ディスク9も好きですが,13はまた格別です。
なにせ,BBC版LOTRを聴くのは,これを聴く為と言っても過言ではありません。(笑)
木の鬚は,新しい時代から取り残されているようで,寂しそうですね。HoMEの初期の下書きでは,黒門前の戦いにエントも参加する予定だったと思いますが,もし参加していたら,何らかの形で一緒にお祝いしていたでしょうから,ここでこんな寂しさを味わう事はなかったはず。‥なるほど,この,何ともな時代に取り残された寂しさ,を,表現したくて,エントを指輪戦争に参加させなかったのですね。
レゴラス,ギムリは,まるで1年か数年に1度の同窓会位のノリでさよならを言って去って行きますね。確かに,よくよく考えてみれば,彼らはその後中つ国ではサム,メリー,ピピン,アラゴルンに会えただろうし,大海を渡った後にはガンダルフやフロドと再会できたかもしれませんし,まあ,いっか。(笑)
アラゴルンが去るシーンはとてもカッコよく,感慨深くで大好きです。育ての親エルロンドとは今生の別れとわかっていて,お互いにクールに別れを交わす所がまたなんとも。。フロドとサムにはまた余計な冗談(笑)を言ってくれる所が暖かくてよいですねぇ。そしてあのバッチィ馳夫さん(笑)も,今や白いマントが似合う男に。風になびくマントが炎のよう‥‥,トールキンさんの想像力‥‥! 1度映像で観てみたいですね。
馳夫さんが王様になったと聞いた時のバタバーさんの反応,いつ聞いてもいいなあ。(笑)
不穏なシャイアに帰って,ひときわ勇ましい声を上げているのはメリーですね。今回は,最初から,メリーとピピンの声がかなりはっきり聞き分けられました。
ガラドリエル様のおみやげをシャイアに撒くシーンの音楽が美しく,うっとりしますね。
最後の旅にサムを連れ出そうとするフロドと,ローズのやり取りを聞いていて,ローズってホントによくできた女性だなあと思いました。男性から見て都合の良い女性(笑)ですが,女性が見ても,こんな人になれたらいいなあと思えるような,優しい人ですね。
‥ラストは特にいいなと思います。いつもここは惚れ惚れ。
ビルボの詩の朗読と,いつも短気な(笑)ガンダルフの,珍しく優しい声。
船が出港するとそこで歌が流れてきますが,"Guided by the lonely star, ..."♪という歌詞がとても素敵で,う~む,原作本文ではありませんね。おそらく,何となく記憶にあるので,ビルボの最後の詩の一節だと思います。(今その本が深い所に埋まってて確認できませんが(笑))
サムの最後のセリフ,"Well, I'm back."は,単に最後の旅から帰ってきたという意味というよりは,指輪の旅がここでようやく終って,全てが元に戻ったという事を意味しているんだなあと改めてわかりました。全てが元に,‥ただ,フロドは1人帰れなかった。。フロドが指を1本失ったのは,これを象徴していたんだ,と,今回初めて気付きました。始めてLOTRを読了してから5年近く。今頃気が付いたか(笑)
HoMEには描かれているエピローグを,正式版に載せなかったのは,このラストの静けさをぶち壊しにしたくない,フロドが戻れなかった事の意味をじっくり考えて欲しい,というメッセージを感じました。
最後にもう1回,最後のトラックを聴いて,また,今頃(笑)気付いたのですが,ローズはやっぱしすごい女性です。サムが1人で帰ってきた事に全く驚いておりません。
なにせ,BBC版LOTRを聴くのは,これを聴く為と言っても過言ではありません。(笑)
木の鬚は,新しい時代から取り残されているようで,寂しそうですね。HoMEの初期の下書きでは,黒門前の戦いにエントも参加する予定だったと思いますが,もし参加していたら,何らかの形で一緒にお祝いしていたでしょうから,ここでこんな寂しさを味わう事はなかったはず。‥なるほど,この,何ともな時代に取り残された寂しさ,を,表現したくて,エントを指輪戦争に参加させなかったのですね。
レゴラス,ギムリは,まるで1年か数年に1度の同窓会位のノリでさよならを言って去って行きますね。確かに,よくよく考えてみれば,彼らはその後中つ国ではサム,メリー,ピピン,アラゴルンに会えただろうし,大海を渡った後にはガンダルフやフロドと再会できたかもしれませんし,まあ,いっか。(笑)
アラゴルンが去るシーンはとてもカッコよく,感慨深くで大好きです。育ての親エルロンドとは今生の別れとわかっていて,お互いにクールに別れを交わす所がまたなんとも。。フロドとサムにはまた余計な冗談(笑)を言ってくれる所が暖かくてよいですねぇ。そしてあのバッチィ馳夫さん(笑)も,今や白いマントが似合う男に。風になびくマントが炎のよう‥‥,トールキンさんの想像力‥‥! 1度映像で観てみたいですね。
馳夫さんが王様になったと聞いた時のバタバーさんの反応,いつ聞いてもいいなあ。(笑)
不穏なシャイアに帰って,ひときわ勇ましい声を上げているのはメリーですね。今回は,最初から,メリーとピピンの声がかなりはっきり聞き分けられました。
ガラドリエル様のおみやげをシャイアに撒くシーンの音楽が美しく,うっとりしますね。
最後の旅にサムを連れ出そうとするフロドと,ローズのやり取りを聞いていて,ローズってホントによくできた女性だなあと思いました。男性から見て都合の良い女性(笑)ですが,女性が見ても,こんな人になれたらいいなあと思えるような,優しい人ですね。
‥ラストは特にいいなと思います。いつもここは惚れ惚れ。
ビルボの詩の朗読と,いつも短気な(笑)ガンダルフの,珍しく優しい声。
船が出港するとそこで歌が流れてきますが,"Guided by the lonely star, ..."♪という歌詞がとても素敵で,う~む,原作本文ではありませんね。おそらく,何となく記憶にあるので,ビルボの最後の詩の一節だと思います。(今その本が深い所に埋まってて確認できませんが(笑))
サムの最後のセリフ,"Well, I'm back."は,単に最後の旅から帰ってきたという意味というよりは,指輪の旅がここでようやく終って,全てが元に戻ったという事を意味しているんだなあと改めてわかりました。全てが元に,‥ただ,フロドは1人帰れなかった。。フロドが指を1本失ったのは,これを象徴していたんだ,と,今回初めて気付きました。始めてLOTRを読了してから5年近く。今頃気が付いたか(笑)
HoMEには描かれているエピローグを,正式版に載せなかったのは,このラストの静けさをぶち壊しにしたくない,フロドが戻れなかった事の意味をじっくり考えて欲しい,というメッセージを感じました。
最後にもう1回,最後のトラックを聴いて,また,今頃(笑)気付いたのですが,ローズはやっぱしすごい女性です。サムが1人で帰ってきた事に全く驚いておりません。
灰色港で流れている歌は、おっしゃるようにBilbo's Last Songで間違いないです。
詩の内容から考えるとちょっと悲しい曲調すぎるかなとも思いますが、あの灰色港のシーンには合ってますね。そもそも灰色港でこの曲を流そうという発想が素敵です。
ロージーがサムが一人で帰ってきたことに驚いてない・・・なるほど、すごいですね!
原作だと、裂け谷に行くフロドを途中まで送って行くような感じだったので、驚かないのもおかしくないかなと思うのですが、ラジオドラマでははっきりとは言ってませんしね・・・
やっぱりあの最後の歌なんですね! そうですね,雰囲気ぴったりですね。ラストを知らずに初めて読んだ時の,読者が味わう最後の寂しさまで思い出させてくれます。
>裂け谷に行くフロドを途中まで
そう言えば,原作にそんな話ありましたね。この頃原作を忘れている事が多いので,ちゃんと読み返さないといけませんね(笑)
映画も驚いてないなあと思いましたが,アレは袋小路屋敷じゃなくて,サムの実家?まあ,サム自身の自宅ですものね。