peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立博物館のノリウツギ(糊空木)&「土偶まんだら」展 2012年7月22日(日)

2012年07月23日 | 植物図鑑

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

約1万年間続いた縄文時代。時期や地域によって異なる多彩な土偶が誕生した。第63回企画展・土偶まんだらでは、縄文時代早期から弥生時代中頃までの土偶を展示しています。うつりかわりゆく岩手の土偶と全国各地の有名な土偶を見比べて観る良い機会だと思います。

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上の看板にある土偶(頭部)は、盛岡市手代森遺跡出土の「遮光器土偶」で、文化庁蔵の国の重要文化財。

土偶は、祈りの道具と考えられ、縄文文化を代表するヒトガタ(人形)の焼物である。考古学が不得意である精神分野の研究に属し、長い間議論の的となってきたが、使われ方に未だ定説はないとのこと。

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(上)「屋外展示」マップの植物園に植栽されているノリウツギ(糊空木)が、花を沢山咲かせていました。装飾花がピンク色の品種もありました。

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(下6つ)装飾花が白色のノリウツギ(糊空木)。

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(下5つ)装飾花がピンク色のノリウツギ(糊空木)。

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ノリウツギ(糊空木) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea paniculata

別名:ノリノキ(糊の木)、サビタ。日当たりの良い山野に生え、高さ2~4mになる落葉低木。葉は対生し、時に3輪生し、長さ5~10cmの卵状楕円形で、先は鋭く尖り、縁に細鋸歯がある。

7~8月、枝先に円錐花序を出し、小形で5弁の両性花多数とその周囲に直径1~5㎝の装飾花をつける。装飾花は白色、時に淡紅色。

園芸品種のミナヅキcv.Grandifloraは花が全部装飾花。用途:庭木、細工物、パイプ、製紙用糊。分布:北海道、本州、四国、九州、南千島、サハリン、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://www.shiretoko.org/05fieldguide/10plant/71880noriutugi.html [知床自然図鑑(植物編)ノリウツギ]

http://homepage3.nifty.com/~rishi/hanagatami/hanagatami-05.htm [色の花筐「ノリウツギ」]

http://www.gardenwalker.com/detafile/species/hydrangea/hydrangea_paniculata.html [ノリウツギ(ガーデンウォーカー)]


岩手県立博物館のネムノキ(合歓の木) 2012年7月22日(日)

2012年07月22日 | 植物図鑑

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

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上のポスターにある土偶は、文化庁蔵・国の重要文化財の大型土偶頭部(盛岡市萪内遺跡出土)ですが、顔の長さが25cmもあり、人間の顔と同じ位の大きさの土偶です。首の部分に割れ口があり、大きな腕や足の破片も見つかっていることから、もともとは全身像だったと考えられています。仮面をつけた顔を表現しており、頬には刺青と思われる文様が描かれ、頭・顎の穴には羽などを刺して飾ったのではないかと考えられており、縄文人の習俗を知る上でも貴重な資料だということです。

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植物園・岩石園には、県内に自生している山野草・樹木を植栽し、さらに県土を構成している代表的な岩石を配置し、散策しながら観察できるようになっています。この日の「今月の植物園」という掲示板にはネムノキをはじめノリウツギ、サルナシなどが紹介されていました。

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ネムノキ(合歓の木) マメ科 ネムノキ属 Albizia julibrissin

山地や原野、川岸などに生え、高さ6~10mになる落葉高木。樹皮は灰褐色で褐色の皮目が目立ち滑らか。枝は太く無毛で横に広がる。葉は有柄で互生し、長さ20~30cmの大形の偶数2回羽状複葉で、羽片は7~12対。小葉は18~29対あり、長さ5~15mm、幅2.5~4mmで革質。縁は全縁で短毛がある。裏面は短毛があり、粉白色となる。夜になると、小葉が閉じて垂れ下がる。

6~7月、枝先に10~20個の花が集まった頭状花序を総状につけ、夕方、開花する。花弁は長さ7~9mmで下部が合着し、短毛がある。雄しべは多数あり、花糸は淡紅色で長さ3~4cmと長い。雌しべは白色の糸状で雄しべより長い。萼は長さ約3mmの筒形で微短毛がある。豆果は長さ10~13cmの広線形で、10~15個の種子が入っている。種子は長さ1~1.5cmの楕円形で褐色。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市青葉2丁目のヒペリカム・イノドラム 2012年7月17日(火)

2012年07月21日 | 植物図鑑

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2012年7月17日(火)、一関市青葉2丁目の一関市立山目公民館から磐井川方面に向かって伸びている道路を150mほど進んだ所の花壇に植えられているヒペリカム・イノドラムと思われる植物が、赤く色づいた実を沢山つけていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.48.710N38.55.42.770&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E9%9D%92%E8%91%892%E4%B8%81%E7%9B%AE&from=ocn_Default&SH=&sw=9 [一関市青葉2丁目(地図)]

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オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum:世界的に450種以上が分布する低木、高木、草本で、落葉または常緑。日本にも代表種のオトギリソウH.erectumが自生。庭園、鉢物材料として多用される種が多い。

ヒペリカム 別名:ビヨウヤナギ、キンシバイ。半耐寒性落葉低木。樹高は80~120㎝。花期は6~7月。長い雄しべが目立つ黄花を観賞する種類、その後につく実の色の変化を楽しむものがあり、それぞれ交配種や園芸品種がある。

ヒペリカム・イノドラム オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum×inodorum  Mill。

イタリア、フランス、スペイン原産の耐寒性半常緑低木。Hypericum androsaemumとHypericum hircinumの自然交雑種。品種が多く、果実が美しい’ピンキーフレアー’、’エルステッド’ cv.Elsteadや、葉色が黄金のサマーゴールドcv.Summergoldが有名。花期:夏(6~7月)。

栽培ポイント:夏の西日を避けて日当たり、水はけの良い場所に植える。暑さには強く、耐陰性もあるが、過湿と水切れには注意する。生長期には緩効性化成肥料を施すが、肥料分が多いと、葉色が濁るので、花後は徐々に肥料がきれるようにして、秋の紅葉、実の色づきを観賞する。春挿しか緑枝挿しで殖やせる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」&下記Webサイトより]

http://www.srs21.com/3d_plant/pages/189_hipericam.htm [ヒペリカム・イノドラム]

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_0_a/535_otogiri_sou/hypericum/inodorum.html#inodorum [ヒペリカム・イノドルム(植物写真館)]

http://ele-middleman.at.webry.info/200706/article_57.html [ヒペリカム・イノドルム(怠け者の散歩道:ウェブリブログ)]

http://www5a.biglobe.ne.jp/~hanaki/hanadouraku/hiperikamuinodorumu.html [ヒペリカム・イノドルム]

http://yoshino.hobby-web.net/hana/summer2/hiperikamu_ino.html [ヒペリカム・イノドルム(四季の花図鑑)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/hipercum-mi0.htm [ヒペリクム・アンドロサエムム]

http://www.hana300.com/hiperi1.html [ヒペリカム・アンドロサエマム写真集]


一関市大東町摺沢のキキョウ(桔梗)’アストラピンク’&紫二重咲き 2012年7月20日(金)

2012年07月21日 | 植物図鑑

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2012年7月20日(金)、一関市大東町摺沢の一関市立大東図書館から100mほど離れた民家の庭に植えられたキキョウ(桔梗)が、花を咲かせはじめていました。アストラピンク紫二重咲きの2品種がありました。蕾が沢山ついていましたので、これから見ごろになることでしょう。

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キキョウ(桔梗)’アトラスピンク’ キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorus 'Sstra Pink'

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キキョウ(桔梗)’紫二重咲き’ キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorus

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キキョウ(桔梗) キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorus

別名:キチコウ、オカトトキ、バルーンフラワー。東アジア原産の耐寒性多年草。日本の山野に自生し、野趣を楽しむ花として庭などに植えられている。草丈は40~100㎝。鐘形(しょうけい)で、先が浅く5裂して星形に開く花を咲かせる。蕾が膨らんだ形が風船のようなので、英名はバルーンフラワー。

栽培管理:風通しの良い、半日以上日が当たる場所で育てる。一通り花が終わったら、半分くらいに切り戻すと、2番花が見られる。花期:6~9月。[西東社発行「色・季節でひける花の事典520種」より]

http://item.rakuten.co.jp/mankai/m01079-39-10p/ [楽天市場:ききょう アストラピンク 約10粒「イングの森」]

http://homepage2.nifty.com/nf1988/shop/kikyo.html [桔梗(キキョウ ナカニシフラワー通販部]

http://www.ysflower.jp/yamatsurihiroba/2008/10/926.html [矯正キキョウ アストラピンク]

http://ameblo.jp/luculia/entry-10131283582.html [キキョウ(桔梗)二重咲き:Jell's Whimsical Blog]

http://yasashi.info/ki_00003.htm [キキョウとは:ヤサシイエンゲイ]

http://blogs.yahoo.co.jp/takabou_yj93/20234328.html [桔梗(ききょう)の花:たか坊の徒然日記:Yahoo!ブログ]


一関市青葉2丁目のヤグルマハッカ 2012年7月17日(火)

2012年07月21日 | 植物図鑑

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2012年7月17日(火)、一関市青葉2丁目の一関市立山目公民館から磐井川方面に向かって150mほど進んだ所の民家の庭(阿部歯科の向かい側)に植えられているヤグルマハッカが、ピンク色の花を沢山咲かせていました。この植物は、茎葉に香りがあり、ハーブティーや料理に使われ、ドライも香りが残るそうです。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.48.710N38.55.42.770&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E9%9D%92%E8%91%892%E4%B8%81%E7%9B%AE&from=ocn_Default&SH=&sw=9 [一関市青葉2丁目(地図)]

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ヤグルマハッカ シソ科 モナルダ属 Monarda fistulosa

シソ科 モナルダ属 Monarda:北アメリカに16種が分布する一年草、宿根草(耐寒性多年草)。茎は直立する。以下の2種など、花を観賞するほか、若い葉をハーブとして利用する種類もある。

モナルダ シソ科 モナルダ属 Monarda :カナダ、アメリカ合衆国原産の宿根草(耐寒性多年草)。高さ70~120㎝、茎は無毛または微毛があり長さ10㎝ほどの葉をつける。葉は卵形、楕円形で鋸歯がある。花や葉に芳香があり、ハーブとしても利用され、ベルガモットの名でも知られている。四角い茎の先に真っ赤な唇形の花がかたまって咲くタイマツバナ(モナルダ・ディディマ)M.didymaやピンクや白色の花をつけるフィスツロサ(和名:ヤグルマハッカ)M.fistulosa、桃色の大きな苞と黄色の花が美しいプンクタータなどがある。花の長さ3~5㎝。

栽培管理:庭植えに向き、日なたから多少日陰になる場所でもよく育つ。乾燥に弱いので、特に鉢植えは夏の水切れに注意。花後、上から2~3節目ぐらいで切り戻すと再び花が咲く。3年おきに株分けする。繁殖は株分け、挿し芽で容易。花期:夏(6~10月)。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=35093588&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市青葉2丁目のヤグルマハッカ(矢車薄荷)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34918253&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:松江イングリッシュガーデンのタイマツバナ(松明花)]