peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

仙台空港のプリムラ・マラコイデス 2009年4月14日

2009年04月14日 | Weblog
仙台空港のプリムラ・マラコイデス 2009年4月14日



仙台空港鉄道の仙台空港駅(到着)

仙台空港駅改札口

仙台空港駅と仙台空港の連絡橋を進む(国内線側)

仙台空港駅と仙台空港を結ぶ連絡橋から仙台空港の国内線側を望む

仙台空港2階の仙台空港駅連絡橋出入口

2階出発ロビー案内

仙台空港2階国内線出発ロビー

2009年4月14日(火)、仙台空港から九州の福岡空港まで飛行機に
乗って「九州5日間の旅」をしてきました。まだ少し早いのですが、
「結婚45周年記念旅行」です。福岡(博多)、佐賀、長崎、島原
などを見てきました。

仙台空港には、だいぶ余裕をもって到着したので、空港の1階の方
もよく見て歩きました。仙台空港鉄道を利用すると1階に降りる必要
がないようです。
2階の出発ロビーには鉢植えにされたプリムラ・マラコイデス
(Primula malacoides)
が何か所かにありました。








サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)

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「世界の椿館・碁石」のプリムラ・マラコイデス
「サーティワン」 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある
世界の椿館・碁石の出入口の「エントランスホール」に
温室で育成した花卉(かき)類が展示販売されていました。
その中に「メラコ(サーティーワン)」と書かれた名札を
つけたプリムラが花を咲かせていました。









プリムラ・マラコイデス Primula malacoides
サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属
Primura malacoides
中国雲南省、四川省原産の多年草で、草丈20~50cmになる。
和名は化粧桜(けしょうざくら)、乙女桜(おとめざくら)
分枝性が強く、葉は長い葉柄を有し、基部は心臓形となる。
葉縁には鋭い歯牙をもつ。葉色は淡緑から緑、葉表は細毛で
おおわれる。 花は2~6段の散形花序をなし、花色は桃、淡
紫、白、覆輪などがある。

1884年に中国雲南省からフランスに紹介され、1905年には
イギリスにも導入され、以降品種改良が進み、1920~1930年
代には今日の品種の基礎となる多くの品種が育成された。
日本には明治末期に導入され、1970年代には多くの日本的
品種が発表され、早春の鉢物として人気が高い。
「小富士チェリー」「桜乙女」などがある。
[栽培]種子繁殖するが、好光種子のために覆土はしない。
[花期]早咲き種は12月から開花するが、主に2月。
サクラソウ(プリムラ)属 Primula
世界各地に500種以上、日本にも20数種が分布する草丈
の低い多年草。
プリムラ・マラコイデス「桃乙女」? Primula malacoides cv.Momootome














プリムラ・マラコイデス 2006年3月8日


「プリムラ」はサクラソウ属の学名であるが、園芸界
ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類をプリム
ラと呼んでいる。

画像の植物は、「プリムラ・マラコイデスP.malacoides」
と思われますが、中国雲南省が原産。淡紅色の小さな花が
段々になってつくのが特徴。
可憐な姿から和名は「オトメザクラ(乙女桜)」というそ
うです。



サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)
サクラソウ科 サクラソウ属 Primula malacoides
「サクラソウ(桜草)」の仲間は500~600種もあると
いわれており、日本には14種が自生しているといわれ
ています。昔は荒川流域に多数自生していたそうです
が、現在は少なくなり、埼玉県浦和市の田島ケ原が特
別天然記念物として保護されているそうです。

広い意味では「クリンソウ(九輪草)」や「ユキワリ
ソウ(雪割草)」も「サクラソウ(サクラソウ属の学
名である「プリムラ」とも呼ばれる。)」であるが、
園芸界ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類を
「プリムラ」と呼んでいるそうです。

サクラソウ(桜草)Primula sieboldiiは、湿り気
のある草地に生える多年草で、葉や花茎には白い縮れ
た毛が多い。葉は根もとに多数集まってつき、長さ4
~10cmの楕円形で、長い柄がある。葉の縁には不揃い
の浅い切れ込みがある。

花期は4~5月。高さ15~40cmに伸びた花茎の先に紅
紫色の花を7~10個つける。花は直径2~3cm。

サクラソウは江戸時代中期から園芸化がはじまり、
白、ピンク、紅、絞りなどの色変わりや、花形の変わ
ったものなど多くの品種がある。
 分布:北海道(南部)、本州、九州

一関市千厩町の桜「染井吉野」 2009年4月13日

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一関市役所千厩支所の桜「染井吉野」
 2009年4月13日







2009年4月13日(月)、一関市役所千厩支所(千厩町
千厩字北方174)の西側に植えられている桜「染井吉野」
が、花を咲かせ始めていました。
4月11日(土)付「岩手日報」に”青空に桜ふわり、
一関でも開花宣言
”の見出しで、下記の
記事が掲載されましたが、一関地方にもようやく桜前線が到着したようです。
”一関市は10日、桜の開花を宣言した。昨年より1日
遅い。磐井川堤防、釣山、厳美渓など市内の桜の名所
はこれから1週間ほどで見ごろを迎える。市役所前に
ある基準木のソメイヨシノの上部に3輪ほど花が咲いた
のを市職員が確認し、午前9時に開花を宣言した。暖か
な日差しの中、青空に愛らしい花が映えた。同市は釣
山気象通報所の廃止を機に、1984年から桜の観測を始
めた。県内では6日、大船渡市が桜の開花を宣言してい
る。”





一関市役所千厩支所東側の桜「染井吉野」



北上市展勝地公園の桜「ソメイヨシノ(染井吉野)」

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北上市展勝地公園桜並木の桜
「染井吉野」2006年5月3日






きょう5月3日(水)、北上市立花にある展勝地公園に行ってきました。
ちょうど桜(染井吉野)が満開でとても素敵な花見ができました。

この展勝地公園は、東北随一の大河・北上川を景観の一部に取り込んだ
総面積286ヘクタールの敷地に、ソメイヨシノを中心に約1万本の桜が植
えられており、地名は「展望のきいた景勝地」という造語だそうです。

この公園は、青森県弘前城公園と秋田県角館と並んで「みちのく三大桜
名所」として知られている所です。後に黒沢尻町(現・北上市)の町長
を務めた故・沢藤幸治氏が提唱した地域活性化の「秘策」だったそうです。
しかし、貴重な農地をつぶして桜を植樹するという壮大な構想に当初は反
対の声もあったが、岩手県出身の時の宰相原敬が後押ししたことで、造園
計画が一気に進んだという逸話が残っています。

例年なら見頃は4月の下旬ですが、ことしは雪が多かったせいか5月初めに
ずれこんだようです。








ソメイヨシノ(染井吉野)バラ科 サクラ属
 Prunus×yedoensis cv.Yedoensis

北上市展勝地公園・桜並木の桜 「染井吉野」

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北上市展勝地公園・桜並木の桜
「染井吉野」 2008年4月22日





みちのく三大桜名所・北上市立公園展勝地・さくらの名所
100選・平成2年認定


現在地から珊瑚橋まで約2kmの桜並木を歩きました。
2008年4月22日(火)、「北上展勝地さくらまつり」が開かれている
北上市立花の市立展勝地公園に行ってきました。快晴であまり風もな
く、絶好の行楽日和でした。現地に着いたのが9時頃でしたので、あ
まり混まないうちに、ゆったりした気分で見て歩くことができました。

「さくらまつり」は、毎年4月18日から5月5日までおこなわれている
そうですが、一昨年は5月3日に行ったのに見ごろでしたので、桜の開
花が例年よりかなり遅かったようです。

この桜並木には、ソメイヨシノ(染井吉野)のほか枝垂れ桜のエドヒ
ガン(江戸彼岸)、ベニヤマザクラなど約1万本の桜が開花します。桜
の後に10万本もの紅白のツツジ(躑躅)が咲き誇ります。

北上市のホームページ:http://www.city.kitakami.iwate.jp/
「北上展勝地さくらまつり」「みちのく三大桜名所・展勝地さく
らまつり」「展勝地」などをクリックしてみてください。

展勝地という名称は、

この公園内にある陣ケ丘という小高い丘からの眺めが素晴らしく、
眺望のきいた名勝・景勝の地なので、展望の展と景勝地の勝をと
って展勝地と呼ばれるようになったと言われています。

大駐車場があるレストハウス側の「市立公園・展勝地の桜」








入口(レストハウス前の大駐車場)から北上川に沿って続く約2kmの
桜並木、まさに桜のトンネル




珊瑚橋に近い児童公園の傍らに建つ桜の記念碑
「花満ちて80年」(モニュメント)


桜のトンネルを観光馬車が進む!「さくらまつり」期間中の毎日、
約30分間隔で桜並木の下を観光馬車が走ります。
歩き疲れた人たちも楽しそう!

対岸からワイヤーロープで吊るされて雄大な北上川の川面を渡る
風の中を泳ぐ大小300匹もの鯉のぼり

北上川に鯉のぼりを泳がせる会提供

「さくらまつり」期間中毎年特別に運行される観光船
鯉のぼりの下をくぐって往復します。
(北上川対岸より写す)

珊瑚橋(さんごばし)
北上市内から遠野方面へ向かう国道107号線の途中、北上川に架かる
ゲルバー式吊り橋で、春には展勝地の見事な桜並木が、冬には飛来し
た白鳥が眺められ、北上を代表する観光ポイントとなっています。


珊瑚橋から眺めた桜




北上川の右岸堤防上から見た珊瑚橋
(現在工事中)&展勝地桜並木





北上川右岸堤防上から見た桜並木と鯉のぼり
&観光船



珊瑚橋のすぐ近くにあるトイレ

「北上夜曲」の碑
展勝地レストハウスのそばに「北上夜曲」の石碑が建っています。甘く
せつない青春の愛唱歌「北上夜曲」は、昭和16年北上川から生まれまし
た。昭和49年に建てられたもので、五線譜が刻まれている歌碑は全国で
も珍しいといわれています。

レストハウス前の大駐車場に設営された屋台の店

桜「ソメイヨシノ(染井吉野)バラ科 サクラ属
Prunus×yedoensis Matsumura
公園や緑地に植えられている落葉高木。幹は直立し、よく横に枝分
かれして、高さ8~12m、胸高直径50~80cmになる。若い枝や葉の裏
面、葉柄などに軟毛がある。
葉は柄があり互生する。葉身は倒卵状楕円形で、縁に2重の鋸歯があ
り、葉柄と葉身との接点に蜜腺がある。
花は4~5月に咲き、葉が出る前に枝全体に付く。花弁は5枚で淡紅白
色。オオシマザクラとエドヒガンの雑種といわれ、桜の代表的な種類
である。江戸時代の末、東京の染井村の植木屋が吉野桜という名で売
ったのが始まりといわれている。
盛岡市の高松池公園や岩手公園のサクラはソメイヨシノで、4月下旬
に見事な花を付ける。
[以上、岩手日報社発行「岩手の樹木百科」(岩手大学教授・菅原亀悦
編著)より]