしれませんが、
ツアーだと、周りは日本人の集団なので、何となく恥ずかしいなっていう感じが…。
朝食とか夕食とか、その度にリュックを持って行くのが。
最初のお店で、1つ買った後、
次のお店で「これ!」と思うものがあって。
で、2個になりました。
でも、「これ!」と思った方は、日本へ戻ってからも重宝しているので
買って良かったです。
「必要に迫られてちょっと買う」にしては結構高かったのですが。
(12.90スイスフランだったので、当時のレートで13700円位?)
“これは鎌倉散策用” って
(鎌倉散策にそうそう行きたいわけでもなかったのに)何故か感じた直感通り、
使い勝手がとても良いんです。
デジカメや携帯、カード類が取り出し易かったり。
sunny 曰く、
“アルプスの山で救助犬のセントバーナードが首に提げているような医薬品を入れる鞄”
のようだそうです。
うーん・・・ そうかな?
ところで、
ホテルの部屋に戻ってから1時間ほどで
外はこんな具合に。

屋根や地面に叩きつけられる水しぶきの激しさが
写真でもわかるぐらいの大雨です。

朝、きれいに見えていた山々の姿も まったく見えません。
ちょうどこの日は水曜日。
グリンデルワルトではお祭りが行われる日ということで
再び出かけるつもりだったのですが…。
そして、グリンデルワルトの街で食べるつもりだった 夕飯はどうする…?