奥州市衣川区「北館跡」の桜
「エドヒガン(江戸彼岸)」 2009年4月20日
2009年4月20日(月)、奥州市衣川区川西(横道下)の
東北自動車道わき(上り車線)にある衣川村指定天然記
念物・北館遺跡の桜を見に行ってきました。
妻がインターネットで見たというので尋ねてみたのです。
ここには安倍館遺跡を見に一度行ったことがあったので
すが、ここの巨樹が桜だとは2人とも知りませんでした。
推定樹齢約700年、西暦1300年ごろに、南蘇坊という行
脚僧が植えたと伝えられています。
樹種はエドヒガン(江戸彼岸)で、樹高19m、根元周り7m20㎝。
岩肌を思わせるような樹皮とあいまって、周囲を圧倒する
ような存在感を感じさせます。例年、花の見ごろは4月中旬
から下旬頃とのこと。
エドヒガン(江戸彼岸)バラ科 サクラ属
Prunus pendula form.ascendns
山地に自生する落葉高木で、高さは20mほどになる。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ
5~12㎝の長楕円形で、葉柄と共に軟毛がある。先は
尾状に長く尖り、縁には鋭く尖った鋸歯がある。腺点
は基部に近い葉の縁にある。
花期は3~4月で、葉が出る前に淡紅色~白色の花が2
~5個散形状に咲く。花は5弁でソメイヨシノよりやや
小さくて直径2.3~3㎝。小花柄、萼筒、花柱の下部に
毛がある。萼筒が丸く壺形に膨れているのが特徴。
果実は球形で黒紫色に熟す。
和名は、春の彼岸の頃に花が咲き、江戸(東京)周辺
に多く植えられていたことによる。別名:アズマヒガン、ウバヒガン
長生きのサクラとして知られており、山梨県の山高神
代桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜など、天然記念物に指定さ
れている老木も多い。
枝が長く枝垂れるものをシダレザクラ(枝垂桜)または
イトザクラ(糸桜)といい、花の色が濃いものや
八重咲きのものがある。
用途:庭木、公園樹、薪炭、接ぎ木の台木。
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。
「エドヒガン(江戸彼岸)」 2009年4月20日
2009年4月20日(月)、奥州市衣川区川西(横道下)の
東北自動車道わき(上り車線)にある衣川村指定天然記
念物・北館遺跡の桜を見に行ってきました。
妻がインターネットで見たというので尋ねてみたのです。
ここには安倍館遺跡を見に一度行ったことがあったので
すが、ここの巨樹が桜だとは2人とも知りませんでした。
推定樹齢約700年、西暦1300年ごろに、南蘇坊という行
脚僧が植えたと伝えられています。
樹種はエドヒガン(江戸彼岸)で、樹高19m、根元周り7m20㎝。
岩肌を思わせるような樹皮とあいまって、周囲を圧倒する
ような存在感を感じさせます。例年、花の見ごろは4月中旬
から下旬頃とのこと。
エドヒガン(江戸彼岸)バラ科 サクラ属
Prunus pendula form.ascendns
山地に自生する落葉高木で、高さは20mほどになる。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ
5~12㎝の長楕円形で、葉柄と共に軟毛がある。先は
尾状に長く尖り、縁には鋭く尖った鋸歯がある。腺点
は基部に近い葉の縁にある。
花期は3~4月で、葉が出る前に淡紅色~白色の花が2
~5個散形状に咲く。花は5弁でソメイヨシノよりやや
小さくて直径2.3~3㎝。小花柄、萼筒、花柱の下部に
毛がある。萼筒が丸く壺形に膨れているのが特徴。
果実は球形で黒紫色に熟す。
和名は、春の彼岸の頃に花が咲き、江戸(東京)周辺
に多く植えられていたことによる。別名:アズマヒガン、ウバヒガン
長生きのサクラとして知られており、山梨県の山高神
代桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜など、天然記念物に指定さ
れている老木も多い。
枝が長く枝垂れるものをシダレザクラ(枝垂桜)または
イトザクラ(糸桜)といい、花の色が濃いものや
八重咲きのものがある。
用途:庭木、公園樹、薪炭、接ぎ木の台木。
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。