いやはや、いやはや、去年はいろいろな大きな出来事が続きましたけど、それでもこうして新しい一年が始まりました。本日は一月一日、年の最初の日。というわけで、『相棒』もスペシャル版。つい今さっき見終わったところなのですが、本当にきさらぎさんがおっしゃっていたとおりで、時間もいつもよりはるかに延長されて、内容もすばらしいものでした。
まだ見ていない方々のためにここではあまり詳しいことは書かないことにしていますが、最後まで手に汗を握るような話の進行、テロリストの活動による資金調達のための子供たちの誘拐かと思われた事件が、二転三転していくところ、一緒に連れていかれた子供たちや、神戸くん、清掃員の若者はどうなる？
最後まで話に釘づけです。まったく意外や意外の話の進展に、長い話なのにあっという間の時間でした。もちろん『相棒』ですから、単なるクライム・ストーリーには終わりません。時代性も、家族愛も、暗闇を恐れていた小さい女の子の成長も、話に織り込まれています。
そうそう、今回は芹沢くんは犯人追跡の途中、撃たれて負傷してしまいます。捜一トリオも身動きの取れない状況で、神戸君の送ってくる手がかりを頼りに、窓際の天才と言われながらも右京さんは事件を解決に導いていきます。さすがです。