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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのコメツガ(米栂)  2011年11月18日(金)

2011年12月17日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」から本館(管理棟)に行くため「連絡路」を通ったら、「水辺植物見本園」の表示がされている所に「コメツガ(米栂)」などが植えられていました。

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コメツガ(米栂) マツ科 ツガ属 Tsuga diversifolia

日本特産の常緑高木。ツガ(栂)より標高の高い所(ウラジロモミジやシラビソなどと同じくらいの標高)に生え、純林をつくることもある。高さは普通15~20mになる。ツガに似ているが、樹皮は薄く剥がれ、若枝には褐色の毛があり、冬芽の先は丸い。葉はツガより短く、ほぼ長さが揃っている。球果のつき方もツガと違っていて、枝に真っ直ぐにつく。花期は6月。球果は長さ1.5~2.5cm。分布:本州(中部地方以北、紀伊半島)、四国、九州(祖母山)

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/ac26d4a468666bb53692b085b5e0f92a [goo blog peaの植物図鑑:八幡平のコメツガ]

http://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?_mode=edit_entry&id=33723048&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:京都神護寺のコメツガ]

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigi/kometuga.htm [コメツガ(米栂)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%84%E3%82%AC [コメツガ(Wikipedia)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/gymnospermae/pinaceae/kometsuga/kometsuga.htm [コメツガ]

http://kaduno.in.coocan.jp/mediawiki/index.php?title=%C2%A7_%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%84%E3%82%AC [コメツガ(鹿角全科Wiki)]

http://www.ponnitai.com/database/wldata/tsuga_diversifolia/000069.html [コメツガ]


岩手県立花きセンターのツクシイバラ(筑紫薔薇)  2011年11月18日(金)

2011年12月17日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。トイレがすぐ近くにある「花の館温室」の裏側(西側)駐車場に車を駐め、シクラメンを展示している「本館(管理棟)」の「展示室」に向かいました。

この両館の間にある道路を横断して直接行き来できる連絡通路を通って行くと、「水辺植物見本園」がありました。様々な植物が植えられていましたが、ツクシイバラ(筑紫茨)と思われる植物が真っ赤に熟した実を沢山つけていました。また、淡ピンク色の花も少しだけ咲いていました。

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ツクシイバラ(筑紫茨) バラ科 バラ属 Rosa multiflora var.adenochaeta

四国、九州、朝鮮南部、中国中西部に分布する落葉低木。ノイバラ(野茨)に似ているが、花が淡紅色で、直径3~5cmと大きい。小葉の裏面は毛が少なく、質がややかたい。花柄や花序に長い腺毛が多い。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://wwwa.pikara.ne.jp/nonohanagarden/r.adenochaeta.htm [ツクシイバラ(筑紫茨)]

http://www.koujinsha.jp/sonota1.html [ツクシイバラ(霧につつまれる町・あ・さ・ぎ・り・町]

http://kumatop.com/index.php?%E3%83%84%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%A9 [ツクシイバラ:人吉・球磨・芦北(熊本県南)の地域情報ポータルサイト]

http://www.geocities.jp/aosora_nosita/tozan_110521.html [ツクシイバラの群生地:錦町・球磨川河川敷]

http://www7a.biglobe.ne.jp/~josephene/r.multiflora_adenochaeta.html [ツクシイバラ]

http://www.youtube.com/watch?v=Jl6rdShKxzE [You Tube:ツクシイバラ]


岩手県立花きセンターのホソバモウセンゴケ  2011年11月18日(金)

2011年12月16日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館(管理棟)の「展示室」に展示されているシクラメンなど見に行きました。様々なシクラメンのほかにもホソバモウセンゴケほか数種類の植物が展示されていました。

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モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 Drosera:世界中に約90種があるが、その半分以上はオーストラリアにある。日本にもある。葉の表面に、粘液と消化酵素を分泌する毛が密生しており、昆虫を捕らえて消化吸収する。

種類:ビナタbinataはオーストラリア、ユージーランドに広く分布する。葉身が2枚のものをサスマタモウセンゴケと呼ぶが、植物学的には同じ種類とみなされる。カペンシスcapensisは南アフリカ原産で、強健。「アフリカナガバノモウセンゴケ」の名がある。

管理:葉挿しで殖やす。表面を上にして水苔の上に並べる。植え替えは2月中旬~下旬。暖地産の種は凍結させない。肥料は不要。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 Drosera rotundifolia

葉に赤みを帯びた腺毛が密生しているので、群生すると赤い毛氈を敷いたように見えることからこの和名がある。山地~亜高山の日当たりのよい湿地に生える多年草。葉はすべてロゼット状に根生し、幅5~20mmのほぼ円形で、長い柄がある。6~8月、高さ15~20cmの花茎を伸ばし、上部に白い花を総状につける。花序は初めワラビのように巻いているが、開花するにつれて真っ直ぐに伸びる。花は直径1~1.5cmで、花序の片側にだけつく。花弁は5個ある。モウセンゴケ属はすべて食虫植物で、葉に密生した腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。虫を捕まえると腺毛と葉が虫を包み込んで、腺毛から消化酵素を分泌する。分布:日本全土。

ナガバノモウセンゴケ(長葉の毛氈苔) モウセンゴケ科 モウセンゴケ属 Drosera anglica

亜高山の湿原に生える多年草。名前の通り、葉が細長く、長さ3~4cmで、基部は次第に細くなって葉柄に続いている。花期は7~8月。花茎は高さ10~20cmになり、上部に白い花を数個つける。花は直径1~1.5cm。分布:北海道、本州(尾瀬)。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://kent.la.coocan.jp/D_indica_ex1.htm [ナガバノイシモチソウ(ホソバノモウセンゴケ)]

http://kometyan.cool.ne.jp/shinsennuma0407/shinsen2.html [モウセンゴケほか]


岩手県立花きセンターのハエジゴク/ハエトリソウ  2011年11月18日(金)

2011年12月16日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館(管理棟)の「展示室」に展示されているシクラメンなど見に行きました。様々なシクラメンのほかにもハエトリソウ(ハエジゴク)ほか数種類の植物が展示されていました。

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モウセンゴケ科 Droseraceae:オーストラリアを中心に、世界中に4属約100種がある。食虫食物として有名な仲間で、多くは多年草で、葉で虫などを捕らえる。1属1種のムジナモAldrovanda vesiculosaは、水生植物で、葉がすばやく動いて小動物を捕る。環境が悪化して生息地が急減しているのが気にかかる。モウセンゴケの仲間は、粘液を出し昆虫を捕らえる。いずれも日本に生育している。地中海沿岸に分布するドロソフィルム属も粘液で虫を捕らえる。

ムスキプラ(ハエジゴク) モウセンゴケ科 ハエジゴク(ディオナエア)属 Dionaea muscipula

アメリカ合衆国のノース・カロライナ、サウス・カロライナ両州に1種がある単型属。ムスキプラは、「ハエジゴク」または「ハエトリソウ」の和名がある常緑の多年草。葉の中央に左右3本ずつの感覚毛があり、虫がこれに触れると、あっという間に葉を折りたたんで虫を捕らえ、分泌液で養分を消化してしまう。空振りを避けるためか、感覚毛は1回の刺激では反応せず、2回目の刺激にすばやく反応して葉を閉じる。開花期は5~6月で、径1.5cmの白い花をつける。

管理:日当たりのよい湿地に育つ種類なので、水苔植えにして、戸外で育てる。虫の養分を吸収するけれども、生活のための養分は根から吸収し、葉で同化作用もするので、虫が全くいなくても、生育に問題はない。感覚毛に刺激を受けて閉じた葉は、やがてまた開くが、開閉運動によって早く老化してしまうので、いたずらに葉を刺激すべきではない。夏の高温は嫌う。冬は凍らない程度に保ち、休眠させる。冬も温室で生長を続けさせると、かえって株が消耗して、結果がよくない。休眠からさめる前の2月下旬が植え替えの時期で、同時に株分け、挿し木もできる。実生で殖やせるが、実が熟すと自然に種をこぼすので、早めに採取する必要がある。また、早く発芽能力を失うので、採り蒔きがよい。開花までには3~4年かかる。葉の組織培養で大量に殖やすこともできる。根の葉が少なく折れやすいので、生育途中の植え替えはしない。肥料はほとんど必要とせず、ハイポネックス程度にする。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%82%B5 [ハエトリグサ(Wikipedia)]

http://kent.la.coocan.jp/Cultivation_of_Dionaea.htm [ハエトリソウの育て方]

http://yasashi.info/ha_00031.htm [ハエトリソウとは:ヤサシイエンゲイ]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/dionaea.htm [ハエトリソウ:花と観葉植物(葉っぱの岬)]

http://www.youtube.com/watch?v=ILKKWM76HFA [YouTube:ハエトリソウVSアオムシ]

http://www.youtube.com/watch?v=otosLP6uFxA [YouTube:食虫植物 ハエトリソウ捕食]


岩手県立花きセンターのストレプトカーパス  2011年11月18日(金)

2011年12月15日 | 植物図鑑

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館(管理棟)の「展示室」に展示されているシクラメンなど見に行きました。様々なシクラメンのほかにもストレプトカーパスほか数種類の植物が展示されていました。

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(上)「ストレプトカーパス」という同一の名札がついた鉢植えが並んでいましたが、明らかに違う品種のように思います。

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(上と下3つ)ストレプトカーパス・サクソルムStreptocarpus saxorumではないかと思います。

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イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus:アフリカ、マダガスカル、アジアに約130種が分布する一年草または多年草で、まれに低木になる。

ストレプトカーパス Streptocarpus spp.

南アフリカ、熱帯~亜熱帯アジア原産の非耐寒性多年草。草丈は10~30cmほどで、茎は直立または匍匐し、葉は対生、輪生、根出する。子葉が大きく発達した一葉をつけるものもある。花は腋生で集散花序をなし、1~数花をつける。花冠は管状または漏斗状で、花径は4~7cmほどで先端が円形に5裂する。果実は長い蒴果を形成し、成熟するとねじれて種子を飛散させる。

園芸品種はヨーロッパで古くから種間交雑が進められ、多くの系統と品種がつくられた。最近ではオランダで放射線のX線を利用して、新しい草姿や花色をもつ品種も発表されている。大輪赤紫花、中輪では青紫、濃桃、桃、白、小輪青紫などの品種がある。

主な品種としては、大輪赤紫花の’コンスタント・ニンフ’cv.White Constant Nymph、中輪濃桃花の’ベルマ’cv.Velma、中輪桃花の’ティナ’cv.Tina、’ワンダー・ブルー’cv.Wonder Blue、’スプレンデッド’cv.Splendedなどがある。

栽培:直射日光を嫌い耐陰性があるので、夏の室内の鉢花として利用される。高温多湿を嫌うので風通しのよい場所を選ぶ。花がら摘みはこまめに行う。冬は室内で10℃以上を保つ。繁殖は品種によって異なり、種子、葉挿しが行われる。花期:施設内では、周年開花する。

ストレプトカーパス・サクソルム イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus saxorum

ケーププリムローズ。アフリカ東部原産の非耐寒性(宿根草)多年草。特徴:茎を這うように伸ばし、筒型の花を次々につける。草丈は20~30cm、花径は3cmほど。花色は紫色。開花期は4~10月頃。

育て方:半日陰と涼しい場所を好む。四季咲き性があり12℃以上あれば一年中咲き続ける。開花中は液肥を施す。毎年春か秋に植え替える。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]

http://homepage3.nifty.com/wako3/sizenhana/a/Streptocarpus/Streptocarpus.htm [ストレプトカーパス・サクソルム]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/s/streptocarpus.htm [ストレプトカーパス・サクソルム]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1517.html [ストレプトカーパス・サクソルム:園芸ナビ 植物図鑑]

http://www.geocities.jp/orangepekoe_104/season/sa/streptcarpas.html [ストレプトカーパス・サクソルム]

http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%91%E3%82%B9 [ストレプトカーパスとは:植物図鑑 Weblio辞書]