Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

冬支度

2008-11-06 13:55:25 | インポート
少し前に、廃品回収があって、布のものも出して良いということでしたので、長年着ないで文字通り「タンスの肥やし」になっていたシャツやら下着やらを思い切って捨てました。少しだけすっきりしたついでに、いちばん取り出しやすい引き出しに長袖の洋服がくる様「衣替え?」もしました。
完全にワードローヴはシャツとTシャツメインなので、薄いか厚いか、半そでか長袖かの違いしかないのが情けないですけれど・・・





母が玄関に活けてくれた花。
彼女はとくに華道を習ったわけではないらしいです。けれど、手馴れた感じだし、娘が言うのもなんですがセンスが良いと思う。見習わなくちゃなあ。


私には、昔の雪国の人たちのように(日本にしろ、海外にしろ)冬ごもりをする生活に対してけっこう強い憧れがあります。
暖かなうちに、野菜を干したり漬けたり瓶詰めにしたりして、薪を小屋にたっぷり用意して、極力外に出ないようにするという。冬の間は編み物をしたり、何か小物を作ったり、強いお酒を飲んだりして過ごします。
(いったいこれはどこの国なんだろう?)

こういう暮らしをするには夏の間の、終わりの無いような労働があるのでしょうし、けっして金銭的に裕福ではないでしょう。だから私のように欲しい本を次から次へと買ったり、夏場暑い暑いと言ってクーラーの効いた部屋にいる人には到底無理だと思う。いえ、勿論この憧れは妄想の域を出ないので、どこかの山小屋へ引っ越したりはしませんよ

でも、おそらく私がピクルスを付けたり、やたらシロップだとかジャムだとかを作りたがるのはそういう憧れのせいかもなと、今日りんごを煮ながら思いました。
お友達のヒロ子さんが、長野に行かれたので、帰りに紅玉を仕入れてきてもらったのです生のままで置いておくと、けっこう早々と傷んでしまうのでケーキに焼きこむように薄甘く煮ておきました。