Animal Farm 読書 6章

NapoleonはSnowballが提案したはずの計画を乗っ取って風車の建築を始めました。これは動物達の努力でどうにか進んでいました。また彼らは一生懸命働き，前年よりやや少ないながら十分な収穫を得ます。Napoleonは，風車建築の材料を買うため，禁じられていたはずの人間との取引を始めます。またNapoleon達はベッドで寝ている事が発覚。動物達は彼らが掟に背いているのではないかと気が付き始めます。そんな折，11月のある日，嵐が来て，苦労して建設中だった風車が壊れてしまいます。Napoleonは，あろう事か，これをSnowballのせいだと言い出し，動物達の怒りを引き出し，その怒りのパワーで最建築させようと画策します。

この辺りから，登場キャラの性格もわかってきて，俄然読みやすくなってきました。
Boxerは，Napoleonはいつも正しいと唱えながら何かに憑かれたように働いています。でも何故，理想を唱えたSnowballを姑息な手段で追い出したNapoleon，が正しいと思えるのか，私には理解しかねます。あるいは，ある状況下に置かれると，そう考えるようになるものなのでしょうか。。
そろそろ多少は知恵のある動物達が，Napoleon達の不正に気付き始めましたね。しかし，まだ彼らに逆らうほどの力も知恵もありません。
Napoleon達はある意味人間達より賢いですね。特にずる賢い事を思いつく時は。