ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

早合点記事の顛末

2004-11-03 02:42:47 | Tolkien・映画
***ROTK SEE超強度ネタバレ要注意。***

これはホントにご紹介しようかどうか,迷いに迷ったのですが,数日前にご紹介したhdr-see.deのネタバレ記事(見ない方がいいかもと書いたヤツ)の事です。
実はなんともな~~な顛末になってしまったようです。
結論から言うと,ホントに見ない方がよかったみたいです。

強度ネタバレとはいいましても,新しいシーンが見つかったという嬉しい話ではありませんので,伏字にはしないでおきます。ROTK SEEについて,いかなるネタバレも見たくないという方は(もう最初の赤字で逃げ出してるとは思いますが(^^;))この辺りで引き返された方がよろしいかと思います。

今日載っていた話の要旨です。
1:映画やコメンタリーなど全てのオーディオトラックを入れたら,何とDVDに収まりきれなくなってしまったので,エピローグ,エルロンド/アルウェンの追加シーン,灰色港の拡張版シーン,等をカットしたそうです。この数日間に流れた写真は,多くがその入りきれないシーンのものだったそうです。

2:それだけなら諦めもつきますが,実はそれらのカットされた場面が残っているバージョンを,WETAのスタッフや出演者にだけ「特別プレゼント」として配るのだそうです。‥‥これは一旦バレてしまったら,ちょっと後味の悪い話ですね。

これは問題の記事の全文です。たまにはへたれ翻訳してみました。(変な日本語お許し下さい)

<ここから>Weta Workshopから警告されてしまいました。なぜならば,私がこの2日間で見つけたネタバレ写真は,「関係者向け特別SEE」からの物だったからです。

ネタバレ写真は削除しました。Weta WorkshopのJ.D.氏は(もちろん管理人はフルネームを知ってますが)私にコンタクトを取り,まず最初に,彼はROTKのネタバレ写真を見てあまり愉快でないと言いました。それ故に私は全てのネタバレ写真を取り去りました。すみません,でも問題沙汰にしたくなかったのでリスクが高すぎます。私を蹴飛ばす事ができるのはNew Lineだけですが,J.D.氏は彼らと電話でコンタクトを取る必要があり,私がトラブルになります。

だから,将来もヨーロッパソースからのネタバレ写真はアップロードしません。(ところでネタバレ写真をアップする以前から今までずっとそのソースにお願いしていました)私のソースはNew Lineに危険はありません。彼は私以外の人に写真は送っていません。彼は映画のコピーもしていません。とてもよい態度です。でも私は新しい写真についてみなさんにお話しようと思っています。文章で書く事を誰も止める事はできませんよね? これだけは言えますが,信用できるものです。

2つのフィルムバージョンについて:ここで言い訳しなくてはなりません,何故なら,私は実際の写真を持っていないのです。でも何をごまかす事があるでしょう? 私は私のソースを信用しています。これは本物です。話を最後までさせて下さい。

先週の週末,私のソースの1人がSpecial Extended EditionのUNRATED DVDバージョンについて話しました。出演者とクルーだけ(New Lineは含まれません。Weta Digital,Weta Workshop等だけです)がそのDVDをこの数日間に手に入れます。

出演者とクルーの為だけに異なるバージョンが作られたのです。ウェリントンで上映されたバージョンは(2004年8月2日,6人,私はそのうち5人を知っています)12月に店頭に出るものではありません。

「関係者向け特別SEE」の上映時間は,4時間55分19秒です。これは12月に出るフィルムバージョンよりはるかに長いです。 それは何故かと言えば「関係者向け特別SEE」はもっとたくさんのシーンがあるからです。エピローグも入っているのです! Elrond/Arwenのシーンも入っています。拡張版のGrey heavens,その他もです!

「関係者向け特別SEE」は映画の現場で働いていた人々にとってのびっくりプレゼントです。Wetaのメンバーですらそんなバージョンが出てくるとは知りませんでした。TTT SEEにも,FotR-SEEにも,そのような「関係者向け特別SEE」は存在しませんでした。

J.D.氏は以前私が聞いた事について認めました。これは,J.D.のメッセージです。

「私はあなたが書いたエピローグの件についてお話したい。そう,エピローグはある。それはオリジナルのフィルムにはあった。私達はそれを準備するつもりだった。しかし,長さのせいではない。フィルムの長さなど無関係だ。ただ単にDVDに空きがなかったからだ。全てのオーディオトラック(5.1 surround, DTS, commentary,etc)を追加したら,空きがなくなった。そこで変更をした。犠牲になったのはエピローグ部分だ。今私達はエピローグの残っているバージョンもまだ持っている。このバージョンはフランとピーターからクルーメンバーへの特別なプレゼントとしてのみ作られた。私はあなたのサイトのレビューについてもチェックした。(そうだ,あなたのサイトも読んだ)ウェリントンで上映されたものについて2つレビューがあるね」

その後,彼は彼自身について描きました。彼は名前を名乗りました。もしやろうと思えばチェックできますが,彼は本物だと思います。私は彼を信用します。(とは言っても,Jedi/Moorerにチェックさせようとは思いますが)

最後に彼はこう書きました。

「あの上映はカットなしバージョンだ。従ってこれらのレビューにある全てのものがSEE版が店頭に出た時に観れるわけではない。そうするとあなたのサイトは失敗者に見えるだろう。ほら,だから,私はエピローグに何が起きたか,事実をあなたにちゃんと確認してもらいたかったのだ」

では,話をまとめましょう。もちろん,私はJediやMoorer氏と一緒に彼と話そうとしました。写真は削除しました。私は協調したいです。映画を観たソースからは新しいイメージはもう来ないでしょう。

12月に出るSEEには,もう最後の大きなカットが変更はありませんでした。エピローグや他の物は既にずっと前から取り除かれていたのです。

私は,12月に観る事のできるSEEバージョンと,出演者と関係者だけの為に特別に作られたSEEバージョンの違いをリストアップしようと思います。<ここまで>

げ~ヒドイ(泣;) なんか12月の一般向けSEEと特別SEEとの違いをリストアップしますと言われても,それこそホントに見たくないネタバレですよね~~。

ところで,TORNから出ているこの記事(これも強力ネタバレなのでご注意下さい)は本物でいてくれよ~~!!と願わずにはいられない,秋の夜長でした。

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