チョガンの気持ちで・・・・

ここしばらく、１７日の記者試写会でのエピソードや　公開間近の「トカゲ」について紹介を続けています。

そんな中、昨日、写真を送ってくださってる、ＣＨＯＫＯさんから、続いて　あらすじ（シノプシス）

「チョガンの気持ちになって」書かれた文章を送っていただきました。

これまでも、各映画サイトでシノプシスを　いくつか見ましたが、登場人物の気持ちで読めると作品に親しみを感じますね。

ＣＨＯＫＯさん、気持ちのこもった紹介文、ありがとうございます。

２０年、アリを思い続ける　チョガンの心を優しく伝えてくれる、文章です。
映像を思い浮かべながら、お読みください。

（注：文中「○○○」については、映画で確認した方がよいキーワードのようです・・・私もなんだろうか・・と想像中です。）

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僕（チョガン）は彼女（アリ）と初めて出逢った時の事は
随分大人になった今でも、鮮明に覚えている。
大きな瞳で、真実と嘘を見抜いてしまう、同級生たちより小さいくせに
なぜかアリは大きく見えてしまう、そんな子だった。
僕たちは、すぐに仲良くなった・・・というよりは
僕が彼女に近づきたかったんで（初恋だったと思う）

僕の家族がソウルに引越す事になった・・
子供の僕には「アリと別れたくない・・僕だけ残る」
そうは両親には言えなかった（その時ほど子供は悲しいと感じた、早く大人になりたいと思った）
僕はアリに「好きだ」と伝える事ではなく、彼女に僕が去った後も
僕と僕と過ごした時間を思い出す”○○○”を別れに送った。
僕もアリも、また会える・・心で願っていれば必ず・・そうこの時思っていた。

そんな僕らが再会したのは・・もう２人が子供の頃のように
虫取りや川遊びなどしなくなった、そんな夏の日だった
子供ではなくなってはいたが、まだ大人でもなかった

アリとは子供の頃からの約束があった。
１つは、アリが勝ってに引く境界線、絶対にこれを僕は守らなくてはならない
心ではこんなもの・・と越えて向こうに行きたいのだが・・
なぜかこれを越えてしまうと、彼女は悲しい気持ちになる、そんな気がしていた
境界線の向こうの彼女はやっぱり、かわいい！！！！
２つ目は、アリが”秘密”と言ったら、死んでもそれは誰にも、父親にさえ話さず
守る事。胸の奥にしまい、口にはチャック！
秘密を話せないのは苦しいが、アリと秘密を共有する事に比べれば
それはたいした事ではないんだ・・（だって僕はずーとアリを○○だから）

僕は彼女との約束をその後も守り続け・・・
いちを大人というものになっていた・・・
心で思っていれば、必ずまた会える・・そう信じていた
どの位あと待てば会えるのだろうか？？？と毎日毎日
来る日も来る日も思っていた頃・・
僕に目の前に突然、僕と同じで少し大人の女性に成長したアリが現れた。

これから先は・・僕にはとても大切な宝物もような時間だった
誰かを好きになると、人はどうしてこんなに色々な気持ちを持つんだろうか？
誰か好きになると、風も空も草原も街も木々も素敵に写るんだろうか？
誰かを好きになると、美味しい物を食べた時、ここに彼女が居ればもっと
美味しいのに・・と思うんだろうか？

運命を僕は信じている、過去も今も未来も・・・

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