peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市石畑のノウゼンカズラ(凌霄花) 2012年7月27日(金)

2012年07月28日 | 植物図鑑

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2012年7月27日(金)、コープ一関コルザ(いわて生協一関店)(一関市石畑3-1)の大駐車場の北側にある民家の門口に植えられているノウゼンカズラ(凌霄花)が、橙黄色で漏斗形の花を房状に沢山咲かせていました。http://www.iwate.coop/shop/shopmap/shopmap.php?shop=181 [コープ一関コルザ(地図)]

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ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ(カンプシス)属 Campsis:北アメリカや東アジア原産の落葉蔓性植物で、2種ある。茎の節から細い気根を出し、木や石などに吸いついて伸びていく。葉は奇数羽状複葉で対生、小葉には粗い鋸歯がある。

ノウゼンカズラ(凌霄花) ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ(カンプシス)属 Campsis grandiflora

中国原産の落葉つる性木本。古くから庭園や公園に植えられている。茎から気根を出してほかのものに絡みつき、直径約7cmにもなる。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は2~6対あり、3~7cmの卵形で縁には粗い鋸歯がある。

7~8月、枝先に直径6~7cmの橙黄色の花が対生して多数つく。花は広い漏斗形で、横向きに咲く。開花には太陽が必要で、曇りが続くと蕾のまま落ちる。別名:トランペットフラワー。

仲間には、北アメリカ原産のアメリカノウゼンカズラC.radicansとノウゼンカズラの雑種であるカンプシス・タグリアブアナC.×tagliabuanaの品種’マダム・ガレン’cv.Mme.Galenがある。アメリカノウゼンカズラは花筒が細長く、色が濃い。雑種は両種の中間の花色、花筒長をしている。そのほか、アメリカノウゼンカズラに黄花の’フラバ’cv.Flavaや紅花種もある。棚仕立て、フェンス、壁などに這わせたり、鉢植えにもする。大きな花を咲かせるので、夏の花木として人気がある。花期:いずれの品種も、7~9月。

栽培:いずれも病虫害のない強健種。弱光では蕾が落ちてしまうので、水はけがよく一日中日が当たる場所に植える。冬に枝を切り戻す。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]


一関市銅谷町のサルビア・コッキネア 2012年7月27日(金)

2012年07月28日 | 植物図鑑

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2012年7月27日(金)、一関市銅谷町の「銅谷民区」と表示された街路に沢山飾られている鉢植えの植物の中に、他の植物と寄せ植えされたサルビア・コッキネアが、明るい赤色の花を沢山咲かせていました。この場所は、古街道の「追分」だった所のようで、「追分碑」が大事に保存されていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.42.990N38.55.49.410&ZM=8 [一関市銅谷町(地図)

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岩手県立博物館のサルビア・コッキネア 2012年7月22日(日)

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

博物館の玄関前には、他の植物と寄せ植えされたサルビア・コッキネアが、花を沢山咲かせていました。

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シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia :多くは熱帯から亜熱帯に分布し、900種以上に及ぶ大きな属で、わが国にも10種3変種が分布している。宿根性の種が多いが、ときに位一、二年草から木本性低木になるものまである。茎は直立もしくは斜上し、縦線と毛耳がある。葉は全縁、歯牙縁、または羽状全裂し、花苞葉は苞に変わることが多い。花は両性唇形花で群生し、穂状、総状、円錐花序をなすが、まれに腋生する。萼は卵形、円筒形、釣鐘状で2裂し、上唇は全縁または3歯をもち、下唇は2深裂する。花筒は萼に対して超出または内在し、縁辺は2唇裂する。雄ずいは花筒の喉部に着生し、完全雄ずいは2。痕跡雄ずいは花粉がなく、バネの役目をして、昆虫の運んできた花粉を受粉させる仕組みをしている。

サルビア・コッキネア シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia coccinea(=pseudoccinea)

熱帯南アメリカ原産の一年草。草丈1m、分枝性が強く、葉は長さ6cm。花期:6~8月。

主な品種:2色咲きで、萼が上唇白色で、下唇ピンクの’ビカラー’cv.Bicolor、花冠が白色の’ラクテア’cv.Lactea、矮性の’ナナ・コンパクタ’cv.Nana Compacta、赤紫色の’スプレンデンス’cv.Splendens、花色がスカーレットの’ロブスト’cv.Robustなど。

栽培管理:繁殖は種子。最低気温零下1.1~4.4℃。十分に気温が上がってからポットなどにタネを播き、本葉が7~8枚になったら日当たりと水はけの良い場所に定植する(4~5月)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


一関市銅谷町のサルビア・スプレンデンス 2012年7月27日(金)

2012年07月27日 | 植物図鑑

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2012年7月27日(金)、一関市銅谷町の「銅谷民区花壇」に沢山植えられているサルビア・スプレンデンスが、燃えるような緋赤色の花を沢山咲かせていました。この場所は、古街道の「追分」だった所のようで、「追分碑」が大事に保存されていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.42.990N38.55.49.410&ZM=8 [一関市銅谷町(地図)

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シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia :多くは熱帯から亜熱帯に分布し、900種以上に及ぶ大きな属で、わが国にも10種3変種が分布している。宿根性の種が多いが、ときに位一、二年草から木本性低木になるものまである。茎は直立もしくは斜上し、縦線と毛耳がある。葉は全縁、歯牙縁、または羽状全裂し、花苞葉は苞に変わることが多い。花は両性唇形花で群生し、穂状、総状、円錐花序をなすが、まれに腋生する。萼は卵形、円筒形、釣鐘状で2裂し、上唇は全縁または3歯をもち、下唇は2深裂する。花筒は萼に対して超出または内在し、縁辺は2唇裂する。雄ずいは花筒の喉部に着生し、完全雄ずいは2。痕跡雄ずいは花粉がなく、バネの役目をして、昆虫の運んできた花粉を受粉させる仕組みをしている。

サルビア・スプレンデンス シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia splendens

ブラジル原産で、スカーレット・セージscarlet sageともいう。一、二年草で、草丈1m、直立性で、基部は木化する。葉は長さ7cm、1花穂の長さ20cm、2~6の小花をつける。小花柄は外花筒弁12mm、内花筒弁22mm、上唇13mm。この種から現在の園芸品種の多くがつくられている。花期:7~10月。

主な園芸品種:白色の’アルバ’cv.Alba、濃いバイオレットから紫色の’アトロパープレア’cv.Atropurpurea、濃い赤色の’アトロサングイネア’cv.Atrosanguinea、赤と白の2色’ビカラー’cv.Bicolor、矮性でコンパクトな多花性早生系統で白、ピンク、ローズ、パープルなどの花色がある種子系の’ドレスパレード’cv.dressparade、草丈が大きく、大輪花の’グランディフローラ’cv.Grandiflora、早生極矮性で密生し、スカーレット色で種子系の’スカーレット・ピグミー’cv.Scarlet Pygmy、四季咲き性の’センパフローレンス’cv.Semperflorens、矮性で密生し、多花性で開花期間がが長く、種子系の’セント・ジョンズ・ファイアー’cv.Saint John's Fire、また’ドレスパレード・若姿’cv.Dressparade Wakasugata、’スカーレット・シグナル’cv.scarlet Signal、’シズラー・ラベンダー’cv.Sizzler Lavender、’フェニックス・パープル’cv.Phoenix Purpleなど。

栽培管理:繁殖は種子。最低気温零下1.1~4.4℃。十分に気温が上がってからポットなどにタネを播き、本葉が7~8枚になったら日当たりと水はけの良い場所に定植する(4~5月)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


奥州市水沢区黒石町のヒマワリ(向日葵) 2012年7月26日(木)

2012年07月27日 | 植物図鑑

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2012年7月26日(木)、奥州市水沢区黒石町長根の国道343号線沿いの減反中の田圃と思われる所に群植されたヒマワリ(向日葵)が、沢山花を咲かせていました。上の画像は、東北新幹線黒石トンネル下り出口付近。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.13.4.450N39.4.58.710&ZM=&MT=%E5%A5%A5%E5%B7%9E%E5%B8%82%E6%B0%B4%E6%B2%A2%E5%8C%BA%E9%BB%92%E7%9F%B3%E7%94%BA%E3%80%80%E9%BB%92%E7%9F%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB&from=ocn_Default&SH=&sw=1 [奥州市水沢区黒石町の地図]

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(上と下3つ)同じ品種と思われる沢山のヒマワリ(向日葵)に混じって’オータムビューティー’cv.Autumn Geautyという名の園芸品種も花を咲かせていました。

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キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus:主として北アメリカに約70種が分布する一年草、または多年草。属名は「太陽の花」の意。太陽の方向を向いて咲くといわれ、「向日葵」の名があるが誤り。種子のように言えるのは正確には痩果で、食用油や飼料となる。日本へは江戸期に渡来した。別名:ニチリンソウ。

ヒマワリ(向日葵) キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus annuus草丈1~2.5mになる強健な一年草。7~9月に茎端に大きな花を咲かせる。頭花の径は大きなもので30cm以上になり、舌状花は黄色で筒状花は黒紫色。

草丈30~50cm、矮性で頭花15cmほどで多花性の花壇用品種、草丈1.5mほどで頭花15cm前後の切花用品種、極早生で草丈40cmの鉢物用品種など多数育成されている。花色は舌状花の基部が黄褐色で複色のもの、黒に近い赤やクリーム色、蛇の目模様などもあり、花形は完全八重咲きのものなど咲き方も様々で、花粉の出ないものもある。

園芸品種に、’太陽’cv.Taiyou、’オータムビューティー’cv.Autumn Beauty、’サンビーム’cv.Sunbeam、’サンゴールド’cv.Sungold、’サンリッチ・レモン’cv.Sunrich Lemon、’テディー・ベアcv.Teddy Bearなどがある。

栽培管理:移植を嫌うので、4~6月頃暖かくなってからタネを直播きし、間引いて育てる。吸肥力が旺盛なので、特に鉢植えは水や肥料を切らさないように管理する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


北上市文化交流センターのラベンダー’ナナ・スイート’(イングリッシュラベンダー) 2012年7月26

2012年07月26日 | 植物図鑑

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2012年7月26日(木)、北上市文化交流センターの「さくらホール(中ホール)」(北上市さくら通り二丁目1番1号)で、放射線被曝から子どもを守る会・いわて:主催「肥田舜太郎先生講演会~これからを生きてゆくために・内部被曝を考える」という催事があったので、妻と共に参加しました(参加費:500円)。

13:30~16:00時のほとんどが、肥田先生の話でしたが、解り易くてよかったです。難しい演題にもかかわらず良く集まったと言うべきかもしれませんが、参加者は200名ほどでした。しかし、福島県から参加したという人もいて、皆、最後まで熱心に質問などをしていました。私も原発や内部被曝のことについて勉強するために肥田舜太郎・鎌仲ひとみ:共著「内部被曝の脅威~原爆から劣化ウラン弾まで」(ちくま新書541)という本を買って来て読み始めたところです。

http://ameblo.jp/miraieforchildren-iwate/entry-11281646842.html [北上市・肥田舜太郎先生講演会]

http://ameblo.jp/miraieforchildren-iwate/ [放射線被曝から子どもを守る会・いわて]

http://www.sakurahall.jp/ [北上市文化交流センター・さくらホール]

北上市文化交流センターの北側と思われる側に群植されているラベンダーが、(最盛期は過ぎていましたが)芳香を漂わせながら青紫色の花を沢山咲かせていました。

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ラベンダー’ナナ・スイート’(イングリッシュラベンダー) シソ科 ラワンデュラ属 Lavandula officinalis

ラベンダーは英名。北アフリカ、ヨーロッパ南部(地中海沿岸)原産の半耐寒~耐寒性常緑多年草(小低木)で、乾燥したやせ地に生える。根もとは硬く木質化する。ギリシャ・ローマ時代から利用されていたようで、「ラベンダー」は、ラテン語の「洗う」が語源で、古代ローマ時代には浴槽に入れて香りをつけたという。日本では北海道で香料を採るために栽培されてきたが、近年のハーブ人気で、家庭でも栽培され、花穂(かすい)や葉を乾燥して香りを楽しむようになった。

高さは40cmぐらい。茎は細くて硬く、灰緑色の細い葉を対生する。全体に軟毛が密生して白っぽく見える。5~9月、青紫色の小さな唇形花を穂状(すいじょう)につけて芳香を漂わせる。花穂や茎葉からラベンダー油を採取する。

ほかに花穂(かすい)の先にウサギの耳のような苞葉がつくラベンダー・ストエカス’キューレッド’(フレンチラベンダー)、レースのような葉が美しいラベンダー・ピンナタ(レースラベンダー)など多くの品種がある。

栽培管理:市販の苗を購入して植えると簡単。一般に高温多湿を嫌うので、日当たりと風通しの良い涼しい戸外に置き、雨を避けて鉢土を常に乾かし気味に保つ。また高温時に蒸れると株が弱るので、花が開いたら花がらは早めに摘み取り、枝をすかす。挿し芽で株を更新する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」より]